【初心者も必見】ロードバイクのペダルおすすめ15選!選び方も解説

【2025】ロードバイクのペダルおすすめ15選!フラットペダル?ビンディング?選び方も解説

「ロードバイクを買ったのにペダルがついていない…?」と驚く方は少なくありません。実は、ロードバイクでは購入時にペダルを自分で選ぶのが一般的です。また、すでにロードバイクに乗っている方でも、「もっと快適に走りたい」とペダルの交換を検討するケースは多くあります。ペダルは、走行スタイルに合わせて選ぶことで、乗り心地やパフォーマンスを大きく向上させられる重要なパーツです。

この記事では、ロードバイク用ペダルのおすすめモデルを厳選してご紹介。あわせて、選び方や交換方法についてもわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてください。

本ページはアフィリエイト広告を利用しています。

目次

アイキャッチ画像撮影:編集部

快適に走れるロードバイクのペダルが欲しい!

撮影:編集部

ロードバイクの魅力は走行性能の高さ。軽やかなロードバイクで、「もっと遠くへ行きたい!」、「もっと高く登りたい!」と思いますよね。そんなロードバイクの性能に大きく関わるのがペダル。シューズを固定するビンディングペダルや、気楽に使えるフラットペダルなど、多種多様なペダルが存在します。それぞれの特徴や選び方を知って、自分に合ったペダルを見つけましょう。

\本記事で紹介するロードバイクのペダル一覧/

ロードバイクのペダルの種類

ロードバイクのペダルには、大きく分けて「ビンディングペダル」と「フラットペダル」の2種類があります。まずは、それぞれの特徴を簡単に整理してみましょう。

本格的に走るなら、シューズとペダルを固定「ビンディングペダル」

ロードバイクのビンディングペダル

ビンディングペダルは、シューズを固定できるペダルです。ペダルを前方に踏み込む力に加えて、後ろに引き上げる力も推進力に変えることができるので、とても効率の良いペダリングが可能になります。

そのため、レースに参加して速く走りたい、峠を登ってみたい、長距離を走りたいなど、ロードバイクの走行性能を存分に楽しみたい方におすすめです。

デメリットとしては、初めての場合に慣れが必要なこと。シューズとの脱着がうまくいかないと、止まるときにペダルからシューズを解放できずに倒れてしまう「立ちゴケ」をしてしまうことも。また、ビンディングのタイプによっては専用シューズが歩きにくいことなどがあります。

手軽に乗るなら「フラットペダル」

自転車に付けられたフラットペダル

フラットペダルは、シティサイクル等でもお馴染みの足を乗せるだけの一般的なペダルです。スニーカーなどの靴で乗れるので、街乗りや気軽なライドには最適です。

走行性能はビンディングペダルより劣りますので、長距離で走る場合などは、ビンディングペダルの方が疲れにくいでしょう。

次からは「ビンディングペダル」と「フラットペダル」それぞれの選び方を、ご紹介していきます。

ビンディングペダルの選び方

まずはビンディングペダルの選び方から。ビンディングペダルはシューズと固定するポイントの数によって、2種類に大別されます。2穴(SPD)タイプと、3穴(SPD-SL)タイプです。

タイプメリットデメリット
2穴
(SPD)
・シューズとペダルの脱着がラク
・歩きやすい
・重量感がある
・固定面積が狭く、力が逃げる
3穴
(SPD-SL)
・効率よく推進力を得られる・歩きにくい
・立ちゴケのリスクが高い

初心者にもおすすめの2穴(SPD)タイプ

SPDペダルにシューズを乗せる
撮影:筆者

2穴タイプは元々、オフロードを走るMTB用に使われていました。荒れた路面でもしっかりとペダルを踏めるだけでなく、押し歩きも出来るよう、シューズとペダルを固定するクリートが靴底から露出しない設計になっています。

ペダルからシューズを外しやすく、歩きやすいので、ロードバイクで観光地を楽しむのにも向いています。また、初心者でもチャレンジしやすいでしょう。

よりスピードを求めるなら3穴(SPD-SL)タイプ

レース中のロードバイク

3穴タイプのビンディングペダルは、最もロードバイクらしいペダルと言えるでしょう。2穴タイプよりも広い面でシューズとペダルを固定でき、より効率の良いペダリングが可能になります。レースなどスピードを重視する場合には最も相性が良いペダルです。また効率よく走行ができるので体力の消耗を防ぎ、長距離を走る際にもメリットが大きいでしょう。

ただし、シューズとペダルを固定するクリートが、シューズの底部分から大きく露出しているので、ロードバイクを降りたあとの歩行はしづらいでしょう。またシューズとペダルがタイトに固定されるので、咄嗟に外れずに「立ちゴケ」してしまうリスクも、2穴タイプより高いかもしれません。

