ロードバイクの平均速度って、どれくらい?
自転車でもっともスピードが出るロードバイク。実際にどのくらい速いのか気になりますよね。
こちらでは、ロードバイクの平均速度を紹介しています。ほかの自転車のスピードとの比較も参考にしてみてくださいね。
初心者は25km、上級者は40km!
平均速度は、乗る人によって差が出てきますが、まずは初心者の速度から見ていきましょう。
初心者は時速20〜25kmくらい
ロードバイクに乗り始めたばかりや、街中を走るときなら、平均時速は20〜25kmくらい。信号がなく、走りやすい道なら、30km以上も出るでしょう。
プロは平均時速40km!?
プロになると、平均時速はなんと40km!車と同じくらいのスピードで走り続けていることになりますね。
ちなみに下り坂やスプリント区間では、時速60km以上にもなります。
ほかの自転車と比べると?
ロードバイク以外の自転車の平均時速と最高時速の目安を、表にしてみました。こう見ると、ロードバイクの速さが際立ちますね。
自転車の種類 | 平均速度 | 最高速度 |
シティサイクル | 12~20km | 20~30km |
クロスバイク | 15~25km | 30~45km |
ミニベロ | 15~20km | 30~40km |
マウンテンバイク | 15~25km | 30~40km |
ロードバイク | 20~35km | 40~70km |
平均速度を測るなら「サイクルコンピューター」
スピードを計測するには、「サイクルコンピューター(サイコン)」が便利。平均速度のほか、最高速度や距離も測れますよ。
地図を表示して、ルート案内をしてくれる高性能なサイコンもあるので、サイクリングの楽しみを広げたい人はチェックしてみてください。
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ロードバイクで速く走る方法は?
ここでは、速く走って平均速度を上げる方法をご紹介。すぐ試せることもあるので、参考にどうぞ!
フォームを確認しよう
まずは乗るときのフォーム。次の3つから意識しましょう。
- ・肩を落とす(力を抜く)
- ・目線は前に
- ・肘は曲げ、内側に絞り外に出ないようにする
プロのような深い前傾姿勢をとると、フォームが崩れやすくなります。肩の力を抜くだけでも、走りに変化があるはずなので、少しずつ試してみてくださいね。
距離に慣れよう
少しずつ走る距離を伸ばして、体力もつけましょう。ある程度の距離を走れるようになると、ペースアップする余裕も出てきます。
最初は20kmくらいの距離を走り切ることを目安に、無理のない範囲で調整してみるのがおすすめ。
一定のペースで走る
ペースは一定を意識しましょう。無理にスピードをあげてペースを崩すと疲れてしまい、結果的に平均速度も下がってしまうでしょう。
サイコンなどでケイデンス(ペダルの回転数)も計測できるなら、ケイデンスが一定になるように意識して走ると良いですよ。
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パーツのグレードアップ
レースにチャレンジするなど、本格的に練習をするなら、パーツの交換も検討してみましょう。ホイールやタイヤを変えるだけで、グンと速く走れることもあります。
どんなルートを走るかも重要
信号や坂道の少ない道を選んで走ると、フォームやペースに集中して走れるでしょう。
サイクリングコースなどがあれば、気持ち良くスピーディに走れますね。
安全第一!ルールを守って楽しく走ろう
初心者でも平均時速20〜25kmほど出るロードバイク。乗り慣れてくると、さらに速く走ることもできます。
ただ、高速で走行できる分、安全対策も万全に行いましょう。交通ルールなどを守りながら、ロードバイクを存分に楽しんでくださいね。