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街乗りでインパクト大!26インチのBMXクルーザーとは?
ストリート・パーク・レースなどで使われるBMXは、小さめの20インチタイヤが主流です。一方、大きなタイヤの26インチモデルもあり、おしゃれな街乗り用の自転車として人気です。
26インチのBMXは「クルーザー」とも呼ばれ、20インチモデルより走行性能も高く、街乗りにもおすすめ。まずは、26インチBMXが人気の理由や、街乗りに適しているポイントをご紹介します。
26インチならではの、お洒落なシルエット

26インチBMXのデザインは、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなどのスポーツバイクとは異なり、ストリート系のスタイルが特徴です。そのため、ファションやスタイルにこだわりがあるユーザーから高い人気を集めています。
もともとBMXはストリートカルチャーやファッションとの相性が抜群ですが、26インチモデルはさらに個性を重視する方にぴったり。またストリート系の服装だけでなく普段着にも合わせやすいため、街乗りはもちろん、通勤・通学など幅広いシーンで活躍します。
街乗りに乗りやすい「サイズ」

26インチのタイヤは、街乗りで扱いやすいサイズであることも人気のポイントです。20~24インチのBMXは、乗る人の身長によっては窮屈に感じることがありますが、26インチなら背の高い方でも快適に乗れます。
また、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなどの27.5インチモデルよりもコンパクトなため、街中での小回りも良く、取り回しもラクです。さらに走破性や乗り心地も十分で、太めのタイヤが小さな段差や凸凹を吸収してくれるため、快適に走行できるでしょう。
頑丈なフレームとシングルギアでトラブルが少ない

BMXはスチールやクロモリ製の頑丈なフレームに、シンプルなシングルギアを採用したモデルが多く、街乗りでもトラブルが少ないのが特徴です。
一方、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクは、変速ギアが多く便利な反面、チェーン外れやディレイラーの故障といったトラブルのリスクも伴います。BMXはこうした心配が少なく、ディレイラーの注油や調整といったメンテナンスも不要なのがメリットと言えるでしょう。
26インチBMXの選び方
26インチBMXはさまざまなメーカーからリリースされていますので、次の4つのポイントに注目して選びましょう。
サイズ:各モデルの「適応身長」をチェック

26インチBMXは、フレームサイズが1種類のみのモデルが多いため、購入前に各モデルの適応身長が自分に合っているか必ず確認しましょう。
適応身長の範囲から外れていると、無理な姿勢になり、快適に乗れない可能性があります。一方、適応身長の範囲内であれば、シートポストやハンドルなどのパーツである程度調整が可能です。
フレーム素材:「スチール」or「クロモリ」は予算に合わせて

BMXのフレーム素材はリーズナブルな「スチール」、耐久性や振動吸収性に優れる「クロモリ」の2種類があるため、予算に合わせて選びましょう。スチールはシティサイクルなどで一般的な素材で、安価なためいわゆる「ルック車」に使われることが多いですが、街乗りなら性能や耐久性は十分です。
クロモリは「クロムモリブデン鋼」の略で、スチールより強度や耐久性が高いため、長く乗れる26インチBMXを探している方におすすめ。スチールより価格は高くなりますが、お手入れしながら長く乗れば最終的にはオトクになりますよ。スチールとクロモリどちらがマッチするかは人それぞれなので、重視するポイントや予算に合わせて選びましょう。
タイヤの幅:2インチ前後が扱いやすい

26インチBMXのタイヤ幅はモデルによってさまざまですが、2インチ前後が扱いやすいのでおすすめです。タイヤ幅は細いほど走りが軽快になりますが、段差による衝撃やリム打ちパンクのリスクが増加します。しかし、タイヤ幅が太すぎると車重が重くなり、路面抵抗も増えるため軽快な街乗りは難しくなります。バランスの良い走りなら、極端に太いタイヤ幅のBMXは避けて、2インチ前後のモデルを選びましょう。
重量:快適な街乗りなら13kg前後

