top画像出典:SCOTT
軽さと技術力に定評あり!スコットのロードバイク
スコット(SCOTT)は、アメリカで誕生し、現在はスイスに本社を構えるスポーツブランド。もともとはスキー用品メーカーとしてスタートしましたが、現在ではロードバイク・マウンテンバイク・トライアスロンバイクなど幅広いカテゴリーを展開し、世界中のアスリートから支持されています。
軽量ロードバイクと革新的技術で評価される世界的ブランド

ロードバイクメーカーとしてのスコットの最大の特徴は、軽さと技術力へのこだわりです。2001年には、当時としては異例の1kgを切る超軽量カーボンフレームを開発し、業界に衝撃を与えました。また、エアロDHバーをいち早く市場に投入するなど、常に新技術を積極的に取り入れる姿勢にも定評があります。
現在もワールドツアーチームをはじめとする多くのプロチームに機材を提供しており、レースシーンでの実績も豊富。軽量性・剛性・空力性能のバランスに優れたフレームは、プロからホビーライダーまで幅広い層に選ばれています。
レース向け~エントリーモデルまで展開

スコットは、レース向けのハイエンドモデルから、初めてのロードバイクに最適なエントリーモデルまで幅広く展開。目的やレベルに合わせて選びやすく、「初めての1台」から「勝つための1台」までそろうのもスコットの特徴です。
ロードバイクは目的別にシリーズが分かれていて、予算やレベルに合わせて選びやすくなっています。
自社ブランドSyncros(シンクロス)によるトータル設計も強み

2012年に完全子会社化した自社パーツブランド、Syncros(シンクロス)の存在もスコットの大きな武器です。ホイール、ステム、シートポストなどのパーツを自社で統合設計できるため、フレームとパーツの一体感が高く、完成車としての完成度が高いのが特徴です。
スコットのロードバイク、全シリーズ&特徴
スコットのロードバイクは、目的別に次のシリーズに分かれています。
スコットのロードバイクシリーズ
あらかじめ各シリーズの特徴を知っておくことで、自分に合うロードバイクを選びやすくなります。それぞれシリーズの特徴やラインナップ、価格帯などをチェックしていきましょう。
SPEEDSTER:価格を抑えたアルミロードバイク

スコットのロードバイクの中で唯一アルミフレームを採用したSPEEDSTERは、価格を抑えたエントリーユーザー向けのシリーズです。
| モデル名 | 価格(税込) | フレーム素材 | 変速段数 | メインコンポ | 重量 |
| SPEEDSTER 10 | 275,000円 | アルミ | 24段(2×12) | 105 機械式 | 10.2kg |
| SPEEDSTER 20 | 220,000円 | アルミ | 20段(2×10) | Tiagra 機械式 | 10.4kg |
ラインナップは上記の2種類で、サイクリング向けコンポのTiagra、レース向けの入門コンポの105を搭載したモデルがあります。どちらのモデルも20万円台と価格で、ディスクブレーキやスルーアクスルなど、ロードバイクのトレンドを取り入れたスペックです。
初期費用を抑えてロードバイクを始めたい初心者の方、サイクリングと通勤通学を1台でこなしたい方におすすめのシリーズとなっています。
ADDICT:快適性重視のエンデュランスバイク

カーボンフレームを採用したADDICTは、サイクリングやロングライドでの快適性を重視して設計されたシリーズです。リラックスしたポジションを取りやすいフレームジオメトリーや、ニュートラルで扱いやすいハンドリングが特徴で、これからロードバイクを始める初心者にもおすすめです。
| モデル名 | 価格(税込) | フレーム素材 | 変速段数 | メインコンポ | 重量 |
| ADDICT 40 | 550,000円 | カーボン | 24段(2×12) | 105 Di2 | 8.9kg |
| ADDICT 50 | 440,000円 | カーボン | 24段(2×12) | 105 機械式 | 9.0kg |
ラインナップは105コンポの機械式変速、電動変速(Di2)の2モデル。変速段数や基本的なパーツ構成は同じなので、予算に合わせて選ぶことができます。よりロングライドの快適性を求める方は、Di2のADDICT 40、予算を抑えたい方は機械式のADDICT 50を検討してみましょう。
ADDICT RC:軽量レーシングバイク

