小さいお子さんを自転車に乗せるなら、チャイルドシート
小さなお子さんと一緒に、自転車に乗るための「チャイルドシート」。パパやママにとって、子どもが小さい頃は、欠かせないアイテムですよね。
チャイルドシートは、何歳から?
チャイルドシートに乗せられる年齢は、メーカーにもよりますが、1歳以上が多いでしょう。
仕様によっては、「しっかりとつかまって、座っていられること」を条件に、2歳からの乗車を推奨する製品も少なくありません。
「前乗せ」「後ろ乗せ」はどう選ぶ?
チャイルドシートは、「前乗せ」と「後ろ乗せ」があります。子どもの年齢と体重によって、どちらか選びましょう。
前乗せ(フロント)の場合
前乗せの推奨年齢は、1〜4歳。メーカーにもよりますが、身長100cm以下、体重15kg以下が目安です。とくに2歳ぐらいまでの小さなお子さんなら、目が届く前乗せが安心ですよね。
後ろ乗せ(リア)の場合
後ろ乗せは、対象年齢1〜6歳、体重22kgまでの製品が多いです。子どもにとっては、親御さんの顔が見えず、不安になるかもしれないので、実際は2〜3歳ぐらいからが良いでしょう。
また、5〜6歳になったら、推奨体重を越えていないか、確認するといいですね。
前乗せから、後ろ乗せへ移行する時期は?
前乗せで、膝が窮屈そうに見えたら、後ろ乗せへ移行するタイミングでしょう。
「身を乗り出したら危ない」ということが理解できる、2、3歳くらいになったら、後ろ乗せに移行する手もあります。
【まずは基本】チャイルドシートを選ぶポイント
チャイルドシート選ぶポイントをまとめました。
日本製?それとも海外製?
日本製は、OGKやブリヂストンがお馴染みですね。日本の道路環境などに合わせた、間違いないデザインの製品が多いです。地面からの衝撃を吸収する、子どもにやさしい設計のチャイルドシートが見つかるでしょう。
海外製は、カラフルで、おしゃれなデザインが多いです。取りつけ方は、国によって差があるので、注意が必要。
SGマークつきの製品がおすすめ
「SGマーク」とは、Safe Goods(安全な製品)の略。一般財団法人の製品安全協会が定める、厳しい安全基準をクリアした製品にのみ、つけられるマークです。
安全性は見ただけで確認しにくいので、このマークを目安に選ぶといいでしょう。
子どもの成長に合わせて、調整できる製品
子どもの成長は、早いですよね。シートベルト、ヘッドレスト、足元のステップなど、成長に合わせて、調整できる製品が便利です。
子どもが快適に座れるか、チェック
シートにクッションやパッドがついていると、地面からの衝撃を和らげてくれます。長時間でも快適に座れる、クッション性の高い製品を選びましょう。
【前乗せ】おすすめのチャイルドシート4選
ここからは、定番メーカーを中心に、おすすめのチャイルドシートを紹介します。まずは子どもの様子が確認しやすい、前乗せから。
Yepp mini Set
Yeppは、オランダの老舗メーカーGMG社の人気チャイルドシート。
丸みを帯びたシルエットもかわいらしいですね。人間工学に基づいたデザインで、水に強い、丈夫な剛性樹皮素材が使われています。カラフルな13種類の色から選べますよ。
カラー | 15色 |
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適応体重 | 15kgまで |
適応年齢/身長 | 1〜3歳/- |
GSマーク | ○ |
OGK FBC-011DX3
OGKは、自転車アクセサリーを扱うメーカーで、チャイルドシートの種類も豊富。こちらのフロント用シートは、スポーティなデザインの軽量タイプ。衝撃吸収率90%のパッドつきで、子どもを乗せないときは、前方に倒してコンパクトにできます。
カラー | 5色 |
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適応体重 | 15kgまで |
適応年齢/身長 | 1〜4歳/100cm以下 |
GSマーク | ○ |
Panasonic NCD469
家電でお馴染みのパナソニック。電動アシスト自転車や周辺アイテムも扱っていますよ。NCD469は、ギュット、ビビシリーズなど、パナソニックで人気の電動アシスト自転車に適合するチャイルドシート。ヘッド部分と足乗せステップは、調整ができます。子どもを乗せないときは、ループベルトで前方に倒しておけるので便利です。
カラー | 3色 |
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適応体重 | 15kgまで |
適応年齢/身長 | 1〜4歳/100cm以下 |
GSマーク | ○ |
Bobike Go mini
