バッソ ロードバイク

【堅実なイタリアン】バッソ(BASSO)のロードバイク、おすすめモデルをご紹介

高い技能の職人たちによる高品質なフレーム作りをポリシーとする、イタリアブランドが「バッソ(BASSO)」。

この記事では、バッソのフレーム作りの特徴を説明し、カーボン・アルミ・クロモリのロードバイクの人気モデルをご紹介します。各モデルのスペックや特徴はもちろん、どんなタイプの方におすすめか、までわかるようになりますよ。

目次

アイキャッチ画像出典:Flickr/Richard Masoner / Cyclelicious

イタリアの自転車メーカー「バッソ(BASSO)」

バッソ ロードバイク

出典:Flickr/Glory Cycles

BASSO(バッソ)は、1979年にイタリアで創業したレーシングバイクブランド。

元ワールドチャンピオンの長男マリノ、経営専門家の次男レナード、メカニックの三男アルシーダのバッソ三兄弟が、会社を支えています。創業当初から高い技能の職人たちによる高品質なフレーム作りをポリシーとし、それは現在も大学や地元の企業、研究所と協力し、開発を続けることで受け継がれています。

ユーザー・ファーストの開発方針

バッソ ロードバイク

出典:BassoBikes

バッソはトッププロチームへのスポンサードには積極的ではありません。なぜなら、その分のリソースを開発に投入したほうが、ユーザーにとって良いバイクを届けることができると考えているから。

ツールドフランスなどのメジャーレースでバッソのバイクを見ることはありませんが、その分しっかり性能と品質にフィードバックされていると言えるでしょう。

ドイツでのマーケティングを重視

イタリアンブランドでありながら、ドイツのマーケットを重視しているのもバッソの特徴です。

これは、ブランドでごまかされない、そして良いものでなければ受け入れないといった、厳しい評価のドイツユーザーに認められているから。これこそバッソが良い自転車だと証明できる一つの理由です。

職人の匠の技による優雅なフレーム

バッソ ロードバイク クロモリ

出典:BassoBikes

バッソの特徴は、機能性と美学を融合した優雅なフレーム。早くからカーボンフレームに取り組み、フレーム製作者の匠な技術で生み出すカーボンモノコックのフレームワークを得意としています。

またクロモリ(スチール)フレームは、イタリアの職人の手作業で丁寧に溶接され組立られたもの。そして全てのフレームで5~6層のペイントと3回のコーティングがなされ、美しく塗装されています。

バッソのロードバイクのラインナップ

バッソのロードバイクラインナップはシンプルで、モデル数はそれほど多くありませんが、入門用からハイエンドまで広い価格帯から選べます。一部のモデルではフレームセットでの販売もありますよ。

3つのフレーム素材

バッソのロードバイクの2022年モデルは、フレーム素材によってカーボンロード、アルミロード、クロモリロードの3つのカテゴリーに分かれています。素材別でグレード順に紹介しましょう。

カーボンロード:DIAMANTE SV、DIAMANTE、ASTRA、VENTA

アルミロード:MONZA、IMORA

クロモリロード:VIPER

カーボンロードのおすすめモデル

カーボンロードからはフラッグシップのDIAMANTE SVと、エントリーグレードのVENTAをご紹介します。

DIAMANTE SV(ディアマンテSV)

DIAMANTE SV(ディアマンテSV)

バッソのエアロロードがDIAMANTE SV。

モデル名の「SV」はスーパーベローチェ=「超速」を意味しています。ケーブルフル内装のコックピットやカムテール形状のダウンチューブといった、エアロロード定番のシステムはもちろん、3D構造のセラミックナノ粒子を使用したペイントで、表面の空気抵抗を低減するテクノロジーを採用しています。

標準価格(税込):671,000円(フレームセット)

DIAMANTE SV 製品公式ページはこちら

VENTA(ベンタ)

VENTA(ベンタ)

ミドルグレードのオールラウンドカーボンロードがVENTAです。

バッソが得意とするUDカーボンレイヤリングによるモノコックフレームは、快適性と剛性、空力をバランス。リムブレーキモデルとディスクブレーキモデルを選択できて、あらゆるタイプのライダーに対応可能なモデルとなっています。

標準価格(税込):253,000円(フレームセット)、528,000円(SHIMANO ULTEGRA 完成車)

VENTA 製品公式ページはこちら

アルミロードのおすすめモデル

アルミロードはMONZAとIMORAがあります。

MONZA(モンツァ)

MONZA バッソ

フレームチューブの厚みを中央部で薄くすることで軽量化したトリプルバテッドチューブを丁寧に溶接した、軽量アルミフレームモデルがMONZA。

テーパーヘッドやカーボンフォークを採用し、剛性と安定感をバランスしたハイパフォーマンスモデルとなっています。メインコンポはシマノ105で、快適な走りが楽しめるでしょう。ホイールをMAVIC KSYRIUMにアップグレードすることもできます。

標準価格(税込):198,000円(SHIMANO 105 完成車)、308,000円(SHIMANO 105 + MAVIC KSYRIUM 完成車)

MONZA 製品公式ページはこちら

IMORA(イモラ)

IMOLA バッソ

バッソのエントリーグレードがIMORAです。

週末のサイクリングやトレーニング、通勤通学など、どんな乗り方にも対応できるオーソドックスで頑丈なアルミロードです。コンポはシマノCLARIS、ケーブルが外装タイプでメンテしやすく、これからロードバイクを本格的に始めたい人にもおすすめです。

標準価格(税込):137,500円(SHIMANO CLARIS 完成車)

IMOLA 製品公式ページはこちら

クロモリロードのおすすめモデル

クロモリロードがいいな、と思ったらVIPERがおすすめです。

VIPER(バイパー)

VIPER バッソ

レイノルズ520チューブ製フレームにカーボンフォークを装備した、クロモリロードがVIPER。

クロモリらしい細身のスタイルと、しなやかで伸びのある走りが特徴です。組み合わされるコンポにより、シマノ105モデルと、シマノCLARISモデルがあり、さらに105モデルではMAVIC KSYRIUM ホイールがオプションで選べます。

標準価格(税込):207,900円(SHIMANO 105 完成車)、317,900円(SHIMANO 105 + MAVIC KSYRIUM 完成車)、143,000円(SHIMANO CLARIS 完成車)

VIPER 105 製品公式ページはこちら

グラベルロードもあるよ

バッソ グラベルロード

出典:Flickr/Glory Cycles

バッソは遊び心満載のグラベルロードも充実のラインナップ。

カーボンフレームのPALTA(パルタ)、クロモリフレームのTERRA(テラ)、MARTE(マルテ)、アルミフレームのFANGO(ファンゴ)など、特徴あるモデルがそろっています。

正規取扱ショップで、実車に触れてみよう

バッソのロードバイク販売店は北海道から沖縄まで日本全国にあります。

なかでもバッソのフルカーボンフレームの取扱いを行い、確かな技術でメンテナンスサービスを提供できるプロショップがバッソプレミアムディーラー(BPD)。最新のバッソロードバイクの展示を見たり、様々な相談にのってもらえるでしょう。

近くに取扱ショップがあれば、ぜひ行ってみよう!

バッソロードバイクの取り扱い店舗はこちら