携帯ポンプ

ロードバイクの携帯ポンプおすすめ10選!携帯性と入れやすさで選ぼう

ロードバイクの「パンク」は、誰しも1度は経験するトラブル携帯ポンプなど事前に準備しておけば近くにサイクリングショップがなくても自力で対処でき、慣れてしまえば怖いものではありません。今回は、携帯ポンプの種類、選び方、おすすめのモデルまで徹底解説します。サイクリングやツーリングの備えとして、ぜひ参考にしてくださいね!

目次

携帯ポンプで、パンク修理も素早く行える

携帯ポンプ_概要

ロードバイク乗車時の困り事といえば「パンク」ですよね。パンク修理キットと一緒に持っておきたいのが、タイヤに素早く空気を入れるための携帯ポンプ

パンク対応はもちろんツーリングや長距離ライドでタイヤの空気を補填できるため、携帯ポンプは欠かせないアイテムです。

ロードバイクのパンク修理についてはこちら。

ロードバイク用携帯ポンプの選び方

ここからは携帯ポンプの種類や特徴を踏まえて、選び方を紹介します。

携帯性と入れやすさから選ぼう

携帯ポンプは、持ち運びやすい「ハンディタイプ」、空気が入れやすい「フロアポンプタイプ」、正確・簡単・多機能の3拍子「電動エアーポンプ」の3種類があります。

●持ち運びやすい「ハンディタイプ」

携帯ポンプ_ハンディタイプ「ハンディタイプ」は軽量かつコンパクトで、サドルバッグなどにも収納できるため、気軽に携帯できます。ただし、片手でポンプを押して空気を入れる作業になるので、力が入れづらいでしょう。

空気を入れる角度を調整できるホース付きのタイプや、押す時・引く時の両方で空気が入るダブルアクションタイプを選べば、ポンピングが楽になります。

●空気が入れやすい「フロアポンプタイプ」

携帯ポンプ_フロアポンプタイプ「フロアポンプタイプ」は、上からハンドルを押して入れる、一般的な形状の携帯ポンプです。体重を乗せてポンピングできるため、ハンディタイプよりもスムーズに空気を入れやすいでしょう。

サイズは大きいものの、パンクするリスクが上がる長距離サイクリングには、フロアポンプタイプがおすすめです。

●正確・簡単・多機能の3拍子「電動エアーポンプ」

携帯ポンプ_電動エアーポンプ

「電動エアーポンプ」は正確に圧力測定を行い、自動で必要な空気を入れられる携帯ポンプ。ポンプを何度も押す必要がないため、女性でも簡単でスピーディーに作業できます。

ライト機能やスマホ充電に対応している多機能タイプが多く、外出時の強い味方です。

空気圧計のついている製品が理想

携帯ポンプ_空気圧計

携帯ポンプは、空気圧計付きの製品を選ぶのが理想です。ロードバイクのタイヤは、基準より空気が少ないとパンクの原因になり、多すぎると地面からの振動が大きく感じられます。

快適に走行するためには、適切な空気圧を入れることが欠かせないため、空気圧計付きの携帯ポンプをおすすめします。

フレームに装着できる携帯ポンプだと便利!

携帯ポンプ_フレーム装着

出典:楽天市場

ロードバイクのフレームに装着できる、携帯ポンプもおすすめです。フレームに取り付けておけば、荷物の中に入れる必要がなく、サッと取り出せます。

ネジでやマジックテープで固定するタイプがあり、いずれも取り付けは簡単ですよ。

ハンディタイプのおすすめ携帯ポンプ5選

ここからは、おすすめの携帯ポンプを紹介します!ハンディタイプの製品から見ていきましょう。

TOPEAK レースロケット マスターブラスター

定番の自転車周辺アイテムメーカーが作る、コンパクトなポンプ

仏式と米式に対応するハンディタイプの携帯ポンプ。フレーム装着用のクランプも付属されていて、ボトルケージの下などにもコンパクトに収納できます。ハンドル部分にはグリップがついているため、滑りにくく、力を入れやすいのも嬉しいポイント!

サイズ180×26×21mm
重量82g
空気圧最大160psi
対応バルブ仏式・米式

GIYO 自転車 携帯空気入れ

ポンピングの位置を調整しやすい!

空気圧がひと目で分かる大型空気圧ゲージを搭載したモデル。収納型のホースがついているため、ポンピング時には、力が入れやすい位置にポンプを置くことができます。フレーム装着用の専用ブラケットも付属されているので、持ち運びにも困りません。

サイズ270mm
重量150g
空気圧最大120psi
対応バルブ仏式・米式

LANDCAST 自転車 携帯ポンプ

小さいのに、最大300psiまで充填OK!

