【レースの世界で勝つ】フォーカスのロードバイク、2022年最新全モデルをご紹介

ドイツのハイエンドブランド「フォーカス(FOCUS)」。レースで勝つことをターゲットにした最先端テクノロジーのロードバイクは、高い戦闘力でハイレベルな走りを実現します。

この記事では、フォーカスロードバイクの各モデルの特徴を説明していきます。オールラウンドレーシングロードIZALCO MAX DISCと、エンデュランスロードPARALANEの各モデルのスペックだけではなく、どんな走行シーンに適しているかまで理解できるようになりますよ!

目次

アイキャッチ画像出典:FOCUS BIKES

ドイツのハイエンドブランド「フォーカス(FOCUS)」

フォーカス ロードバイク

出典:FOCUS BIKES

フォーカスは、シクロクロスの世界チャンピオンであるマイク・クルーゲが1992年に創設した、ドイツのハイエンドブランド。ロードやグラベルロード、マウンテンバイク、シクロクロス、e-Bikeとあらゆるジャンルのスポーツバイクをプロデュースしています。

最先端のテクノロジーを搭載し、本拠地ドイツで精密に組み上げられたロードバイクは高い戦闘力をもっていることから、日本でもレース志向の上級者に人気のあるブランドとなっています。

プロレースの実績も豊富

フォーカス ロードバイク プロレース

出典:Flickr/Piotr Drabik

フォーカスは2009年ごろからロードレースチームのサポートを開始し、2013年から2016年にかけてUCIプロツアーチームのAG2R La Mondialeにバイクを供給しています。特に2014年のツール・ド・フランスではチーム総合優勝、個人総合でも Jean-Christophe Péraudが2位に入るなど大活躍。

また日本ではマトリクス・パワータグがフォーカスのロードバイクを使用し、好成績を収めています。

フォーカスのロードバイクの特徴

フォーカス ロードバイク フレーム

フォーカスのコンセプトは「レースで勝てるバイクを開発する」。最新技術を取り込んだフレームデザインなどフォーカスのロードバイクの特徴をご紹介しましょう。

カーボンフレームの限界を追求した「MAX CARBON TECHNOLOGY」

カーボンフレーム MAX CARBON TECHNOLOGY

フレームをカーボン繊維レベルから設計し重量剛性比を最適化。またカーボンを成型する樹脂の量をコントロールすることで軽量化を追求しています。

さらに高圧成型技術により強度と耐久性も実現し、まさにカーボンの限界を追求した最高のフレームといえるでしょう。

サイズが変わっても同じ乗り心地「S.S.P.S」

フォーカス S.S.P.S

S.S.P.SとはStable Stiffness Per Sizeのこと。フレームサイズが違っても、カーボンの積層やチューブの外径を変えることで、同じ乗り心地を実現しています。

体格の大きな欧米人向けの大きなフレームでも、小柄な日本人向けのフレームでも、最高の性能が体感できるよう設計されています。

玄人好みの控え目なカラーリング

玄人好みの控え目なカラーリング

出典:Instagram/focusbikes

フォーカスのロードバイクのカラーリングは、各モデルで1色のみ(2022年モデル)。ダウンチューブにFOCUSのブランドロゴが描いてある程度です。

この控え目なカラーリングこそ、玄人好みあるいは上級者(っぽい)オーラを放っていると言えるでしょう。

匠の技「JAPAN ASSENBLY」

フォーカス JAPAN ASSENBLY

トップモデルのIZALCO MAX DISC 9については、ニーズに合わせパーツをアッセンブルできるセミオーダーシステムを採用しています。

日本の自転車産業を支えてきた大阪府堺市の専門工房「株式会社ワコー」において、精度の高い組立・調整を行っています。まさに日本の匠の技とドイツの最先端技術の融合ですね。

フォーカスのロードバイクラインナップ

フォーカス ロードバイク

出典:FOCUS BIKES

フォーカスの2022年ラインナップは、カーボンバイクのみで、ハイエンドモデルが中心となっています。

IZALCO MAX DISK(イザルコマックス ディスク)