【こだわり派向け】「素材」や「重量」をチェックしよう

カーボン製軽量ビンディングペダル
出典:楽天市場

ビンディングペダルの性能にこだわるなら、素材や重量も大切なチェックポイント。ロードバイクの軽やかさを損なわないよう、ペダルの素材や重さに注目しましょう。カーボン製やチタン製など、左右で100gを切るような超軽量モデルもありますが、まずは250g程度を指標とすると良いでしょう。

【要注意!】ビンディングペダルは専用シューズが必要です。

ビンディングシューズでロードバイクに乗っている

ビンディングペダルには専用のビンディングシューズが必要です。ビンディングシューズの底面にクリートと呼ばれるパーツを取り付け、クリートをペダル固定させます。2穴と3穴でクリートの形状が異なるため、ペダルに合ったビンディングシューズを選びましょう。

\より詳しい記事はこちら/

また、ペダリングには慣れも必要

左後方から見たロードバイク

シューズとペダルが固定されるため、最初は怖さを感じるかも知れません。けれども練習をすれば必ず慣れるので大丈夫。以下の順番で練習してみてください。まずはクリートをペダルから解放することをマスターしましょう。基本的にはかかとを外側に捻ることでペダルから外れます。

スタートの練習

  1. サドルに座らず、トップチューブにまたがり、片足ずつ着脱の練習をする
  2. 右ペダルが上にある状態で、シューズでペダルを踏んで固定し、漕ぎ出す
  3. スピードが出て安定したら左足も固定

止まる練習

  1. 左ペダルが上の状態で、左足のかかとを外側にひねって固定を解除する
  2. お尻をサドルからトップチューブに移動
  3. 左足を地面に着ける

\より詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてください

フラットペダルの選び方

フラットペダルにもさまざまな種類があります。選ぶ際の大きなポイントは踏み面の大きさと、ピンの有無が挙げられます。値段も幅広いですが、安価なものは重くなりがち。ロードバイクの持ち味を生かせるよう、重量も確認して選びましょう。

踏み面:大きいとしっかりと踏めて安心

黒いフラットペダルのアップ

踏み面が大きいとしっかりとペダルを踏み込めるので、ペダリングの力が効率よく推進力となります。靴が滑りにくく、ペダルを踏み損なう心配もありません。

ただ踏み面の大きなペダルは、オフロードを走るMTB向けが多く、スタイル的にロードバイクとマッチしないことも。全体的な大きさや厚み、デザインなども考慮して選ぶことをお勧めします。

ピン:ピンがあるとグリップ力が高まる

ピンのあるフラットペダル

ペダル表面にピンがあると、靴底をしっかりと捉えてくれるので、ペダリングが安定し、効率も上がります。ただ、ピンによって靴底を傷める可能性があるので、革靴やお気に入りのスニーカーでも乗りたい場合は、ピンの数や長さに注意しましょう。

ロードバイクのペダルおすすめ15選

ロードバイクにおすすめのビンディングペダル10選とフラットペダル5選をご紹介します。自分にあったペダルを見つけましょう。

ビンディングペダル10選

2穴(SPDタイプ)と3穴(SPD-SLタイプ)のビンディングペダルのおすすめを、それぞれ5モデル選びました。初めてビンディングに挑戦する方がチャレンジしやすいモデルを中心にピックアップしています。

シマノ SPDペダル PD-ED500

タイプ 2穴
ビンディング面 両面
素材 -
重量(ペア) 442g
カラー ダークグレー

おすすめポイント

  • 両面ビンディングで何も考えなくても嵌めやすい
  • 多方向へステップアウト出来るマルチクリート付属
  • シティーツーリング向けに軽いテンションで固定できる

MKS US-S

タイプ 2穴
ビンディング面 両面
素材 アルミ
重量(ペア) 433g
カラー シルバー

おすすめポイント

  • 従来の固定力を保持したまま、ステップアウトは半分の力でOK
  • 側板のケージは着脱可能。踏みやすさと軽さを選べる
  • 独自のクリートガイド設計で、シューズキャッチしやすい

シマノ シングルサイドクリッカーペダル PD-T421

タイプ 2穴
ビンディング面 片面
素材 -
重量(ペア) 418g
カラー ブラック

おすすめポイント

  • 立ちゴケが不安なら、とにかく外しやすいこのモデルがおすすめ
  • 片面フラットで、スニーカーでも乗れる
  • クリックする感覚で優しくステップイン・ステップアウト

CRANKBROTHERS(クランクブラザーズ) EGGBEATER 1(エッグビーター1)

