カーゴバイクなら子ども乗せも大型荷物もOK!おすすめモデルをご紹介

カーゴバイクなら子ども乗せも大型荷物もOK!おすすめモデルをご紹介

カーゴバイクとは普通の自転車では運べない大きな荷物や、子どもを乗せることができるように設計・開発された自転車です。大量の荷物が自転車で運べるなんて、最強ですね!

そこで、カーゴバイクの魅力はどこにあるのか?どんな使い方ができるのか?カーゴバイクが気になる方の疑問にお答えします。利用する際の注意点も合わせてご紹介しますので、自分のライフスタイルに合ったカーゴバイクを探してみてください!

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目次

アイキャッチ画像:Flickr/Sam Saunders

カーゴバイクが活躍するシーンは?

SURLYのカーゴバイク
出典:Flickr/itsbruce

カーゴバイクが役立つのはどんなときでしょうか?活躍するシーンをいくつか挙げてみます。

車を持っていなくて、買い物が不便

特に公共交通機関が発達した都会では、車を持たなくても生活できてしまいます。ただ、週末のお買い物の荷物を運ぶのが大変、そんな方にはカーゴバイクが大いに役立ちます!車の維持費や駐車場代を払い続けることを思えば、リーズナブルで合理的な選択ではないでしょうか!

子どもも荷物ものせたい

子どもを乗せたカーゴバイク
出典:Flickr/Tejvan Pettinger

保育園、幼稚園の送り迎えは、自転車が便利です。車の場合、園での駐車もままならないし、帰りに買い物をする時には駐車場があるお店を選ぶ必要がありますね。カーゴバイクなら子どもを乗せた上に、お買い物の荷物も積むことができます。

週末に大量の買い物をしたい

カーゴバイクで走る女性の後ろ姿
出典:Flickr/wittco.gmbh

週末に一週間分のお買い物をするときにも、カーゴバイクは頼りになります。お米、缶ビールなどの重たい荷物も運ぶことができます。そして、渋滞の心配をしなくて良いのもうれしいですね!駐車場渋滞を尻目に、スマートに帰路に着くことができます!

自転車でアウトドアを楽しみたい

カーゴバイクとテント
出典:Flickr/wittco.gmbh

カーゴバイクがあれば、キャンプツーリングにも利用できます。最初から大型の荷物を積む仕様になっているので、かさ張るテントやシュラフも含めて、安心・安全に運ぶことができます。

小さな子どもがいるご家庭なら、ディキャンプもいいですね。カーゴバイクなら、遊び道具を諦めることなく、どっさり持って行くことができるでしょう!

重たい荷物には、電動アシスト付きがおすすめ!

電動アシスト付きカーゴバイク
出典:Flickr/Fabrice Florin

カーゴバイクには2輪、3輪、電動アシスト付きなど、さまざまなタイプがあります。重たい荷物をラクに運ぶには、電動アシスト付きのカーゴバイクがおすすめです。重くても坂道をラクラク登ってくれます!

おすすめのカーゴバイク5選

カーゴバイクは、シティサイクルやスポーツバイクのメーカーが扱っていることが多いです。こちらでは、数ある中から、おすすめのカーゴバイクを紹介します。

    TERN(ターン) SHORT HAUL(ショートホール) ROJI BIKES

    適応身長160〜190cm
    タイヤ20×2.15
    重量15.5kg
    変速外装8段

    積載重量25kgのリアキャリアに、たっぷり荷物が積める20インチバイクです。e-bike用のフレームを使用しているので、剛性の高さもバッチリ。ゆったりと乗れる乗車ポジションで、対応している身長の幅も広いので、家族とシェアすることができるでしょう。

    サイクルベースあさひ LOG WAGON(ログ ワゴン)

    サイズ全長1,670mm×全幅600mm
    適応身長150〜180cm
    タイヤ20インチ
    重量22kg
    変速外装7段

    サイクルベースあさひのアウトドアブランド、LOGシリーズのカーゴバイクです。前後キャリアが標準装備ですが、特にリアキャリアは開閉式で、開くとオプションの30Lトランクカーゴがぴったり収まります。ダボ穴もたくさん用意されているので、オプションのケージを使えばたくさんのアウトドア用品をバランス良く載せることができます。なお、リアキャリアはチャイルドシートには対応していません。

      サイクルベースあさひ 88 CYCLE(ハチハチサイクル)

      サイズ全長1,900mm×全幅600mm
      適応身長160cm〜
      タイヤフロント24×2.10 / リヤ20×4.0インチ
      重量約23.4kg
      変速外装8段

      ”ママチャリ”があるなら”パパチャリ”も!というコンセプトで生まれました。横幅約100mmの極太の後輪で、重たい荷物を積んでも安定感抜群。エアボリュームがあるので、乗り心地も良いです。リアキャリアはチャイルドシートの取り付けもOK、純正のアルミコンテナもあります。趣味に、買い物にと、用途に合わせてカスタムできる、カッコいい自転車です。