エアロ、軽量、剛性を高次元でバランスした、オールラウンドレーシングロード。

PARALANE(パラレーン)

より長い距離を、舗装路もグラベルも快適に走破することを目的に作り上げられた、エンデュランスロード。

2022年最新全5モデルを一挙ご紹介

それではフォーカスのロードバイク2022年最新モデルをすべてご紹介します。

IZALCO MAX DISK 9 JAPAN ASSENBLY

IZALCO MAX DISK 9 JAPAN ASSENBLY

オールラウンドレーシングロードのトップモデルがIZALCO MAX DISK9 JAPAN ASSENBLY。

翼断面の後部を落としたカムテール形状のチューブや、水平に近いトップチューブデザイン、専用のシートポスト・ステムにより、エアロ性能を極限まで高めています。またウルトラハイモデュラスカーボンのフレームは、軽量性と剛性も高次元でバランス。

サイズ、コンポ、ハンドル幅、バーテープカラーなど体格や好みに合わせて選択できるセミオーダーシステムで、日本の専門工房で組み上げるJAPAN ASSENBLY対応となっています。

サイズ : XXS/47、XS/50、S/52、M/54、L/56
カラー : MATT BLACK

標準価格(税込)
DURA-ACE Di2 / MAVIC COSMIC SL 45 D:1,133,000円
DURA-ACE Di2 / FULCRUM RACING 400 DB:957,000円
ULTEGRA Di2 / MAVIC COSMIC SL 45 D:913,000円
ULTEGRA Di2 / FULCRUM RACING 400 DB:737,000円

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IZALCO MAX DISC 9.7 AXS

IZALCO MAX DISC 9.7 AXS

IZALCO MAX DISK 9 JAPAN ASSENBLYと全く同一のフレームセットで、組み合わされるコンポはSRAM RIVAL eTap AXS 2×12速、ホイールはDT SWISS ARC 1600 CARBON 48mmとなっているモデル。

こちらはドイツ本国での組み立て完成車となっています。

サイズ : XS/50、S/52、M/54
カラー : STONE BLUE

標準価格(税込):899,800円

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IZALCO MAX DISC 8.9

IZALCO MAX DISC 8.9

トップモデルの9シリーズに対し、カーボンのグレードをハイモジュラスカーボンとしたセカンドグレード。

とはいえ、トップモデルと同様のフレーム形状・シートポスト・ステムを採用し、インナールーティングにフルインテグレーテッドと、エアロ性能は同様といえるでしょう。コンポはULTEGRA、ホイールはNOVATEC R4 CARBONとなっています。

サイズ : XS/50、S/52、M/54
カラー : BLUE GREEN

標準価格(税込):657,800円

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IZALCO MAX DISC 8.7

IZALCO MAX DISC 8.7

IZALCO MAX DISC8.9に対して、コンポが105、ホイールがALEXRIMS BOONDOCKS 5, 26mmとなるモデル。

価格をミドルクラスのロードバイク並みに抑えた、リーズナブルなレーシングロードです。

サイズ : XXS/47、XS/50、S/52、M/54、L/56
カラー : STONE BLUE

標準価格(税込):437,800円

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PARALANE 8.8

PARALANE 8.8

フォーカスのすべてのジャンルの技術を集約して生み出されたのが、カーボンエンデュランスロードのPARALANE8.8。

グラベルも舗装路も快適に走破する性能は、衝撃吸収のためのギミックを敢えて用いないで、フォーカスの積み重ねたノウハウと解析によるフレームデザインにより達成されています。タイヤクリアランスは35Cまで対応し、どんな路面でも、より遠くへ、より速く、快適なライドが楽しめます。

サイズ : 48、51、54
カラー : STONE BLUE

標準価格(税込):415,800円

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正規取扱店に行ってみよう

フォーカスのロードバイク販売店は北海道から沖縄まで日本全国にあります。

最新のフォーカスロードバイクの展示を見たり、バイク選びのアドバイス、サイズ合わせなど、様々な相談に、のってもらえるでしょう。

近くに取扱ショップがあれば、ぜひ行ってみよう!

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