ADDICT RCは、軽量で高剛性なカーボンフレームを採用した、レース志向のシリーズです。フレーム重量はわずか640gと、スコットの軽量なロードバイクづくりの技術が活かされており、本格的なレースに挑戦したい方におすすめ。
| モデル名 | 価格(税込) | フレーム素材 | 変速段数 | メインコンポ | 重量 |
| ADDICT RC PRO | 1,430,000円 | カーボン | 24段(2×12) | Dura-Ace Di2 | 6.5kg |
| ADDICT RC 10 | 1,155,000円 | カーボン | 24段(2×12) | Ultegra Di2 | 7.1kg |
| ADDICT RC 20 | 1,045,000円 | カーボン | 24段(2×12) | Ultegra Di2 | 7.3kg |
| ADDICT RC 30 | 880,000円 | カーボン | 24段(2×12) | 105 Di2 | 7.7kg |
ADDICT RCのラインナップは4種類で、フレームはすべて共通。コンポやホイールなどパーツスペックの違いでモデルが分かれます。予算に余裕がある方は上位モデル、購入価格を抑えたい方は、ベースモデルでレベルアップに合わせてパーツをグレードアップしていくのも1つの選び方です。
FOIL RC:スプリント向けのエアロレーシングバイク

FOIL RCは、高い剛性と軽さ、空力抵抗を考慮したエアロレーシングバイクシリーズです。同じレースモデルのADDICT RCより、スプリントやタイムトライアルなど高速巡航性能に特化しているのが特徴です。
| モデル名 | 価格(税込) | フレーム素材 | 変速段数 | メインコンポ | 重量 |
| FOIL RC PRO | 1,430,000円 | カーボン | 24段(2×12) | Dura-Ace Di2 | 7.1kg |
| FOIL RC 10 | 1,210,000円 | カーボン | 24段(2×12) | Ultegra Di2 | 7.9kg |
| FOIL RC 20 | 990,000円 | カーボン | 24段(2×12) | 105 Di2 | 8.1kg |
| FOIL RC TRI | 1,100,000円 | カーボン | 24段(2×12) | SRAM FORCE AXS | 8.0kg |
FOIL RCシリーズは上記の4モデルがラインナップされていて、「FOIL RC TRI」のみDHバーが標準装備のトライアスロン仕様になっています。フレームはどのモデルも共通で、パーツ構成とスペックでグレードが分かれているため、予算に合わせて選びやすくなっています。
PLASMA:トライアスロン向け専用設計

PLASMAは、トライアスロンの用途に特化して専用設計されたシリーズです。トライアスロンのバイクパートで速く走ることや水分や補給食のストレージまで考えられた専用設計で、一般的なロードバイクとは異なるラインナップです。
| モデル名 | 価格(税込) | フレーム素材 | 変速段数 | メインコンポ | 重量 |
| PLASMA RC ULTIMATE | 2,200,000円 | カーボン | 24段(2×12) | SRAM RED AXS | 9.3kg |
| PLASMA RC PRO | 1,650,000円 | カーボン | 24段(2×12) | Ultegra Di2 | 9.8kg |
ラインナップは、SRAM REDを搭載した最上位モデルの「PLASMA RC ULTIMATE」と、Ultegra Di2の「PLASMA RC PRO」の2種類。即戦力を求める本格的なレーサーから、トライアスロンに挑戦してみたい方まで応えてくれるシリーズです。
ADDICT GRAVEL:フィールドが広がるグラベルロードバイク