        ブリヂストン TOTEBOX LARGE(トートボックス ラージ)

        サイズ全長1,780mm×全幅580mm
        適応身長148cm〜
        タイヤフロント/24×1.95 リア/22×2.125
        重量20.6kg
        変速内装3段

        リアキャリアに設置されたBOXバスケットの容量は約37リットル、大量の荷物を積むことができます。またこのバスケットは、フロントに設置することも可能。(別途部品が必要)リアキャリアはチャイルドシートの取り付けも可能なので、さまざまなスタイルに対応します。

          LOUIS GARNEAU(ルイガノ) EASEL8.0(イーゼル8.0)

          適応身長155〜180cm
          タイヤ20×1.95
          重量16kg
          変速外装7段

          フレーム一体型のリアキャリアは、耐荷重27kgまで対応。ホイールベースが長めで、荷物を安定して運べます。フロントバスケットや前後のフェンダーも標準装備された、実用的なバイクです。ただし、リアキャリアにチャイルドシートの取り付けはできません。

          おすすめの電動カーゴバイク3選

          たくさん荷物を積むなら、電動アシスト付きも魅力です。荷物が重くてもラクに走ることができます!

          RITEWAY (ライトウェイ) /GLACIER E-CARGO(グレイシア イーカーゴ)

          ジャパンブランド、ライトウェイが、海外のカーゴバイクを日本で使いやすいサイズ感に作り込んだ意欲作です。全長約2mなので「普通自転車」の枠から外れますが、その分圧倒的な荷物積載力を誇ります。広大な面積を持つリアキャリアには、チャイルドシートをつけて、さらにバスケットやパニアバッグを取り付けるスペースがあります。

          RITEWAY (ライトウェイ) /GLACIER E-CARGO(グレイシア イーカーゴ)
          出典:RITEWAY
           適応身長 145〜175cm
           タイヤ 20×2.25
           重量 27.4kg
           変速 外装8段

          ※道路交通法上の「普通自転車」ではありません。交通ルールに注意が必要です。
          RITEWAYの公式ホームページはこちら


            BRUNO(ブルーノ) e-tool(イーツール)

            サイズ全長1,700mm
            適応身長150〜180cm
            タイヤ20×2.1
            重量18.6kg(スタンド無し)
            変速外装8段

            電動アシスト付きでありながら、重さが18.6kgというママチャリ並みの軽さに驚きます!バッテリー性能が高く、最大航続距離もエコモードなら100km越えを実現。リアキャリアはチャイルドシートにも対応します。小さいながら、スーパーバイクです!


            TERN(ターン)/HSD P9

            コンパクトな見た目以上の積載能力があり、最大170kgの荷重に耐える強靭なフレームのバイク。HSDのリアラックは60kgまで耐えられる強固な仕様です。(日本の公道では積載重量に制限あり)ハンドルだけを折りたたむことができるセミフォールディングタイプです。ショートサイズなので街中でも取り回しがいいでしょう。なお、チャイルドシートを取り付ける場合は、両足スタンドに交換することをおすすめします。

            TERN(ターン)/HSD P9
            出典:TERN
             適応身長 150〜195cm
             タイヤ 20×2.15
             重量 25.7kg
             変速 外装9段

            TERNの公式ホームページはこちら

            番外編:海外で人気のカーゴバイク2選

            海外のカーゴバイクはサイズが大きいため、日本では歩道を走ることができません。しかし、かなり大型・大量の荷物を積めるのが魅力です!「とにかく大容量のカーゴバイクが欲しい!」という方に向けて、日本に輸入代理店があるバイク2選を紹介します。

            Larry vs Harry(ラリーvsハリー)/BULLITT(ブリッツ)

            デンマーク・コペンハーゲンで誕生したLarry vs Harryは、世界で最も有名なカーゴバイクメーカーの一つです。ブリッツは前輪とハンドルポストの間に大きな積載スペースがあるのが特徴。「ロングジョン」と呼ばれるその形状は、ミルク缶を運ぶための運搬用自転車からきています。豊富なオプションが用意されているので、子どもを乗せる、キャンプ道具を積むなど、目的に合わせてカスタムできるでしょう。全長は2mを超えますが、2輪、低床で車幅が46cmと、日本でも使いやすそうなカーゴバイクです。
            Larry vs Harry(ラリーvsハリー)/BULLITT(ブリッツ)

             サイズ 全長2,430mm  全幅460mm
             タイヤ 前輪20インチ/後輪26インチ
             重量 23.8kg
             変速 内装8段

            ※道路交通法上の「普通自転車」ではありません。交通ルールに注意が必要です。

            Larry vs Harry公式ホームページはこちら

            ユーロバイクジャパン(輸入代理店)の公式HPはこちら


            Cristiania Bikes(クリスティーナバイクス)/MODEL LIGHT(モデル ライト)