コンパクトなハンディタイプにも関わらず、最大空気圧300psiまで充填できる携帯ポンプです。ダブルアクション機能を搭載しているため、従来のハンディタイプの2倍の速さで空気を入れられます。高圧でも軽い力でポンピングできるでしょう。付属のマジックテープで、簡単にフレームに装着できる点も◎

サイズ全長180mm
重量90g
空気圧最大300psi
対応バルブ仏式・米式

LANDCASTのレビュー記事はこちら。

パナレーサー 携帯ワンタッチポンプ

タイヤでもお馴染みのメーカーの、コンパクトなポンプ

ワンタッチでバルブにカチッとポンプ先端を挿し込める、「パナレーサー」の携帯ポンプ。フレームに装着しても、ペダルを漕ぐ足に干渉しないコンパクトさが魅力です。収納時の2倍の長さまでストロークを延長できるため、ポンピング作業も比較的行いやすいのが特徴です。

サイズ収納時17cm、延長時34cm
重量85g
空気圧最大120psi
対応バルブ仏式・米式

air bone スーパーノバポンプ

コンパクトさ重視なら!カラーも豊富なポンプ

超コンパクトな、手のひらサイズの携帯ポンプ。高級感のあるアルミボディと、8色展開の豊富なカラーバリエーションで、愛車にぴったりなカラーが見つかるでしょう。とにかく持ち運びやすい携帯ポンプを求めている人におすすめ!

サイズ99mm
重量49g
空気圧最大7Bar(約101psi)
対応バルブ 仏式・米式

フロアポンプタイプのおすすめ携帯ポンプ5選

続いて、フロアポンプタイプのおすすめ携帯ポンプを紹介します!

GIYO アルミミニフロアポンプ GM-821

スリムながら、空気入れのポジションが取りやすい

スリムなフォルムながらも、最大空気圧140psiまで充填可能なミニフロアポンプ。ホースの根元が自由に動くため、空気を入れるポジションも自由自在に調節可能です。見やすいエアゲージもついているため、ベストな空気圧までスムーズに入れることができます。

サイズ300mm
重量200g
空気圧最大140psi
対応バルブ仏式・米式・英式

パナレーサー ミニフロアポンプ

小さくてもパワフルなポンプ

自転車タイヤメーカーでもある、「パナレーサー」のフロアポンプ。小さいながらも、シティサイクルの空気入れと同じような感覚で、軽やかに空気を入れることができます。

サイズ340mm
重量200g
空気圧800kpa(約116psi)
対応バルブ仏式・米式・英式

BRIDGESTONE モバイルポンプ

しっかり踏み込めてグラつきにくい!

ポンプを踏み込んだ時のグラつきを防ぐ、ステップを搭載した「ブリヂストン」のモバイルポンプ。ロングホースが付いているため、全体重を乗せてポンピングしやすいでしょう。本体重量はやや重めですが、その分、耐久性バッチリで頑丈です。

サイズ340×45×35mm
重量320g
空気圧約147psi
対応バルブ仏式・米式・英式

ACOR ミニフロアーポンプ AS3

ボディが伸びて、一気にポンピングできる!

折りたたみ時の全長は30cm。比較的コンパクトながらも、ボディが2段階で伸びるため、1回のポンピングで入る空気の量が多いミニフロアポンプ。出先でも空気圧計を見ながら素早く空気を入れられるでしょう。

サイズ305mm
重量215g
空気圧最大120psi
対応バルブ仏式・米式

TOPEAK フロアーポンプ ターボモーフ

女性も安心!握りやすいハンドル

女性でも無理なく空気を入れられるようにと、開発された「TOPEAK」のモーフシリーズ。なかでもターボモーフは、空気の入れやすさを重視しており、しっかりと握れるT型ハンドルや、360度回転するロングホースがついています。本体サイズはやや大きめですが、フレームに装着することもできます。

サイズL350 x W58 x H30mm
重量280g
空気圧最大160psi
対応バルブ仏式・米式

携帯ポンプの使い方

ロードバイクのチューブバルブの画像

続いて、携帯ポンプの使い方を簡単に紹介します。サイクリング前に手順を確認してくださいね。基本的な携帯ポンプの使い方は、フロアポンプと同じですが、ポンピングの回数が多くなるため体力も必要です。

1. タイヤ側面の表記を確認し、適切な空気圧を確認
2. バルブのキャップを外し、先端のナットを緩める
3. バルブの先端を軽く2回ほど押し、溜まった空気を抜く
4. ポンプ先端をバルブにはめ、レバーを引き上げてロックする
5. ポンピングで空気を入れる
6. ロックレバーを倒し、ポンプを抜く
7. バルブ先端のナットを締め、キャップをつけて完了

一度経験すると簡単に覚えられるので、ぜひチャレンジしてみてください!

フロアポンプの空気の入れ方についてはこちら。

CO2ボンベは、携帯ポンプとしても使える

ロードバイクのタイヤに空気を入れるCO2ボンベの画像

出典:楽天市場

CO2ボンベは、携帯ポンプとしても利用できることをご存知でしょうか。専用の器具(インフレーター)に接続後、バルブに挿して2~3秒でパンパンに空気が入るため、体力を消費することなく、パンク修理の手間も省けます。

ただし、CO2ボンベは使い捨てタイプが多く、コストがかかりやすいでしょう。とはいえ、パンク時の応急処置を短時間で行えるため、1本持っておくことをおすすめします。

CO2ボンベについては、こちら。

携帯ポンプがあれば、パンクも怖くない!

携帯ポンプがあれば、出先でパンクを修理できることはもちろん、パンクしても冷静に対処しやすくなります。

自分に合った携帯ポンプを手に入れて、快適な自転車ライフを楽しみましょう!