ストップ&ゴーや上り坂が多い場所を軽快に走りたいなら、車重が13kg前後のモデルを選ぶのがおすすめです。価格が安いルック車は15㎏前後のモデルが多く、走り出しや上り坂は少し重く感じるかもしれません。13kg前後だと軽快な街乗りに使いやすいでしょう。
26インチBMXのおすすめメーカー
26インチBMXをラインナップしている人気メーカーをピックアップして、特徴をご紹介します。たくさんあるBMXの中からお気に入りの一台を選ぶための参考にしてみてください。
ロゴ | 特徴 | |
HARO BIKES(ハローバイクス) | ![]() | アメリカのBMXメーカー。レース・ストリート・パークなど幅広いジャンルのBMXを生み出し、26インチモデルもラインナップ。 |
HOW I ROLL(ハウアイロール) | ![]() | 複数のジャンルをミックスした独自のBMXやピストバイクをラインナップするメーカー。気軽に街乗りで使いやすい、26インチのオールドスクールBMXを販売している。 |
SE BIKES(エスイーバイクス) | ![]() | BMXレースのバイクづくりでスタートしたアメリカのメーカー。26インチをはじめビッグホイールのBMXもラインナップしている。 |
Volume Bikes(ボリュームバイクス) | ![]() | 1999年にアメリカロサンゼルスで設立したBMXメーカー。気軽に乗れてトリックもできる頑丈な26インチBMXをラインナップ。 |
26インチBMXのおすすめ7選
編集部が厳選した26インチBMXのおすすめモデルを7選ご紹介します。リーズナブルな価格の街乗り向けモデルから、クロモリフレームの本格的な1台までバリエーション豊富にピックアップしました。ぜひご自身に合うモデルを見つけてみてください。
HILAND(ハイランド) 26インチBMX
適応身長 | 155cm~ |
---|---|
フレーム素材 | スチール |
タイヤ幅 | 1.95インチ |
重量 | - |
スタンド付きで街乗りで使いやすい
リーズナブルな価格と街乗りに適した使い勝手のバランスが魅力的な1台です。キックスタンド標準装備で、壁に立てかけずに駐輪できるのがメリット。

街乗りで扱いやすい1.95インチのタイヤ幅や、BMXならではのデザインを楽しめるペグが標準装備なのもうれしいポイントです。
おすすめポイント
- 制動力に優れるVブレーキ採用
- キックスタンド標準装備で後付けの必要なし
- ハンドルバーやサドルまでトータルコーディネートされていておしゃれ
ides(アイデス) D-Bike BM XSTREET 26インチ
適応身長 | 131cm~ |
---|---|
フレーム素材 | スチール |
タイヤ幅 | - |
重量 | 15㎏ |
6段変速や泥除け標準装備の街乗りBMX
子供向けの26インチBMXですが、適応身長131cm~なので背が低い方や女性の方にもおすすめ。サドルやハンドルの高さを調整すれば、大人の方のポジションにも合わせられます。泥除けやキックスタンドが標準装備で、BMXとしては珍しい外装6段変速付きなのも街乗り向きなポイント。
おすすめポイント
- 外装6段変速で効率良く走れる
- 131cmからの適応身長で、お子さんや背が低い方にもおすすめ
- 泥除けとキックスタンド付きで街乗りに使いやすい仕様
ANIMATO(アニマート) FLOW 26インチ ディスク
適応身長 | 約160cm~ |
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フレーム素材 | スチール |
タイヤ幅 | 2.1インチ |
重量 | 15㎏ |
制動力が高くスタイリッシュなディスクブレーキ仕様
26インチBMXならではのデザイン性をスマートにまとめた、おしゃれな街乗り向きモデルです。シンプルなマットブラックやカーキ、イエローなど、多彩なカラーラインナップで幅広いスタイルにマッチしそうです。

前後に機械式ディスクブレーキを採用し、雨の日でも安定した制動力が期待できるのも街乗りで使いやすいポイントです。クイックリリースハブ採用で工具を使わずに車輪を外せるため、パンク修理もしやすいです。
おすすめポイント
- シマノ製ディスクブレーキを前後に採用
- インパクトがあり乗り心地も良好な2.1インチセミファットタイヤ
- デザイン性を損なわないスタイリッシュなチェーンリングカバー
fivecard-bike(ファイブカードバイク) ブラックスワン 26インチ
適応身長 | 145~175cm |
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フレーム素材 | - |
タイヤ幅 | 2.125インチ |
重量 | - |
ビーチクルーザー×BMXの26インチモデル
ビーチクルーザーと呼ばれる流線形のフレームに、BMXのハンドルを組み合わせたオリジナリティあふれる一台です。トップチューブの位置が低いため、一般的な26インチBMXより乗り降りしやすいのが特徴です。

