アイキャッチ画像出典:Facebook/DAHON_Jpn
おしゃれでかわいいDAHON(ダホン)の折りたたみ自転車
折りたたみ自転車の代表的ブランドとして知られる“DAHON(ダホン)”。そんなDAHONについて、おさらいしておきましょう。
DAHONはアメリカ生まれのブランド

DAHONは、1980年代に米国で生まれた折りたたみ自転車のパイオニア。「毎日の移動をもっと自由に」という発想から出発したブランドです。信号の多い街中でのストップ&ゴーでも軽快に扱え、持ち運び前提のサイズ感も実用的。
クラシックからスポーティまでデザインの幅も広く、 “さっと持ち出して、気持ちよく走る”という体験を得意とするブランドです。
なぜDAHONが選ばれる?
ホームセンターなどでも折りたたみ自転車を見かけますが、手ごろな価格で販売されている折りたたみ自転車も多いですよね。
一方で同じ“折りたたみ”でも、DAHONの折りたたみ自転車は走行感覚がワンランク上。安心して“ちゃんと走れる”感覚があります。
スポーティな走行が楽しい

街乗り専用の折りたたみ自転車と違い、DAHONはフレーム剛性やジオメトリ(フレーム設計)、ホイールやタイヤといったパーツまで、スポーツバイクの視点が取り入れられています。直進時の伸び、コーナーでの安定感。さらに時速20〜25kmの巡航でも脚が軽やかに回り、快適なサイクリングが楽しめます。
もちろん、街中の普段使いでも本領発揮。ストップ&ゴーが多い都市部で疲れにくいのが持ち味です。
14インチ〜20インチの豊富なラインナップ

タイヤが小さい14インチ(輪行・車載・室内保管がラク)から、安定感と巡航性に優れた20インチまで。さらに、ドロップハンドルのモデルや独自の折りたたみヒンジを採用するモデルなど“選べる幅”が広いのもDAHONの強み。使い方に合わせてサイズと仕様を合わせやすいのが嬉しいポイントです。
DAHONのおすすめモデル11選
それでは、多彩なDAHONのミニベロの中から、おすすめのモデルを11選ご紹介します。DAHONには”DAHON”と”DAHON International”の2つの系列ブランドがあるので、系列別にまとめてご紹介します。
Fu-Com(DAHON)

電動アシスト付き折りたたみ自転車でありながら18.5kgの軽さを実現。最大120kmの航続距離で荷物を積むオプション装備も充実。日常使いでも、アウトドア活動でも大活躍します。
- 電動アシストモデル
DAHON Fu-Com
重量(kg) | 18.5 |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
タイヤの大きさ(インチ) | 20 |
タイヤの幅(インチ) | 2 |
変速 | 7段 |
装備 | キックスタンド |
DAHONの折りたたみシステムに、電動ユニットの大手メーカーBAFANG社の電動アシストユニットを組み合わせたモデル。20kgを切る軽量さと、最大120km走れる走行性能を両立しています。

出典:SHIFTA
ミニベロにつきものとも言えるハンドル操作のクイック感を、2インチの幅広タイヤが補ってくれます。
おすすめポイント
- 20×2インチの太めのタイヤで、クッション性抜群
- 雨でも制動力が落ちないディスクブレーキ搭載
- 折りたためて屋内保管・車載に対応
K3(DAHON)

小型・軽量な折りたたみ自転車の代表選手。14インチの小さなタイヤでもスポーツ走行が楽しめる絶妙な設計が魅力です。
DAHON K3
重量(kg) | 7.8 |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
タイヤの大きさ(インチ) | 14 |
タイヤの幅(インチ) | 1.35 |
変速 | 3段 |
装備 |
スポーツ仕様の折りたたみ自転車として8kgを切る脅威の軽さを実現し、センセーションを巻き起こしたモデルとしてお馴染み。3段変速なので、20キロ程度のツーリングもこなします。輪行(電車に自転車を積む)したい方に超おすすめのモデル。

出典:AKIBO CORPORATION.
折りたたんだサイズは、H59×W65×D28cm。そして重さ7.8kgなので、持ち運びが驚くほどラクです。
おすすめポイント
- 7.8kgで持ち運びストレス小
- 14インチでも3段変速で起伏や向かい風に対応
- コンパクト折りで輪行・室内保管が簡単
K1(DAHON)

コンパクトな折りたたみ自転車の理想形を追求する「Kシリーズ」から、よりシンプルに、よりタウンユースな使用を想定して誕生した14インチのシングルスピードモデル。
DAHON K1
重量(kg) | 7.8 |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
タイヤの大きさ(インチ) | 14 |
タイヤの幅(インチ) | 1.5 |
変速 | シングル |
装備 | - |
変速レスのシンプル構成で軽快さと扱いやすさを優先。短距離の移動が多い人、混雑動線を軽く抜けたい人に相性グッドです。