Bobikeは、オランダの歴史あるチャイルドシートメーカー。Go miniは、かわいいパステルカラーのチャイルドシートです。座面には、耐久性の高いクッションシートがついていて、乗り心地も快適。「イージークリックバックル」で、取り外しも簡単です。フットレストは、工具がなくても調整できますよ。
カラー | 5色 |
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適応体重 | 9〜15kgまで |
適応年齢/身長 | 9ヶ月〜3歳まで/- |
ヨーロッパ規格 EN14344マーク | ○ |
【後ろ乗せ】おすすめのチャイルドシート3選
ここからは、後ろ乗せのチャイルドシート。前乗せを卒業したら、チェックしてみてください。
OGK チャイルドシートRBC-015DX
落ち着いたカラーがおしゃれなチャイルドシート。5点式シートベルトで、ずり落ちを防止できます。ステップは成長に合わせて、2段階で調整OK。ヘッドレストは、ヘルメットをかぶれば、衝撃吸収率約90%!後頭部をしっかりガードします。
カラー | 6色 |
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適応体重 | 22kgまで |
適応年齢/身長 | 1〜6歳まで/115cmまで |
GSマーク | ○ |
OGK チャイルドシートRBC-009DX3
OGKの製品では、比較的お手頃価格のチャイルドシート。側頭部まで守る、ワイドなヘッドレストは、成長に合わせて高さの調節ができます。シート部分は、ワンタッチでカゴにもなるので、買い物に活用できるでしょう。
カラー | 4色 |
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適応体重 | 22kgまで |
適応年齢/身長 | 1〜6歳まで/115cmまで |
GSマーク | ○ |
ブリヂストン RCS-S2
通勤通学用の自転車でも知られる、ブリヂストン。自転車周辺アイテムの数も、豊富ですよ。スッキリしたデザインのRCS-S2は、重さわずか3.1kgと軽量。スマートフィッターで、ベルト調整がラクラクできます。ステップも広いので、足元も窮屈に感じにくいでしょう。
カラー | 5色 |
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適応体重 | 22kgまで |
適応年齢/身 | 小学校就学の始期/115cmまで |
GSマーク | ○ |
【買う前に!】チャイルドシートが取り付けOKか、確認しよう
チャイルドシートは、どの自転車にもつけられるわけではありません。お持ちの自転車に適合するか、確かめましょう。
自転車についたステッカーを探そう
まず、チャイルドシートの設置を前提とした、専用の自転車であるかチェック。
自転車のフレームに、「チャイルドシート取付可能」または、「チャイルドシートは取付できません」などと表示された、上記のようなステッカーを見つけてくださいね。
リアキャリアは「クラス27」が必要
後ろ乗せで必要な、自転車のリアキャリアには、重量制限があります。チャイルドシートを取り付けるなら、最大積載量27kg(クラス27)のリアキャリアが必要です。「Max27kg」、「27kg」と表示されることもあるので、見てみましょう。
子ども2人を乗せるときは、専用自転車
子どもを2人乗せたいなら、「幼児2人同乗基準適合車」であるか確認しましょう。
子どもを2人乗せる場合、駐輪時など転倒のリスクが上がります。基準をクリアしたマークはもちろん、厳しい安全基準をクリアした自転車につけられる「BAAマーク」もあると、より安心ですね。
こんなアイテムも。チャイルドシートをより快適に
チャイルドシートと一緒に揃えたい、おすすめのアイテムを紹介します。
シートクッション
チャイルドシート用のクッションがあると、段差を乗り越えたときの衝撃をさらに軽減できます。
OGK さらふわシート
OGKのさらふわシートは、座面がメッシュ素材と起毛素材のリバーシブル。年中使えますね。取り付けも、スナップボタンと、ヒモを2ヶ所結ぶだけで、簡単です。
カラー | 2色 |
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レインカバー
雨の日も乗せるなら、レインカバーがあるといいでしょう。
HelloAngel リヤチャイルドシートレインカバー
ハローエンジェルのレインカバーは、すっぽりと子どもを覆えるので、雨だけではなく、風や寒さからも守ってくれます。
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安全でおしゃれなチャイルドシートを選びましょう!
カラフルでおしゃれなデザインも多いチャイルドシート。見た目だけでなく、安全で子どもが快適に過ごせる製品を選んでくださいね。