記事内画像提供:トレック・ジャパン
【Trek新作】3Dプリントサドル「Aeolus AirLoom」登場

トレック・ジャパンは、新型3Dプリントサドル「Aeolus AirLoom」を発表しました。独自のラティス構造により、坐骨を安定して支えつつデリケートな部位の圧迫を軽減し、快適性と効率性を両立。プロレースで培った新形状を採用し、擦れや痛みを抑えつつ前傾姿勢をサポートします。
ラインアップはRSL・Pro・Eliteの3グレードとフォーム仕様の計4モデル。特にEliteは29,900円と戦略的価格で、幅広いライダーに“次元の違う快適性”を届けます。
AirLoomがかなえる快適性

AirLoomテクノロジーは、坐骨をしっかり支える一方で、デリケートな軟部組織にはしなやかに追従するよう設計された3Dプリントのラティス(格子)構造が特徴です。ライダーの動きに合わせて摩擦を抑え、圧迫を軽減。さらにフォームカバーを不要とすることで、擦れや痛みの原因を最小限に抑えます。
実際に新型「Aeolus RSL AirLoom」を使用したTrek Factory Racing-Pirelli XCのライリー・エイモス選手は、「これまで使った中で断トツに快適なサドル」と高く評価しています。
なぜラティス構造が快適性を変えるのか

従来のフォームサドルは不均一につぶれるため、圧力が十分に分散されず、ライダーの動きを妨げてしまうことがありました。対してAirLoomを搭載した新型Aeolusは、オープンセルのラティス(格子)構造を採用。部位ごとに独立してたわむ設計により、身体形状を均一に支え、軟部組織の痛みや局所的なホットスポットを抑制します。その結果、ペダリング一蹴ごとの動きがスムーズかつ効率的に。
実際にレースで使用したTrek Driftlessのヘイリー・ハンター・スミス選手は、アンバウンド・グラベル200マイルやケープエピック8日間の過酷なレース後も「サドルの擦れなし。坐骨痛なし。何より軟部組織の痛みがなくなった」と語っています。
レースで磨いた新シェイプ

AirLoomテクノロジーに加え、新型Aeolusでは形状自体も刷新されています。プロライダーからのフィードバックとプレッシャーマッピングのデータを反映し、ノーズをより細く、トランジション部の不要素材を削減。さらにトップ面のスロープを延長することで、腿擦れを抑えつつ、エアロな前傾姿勢をしっかりサポートする設計となっています。
Aeolus AirLoomのラインナップ
Aeolus AirLoomシリーズは用途や価格に合わせて4モデルを展開。ハイエンドのRSLから手の届きやすいEliteまで、ライダーの幅広いニーズに応えます。
Aeolus RSL AirLoom バイクサドル
フルカーボンレール&フルカーボンシェル。164g(145mm幅)と超軽量。135 / 145 / 155mmの3幅を展開。
希望小売価格:59,900円(税込)
Aeolus Pro AirLoom バイクサドル
フルカーボンレール+カーボンコンポジットシェルを採用し、AirLoomと両立した170g(145mm幅)の軽さ。145 / 155mm。
希望小売価格:44,900円(税込)
Aeolus Elite AirLoom バイクサドル
より厚めのラティスパディングをナイロンコンポジットシェルとオーステナイト製レールに組み合わせ、手の届きやすい価格でラティス快適性を提供。135 / 145 / 155mm。
希望小売価格:29,900円(税込)
Aeolus Elite バイクサドル
AirLoomラティスなしで新プロファイルのみを求めるライダー向けのフォームモデル。145 / 155mm。
希望小売価格:14,900円(税込)