            Cristiania Bikesはデンマークで1970年代からエコロジカルな自転車製作に取り組んできました。MODEL LIGHTは前輪2輪、後輪1輪の”トライク”(3輪自転車)です。自転車とリヤカーが合体したような形状が特徴的ですね。世界で初めて最大積載量100kgを達成し、デンマークやオランダでは郵便配達にも利用され、子どもを安全に乗せるトランスポーターとしても活躍しているそうです。

            Cristiania Bikes(クリスティーナバイクス)/MODEL LIGHT(モデル ライト)
             サイズ 全長2,080mm  全幅870mm
             タイヤ 24インチ
             重量 34kg
             変速 内装3段

            ※道路交通法上の「普通自転車」ではありません。交通ルールに注意が必要です。

            Cristiania Bikesの公式HPはこちら

            ユーロバイクジャパン(輸入代理店)の公式HPはこちら

            カーゴバイクを選ぶ際の注意点

            街中に置いてあるカーゴバイク

            海外の大型カーゴバイクが日本で使いづらいのは、自転車に優しくない日本の道路状況もありますが、実は法律の制約があることも大きな要因です。そこで、自転車について定められている「道路交通法」、都道府県で定められている「道路交通規則」の中で、カーゴバイクが規制を受ける可能性のある項目を知っておきましょう。

            車体サイズによっては歩道を走れない

            歩行者優先の立て看板

            自転車は「軽車両」に該当し、基本的には「車両」と同じ交通法規に従います。それでも歩道を走ることができる場合がありますが、それは特例が認められているから。この特例は、自転車の中でも、「普通自転車」のみ対象となります。

            「普通自転車」の条件の一つに、「車体の大きさが全長190cm、幅60cmを超えない」という規定があります。この基準を超えるカーゴバイクは、歩道を走ることは禁止されることになります。

            ちなみに、国内で販売されている一般的な電動アシスト自転車は、このサイズを超えないので普通自転車となります。

            積載重量は30kg以内(東京都の場合)

            荷物を積んだカーゴバイク
            出典:Flickr/Karen Ka Ying Wong

            道路交通法はもともとおおまかな法律で、それを実際運用するために各都道府県で「道路交通規則」を定めています。自転車の積載重量の制限も含まれており、「30kg以内」というケースが多いようです。自分が住む、あるいは走る予定がある都道府県の道路交通規則を確認することが必要です。最大積載量100kgを超えるカーゴバイクもありますが、公道ではその能力を発揮できない、ということになります。

            子どもは一人しか乗せられない

            チャイルドシートがついたカーゴバイク
            出典:Flickr/Sludge G

            海外メーカーのカーゴバイクには、チャイルドシートを2個設置可能なモデルがありますが、日本独自の安全基準を満たさないと、日本国内では子どもを2人乗せることはできません。基準を満たした自転車には、「BAAマーク」と、「幼児2人同乗基準適合車マーク」が貼られているので、確認してみましょう。

             

            サイクルトレーラーという選択肢もあります!

            自転車で荷物を運ぶ、ということであれば、サイクルトレーラーを使うという方法もあります。超小型2輪のリヤカーを引くイメージですね!

            BURLEY(バーレー) TRAVOY V2 (トラヴォーイV2)

            重量4.8kg
            最大積載重量27kg
            取付可能シートポスト径25-35mm

            シートポストに取り付け金具をセットしておけば、ほんの数秒で自転車に取り付け、取り外しが出来ます。重たい荷物を安定して運べるでしょう。筆者も試乗したことがありますが、平地なら付けていることを忘れるほどでした。ただ、歩道を走ることはできないので注意が必要です。

            キャリアとしても使用することができるので、折りたたみ自転車で利用すれば、たたんだ自転車も乗せて、バスや電車に乗り換えることも可能です。

            日本製、日本向けの電動カーゴバイク開発中です!

            日本の道路事情を考えると、海外のような大型のカーゴバイクはなかなか使いにくいですよね。そんな不安を解消すべく、「普通自転車」枠に収まり、日本の街乗りに適した電動三輪カーゴバイク、”STREEK Cargo Trike”の開発が進んでいます。

            車体中央に十分なカーゴスペースを設け、積載性と安定性を実現しています。目を引くラウンドしたフレームはデザイン性だけでなく、「吊るす」という新たな積載方法を可能にしました。

            2022年春の販売予定でしたが、諸事情により遅れているようです。販売開始が楽しみですね!

            STREEK
            出典:STREEK
             サイズ 全長1,890mm  全幅590mm
             タイヤ フロント18×2.0  / リア20×2.0
             重量 32kg
             変速 内装5段

            STREEK公式HPはこちら

            カーゴバイクでオンもオフも楽しもう!

            カーゴバイクとテント
            出典:Flickr/Umberto Brayj

            カーゴバイクは、さまざまな使い方が出来るので、荷物を持ち運ぶシーンで大きな変化をもたらす存在になりそうです。特に子育て世代のファミリーにとっては、日常の足としてだけでなく、休日を家族で楽しむための相棒としてもカーゴバイクは大活躍してくれるでしょう。自分の使い方にあったカーゴバイクを選んで、オンもオフも楽しみましょう!

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