【都心から自走で行く】お手軽自転車ハンモックキャンプのすゝめ

【都心から自走で行く】お手軽自転車ハンモックキャンプのすゝめ

自転車にキャンプギアを積んで、楽しむ自転車キャンプ。今回は、都心から近いキャンプ場に、ハンモックを持ってキャンプしてきました。自転車と相性パッチリの寝心地ばつぐん&軽量のハンモックを使った、自転車キャンプの魅力をご紹介します。

目次

気軽に自転車キャンプを楽しみたい!

気軽に自転車キャンプを楽しみたい!

自転車でキャンプを楽しむ、自転車キャンプ。いざ、やろう!と思った時、

●自転車に積むキャンプギアを、軽くしたい。

●キャンプ場まで遠いと、自転車だと大変だな。

と考えることも、ありますよね。

今回は、それらを解決する自転車キャンプを、ご提案します。

その①:寝袋&テントの代わりに『ハンモック』を使う!

その①:寝袋&テントではなく、『ハンモック』を使う!

キャンプギアの定番アイテム「寝袋&テント」。案外かさばるため、自転車の積み方に悩んだりもしますよね。また、軽量&コンパクトに製品になればなるほど、価格も高くなりがちです。

そんな寝袋&テントの代わりに、今回は「ハンモック」をご提案します。寝心地が良く、荷物も少なくなる、ハンモックは、自転車キャンプと相性抜群のギアです。

特に暖かい時期の夏を中心に、ハンモックキャンプがおすすめですよ。

その②:坂道も少なく、ほどよい距離のキャンプ場を選ぶ

その②:坂道も少なく、ほどよい距離のキャンプ場を選ぶ

自転車でキャンプ場まで走る場合、気になるのは、キャンプ場までのルートですよね。

距離が長かったり、坂道が多いと、無事たどり着けるのか、体力的な不安も出てきます。ですので、キャンプ場選びは、とても大切です。

今回、ご提案したいのは、千葉県柏市にある「RECAMP(リキャンプ)しょうなん」。距離は、東京駅や上野駅あたりからなら、約40kmぐらい。都心からの現地までのルートは、起伏もほとんどなく、はじめて、東京から自転車キャンプに行く人にぴったりな、ロケーションですよ。

それでは、ハンモックを使った、自転車キャンプをしてきましたので、レポートしていきましょう!

江戸川近くの金町から出発!

江戸川近くの金町から出発!

今回は、JR金町駅近くにある、お洒落なサイクルカフェ「BICYCLE COFFEE」さんから出発します。

「サンウェスト」の成田さん

そして、自転車キャンプをご一緒させていただく、BICYCLE COFFEEの店主でもあり、アウトドアアイテムを輸入販売する「サンウエスト」の成田さんです。

成田さんのバイクは、昨今のグラベルロードやランドナーとも一線を画した、クロモリのバイク。

Carharttとフィンランドのバイクブランド“Pelago Bicycles” のコラボしたモデルだそうで、、、かっこいいです。

成田さんのバイク

そして、車体を良くみてみると、ギアはシングルスピード!そう、今回は、変速なしの自転車でもいけるんです。

編集部Yのバイク

そして、編集部Yのバイクはこんな感じ。グラベルロードバイクにフレームバッグと大型のサドルバッグを用意。そして、フロントフォークのバッグに、ハンモックを入れています。

バッグパックもフロントバッグもなしの、軽い装備で向かいます。

ルートは片道30キロ弱。ゆっくり走っても、2時間前後で着きそうです。


それでは、出発!

RECAMPしょうなんまでの道

カフェを出たあと、金町の市街地を抜けると、ほどなくして、江戸川のサイクリングロードに。

RECAMPしょうなんまでの道

江戸川サイクリングロードはやっぱりいいですね。自転車を走らせるなら、走りやすい道が1番。江戸川サイクリングロードを数キロ走ったあとは、市街地に入り、キャンプ場へ向かいます。

RECAMPしょうなんまでの道

キャンプ場への道と言えば、険しい峠道などを思い浮かべる人もいると思いますが、今回のルートは、河川敷のサイクリングロードと市街地がほとんど。キャンプ場の手前で少し、坂がありましたが、平坦な道ばかりでした。

体力に心配ある人も、きっと大丈夫でしょう。

途中、通り雨にも合いましたが、無事に到着!

RECAMPしょうなんに到着

あっという間に到着で、あまり写真素材がありません。(スイマセン)

RECAMPしょうなんに到着

まずは、到着したばかりの「RECAMPしょうなん」をご紹介。

魅力いっぱい、RECAMPしょうなん

魅力いっぱい、RECAMPしょうなん

都心からのアクセスが良い「RECAMPしょうなん」。その他にも見逃せないポイントがあります。

レンタル品はもちろん、中古アウトドアギアの販売も!

