【速くて美しい】ウィリエールのロードバイクのおすすめモデルを紹介

イタリアらしい美しいデザインと、レースで磨かれた速さが魅力の、Wilier(ウィリエール)ロードバイクのおすすめモデルをご紹介します。最新モデルのFilanteや、定番シリーズのCentoやZero、クロモリのGastaldelloも。そして初めてのロードバイクにおすすめの完成車2台と、スペック重視のパフォーマンスモデル2台を厳選しました。

目次

アイキャッチ画像出典:Flickr/Glory Cycles

歴史あるイタリアブランド「Wilier(ウィリエール)」

歴史あるイタリアブランド「Wilier(ウィリエール)」

出典:Wilier

Wilier(ウィリエール)は1906年創業の長い歴史があるイタリアンブランド。アドリア海に面したイタリアの都市、トリエステの名称から、正式ブランド名は「ウィリエール・トリエスティーナ」です。

トレードマークは「三叉の槍」で、トリエステ市の紋章に由来しています。

イタリアらしい“美しいデザイン”

イタリアらしい“美しいデザイン”

出典:Flickr/Glory Cycles

ウィリエールのロードバイクの特徴は、なんといってもイタリアンバイクらしい美しいデザイン。剛性感のあるゴツいフレームのロードバイクが多いなか、ウィリエールは筆記体のロゴを配したフレームデザインで、他のブランドとは一線を画しています。

多くの名選手が愛用する実績

多くの名選手が愛用する実績

出典:Wilier

そんな美しいデザインが魅力的なウィリエールですが、レースでの実績も豊富。伝説のクライマー、マルコ・パンターニをはじめ往年の名選手たちの走りを支え、2020年のツールドフランスではステージ2勝をあげています。

レースで磨き上げられた性能で、走りの良さや乗り心地の良さにも期待できますね。

3つのシリーズをおぼえよう

ウィリエールのロードバイクを選ぶなら、以下の3つのシリーズの特徴を抑えましょう。

●「Cento」

→オールラウンドに活躍するシリーズ

●「ZERO」

→ヒルクライムなど、軽量モデルが揃うシリーズ

●「Gran TurismoR」

→ツーリングなど、長距離が得意なシリーズ

それでは、各シリーズを詳しく見ていきましょう。

メインラインナップ「Cento」シリーズ

ウィリエールのメインラインナップ「Cento」シリーズ

出典:WILIER JAPAN

ウィリエールの中核となるラインナップがCento(チェント)シリーズ。Centoはイタリア語で100の意味で、創業100周年の2006年の記念モデルから、続くシリーズです。

グレードおよび用途によって多くのモデルがあり、現在はエアロオールラウンダーの「Cento10 SL」、「Cento10 PRO」、「Cento1 AIR」と、エンデュランスレーシングの「Cento10 NDR」、「Cento1 NDR」のモデル展開となっています。


軽量オールラウンダー「ZERO」シリーズ

出典:WILIER JAPAN

Zero(ゼロ)シリーズは、ウィリエールの軽量オールラウンダー/クライミングロードです。

ケーブルがフル内装の電動変速専用フレーム「Zero SLR」、セカンドグレードの「Zero SL」、日本オリジナルモデルの「Zero.9 LTD」があります。


ロングライドにおすすめ「Gran TurismoR」シリーズ

ロングライドにおすすめ「Gran TurismoR」シリーズ

出典:WILIER JAPAN

Gran TurismoR(グランツーリズモR)シリーズは、快適性と操作性に優れたカーボンエンデュランスロード。振動吸収性が高く安定感があるので、ロングライドでも疲れにくいのが特徴です。

ディスクブレーキ仕様の「Gran TurismoR Team Disc」と、リムブレーキ仕様の「Gran TurismoR Team」があります。

細身でスタイリッシュなクロモリロードも

ウィリエールはスタイリッシュなクロモリロードもラインナップがあります。日本オリジナルフレームで、趣のある仕上がりとなっています。

Zaffiro

Zaffiro

出典:WILIER JAPAN

Zaffiro(ザフィーロ)はラグ接合のホリゾンタルフレームが美しい細身のクロモリロード。クラシカルなルックスですが、タイヤクリアランスが28Cまで対応していて、最新パーツでも組みやすいスペックとなっています。