乗りやすくするため、タイヤはK3から少しワイド化させた1.5を採用。街中に多い段差にも安心感が増します。
おすすめポイント
- 変速レスで軽く・壊れにくい
- 7.8kgで階段や改札が楽
- 14″×1.5″タイヤで街中の小回りが得意
Horize Disc(DAHON)

存在感のある太目のフレームや太いタイヤなど、ラインナップの中でも特に無骨感を放つ1台。ディスクブレーキ搭載で、どんな天候でもアクティブなライドを楽しめます。
DAHON Horize Disc
重量(kg) | 12 |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
タイヤの大きさ(インチ) | 20 |
タイヤの幅(インチ) | 1.95 |
変速 | 8段 |
装備 | キックスタンド |
20×1.95インチのワイドタイヤにディスクブレーキを装備。12kg、外装8段で段差や荒れた路面にもタフに対応。普段使いを「気楽にたくましく」こなせるモデルです。

ディスクブレーキには、重量と制動力にバランスの取れた160mmローターを使用。悪天候でも高い制動力を発揮します。
おすすめポイント
- 太めタイヤで段差に強い
- ディスクブレーキで雨天の制動安心
- スタンド標準装備で日常の取り回しに便利
Speed Falco(DAHON)

クロモリフレームを使用し、バランスの良さから長くラインナップに名を連ねるSpeedシリーズ。その中でも、長く継続し、進化し続けているモデルです。
DAHON Speed Falco
重量(kg) | 12 |
---|---|
フレーム素材 | クロモリ |
タイヤの大きさ(インチ) | 20 |
タイヤの幅(インチ) | 1-1/8 |
変速 | 8段 |
装備 | キックスタンド |
DAHONを代表する人気モデルの一つ。クロモリの柔らかな乗り味、20インチでも大きめの451規格のタイヤで、長距離ライディングにも対応。輪行して旅先の街並みや風景を楽しみたい人におすすめモデルです。

ハンドル下、ヘッドチューブに台座を設置。オプションで、フロントキャリヤやカゴ、カバンなどを取り付けることができます。輪行にはうれしい仕様です。
おすすめポイント
- クロモリ特有のしっとりした乗り心地
- 20インチ×8段変速で通勤〜週末まで幅広く対応
- スタンド付きで普段使いが楽
Boardwalk D7(DAHON)

デイリーユースから週末のお買い物まで。おしゃれで使い勝手の良いロングセラーモデルです。
DAHON Boardwalk D7
重量(kg) | 12.5 |
---|---|
フレーム素材 | クロモリ |
タイヤの大きさ(インチ) | 20 |
タイヤの幅(インチ) | 1.5 |
変速 | 7段 |
装備 | キックスタンド、泥除け |
クラシックなクロモリにフェンダー&スタンドが標準装備。小回りの効く20インチタイヤに外装7段、街乗りが楽しくなります。服装を選ばず街の景色になじむシンプル&ベーシックな一台です。

変速は、グリップシフトよりワンランク上のトリガー&ボタン式。指で操作するので分かりやすく、確実にシフトチェンジできます。
おすすめポイント
- 細身のクロモリフレームとシルバーパーツで上品なたたずまい
- 泥除け+スタンドで購入直後から実用的
- 日常域の速度にちょうどいい7段変速
Hit(DAHON)

エントリーモデルに最適な一台。まずはDAHONの折りたたみ自転車を体感したい人におすすめ。
DAHON Hit
重量(kg) | 12.2 |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
タイヤの大きさ(インチ) | 20 |
タイヤの幅(インチ) | 1.75 |
変速 | 6段 |
装備 | キックスタンド、泥除け |
泥除け、キックスタンド標準装備、6段変速と、基本を抑えたコスパの高い仕様です。泥除け、スタンドが付いて重量12.2kgと、なかなかの軽量モデルなので、折りたたみ作業もしやすく、車載にも向いています。
おすすめポイント
- 必要装備込みですぐ使える
- 1.75インチの幅広タイヤで安心の乗り心地
- 手に取りやすい価格ではじめやすい
K-ONE(DAHON INTERNATIONAL)