ADDICT GRAVELは、オンロードの快適性とダート路面の走破性を備えたグラベルロードシリーズです。万能タイプのロードバイク「ADDICT」をベースに、45cのワイドタイヤやシマノのグラベル向けコンポGRXなどオフロードの走破性が高められています。
| モデル名 | 価格(税込) | フレーム素材 | 変速段数 | メインコンポ | 重量 |
| ADDICT GRAVEL 40 | 506,000円 | カーボン | 24段(2×12) | GRX RX820/610 | 9.33kg |
完成車としてのラインナップは2025年モデルの「ADDICT GRAVEL 40」の一種類となっています。グラベルモデルながらロードバイクと同様の24段変速が採用されており、舗装路を含めたオールロードとしても使いやすいです。カーボンフレームの採用で軽量に仕上げられているため、グラベル系のレースにもおすすめ。
スコットのおすすめロードバイク8選
ここからは、編集部が厳選した、スコットのおすすめロードバイク8選をご紹介します。
サイクリングやロングライド向けのエンデュランスモデル、レース向けのハイスペックモデルの2つのカテゴリーごとに、おすすめのロードバイクをピックアップしました。各モデルのフレームサイズ展開、適応身長の目安が記載されたサイズチャートも掲載しますので、自分に合うサイズチェックにもご活用ください。
スコットのおすすめロードバイク
サイクリング・ロングライド向けおすすめ5選
サイクリングやロングライドにおすすめの、エントリーモデルやエンデュランスモデルをご紹介します。比較的手に入れやすい価格帯から、長く付き合えるハイコスパモデルまでピックアップしました。ダート走行もこなせるグラベルロードもご紹介しますので、ぜひライディングスタイルに合わせて選んでみてください。
SCOTT(スコット) SPEEDSTER 20
| 参考価格(税込) | 220,000円 |
|---|---|
| フレーム素材 | アルミ |
| 変速段数 | 20段(2×10) |
| ブレーキ | 機械式ディスク |
| メインコンポ | Tiagra 機械式 |
| 重量 | 10.4kg |
| フレームサイズ | XXS/47 XS/49 S/52 M/54 L/56 |
アルミフレームのエントリーモデル
コストパフォーマンスに優れるアルミフレームを採用し、価格を抑えた手に入れやすいエントリーロードバイクです。価格を抑えつつも、メインコンポには信頼性に定評のあるシマノTiagra、フロントフォークにはカーボン素材を採用するなど、パーツ構成にもこだわりが見られます。機械式ディスクブレーキモデルなので、レベルアップに合わせて将来コンポーネントごとアップグレードするのも良いですね。
おすすめポイント
- 軽さとグリップ力のバランスが良い32cのタイヤ幅
- 価格を抑えつつ軽くて振動吸収性が高いカーボンフォークを採用
- 5つのフレームサイズで幅広い身長に対応

SCOTT(スコット) SPEEDSTER 10
| 参考価格(税込) | 275,000円 |
|---|---|
| フレーム素材 | アルミ |
| 変速段数 | 24段(2×12) |
| ブレーキ | 油圧ディスク |
| メインコンポ | 105 機械式 |
| 重量 | 10.2kg |
| フレームサイズ | XXS/47 XS/49 S/52 M/54 L/56 |
ロングライド向けのアルミバイク
アルミロードバイクSPEEDSTERの上位モデルで、上位グレードと同じ変速段数の105コンポ、油圧ディスクブレーキなどアップグレードされているのが特徴です。より効率的な走りや安定したブレーキ性能が期待できるため、本格的なロングライドに挑戦したい方におすすめ。
おすすめポイント
- コストパフォーマンスに優れる機械式変速の105を採用
- コントロール性に優れる油圧ディスクブレーキにアップグレード
- 30万円以下の手に入れやすい価格帯

SCOTT(スコット) ADDICT 50
| 参考価格(税込) | 440,000円 |
|---|---|
| フレーム素材 | カーボン |
| 変速段数 | 24段(2×12) |
| ブレーキ | 油圧ディスク |
| メインコンポ | 105 機械式 |
| 重量 | 9.0kg |
| フレームサイズ | XXS/47 XS/49 S/52 M/54 L/56 |
カーボンフレームのエンデュランスロード
SCOTT(スコット) ADDICT 40
| 参考価格(税込) | 550,000円 |
|---|---|
| フレーム素材 | カーボン |
| 変速段数 | 24段(2×12) |
| ブレーキ | 油圧ディスク |
| メインコンポ | 105 Di2 |
| 重量 | 8.9kg |
| フレームサイズ | XXS/47 XS/49 S/52 M/54 L/56 |
変速性能を高めた電動コンポ採用
SCOTT(スコット) ADDICT GRAVEL 40
| 参考価格(税込) | 506,000円 |
|---|---|
| フレーム素材 | カーボン |
| 変速段数 | 24段(2×12) |
| ブレーキ | 油圧ディスク |
| メインコンポ | GRX RX820/610 |
| 重量 | 9.33kg |
| フレームサイズ | XS/49 S/52 M/54 |
ハイスペックなグラベルロード
レース向けおすすめ3選
スコットのレース向けロードバイクは、用途の異なる3モデルをピックアップしました。どのジャンルもそのままレースに投入できるハイスペックなモデルがそろっています。
SCOTT(スコット) ADDICT RC 30
| 参考価格(税込) | 880,000円 |
|---|---|
| フレーム素材 | カーボン |
| 変速段数 | 24段(2×12) |
| ブレーキ | 油圧ディスク |
| メインコンポ | 105 Di2 |
| 重量 | 7.7kg |
| フレームサイズ | XXS/47 XS/49 S/52 M/54 L/56 |
軽量オールラウンドレーサー
SCOTT(スコット) FOIL RC 20
| 参考価格(税込) | 990,000円 |
|---|---|
| フレーム素材 | カーボン |
| 変速段数 | 24段(2×12) |
| ブレーキ | 油圧ディスク |
| メインコンポ | 105 Di2 |
| 重量 | 8.1kg |
| フレームサイズ | XXS/47 XS/49 S/52 M/54 L/56 |
平地巡行性能を高めたエアロロード
SCOTT(スコット) PLASMA RC PRO
| 参考価格(税込) | 1,650,000円 |
|---|---|
| フレーム素材 | カーボン |
| 変速段数 | 24段(2×12) |
| ブレーキ | 油圧ディスク |
| メインコンポ | Ultegra Di2 |
| 重量 | 9.8kg |
| フレームサイズ | XS/49 S/52 M/54 L/56 |
トライアスロン専用設計モデル
スコットのロードバイクはどこで買える?
スコットのロードバイクは対面販売が基本で、公式のオンラインショップ展開はないため店舗で購入する必要があります。店舗ごとにスコットの取り扱いや特徴が異なるため、それぞれの特徴をチェックしていきましょう。
大手量販店

