ロードバイクにミラーがあるとより便利
競技用の自転車として生まれたロードバイクは、後方を確認するミラーは標準では装備されていません。ですが、ロードバイクに乗っていると、ミラーの必要性を感じた人も多いのではないでしょうか?
後方を確認できるミラーは、ベルやライトのように道交法などの装備義務はありませんが、事故やトラブルを未然に防ぐには、有効なアイテムです。
ご心配無用!かっこいいミラーありますよ。
実際、ロードバイクにミラーを付けている人はあまり多くありません。その大きな理由はカッコ悪くなるなど、見栄えを心配するからでしょう。ですが、現在販売されているミラーは軽くて、デザインもそこなわない製品も多くありますので、ご心配は無用です!
ロードバイク用ミラーの種類を知ろう
ロードバイク用のミラーには大きく分けて3種類あるので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
バーエンドに差し込む、コンパクトなタイプ
ロードバイク用ミラーの主流なのが、「バーエンドに差し込むタイプ」です。今使っているバーエンドキャップを外して取り替えるだけなので、簡単に装着できます。
メリットは、ミラーを装着しても目立たないので、見映えが悪くならないことです。コンパクトなミラーであれば、軽量なだけでなく風圧による抵抗も気にならないでしょう。ですが、ミラーが小さいと見える範囲が狭くなるので、乗る前などに、後方の見える範囲を良く確認しましょう。
ハンドルバーやフレームに挟み込むタイプ
ハンドルバーなどに挟むタイプで、好きな場所に取り付けられます。また、バーエンドに差し込むタイプよりもサイズが大きいモデルも多く、後方の視認性が高くなるでしょう。デメリットは、大きいと風の影響が受けやすかったり、重さを感じたりすることです。
手首につけるタイプ
あまり数は多くありませんが、手首につけるタイプのミラーもあります。使わないときは折りたためたり、360度回転して細かい調整ができるのはメリットでしょう。慣れないと後方との距離感が掴みにくいので、注意が必要です。
それでは、おすすめの各ミラーを紹介していきますよ!
バーエンドに差し込むタイプのおすすめミラー
バーエンドに取り付けると、コンパクトに取り付けるタイプのミラーです。
ゴリックス サイクルミラー
バーエンドに差し込むタイプで、工具不要で着脱可能です。ミラーの角度が調整が可能なので、使い勝手が良いでしょう。ミラーの面積はコンパクトですが、凸面鏡であり視野が広く後方を確認しやすいでしょう。
重量 | 45g |
---|
富士彫刻 バーエンドミラー
とにかくコンパクトなミラーを求めている人におすすめ。重量は18gと非常に軽く、ミラーの角度も調整できるので使いやすいでしょう。
重量 | 18g |
---|
ギザ プロダクツ サイクルミラー
大きなサイズで、角度が調整できるタイプのミラーです。サイズは47mmと比較的大きいですが、重量は43gと軽量です。ミラーの首は180度回転し、ミラー自体の角度も微調整が可能であり、しっかりと後方を確認できます。
重量 | 43g |
---|
ハンドルバーやフレームに挟み込むミラー
取り付け位置も、自由がきくタイプのおすすめです。
ゼファール スパイバックミラー
ハンドルバーやフレームなど好きな場所に付けられるタイプのミラーです。装着する場所を選べるので、バーエンドに差し込むタイプのミラーの死角を補助する目的でも使えます。重量は25gで、内径は22~60mmにまで対応しています。
重量 | 25g |
---|
ブラックバーン ロードミラー
シフター部分に取り付けるタイプのミラー。バーエンドに取り付けるタイプより、前方に付けられるので、走行中の視線を大きくずらさなくても、後方が確認できるのがメリットです。
重量 | 113g |
---|
腕につける時計タイプのおすすめミラー
少しめずらしい、手首にはめる時計のようなミラーです。
JOOKKI バックミラー
軽量でもミラーの重量が気になる人や、複数のサイズが異なるロードバイクを持っている人であれば使いやすいでしょう。ロードバイクに余計なものを装備したくない人におすすめです。
重量 | 120g |
---|
ミラーにも死角があるので注意
後方が確認できるミラーですが、ロードバイク用のミラーは確認できる範囲は広くないのも事実です。後方にはミラーに写り込まない死角は必ずあるので、目視での確認も必ず行いましょう。