レンタル品はもちろん、中古アウトドアギアの販売も!

RECAMPしょうなんではレンタルはもちろん、中古のアウドドアギアの販売があり、しかもその充実っぷりが凄いのです。

上記画像が、中古ギアのコーナーなのですが、驚きの品揃え。

持って来れなかったり、忘れてしまったギアなどがあっても、まったく心配ありません。手ぶらできても、大丈夫なぐらい、充実しています。

広い敷地内の、豊富なサイトとアクティビティ

広い敷地内の、豊富なサイトとアクティビティ

そして、キャンプ場の魅力のもう一つは、広大な敷地と豊富なサイト。

そして、キャンプ場の魅力のもう一つは、広大な敷地と豊富なサイト。

木漏れ日が美しい、林間サイトから、

そして、キャンプ場の魅力のもう一つは、広大な敷地と豊富なサイト。

ひらけた芝生サイトまで、バリエーション豊かなサイトがあります。

またサイト以外にも、多くの子供が楽しめるアスレチックなども。

子供が楽しめるアスレチック

自転車キャンプに限らず、ファミリーキャンプなどでも、楽しめること間違いなしですよ。

RECAMPしょうなん公式ページはこちら

いざ、ハンモックキャンプ開始!

スタッフさんおすすめの「木漏れ日サイト」に向かいます。少し受付からが遠く、敷地内を自転車を押していきます(敷地内の自転車運転はNGです)。

敷地内を自転車を押していきます

途中、吊橋なども出現。キャンプ場内とは思えない雰囲気です。

サイトに到着

そして、サイトに到着。今回はここを拠点にします。

それでは、今回のメインアイテムのハンモックをご紹介〜

ハンモックは、ここが良いぞ!

まずは「ハンモック」の魅力をおさらい。

①軽い&コンパクト

今回、使用したのは、軽量でコンパクトが魅力な「ENO(イーノ)」のハンモック。バイクパッキングにはピッタリの製品です。

「ハンモック」(右)とハンモックを吊るす「ストラップ」(左)

こちらが、「ハンモック」(右)とハンモックを吊るす「ストラップ」(左)。両方ともコンパクトで、まさに、手にひらサイズです。

また、ハンモックを覆う「タープ」と、虫から身を守る「バグネット」も用意しました。

ハンモックを覆う「タープ」と、虫から身を守る「バグネット」

こちらは、ハンモックとストラップより、すこし大きいですが、十分にコンパクトですね。手に乗ります。

左から「バグネット」「タープ」「ハンモック」「ストラップ

それぞれ、袋から出すとこんな感じです。左から「バグネット」「タープ」「ハンモック」「ストラップ」の順です。

②設営が、とっーーっても簡単。

ハンモックは設営が簡単な点も、魅力的な部分。実際の設営をダイジェストで見ていきましょう〜

ハンモックの設営
まず、ストラップを木に巻き付けていきます。

ハンモックの設営

木への取り付けは、片側の輪っかに、もう一方のロープがある片側を通すだけ。

ハンモックの設営

同様に、もう一本の木にも、ストラップをくくりつけていきます。

ハンモックの設営

木へのストラップの取り付けは、基本これだけ。このストラップにハンモックを取り付けていきます。

ハンモックの設営

ストラップのロープ先端(左側)に、ハンモックのアタッチメント(右側)をくぐらせていきます。

ハンモックの設営

くぐらせた後は、長さ調整のヒモを引っ張り調整。

ハンモックの設営

この仕組みが写真だけだと伝わりにくいのですが、ロープをひっぱると、ピンと張られていきます。

ハンモックの設営

片側も同様に、ストラップとハンモックをつなげます。

ハンモックの設営

で、こちら側も調整。

、、で、あっという間に完了です。

ハンモックの設営

ハンモックの設営時間は、約1分足らずです。ほんとに簡単です。

ハンモックの設営

横から見ると、こんな感じ。

③タープとバグネットを使うと、完成形へ

晴れている日や、虫などを気にしないのであれば、このハンモックだけで、いけてしまうのですが、よもやの雨や、虫除け対策には、タープとバグネットがあると、完璧です。

今回はこちらも用意したので、設営していきましょう。

タープの設営

ハンモックのストラップの上部に、タープのロープを回します。

タープの設営

固定は、ロープを金具に引っ掛けるだけ。

タープの設営

アタッチメントで、ロープを引っ張って調整していきます。

タープの設営

また、4隅を、ペグ打ちして固定します。

タープの設営

ペグが刺さりづらい時は、石などでハンマーの代用をしましょう。

タープの設営

続いて、虫除けのバグネット。

タープの設営

ハンモックを包むようにバグネットを通して、バグネットとハンモックのストラップのアタッチメント部分と、つなげていきます。

タープの設営

バグネットの端っこの輪っかをくぐらせます。

タープの設営

もう片側もストラップにくぐらせ、長さを調整していきます。

タープの設営

バグネットも、ロープをひっぱって、調整できます。

タープの設営

最後は、バグネットの両端を絞るようにして、閉じれば、完成です。

タープの設営

ハンモックに入るには、バグネットのジッパーを開けて、入っていきます。

タープの設営

完成形です!