ワイズロードやサイクルベースあさひなどのスポーツバイク大手量販店は、スコットを含めたほかのメーカーと比較検討しやすいのが特徴です。同じ価格帯のロードバイクのスペックやデザインを比較しながら選ぶことができます。店舗数が多いため、ロードバイクの購入後に引っ越しをしてもサポートを受けやすいのも大手量販店ならではのメリット。
ただし、スコットのロードバイクの取り扱いや在庫状況は店舗ごとに異なるため、事前に問い合わせるのが確実です。
街のスポーツサイクルショップ

小~中規模の街のスポーツサイクルショップも、スコットの取り扱いがあれば購入したいロードバイクを取り寄せできることが多いです。地域に根差したサイクルショップは、手厚いサポートやライドイベントなどが充実していることが多いのが魅力。
スコットの販売実績が豊富なショップなら、自分のライディングスタイルに合うロードバイク選びやフィッティングなどのサポートも期待できます。ただし、在庫数が少ないショップだと、実物を見て選ぶのが難しいケースもあります。デザインやサイズ感を実際に見て選びたい方は、在庫状況を確認しましょう。
よくある質問
スコットのロードバイク選びでよくある質問をまとめました。購入前の不安や疑問を解消するのにお役立てください。
レースに向いているモデルは?

トライアスロン向けを除いたスコットのレース向けロードバイクは2種類あり、それぞれ特徴や得意とするジャンルが異なります。
| モデル | 特徴 | 向いているレースのジャンル |
| ADDICT RC | ・軽量で反応性が高い ・剛性や空力性能などバランスが良い | ・平坦からヒルクライムまで含めたロードレース全般 |
| FOIL RC | ・平坦での高速巡航に強い ・空力性能に特化した設計 | ・平坦メインのロードレース ・タイムトライアルやクリテリウム |
ヒルクライムやアップダウンが多い総合力が求められるレースでは、オールラウンドモデルの「ADDICT RC」が向いています。一方、平坦メインのロードレースや、短距離でスピードが求められるタイムトライアル・クリテリウムでは、高速巡航性能が高い「FOIL RC」がおすすめです。
中古購入はあり?

世界的な知名度があるスコットのロードバイクは中古流通も多いですが、基本的には新車購入がおすすめです。特にネットオークションやフリマサイトなどの個人出品は、車体の状況やメンテナンス履歴が分かりにくく、購入後の破損や故障トラブルリスクがあるためです。
信頼できる自転車ショップの整備済み車体などを除き、基本的には新車購入を検討しましょう。
スコットのロードバイクでレースもサイクリングも楽しもう!

さまざまな用途にマッチする、幅広いロードバイクをラインナップするスコット。サイクリングやロングライド、本格的なレース参戦など、どのようなライダーにもおすすめできる自転車ブランドです。ぜひご自身にマッチするロードバイクを見つけて、自転車ライフを楽しんでみてください。
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