パナソニックで、自分だけのロードバイクを作りませんか?
日本の老舗家電ブランド「パナソニック」。電動アシスト自転車のラインナップも豊富ですが、ロードバイクを中心に、スポーツバイクも作るメーカーです。
スポーツバイクは、すべてオーダー制。自分にぴったりの、世界に1台だけのバイクが作れます。
オーダーシステムPOSって、どんな仕組み?
パナソニックのスポーツバイクは、「POS(パナソニックオーダーシステム)」と呼ばれるサービスで、注文を行います。
オーダーの種類には、「カスタムオーダー」と「フレームフルオーダー」の2種類がありますが、フレームフルオーダーはトラックレーサー用なので、基本はカスタムオーダーを選びます。
自分にぴったりのフレームを、ハンドメイドで
自社工房で作られるハンドメイドのフレームは、注文受注後に、熟練の職人がパイプを切削&溶接を行い、組み立てまで行います。
フレームサイズのほか、ステム、クランク長など、専用のスケールで自分のためだけに、オリジナルのサイズになります。
完成車・フレームセットから選べる
ラインナップの多くは、完成車とフレームセット、どちらからもでも選ぶことができます。初めてのロードバイクなら、完成車がおすすめ。コンポやホイールなどを、自分自身で選びたい人は、フレームセットが良いでしょう。
フレーム素材は、クロモリとチタンの2種類
フレーム素材は、クロモリとチタンの2種類から選びます。それぞれ、パナソニックならではの技術が導入された素材で、「パナモリ」「パナチタン」とも呼ばれていますよ。
クロモリは、軽さ、剛性のバランスを意識したオリジナルの「プレステージ」。接続部分は、ダンシング(立ち漕ぎ)の加速力と、ダウンヒル(下り)の衝撃を和らげる力を持つ「インテグラルヘッドラグ」になっています。
チタンは、軽さと強さを追求した「3Dオプティマム・Xバテッド」。ダウンチューブからチェーンステーまでのパーツは、脚力によって2種類から選べる「F.Pセレクト」を導入しています。クロモリよりも価格は高めですが、自分の走り方に合わせて選べるのが嬉しいですね。
豊富なデザインやカラー
フレームのデザインは17種類。ロゴのパターンも8種類あります。
カラーは全39色。さらに光沢あり、マット調から、好きな質感を選べます。フレームとフロントフォークの色分けることもでき、パターンは無限大ですね。
【ロード】パナソニックのおすすめモデル
ここからは、POSのおすすめモデルを紹介します。レースにも挑戦できる「ロード」、長距離向けの「エンデュランス」、オフロードレース向けの「シクロクロス」、旅向けの「ツーリング」の4ジャンルから、まずはラインナップがもっとも多い「ロード」のおすすめモデルを選びました。
【完成車】ORTC12
妖艶な輝きが美しい、チタンフレームモデル。電動コンポーネントのシマノ「Di2」も選ぶことができます。スピードが出ていても、思い通りのラインを走りやすい「スムースシェイプ・インテグラルヘッド」がついています。
素材 | チタン |
コンポーネント | ULTEGRA/105 |
参考価格(税込) | (ULTEGRA)588,500円〜 (105)542,300円〜 |
【完成車】ORCC32
軽さと強度のバランスが整った、「ダブルバテッドチューブ」のクロモリモデル。
力のかかる両端を厚く、中央部を薄くした「ダブルバテッドチューブ」のクロモリモデル。細身のフレームに似合う、すっきりとしたフォルムのフォークは、「ロストワックスクラウン・Cr-Moフォーク」。十分な剛性も兼ね備えています。
素材 | クロモリ |
コンポーネント | 105 |
参考価格(税込) | 256,300円〜 |
【完成車】ORCC12
クロモリの中でもトップクラスの軽さを誇る「カイセイNi-Cr-Moチューブ」を使った完成車。「カーボンモノコックフォーク」で、ダンシング中のたわみが抑えられています。コンポはシマノ「105」か、電動のシマノ「Di2」から選べます。