1人での設営でも、まったく問題なし。

あとは、のんびり、キャンプを楽しみましょう〜

設営完了

一点、キャンプ場で、ハンモックを使う時に気をつけるポイントがあります。

キャンプ場によっては、木を使用したハンモックがNGな場合や、木がないキャンプ場は、ハンモックを取り付ける場所がない事もあります。

キャンプ場を予約する際は、必ず確認しましょう。

夜のキャンプ

夜は、焚き火台(ユニフレームのファイアグリル)をレンタル。しっかりとした焚き火台で、存分に焚き火を堪能。

夜のキャンプ

持ってきたスキレット(重いんです)でベーコンをじっくり焼きながら、キャンプの夜を楽しみました。

翌日も手賀沼サイクリングロードで、更に楽しむ

朝のキャンプ

そして翌朝。おはようございます!

今回、寝袋なしの、Tシャツ&短パンだったのですが、梅雨前の時期、前日に雨が降ったこともあり、少し肌寒かった感じでした。羽織るタオルケットなどが、あっても良かったかもしれません。暑い時期なら、まったく問題ないでしょう。

そして、朝といえば、美味しいコーヒーですよね。

BICYCLE COFFEE

こちら、持ってきていただいた、サイクルカフェ「BICYCLE COFFEE」さんのオーガニックコーヒー。

しっかりと、紹介させていただきます(笑

BICYCLE COFFEE

いい香りが、朝のキャンプサイトに立ち込めます。このコーヒー片手に、のんびりする時間が好きです。

RECAMPしょうなんを出発

そして、キャンプ場を後にするわけですが、今回は帰りも楽しめてしまうのが、ポイントです。

キャンプ場近くの手賀沼周辺は、サイクリングロードが整備されていて、サイクリングを楽しみながら、帰れます。

手賀沼サイクリングロード

道幅も広くて走りやすく、景色も最高です。

手賀沼サイクリングロード

歩行者と自転車のルートもしっかり、わかれています。安心して走れますね。

手賀沼サイクリングロード

気持ちいいいいい〜。優勝しました。

手賀沼サイクリングロードを抜け、市街地を走ったあとは、再び江戸川サイクリングロードへ。

今度は、砂利道が登場。軽いグラベルライドまで、堪能します。この、ほどよい振動が、楽しいんですよね。

江戸川サイクリング

江戸川も、やっぱり良いです。

江戸川サイクリング江戸川サイクリング

サイクリングを楽しみながら帰っていると、2時間もかからないうちに、BICYCLE COFFEEへ戻って来れました。朝に出発、午前中には到着する、手軽さでした。

BICYCLE COFFEEに到着

自転車をしっかり楽しみながら、ハンモックでキャンプをする、今回のプラン。本当に楽しい、自転車キャンプができました。

お疲れさまでした!

おつかれさまでした!

今回、使用したENOのハンモック

最後に、今回の自転車キャンプで使用した、ENOのハンモック。各アイテムをご紹介!

SuperSub™ Ultralight Hammock

SuperSub™ Ultralight Hammock

参考価格:¥12,650(税込み)

耐荷重:約136kg

寸法:約286cm(ロープ含む)× 横幅約188cm

重さ:278g

製品公式ページはこちら


 

Helios™ Ultralight Suspension System

Helios™ Ultralight Suspension System

参考価格:¥4,950(税込み)

耐荷重:136kg

寸法:2.46m x 2.54cm

収納時:7.6cm x 12.7cm

重さ:約122gm

製品公式ページはこちら


 

ProFly™ Sil Rain Tarp

ProFly™ Sil Rain Tarp

参考価格:¥17,600(税込み)

サイズ:3.2m x 1.9m

重量:510g (ペグを含む)

製品公式ページはこちら


 

Guardian SL™ Bug Net

Guardian SL™ Bug Net

参考価格:¥7,150(税込み)

展開時:213cm×11cm×11cm

収納時:11cm×15cm

重量:255g

製品公式ページはこちら

ハンモック×自転車キャンプを楽しみつくそう

ハンモック×自転車キャンプを楽しみつくそう

ハンモックを使った自転車キャンプ。とても身軽に楽しむことができました。自宅からキャンプ場まで、距離や起伏を考えて無理のないルートを選ぶと、疲れすぎず楽しめるでしょう。自転車キャンプはハードルが高いと感じている人も、はじめてみませんか?