バッテリーがシートポストに内蔵されている外観がスマートな電動アシストモデル。機械式ディスクブレーキ、7段変速、キックスタンド付きなど、街中で使いやすい装備で、気軽に乗り出せます。
- 電動アシストモデル
DAHON INTERNATIONAL K-ONE
重量(kg) | 18.8 |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
タイヤの大きさ(インチ) | 20 |
タイヤの幅(インチ) | 1.75 |
変速 | 7段 |
装備 | キックスタンド |
20×1.75インチタイヤ、外装7段、18.8kgのEフォールディング。アシストで通勤ペースを一定に保ちやすく、太めタイヤの安定感で路面状況に左右されにくいキャラクターです。

直感的で使いやすい電源スイッチ。アシストモード5段階切り替えと、バッテリー残量の確認が出来ます。
おすすめポイント
- シートポスト内蔵バッテリーで、スマートな見た目
- 後輪モーターで、力強いアシスト
- 幅広タイヤで、クッション性のある快適な乗り心地
tbm(DAHON INTERNATIONAL)

14インチ、3段変速の超コンパクト折りたたみモデル。DAHONの”K3”に近いスペックです。
DAHON INTERNATIONAL tbm
重量(kg) | 7.9 |
---|---|
フレーム素材 | アルミ |
タイヤの大きさ(インチ) | 14 |
タイヤの幅(インチ) | 1.35 |
変速 | 3段 |
装備 | - |
7.9kgと超軽量。コンパクトに畳めて、持ち運びと“ちゃんと走る”のバランスが良いミニファイター。短距離〜輪行まで、幅広く楽しめる一台です。

DAHONのK3がVブレーキなのに対して、tbmはキャリパーブレーキを採用。滑らかなブレーキングで、確かな制動力を発揮します。
おすすめポイント
- 8kg切るから片手で運べる
- 14インチでも3段変速なので街の起伏にも対応
- 小さくたためて車載・室内保管が容易
Farout(DAHON INTERNATIONAL)

シンプル設計で、持ち運びがラクな折りたたみ自転車。驚くべきはその価格。なんと、3万円台(税抜き)!気軽に使いこなしたい軽量折りたたみの入門自転車です。
DAHON INTERNATIONAL Farout
重量(kg) | 11.1 |
---|---|
フレーム素材 | ハイテン |
タイヤの大きさ(インチ) | 14 |
タイヤの幅(インチ) | 1.95 |
変速 | シングル |
装備 | キックスタンド |
14×1.95インチの太めタイヤ×シングル。ペダル・スタンド有で11.1kg(無で10.5kg)。小径でも路面当たりが柔らかく、近距離移動を気軽に楽しめるカジュアルなモデルです

シンプル設計ながら、ハンドルの高さ調整が可能になっているところが高ポイント。家族で共用しやすい仕様です。
おすすめポイント
- 価格が手頃ではじめてに優しい
- 変速がないので、トラブルが少ない
- ワイドタイヤで、14インチでも安定して走行できる
Boardwalk 16(DAHON INTERNATIONAL)

DAHONの20インチ折りたたみ、”Boardwalk”の美しいフォルムはそのままに、タイヤをよりコンパクトな16インチに変更。持ち運びや収納性を高めたコンパクトモデルです。
DAHON INTERNATIONAL Boardwalk 16
重量(kg) | 11.8 |
---|---|
フレーム素材 | クロモリ |
タイヤの大きさ(インチ) | 16 |
タイヤの幅(インチ) | 1.5 |
変速 | 7段 |
装備 | キックスタンド |
16インチは、20インチより一回り小さく、玄関やオフィスでも置きやすいサイズ感。たたむとコンパクト感が引き立ちます。クラシックな雰囲気はそのままに、日常生活で扱いやすいモデルです。

折りたたんだサイズは、H60×W73×D35。 玄関先や室内など、ちょっとしたスペースに収納できます。
おすすめポイント
- 16インチで取り回しと見た目のバランス良好
- クロモリでしなやかな乗り味
- スタンド標準で普段使いが快適
どう選ぶ?DAHON折りたたみ自転車
DAHONの中でもどのモデルが良いか悩む方向けに、選ぶポイントをまとめました。注目するチェックポイントは、タイヤサイズ、重量、そして折りたたみ方式です。
タイヤサイズ:自分の走り方や使い方にあったサイズを

タイヤの大きさは、走行性能と折りたたみのサイズ感に大きく関わります。どのように使いたいかをイメージして選びましょう。
14インチ:駅まで、買い物、小径ならではのクイック感。輪行・保管スペース最優先ならこちら。
16〜18インチ:街乗りと取り回しの折衷。長距離走行は少ししんどいかも。
20インチ:巡航・安定感・拡張性(タイヤ選択肢、ラック類)を重視。日常の1台としても使いやすい。
重量:軽いほど持ち運びもラクになります