タイプ 2穴
ビンディング面 4面
素材 スチール
重量(ペア) 290g
カラー ブラック、レッド

おすすめポイント

  • ユニークで、すっきりと洗練されたデザイン
  • 独特の形状の4面キャッチで確実にステップイン
  • 固定力だけでなく、遊びも十分にあるのでひざにも優しい

KCNC クリップレス プラットフォーム

タイプ 2穴
ビンディング面 片面
素材 アルミ
重量(ペア) 330g
カラー シルバー、ブラック、レッド

おすすめポイント

  • アルミ削り出しでスタイリッシュ&軽量
  • 裏面はボルト式の滑り止めピンで、スニーカーでも足がずれない
  • 丁度良いサイズ感でペダリングの安定性を確保

シマノ SPD-SLペダル PD-R550

タイプ 3穴
ビンディング面 片面
素材 樹脂
重量(ペア) 310g
カラー ブラック、グレー

おすすめポイント

  • クリートをキャッチしやすい開口部形状で、スムーズなステップインが可能
  • 樹脂製ボディで軽さとリーズナブルな価格を実現
  • テンションの調整幅が広く、初心者にも扱いやすい

LOOK(ルック) KEO CLASSIC 3(ケオ クラシック3)

タイプ 3穴
ビンディング面 片面
素材 コンポジット
重量(ペア) 350g
カラー ブラック、ブラックレッド、ブラックホワイト

おすすめポイント

  • 固定力もテンションもソフト、初めてのビンディングにおすすめ
  • 400mm²の大きなクリート接触面で、安定したペダリングが可能
  • ボディの構造を簡素化することにより、大幅にコストダウン

TIME(タイム) XPRESSO 4(エクスプレッソ4)

タイプ 3穴
ビンディング面 片面
素材 樹脂
重量(ペア) 230g
カラー ブラック

おすすめポイント

  • 少ない力でもペダルの着脱ができるので、女子もうれしい
  • エントリーモデルの中ではかなり軽量
  • 独自のフローティングシステムで、足に自由度があり、膝に優しい

MKS US-L

タイプ 3穴
ビンディング面 片面
素材 ガラス強化樹脂
重量(ペア) 290g
カラー ブラック

おすすめポイント

  • 特許申請の分割型ビンディングで外しやすい
  • トリプル・シールドベアリングの採用で、驚くほどなめらかな高回転性能
  • スプリングのテンションは、好みで3段階に調整可能

DIXNA(ディズナ) FP LOOK ペダル

タイプ 3穴
ビンディング面 片面
素材 -
重量(ペア) 409g
カラー イエロー、ホワイト、ブラック、グレー、レッド

おすすめポイント

  • LOOK KEOとフラットペダルに対応
  • フラット面はフットプリント型で足裏に快適にフィット
  • ポップなカラーリングが楽しい

フラットペダル5選

ロードバイクに合うフラットペダルのおすすめ5選です。シューズとのフィット感、機能性に加えてデザイン性も重要視したいところです。

MKS Compact(コンパクト)

踏み面 両面
ピンの有無 ×
素材 アルミ
重量(ペア) 233g
カラー グレー、ブラック

おすすめポイント

  • アルミ押出成型によるコンパクトで美しい薄型モデル
  • 233gと、MKSペダルのなかで最軽量
  • 簡単に取り外せる「Ezy」モデルもラインナップ

MKS Seahorse(シーホース)

踏み面 両面
ピンの有無 ×
素材 アルミ
重量(ペア) 340g
カラー シルバー、ブラック

おすすめポイント

  • ステップに母指球がほどよく収まり、ペダルと一体感が生まれる
  • 広い踏面を保持し、スニーカーに最適
  • タツノオトシゴをイメージさせる唯一無二のハイセンスなデザイン

DIXNA(ディズナ) リブラペダル

踏み面 片面
ピンの有無
素材 -
重量(ペア) 380g
カラー ブラック、パウダーブラウン、パウダーミルキーグレー、パウダーグレー

おすすめポイント

  • 天秤のように踏み面がいつも上を向くユニークな片面フラットペダル
  • シンプルな足裏形状で、土踏まずに気持ち良くフィット
  • 都会的なカラーリングで、街乗りが楽しい

KCNC アクティベート KPED12 CNC

踏み面 両面
ピンの有無
素材 アルミ
重量(ペア) 276g
カラー オイルスリック、グラファイトゴールド、シルバー、ブラック、レッド

おすすめポイント

  • ロードバイクやクロスバイクのために設計された高品質なフラットペダル
  • 靴との滑りを防ぐ片側7本のペダルピン
  • スタイリッシュさと踏みやすさを両立、85mm四方のボディサイズ

WELLGO(ウェルゴ) アルミCNCペダル (LU-C16)