グリップシフト式の6段変速が付いていて、走行シーンに合わせた効率的なギアを選べるのもメリット。オプションのカゴや泥除けなど、街乗り用の装備も充実しています。
おすすめポイント
- スプリング付きの肉厚サドルでお尻が痛くなりにくい
- オプションの泥除けがあり雨の日の街乗りにも使いやすい
- 4ボルトステムでハンドル交換もしやすい
Volt!(ボルト) Volt! 26inch MTB
適応身長 | 165~175cm |
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フレーム素材 | アルミ |
タイヤ幅 | 2インチ |
重量 | 12.5㎏ |
MTB×BMXのデザインが魅力なストリートバイク
MTB系のアルミフレームやディスクブレーキに、BMXのハンドルを組み合わせ、ストリートで映えるシンプルなバイクに仕上がっています。独特のフレーム形状とBMXならではのアップハンドルは、オリジナリティを求める方におすすめ。軽量なアルミフレーム、機械式ディスクブレーキなど、性能面にもこだわっています。
おすすめポイント
- MTB、BMXどちらにもない独特のフレーム形状
- アルミフレームで12㎏台と軽量な車体
- 雨の日も安定した制動力の機械式ディスクブレーキ
HOW I ROLL(ハウアイロール) KICK IT 26
適応身長 | 163cm~ |
---|---|
フレーム素材 | クロモリ |
タイヤ幅 | 1.95インチ |
重量 | - |
クロモリフレームで長く乗れる1台
フレーム・ハンドル・フロントフォークにクロモリを採用した、本格的な26インチBMXです。主要部分に乗り心地が良く耐久性が高いクロモリを使っているため、メンテナンスやカスタムをしながら長く乗りたい方におすすめ。

ステムやブレーキなど細かいパーツもシルバーで統一されていて、そのままでもおしゃれなデザインです。1つずつ好みのパーツに交換していって、お気に入りの一台に仕上げるのも良いですね!
おすすめポイント
- ダイアコンペ製のブレーキやKENDAタイヤなど細かいパーツにもこだわりアリ
- 街乗りでおしゃれなオールドスクールタイプのフレーム
- シンプルなデザインとシルバーパーツで幅広いカスタムにマッチ
VOLUME BIKE (ボリュームバイク) SLEDGEHAMMER
適応身長 | - |
---|---|
フレーム素材 | クロモリ |
タイヤ幅 | 1.95インチ |
重量 | - |
街乗りからトリックまで楽しめる本格派!
街乗りはもちろん、ウイリーやジャンプといったトリックにも使いやすい本格的な26インチBMXです。20インチBMXのように扱えるコンセプトで設計されているため、トリック練習と街乗りを両立したい方におすすめ。
おすすめポイント
- クロモリフレーム採用で長く乗れる1台
- クランクやフロントフォークなど重要なパーツもクロモリ製
- 一般的なBMXの規格で作られていて、ハンドルやパーツなどもカスタムしやすい
よくある質問
26インチBMXを選ぶとき、疑問に感じることが多いポイントをまとめました。
適応身長はどれくらい?

26インチBMXの適応身長はモデルによって違いますが、160cmぐらいからが多いです。サドルの高さやハンドルの位置を調整すれば多少は身長に合わせることができますが、必ず製品の適応身長をチェックしてください。
24インチとどちらがおすすめ?

街乗り用のBMX選びでは、24インチと26インチで迷う方も多く、どちらが向いているかは重視するポイントにもよります。24インチのBMXは小回りが効き、適応身長も小さめなので背が低い方や女性にもおすすめ。ホイールだけでなく本体がコンパクトなので、室内保管や駐車場のスペースが限られている場合にも向いています。
26インチBMXはホイール径が大きいため、乗り心地や巡行性能を重視する方や、背が高めの方におすすめです。また、車体が大きいので、BMXならではのデザイン性やインパクトを重視する方も26インチが向いているでしょう。どちらにもメリット・デメリットがあるので、身体のサイズや使い方に合わせて選んでみてください。
▼24インチBMXのおすすめモデルはこちら!
通勤通学に使える?

フレームが頑丈でシングルギアのためトラブルの心配がないBMXは、通勤や通学に使うのもおすすめです。シティサイクルやクロスバイクなどのスポーツバイクよりタイヤが太めなので、リム打ちパンクのリスクが少ないのも通勤向けなポイント。通勤通学メインで使うなら、カゴ・泥除け・スタンドなどのカスタムを検討してみてください。
26インチBMXでおしゃれに街乗りを楽しもう!

小さすぎず扱いやすい26インチBMXは、おしゃれ&快適に街乗りできる自転車を探している方におすすめです。20インチや24インチのBMXだと少し小さい、けどロードバイクやマウンテンバイクだと大きいと感じる方は、バランスの良い26インチBMXを検討してみてください。
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