【大阪・舞洲から堺】夜のベイエリアを駆ける30km。渡し船も楽しむ、チルな自転車旅

いつもの街乗りから少し足を伸ばして、夜の港湾エリアへ。

今回走るルートは、大阪の舞洲を出発して堺の浜寺公園を目指す約30kmの道のりです。

夜の海沿いを抜け、途中で渡し船に乗ったり、巨大な橋をハシゴしたりと、短い距離のなかにちょっとしたアドベンチャー感が詰まっています。あとシンプルに夜景がきれい。

おまけに夜のベイエリアは車通りがまばらで、ナイトライドには絶好のロケーションです。

それではさっそく、実際のライドの様子をお届けします!

目次

舞洲から浜寺公園まで、夜が気持ちいいルート

今回のルートは写真映えするスポットも多く、夜風を浴びながら景色を楽しみたい人におすすめのルート。

コース: 舞洲〜海遊館〜大正〜堺・浜寺公園(約30km)
・道の起伏: 基本は平坦。ただし「なみはや大橋」と「新木津川大橋」の2つの橋はけっこう登る
・出発地へのアクセス: 車or輪行(周辺にコインパーキングあり)
・所要時間: 写真撮影や渡し船の待ち時間を含めて2〜2.5時間程度

スピードを出して走るより、のんびりいきましょう。

ただし、自走で往復すると60km前後になるので、それなりに走り慣れた脚力は必要になります。

距離 30km
獲得標高 209m
目安時間 2.5h
レベル
★★★☆☆

ちなみに、上記のルートログの距離が37kmになっているのは、途中で道に迷ったのと、最後に記録を止めるのを忘れていたから。実際の片道距離は30kmほどですね。

また帰路については、渡し船の営業がすでに終了していたため、海沿いは避けて内陸側の平坦な道を自走して舞洲まで戻りました。

それでは、夜景ライドをレポートしていきます!

夜の舞洲からスタート

スタート地点の舞洲までは車でアクセス。駐車場に車を停めて、さっそく自転車を引っ張り出します。

車から降りた瞬間、ふわっと潮の香りが漂ってきて「お〜、海沿いに来たな」とテンションが上がります。

舞洲の夜景

スタートしてすぐに見えてくるのが、“舞洲といえば”のこの建物。

オーストリアの芸術家、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏がデザインしたゴミ処理場です。

舞洲の夜景

この施設の夜の姿を見たいがために、今回のルートを舞洲出発にしたと言っても過言ではありません。

舞洲の道路

このあたりは夜になると車や人がほとんどいないので、めちゃくちゃ走りやすい。

たまに大型トラックが通るのだけ気を付ければ、ただベイエリアをぐるぐる流しているだけでも十分楽しめると思います。

常吉大橋

とはいえ、今回目指すのは南にある堺。

のんびりしすぎるわけにもいかないので、舞洲の北東にかかる「常吉大橋」を渡って対岸の市街地側へと向かいます。

ちなみにこの橋、舞洲から市街地側へ向かう場合、進行方向の左側に歩行者・自転車用の通路があるのでそちらを走りましょう。

淀川沿いの道

橋を渡りきると、淀川沿いのひらけた河川敷に出ます。

夜風が気持ちいい道なので、本当はこのまま国道43号線にぶつかるまで快走する予定だったんですが……。ふと時計を見ると、思いのほか次に乗る「渡し船」の時間までギリギリ!

ということで予定を変更し、途中で河川敷を降りて急ぎ足で「天保山渡船場」へと向かいます。

自転車と一緒に、夜の渡し船へ

USJの看板

途中、USJの横を通り抜けます。

外からハリドリ(ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド)に乗っている人たちの姿が見えて、楽しそうな悲鳴が聞こえてくると、めちゃくちゃ行きたくなりますね。笑

USJの施設

かなりどうでもいい話ですが、学生時代ユニバでバイトしてました。ユニバ大好き。

いやそんなことより、時間が本当にやばい!!!

20時発の船に乗る予定だけど、今は19時50分。これ、間に合うか!?

渡し船乗り場

あぶな〜い。19時59分、なんとか滑り込みセーフ!

渡し船の時刻表

時刻表を見ると、船は大体1時間に2本ペース。

最終便は20時30分なのでこれを逃してもまだ次があったんですが、さすがにここで30分待つのはちょっと……間に合ってよかったです。

渡し船乗り場

お、船が来ましたよ〜。さっそく乗り込んでいきましょう。

水上から見る対岸の観覧車、きれいですね〜。

渡し船の中の様子

船の中はけっこう広々としていて、自転車はそのまま積み込むスタイル。

特に固定具などはないので、スタンドを立てるか手で支えておく感じです。

そしてあっという間に対岸(港区側)へ到着しました。乗船時間は5分もなかったかも?

ちなみに運賃はなんと無料! ありがたいですね。

海遊館の夜景

せっかく海遊館の真横に出たので、記念にパシャリ。

夜の海遊館もなかなか良い雰囲気です。

海遊館周辺の道

このあたりも交通量はほとんどなく、引き続き快走モード。

築港赤レンガ倉庫

ん、なんじゃこら!?

