『DEORE XT』とは
1982年に発売されたマウンテンバイクコンポーネンツ「DEORE XT」は、ライダーのニーズや冒険への探求心を満たすために、性能と耐久性を向上させながら、進化を続けてきた歴史のあるシリーズです。その「DEORE XT」へ、マウンテンバイクコンポーネンツの最高峰「XTR」M9100シリーズの最新技術を投入。更なる進化を遂げ、多様化するマウンテンバイクシーンを強力にサポートします。
<発売時期:2019年6月14日>
『SLX』とは
「SLX」は、より多くのライダー、より幅広いマウンテンバイクのライディングスタイルに対応するグループセットとして展開しています。
<発売予定時期:2019年7月>
両シリーズ共通の特長
専用形状でチェーン保持力がアップ
「DYNAMIC CHAIN ENGAGEMENT+」
チェーンリングの専用形状によりチェーン保持力がアップした「DYNAMIC CHAIN ENGAGEMENT+(ダイナミックチェーンエンゲージメントプラス)」。フロントシングルにおいても、様々なライディングスタイルに対応するために開発された特殊な歯先のチェーンリング。荒れた地形でも、チェーンが外れ難くスムーズなペダリングが可能となり、どのギアであってもチェーンがしっかり噛み合うことによって、摩耗を低減し耐久性を高めています。
変速時の衝撃と時間を短縮
ドライブトレイン「HYPERGRIDE+」
変速時の衝撃を抑え、変速時間を短縮するドライブトレイン「HYPERGRIDE+(ハイパーグライドプラス)」。どのようなフィールドにおいてもスピード、シフト効率、滑らかさを追及してドライブトレインをデザインです。カセットスプロケットとチェーンに施されたその最新のテクノロジーは、変速にかかる時間をこれまでの約1/3に短縮し、変速時の衝撃も抑制。あらゆる地形でもスムーズなライディングを可能にしました。
取付位置をあらゆるライダーに対応
「I-spec EV」
レバーの取付位置をあらゆるライダーに合わせて最適化できる「I-spec EV(アイスペック イーブイ)」。幅広いサイクリストにフィットすると共に、高い操作性を提供するためにシフトレバーとブレーキの形状を徹底的に見直し。取付位置の調整範囲が広く、一体感のあるスッキリとしたハンドル周りを実現しました。
フロントシングル用のリアディレイラーは
最大51Tまで対応
フロントシングル用のSGSタイプはリア10-51Tのカセットスプロケットに対応。フロントダブル用としてリア10-45Tに対応するリアディレイラーも用意。ギアレンジがより広くなることによって、路面状況に合わせて最適なギアが選択できます。
フリーハブボディには軽くコンパクトな
新規格MICRO SPLINEを採用
新規格MICRO SPLINE(マイクロスプライン)は、重量を軽減するために軽量なアルミ製のフリーハブボディを採用、小型化にも成功し10Tのトップギアに対応いたしました。より小型でよりきめ細かいスプラインは、カセットスプロケットによるアルミ製フリーハブボディへの影響を軽減しています。
DEORE XTシリーズではトータルで自転車のデザインを可能にする為、フリーハブだけでなく、チューブレスホイール(WH-M8100-TL/WH-M8120-TL)も用意しています。
「DEORE XT」シリーズからは3種類のペダルが登場
SHIMANO DEORE XT PD-M8100 XC SPD ペダル
XCレース用に最適化されたSPDペダル「PD-M8100」
SHIMANO XT PD-M8120 SPDペダル
ペダルシューズの接触面がワイドでトレイル走行やエンデューロに最適なSPDペダル「PD-M8120」
SHIMANO DEORE XT PD-M8140
グリップ力とロングライド時の快適性、効率性を高めた凹型プラットフォームを採用したフラットペダル「PD-M8140」