踏み面 両面
ピンの有無 ×
素材 アルミ
重量(ペア) 280g
カラー ブルー、ゴールド、グレー、レッド、ブラック、シルバー 

おすすめポイント

  • ロードバイクに似合うスマートなデザイン
  • 7色展開で自転車とのコーディネートを楽しめる
  • ペダリング時に負荷の少ないシールドベアリング採用

ペダルの交換方法とメンテナンス

ペダル交換の道具
撮影:筆者

ビンディングペダル、フラットペダルなど、色々とペダルを試したい場合、自分でペダルの取り付け、取り外しが出来ると便利です。それほど難しい作業ではないので、マスターしておきましょう。必要なものはペダルレンチ(15mm)とグリースです。ペダルによっては、アーレンキーで取り付けることができるものもあります。

注意点は、左ペダルが逆ネジとなっていること。締めるには半時計周り、緩めるには時計回りに回します。ここでは、一般的なペダルレンチを使う場合の外し方、取り付け方を紹介します。

外し方

ペダルレンチでペダルを取り外す
撮影:筆者

❶ クランクを進行方向に向ける
❷ ペダルレンチを、ペダルの根本に進行方向と逆向きにセット。
右ペダルは反時計回りに、左ペダルは時計回りに回す。このとき、ペダルが回らないように、反対側のペダルを抑えること。一気に緩んでペダルが回ってしまい、ギアで手を怪我することがあるので、注意しましょう。

取り付け方

ロードバイクにペダルを取り付ける
撮影:筆者

❶ ペダルに記載のあるR(右)とL(左)を確認、左右のペダルを見分ける。
❷ ペダルのネジ部分に薄くグリースを塗る。
❸ クランクのネジ穴にペダルのネジを合わせてねじ込む。(右は時計回り、左は反時計回り)
❹ ペダルレンチでしっかりと固定する。

\より詳しい内容は以下の記事もチェック!

メンテナンス方法

部屋で自転車を整備する男性

日常のお手入れは、泥汚れを落とす程度で良いでしょう。しかし、長く使うとペダルの回転が悪くなったりガタつくことがあります。これはベアリング内のグリースが減り、動きが悪くなるためです。そのため、定期的なオーバーホールが推奨されます。ペダルを外し、シャフトを抜いてベアリングを洗浄し、グリスアップして再組み立てします。

ただし、ベアリングの調整は難しいので、最初はショップにお願いし慣れたら自分で挑戦するのも良いでしょう。

ロードバイクのペダルに関するよくある質問

ロードバイクのペダルについて、よくある質問をまとめました。

ビンディングペダルは初心者でも大丈夫?

転んだサイクリスト

最初は怖く感じるかも知れないですが、最初にちゃんと止まる練習をしておけば、初心者でも大丈夫です。効率の良いペダリングにより、大きな恩恵を受けることができるでしょう。

どうしても不安であれば、最初のうちは固定力が弱めに調整しておき、慣れたら固定力を高める方法などもおすすめです。

シューズはどう選べば良い?

自転車ショップのシューズコーナー
撮影:筆者

ビンディングシューズの場合は、よりアグレッシブに走行性能を追求するのか、ある程度の街歩きを楽しみたいのか、目的をはっきりさせることが第一ステップ。走りを追求するなら、ソールやアッパーの素材など、性能面に注目しましょう。街歩きも楽しみたいのなら、よりスニーカーに近いなど、デザイン性やファッション性、歩きやすさなどを重視しましょう。

フラットペダルであれば、気軽にスニーカー、という選択もできますが、チェックポイントはソールの硬さです。ランニングシューズやウォーキングシューズのように、つま先が曲がる柔らかいソールだと、ペダリングの力が逃げやすく、疲労しやすくなってしまいます。なるべくつま先が曲がらない靴を選びましょう。

\ビンディングシューズのおすすめの詳しい記事はこちら/

お気に入りのペダルでロードバイクを楽しもう

ビンディングシューズでロードバイクに乗る

ロードバイクの”走り”に大きく関わるペダルですが、レース指向ならビンディング、のんびりと寄り道も楽しみたいならフラットペダルなど、自分の走り方、楽しみ方に合ったペダルを選ぶことが大切。お気に入りのペダルを見つけて、ロードバイクを楽しみ尽くしましょう!

※記事内で紹介している商品を購入した際、売上の一部がCYCLE HACKに還元される場合があります。
※各商品に関する情報は、実際に商品を使用したうえでの見解に加え、ブランド・ECサイトなどの情報を参照して記載しています。
※掲載されている情報は、記事執筆時点でCYCLE HACKが独自に調査したもの、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し、自動で生成しているものです。 掲載価格の変動や登録ミスなどの理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細などについては、各ECサイト・販売店・ブランドよりご確認ください。