気持ちよく走っていると、横浜の赤レンガ倉庫を彷彿とさせる建物を発見しました。

黄色いクラシックカー

なんでもここ、築約100年の倉庫をリノベーションした施設らしく、中にはクラシックカーのミュージアムやステーキハウスが入っているんだとか。

今度ゆっくり来てみようっと。

巨大な橋をハシゴして堺へ

なみはや大橋

続いて「なみはや大橋」に到着。こちらも進行方向の左側に歩道が設けられています。

なみはや大橋と自転車

さて、このなみはや大橋。その急勾配から「大阪のベタ踏み坂」とも呼ばれており、最高地点は水面から約47m。なんとビル15階建てに相当する高さです。

なみはや大橋と自転車

それだけ高いので、頂上からの景色はやはり格別。ちなみにこの橋、昔は通行料がかかっていたそうですよ(現在は無料)。

なみはや大橋と自転車

しかも全長が約1.7kmもあるので、このきれいな景色をずいぶん長く堪能できるんです。(もちろん登るのはそれなりにしんどいですが!笑)

なみはや大橋を下って少し進むと、次に待ち構えているのが「新木津川大橋」。

新木津川大橋

見てください、この見事なループ状の道を。

新木津川大橋と自転車

そしてこの橋、歩道があるので自転車でも通れます。巨大なループをぐるぐると登っていく感覚は、けっこう新鮮で面白いですよ。

新木津川大橋

ぐるぐる回るのは登り(大正区側)だけで、下りは普通の直線的な橋になっています。さっきのなみはや大橋に続いて、ここからの景色もまたきれいなんですよね〜。

歩道橋

ただ、最後に地上へ降りる時はこんな道を押し歩くハメに。「あれ、普通に乗って下れたのかな?どこかで道間違えた?」と少し戸惑いつつ、なんとか橋をクリアしました。

堺市の車道

ここから目的地の浜寺公園までは、ひたすら府道29号線(臨海線)を南下します。

ただ、景色的な面白みはほぼゼロなので、道中の写真はこの1枚しか撮っていません!笑

とはいえご覧の通り、立派な自転車用レーンが整備されているうえに、この日は交通量も少なめでかなり走りやすかったです。さすがは自転車の街・堺!

工場夜景

そしてついに、ゴールの浜寺公園周辺に到着〜。

……したんですが、密かに楽しみにしていた工場夜景はここからだとほとんど見えない!笑

Googleマップで見た時は「目の前にドーンと夜景が広がる」のを想像していたものの、いざ来てみると手前の木や高速道路が邪魔をしてしまい、ちょっと見えにくいですね。

ともあれ、道中で散々きれいな夜景を楽しんできたので、個人的にはもう十分満足です!

実際に走ってわかった今回のルートのポイント

最後に、このルートを走るうえでの注意点を見ていきましょう。

夜間は前後ライトの装備を

ベイエリアは街灯が少ない区間や、夜でも大型トラックが通る道があります。フロントライトはもちろん、テールライトや反射材も装備して、後ろからの視認性を確保しておきましょう。

渡し船の最終便(20時半)には要注意

天保山渡船場の最終便は20時30分です。これを逃すと自転車で川を渡る手段がなくなり、内陸側へ大きく迂回するハメになります。夜間に走る場合は、少し時間に余裕を持たせておくと安心ですね。

ベイエリアは自転車が通れない橋も多い

今回紹介した橋はすべて自転車で通行できます。しかし、ベイエリア周辺は「車専用」の橋も少なくありません。適当に海沿いを進むと、行き止まりや大幅な迂回をくらうことがあるため、自分でルートをアレンジする際は事前の確認をお忘れなく。

工場夜景、浜寺公園からは意外と見えない

実は今回のルートは、最後に堺の工場夜景を見て締めくくりたいという意図もあり、浜寺公園をゴール地点に設定しました。(もちろん、シンプルに走りやすい道だからという理由もありますが!)

ただ本編でも触れた通り、浜寺公園周辺からだと工場夜景はあまり見えませんでした。さらに南下すれば、自転車からでもきれいに見えるスポットがあるのかもしれません

ただ、いかんせん「自転車で巡る堺の工場夜景」みたいな情報って、ネットにもほとんど転がってないんですよね。こればかりは自分で走って探すしかないので、今度また夜な夜な検証しに行ってみようと思います(笑)。

大阪、夜のベイエリアを堪能しました

今回は、舞洲から堺まで夜のベイエリアを走るルートをご紹介しました。

渡し船に乗ったり、巨大な橋をハシゴしたりと、短い距離のなかに非日常感があって、走っていて飽きないコースです。

工場夜景のスポット開拓という個人的な宿題は残りましたが、夜風を浴びながらのんびり走るにはちょうどいい環境でした。

夜間に走る際は、ライトの準備と渡し船の最終便にだけ気をつけて、ぜひ湾岸ライドを楽しんでみてください。

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