素材 | クロモリ |
コンポーネント | ULTEGRA/105 |
参考価格(税込) | (ULTEGRA)423,500円〜 (105)377,300円〜 |
【フレームセット】FRTC02
スローピングフレームのチタン製フラグシップモデル。突き上げ振動を和らげる「スカッシュバックシステム」、コーナーに高速で入ったときも狙ったコースを捉える「インテグラルヘッド」など、レースに求められる機能が詰め込まれていますよ。
素材 | チタン |
参考価格(税込) | 440,000円〜 |
【エンデュランスロード】パナソニックのおすすめモデル
長距離に向いた「エンデュランスロード」は、フレームセットのみの「FRTD03」のほか、フレームセットの「FRCD05」と。FRCD05の完成車「ORCD05」があります。
【完成車】ORCD05
ロングライドユーザーからも支持されている、クロモリのエンデュランス。剛性のバランスが優れた「プレステージチューブ」になっています。30Cまでのタイヤに対応しているので、グラベルライドにも出かけられますよ。
素材 | クロモリ |
コンポーネント | ULTEGRA/105 |
参考価格(税込) | (ULTEGRA)534,600円〜 (105)495,000円〜 |
【フレームセット】FRTD03
チタンらしい、しなやかさや軽やかな加速感を楽しめるフレーム。ディスクブレーキ専用設計、30Cまでのタイヤサイズに対応しているので、グラベルロードのようにも乗れるでしょう。
素材 | チタン |
参考価格(税込) | 511,500円〜 |
【シクロクロス】パナソニックのおすすめモデル
シクロクロス向けのモデルは、すべてフレームセットのみの販売。3モデルのうち唯一のチタンフレームを紹介します。
【フレームセット】FCXTD01
軽い加速感で、ストップ&ゴーが多い、テクニカルなコースが得意なフレーム。ウェットな路面でも制動力の高い、ディスクブレーキ専用設計になっています。フォークは、ブレーキ時に剛性としなやかさのある、「カーボンモノコックフォーク」。高みを目指す人にぴったりです。
素材 | チタン |
参考価格(税込) | 346,500円〜 |
【ツーリング】パナソニックのおすすめモデル
ツーリングモデルも、すべてフレームセットのみの販売。キャンプにも向いた「ランドナーモデル」と、より軽快に走れる「スポルティーフモデル」のうち、スポルティーフを紹介します。
【フレームセット】FSS8
ツーリングも快適に楽しめる、軽量なクロモリスポルティーフ。32Cタイヤまで対応しているので、クロスバイク感覚で街を走ってみるのもいいですね。
素材 | クロモリ |
参考価格(税込) | 159,500円〜 |
カスタムオーダーの流れ
まずは、POSの取り扱いがあるショップで、フィッティングを受けましょう。「パナソニックの自転車を扱うショップ」でも、POSに対応していないことがあるので、事前に確認してみてくださいね。その後、デザインやカラー、ロゴを決めます。完成車なら、コンポやサドルも選んでいきます。
納期は、受注状況にもよりますが、およそ1ヶ月。オーダーメイドのほかのブランドと比べても、かなり早く手に入りますよ。
オンラインシミュレーターで、シミュレーションしてみよう
公式サイトで、オーダーメイドのシミュレーションも体験できますよ。好みのパーツ、デザインを選んで、全体の雰囲気を知ることができるでしょう。ぜひ試してみてくださいね。
自分だけのオーダーバイクを楽しもう
憧れの「オーダーメイドのロードバイク」。ただ、フルオーダーは知識や経験が必要だったり、納期がかなり先になることもあります。でもパナソニックなら、ベースのモデルから選んで、シミュレーションも簡単。さらに最短1ヶ月ほどで届けてくれますよ。
自分だけのオーダーバイクで、ワンランク上の走りを体感してみませんか。