Gastaldello

Gastaldello

出典:WILIER JAPAN

Gastaldello(ガスタルデッロ)はやや太めのクロモリフレームにカーボンフォークを装備した、ネオクラシックなクロモリロード。

溶接が滑らかな、「フィレット」と、シルエットがすっきりした「インターナル」の2タイプがあります。

それでは多くのラインナップから、タイプ別におすすめモデルをご紹介していきましょう。

初めてのロードバイクなら、このモデル

初めてのロードバイクに向いたモデルです。とはいえ、いわゆるロード入門用というよりは、初めてでも乗りやすく、永く乗れる完成車モデルです。

Gran TurismoR Team Disc 105 完成車

Gran TurismoR Team Disc 105完成車

出典:WILIER JAPAN

カーボンエンデュランスロードのGran TurismoR(グランツーリズモR)Team Disc。高い振動吸収性を活かしたマイルドな乗り心地で、直進安定性も高く、初めてロードバイクに乗る方でも安心です。

コンポはシマノ105で、フレームもメカニカル/電動コンポ両対応。上位グレードのUltegraやDURA-ACE、電動仕様への変更も容易です。


Gastaldello Internal 105 完成車

Gastaldello Internal 105完成車

出典:WILIER JAPAN

どちらかというと玄人好みと言われるクロモリフレームのロードバイクですが、Gastaldello(ガスタルデッロ)Internal 105完成車は初めてのロードバイクとしてもおすすめ。

クロモリならではの、しなやかの乗り味で、しなりが推進力に変わる感覚を味わいながら、サイクリングやロングライドを楽しめる1台です。

スペック重視のモデルなら

トップモデルが高性能なのはあたりまえですが、性能と価格のバランスに優れたスペック重視のモデルをご紹介します。

Cento10 NDR

Cento10 NDR

出典:WILIER JAPAN

石畳を走るレースで投入しているエンデュランスレーシングがCento10(チェントディエチ)NDR。

総合的な脚力や持久力が求められるシチュエーションを速く快適に走り切るためのバイクで、長時間、長距離に渡って行われるロードレースやグランフォンドなどに向いています。


Zero SL

Zero SL

出典:WILIER JAPAN

トップモデルのZERO SLRに対し、カーボン素材のグレードを変更することで価格を抑えながら、フレームの重量増は+150gにとどめたのがZERO(ゼロ)SLです。

軽量性を活かしたヒルクライムはもちろん、適度な剛性でアップダウンの多いルートもこなす軽量オールラウンダーと言えるでしょう。

魅力的なグラベルロードも

魅力的なグラベルロードも

出典:WILIER JAPAN

JENA(ジェナ)はディスクブレーキを搭載したグラベルロード。フルカーボンフレーム&フォークで軽量で振動吸収に優れ、アップライトなポジションでコントロール性も抜群です。

アタッチメントを取付けられるダボ穴も各所にあり、走る場所を選ばないオールパーパスなグラベルロードとなっています。

最新モデルのエアロロードは、「FILANTE SLR」

最新モデルのエアロロードは、「FILANTE SLR」

出典:WILIER JAPAN

2021年登場した、フラッグシップエアロロードがFILANTE(フィランテ)SLRです。Cento10シリーズの進化版のこのモデルは、フレーム重量わずか870gの超軽量エアロロードです。

ワイドクリアランスで太めのタイヤも履け、空力性能も向上しています。平坦の高速巡行だけでなく、アップダウンや加減速にも強いハイパフォーマンスエアロロードです。

どこで販売している?正規ショップに足を運んでみよう

ウィリエールのロードバイク販売店は北海道から沖縄まで、日本全国にあります。実物の展示を見たり、バイク選びのアドバイス、サイズ合わせなど、さまざまな相談に、のってもらえるでしょう。近くに正規ショップがあれば、ぜひ行ってみよう。

ウィリエールのロードバイク正規ショップはこちら

美しくて速い、ウィリエールのロードバイクはいかが?

美しくて速い、ウィリエールのロードバイクはいかが?

出典:Flickr/Glory Cycles

美しいイタリアンデザインと、レースシーンで磨いた速さを兼ね備えた、ウィリエールのロードバイクをご紹介してきましたが、いかがでしたか。

エアロ、クライミング、エンデュランス、オールラウンドなど、予算と目的に合わせて自分好みのウィリエールのロードバイクを見つけてくださいね。

ウィリエール公式サイトはこちら