トムソンってどんなメーカー?
金属を削り出して精密加工する技術が高いメーカーの「トムソン」。サイクルパーツだけではなく、航空機の部品も受注するほどの信頼性が高いメーカーです。金属の削り出しは成型と違い、時間も手間もかかりますが、精密なデザインと仕上がりの美しさは一級品と言って良いでしょう。
まさに芸術品!トムソンのこだわりポイント
芸術品に例えられることもある、トムソン製品ですが、そう言われるだけのこだわりがあります。
何と言っても「削り出し」!
CNCと呼ばれるコンピュータ制御の金属の削り出し加工は、寸分の狂いもなく、精度の高い製品を作り出すことができます。継ぎ目などがない、削り出しの仕上がりとデザインの美しさが、トムソンのシートポストならではの魅力です。
シートポスト以外のパーツも人気
トムソンではシートポスト以外にも、ハンドルやステム、シートクランプなど削り出しの技術を活かした製品を多くラインナップしています。
トムソンのシートポストの選び方のポイント!
シートポストとして一級品とも名高い、トムソンのシートポストの選び方をご紹介します
3種のモデルから選ぼう!
トムソンのシートポストは、以下の3種。以下、各シリーズのおおまかな特徴です。
●エリート
⇢トムソンを代表するアルミシートポストで、サイズ展開も広い。
●マスターピース
⇢エリートをさらに削り軽量化したアルミシートポストのトップグレード。
●チタニウム
⇢2020年に発表された、チタニウムを使った最新のシートポスト。
オフセット量と色で選ぶ
トムソンのシートポストには、各シリーズ16mmセットバックしたモデルと、オフセット0mmのモデル、色はブラックとシルバーがあります。
トムソンが他メーカーと違うのは、セットバックモデルはヤグラが下がっているのではなく、シートポストの途中が折れ曲がるようにセットバックされている特徴があります。
セットバックを選ぶ場合は、シートポストの挿しこみ長さも限られるので注意しましょう。
ドロッパーシートポストもあります!
マウンテンバイクでトレイルを走る時など、必需品になりつつあるドロッパーシートポストも、トムソン製品は人気です。エリートをベースに内装・外装ケーブルや、3種類のトラベル量から選ぶことができます。
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トムソンのシートポストを紹介!
それではトムソンのシートポスト、各モデルをご紹介します!
THOMSON ELITE SEATPOST
トムソンを代表するエリートシリーズは、コストパフォーマンスが高く、その仕上がりと美しさで、人気が高いシートポストです。ポスト径・長さのサイズ展開も広く、多くのフレームに対応しますよ。
サイズ | 25.0mm~32.4mm |
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カラー | ブラック・シルバー |
長さ | 250mm~410mm |
オフセット | 0mm/セットバック16mm |
重量 | 223g(31.6mm×367mm) |
THOMSON Masterpiece SEAT POST
エリートシートポスト、マスターピースはさらに時間をかけて余分な部分を徹底的にそぎ落とした、まさに逸品といえるシートポストです。
サイズ | 27.2mm・30.9mm・31.6mm¥ |
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カラー | ブラック・シルバー |
長さ | 240mm・330mm・350mm |
オフセット | 0mm/セットバック16mm |
重量 | 193g(31.6mm×350mm) |
THOMSON TITANIUM SEATPOST
2020年にトムソンからリリースされた、待望のチタン製のシートポストです。軽量で耐食性に優れたチタンを、トムソンの技術で造られています。チタンフレームやヴィンテージフレームにもマッチするモデルでしょう。
サイズ | 27.2mm |
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長さ | 350mm・410mm |
THOMSON ELITE DROPPER SEATPOST
トレイルの下りなどで、自由自在にサドルを下げることができるドロッパーシートポスト。ケーブルルートが内装・外装とあり、手元で調節が可能です。
サイズ | 27.2mm・30.9mm・31.6mm |
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トラベル量 | 100mm・125mm・150mm |