折りたたみ自転車は、軽ければ軽いほど走行も軽快になり、持ち運びもラクになるでしょう。一方、重量が軽くなるにつれ価格が高くなる傾向があります。そのため、折りたたみ、持ち運びの頻度によって、どれくらいの重量が適しているか、そして自分にとって、どのくらいのコストが適正なのかを判断しましょう。以下の目安を参考にしてください。
10kg台前半:輪行や車載、保管のための持ち運びが快適に。
11〜12kg台:実用とコストの均衡点。選択肢は多くなりますが、実際に使う場面を想定して慎重に選びましょう。
13kg台〜:価格重視の選択になるでしょう。折りたたむ頻度があまり多くなく、走行性能はあまり求めない場合に適しています。
折りたたみ方式:たたむ速さと収まり

DAHONの代表的な折りたたみ方式である2つ折りは、操作が分かりやすく直感的。以下の通り、スリーステップで折りたたむことができます。
- サドルを下げる
- ハンドル部分を折り曲げる
- フレームを2つにたたむ
タイヤサイズによって、折りたたみ時のサイズ感がかなり変わります。コンパクトにこだわるなら、14インチモデルを選びましょう。
DHONのその他の折りたたみ方法も知っておこう
その他の折りたたみ方法として、以下の2種類のモデルがあります。
縦横、3か所で折りたたむ:よりコンパクトに折りたたむことができるが、手順が多くなる。
例)Curl i4(DAHON INTERNATIONAL)


フレームは折りたたまないセミフォールディングタイプ:折りたたむのはハンドル部分のみ。コンパクトにはならないが、省スペースで収納できる。
例)Nuwave D6(DAHON INTERNATIONAL)

DAHONの折りたたみ自転車、どこで買う?
DAHONの折りたたみ自転車は、実店舗でもインターネットでも購入可能です。
店舗

自転車のプロショップだけでなく、大手自転車チェーン店、家電量販店などでも購入することが出来ます。注意したいのは、DAHONには2つの販売系列店があること。取り扱いのモデルがそれぞれ異なるので、気になるモデルがあったら、まずは販売している店舗を探してみましょう。
インターネット

正規販売店のECショップやメーカー直結のオンラインストアもあります。折りたたみ自転車のメリットとして、コンパクトに発送できるので、受け取ってから難しい作業なしで、すぐに乗り出すことが出来ます。
ただし、ハンドル部分の組み付けなど、一部組み立て作業が必要な場合も。どのような状態で発送されるのかは、よく確認しておきましょう。
もちろん、Amazonや楽天市場などのECショップでも購入できます。
ダホンの折りたたみ自転車のよくある質問
購入前後に読者の方からよく届く疑問を、端的に解説します。
「DAHON」と「DAHON International」は違うブランド?


この2つは基本的には同じ「DAHON」ブランドですが、取り扱うモデルや流通の窓口が分かれています。
●「DAHON」 …主にプロショップで展開
●「DAHON International」 …大手販売店や量販店で展開
それぞれで扱うモデルが異なるため、気になるモデルを見つけたら、どちらの販売ルートで取り扱っているかを確認しておくと安心です。
折りたたみ自転車のメンテナンスは難しい?

基本は通常のスポーツバイクと同じです。空気圧管理、チェーン清掃に加えてブレーキ調整に気を配ると快適な走りが楽しめます。
ただし、折りたたみ機構があるため、ヒンジ部・クイックレバー・ハンドルポストのボルトは定期的に点検し、ボルトなどに緩みがないか、しっかり確認しましょう。自転車ショップでも点検してくれるので、半年や一年といった区切りで利用するのもおすすめです。
保証や修理サポートはある?

正規ルート購入ならメーカー保証+販売店サポートが受けられます。購入証明(レシート)と車体番号は必ず保管しましょう。引っ越しや転勤が多い人は、全国で持ち込みしやすい窓口があるかも購入前にチェックしておくと安心です。
DAHONの折りたたみ自転車で快適な移動を楽しもう

たたむ → 運ぶ → 走る、が気軽にできるのがDAHONの良さ。通勤も買い物も、ちょっとした寄り道も、いつもの移動が少し楽しくなります。自分に合うモデルを選んだら、あとは気楽に乗り出しましょう。
※記事内で紹介している商品を購入した際、売上の一部がCYCLE HACKに還元される場合があります。
※各商品に関する情報は、実際に商品を使用したうえでの見解に加え、ブランド・ECサイトなどの情報を参照して記載しています。
※掲載されている情報は、記事執筆時点でCYCLE HACKが独自に調査したもの、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し、自動で生成しているものです。 掲載価格の変動や登録ミスなどの理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細などについては、各ECサイト・販売店・ブランドよりご確認ください。