ストライダーと一緒に揃えたい!ヘルメットの選び方・おすすめモデル20選!

ストライダーと一緒に揃えたい!ヘルメットの選び方・おすすめモデル20選!

お子さんのストライダーデビュー!ワクワクしながらも、どんなヘルメットを選んだら良いのか分からず、悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

そこで、ヘルメットの選び方やおすすめのヘルメットを詳しくご紹介!お子さんがストライダーを安全・快適に楽しむことができるよう、アシストしてあげましょう!

目次

アイキャッチ画像:Flickr/Donnie Ray Jones

ストライダーにヘルメットは必要?

子どもに自転車の乗り方を教える家族

出典:Flickr/Jim Kravitz

キックバイクやバランスバイクと呼ばれる、ペダルがない自転車の「ストライダー」は公道を走れない乗り物です。そのため、道路交通法の適用外となり、ヘルメットを被らなくてもよいのでは?と思うかもしれません。確かに、法律の縛りはありませんが、子どもの頭を守れるのはヘルメットだけ。ストライダーはスピードも出ます。アクシデントに備え、ヘルメットを被ることをおすすめします。

ストライダー社も、ストライダーに乗るときにはヘルメットが必須、というスタンスです。

ヘルメット選び、ここをチェック!

ヘルメットをかぶる子ども

出典:Flickr/Russ

ヘルメットを選ぶとき、チェックするべきポイントを紹介します。

重さに注意しよう

ヘルメットを被った女の子

ヘルメットは素材によって、重さが異なります。ハードシェルと言われるABS樹脂製は、いかにも硬い感じで厚みもあり、重くなりがちです。オートバイのヘルメットでお馴染みですね。頑丈ですが、重たいヘルメットは、小さな子どもの首に大きな負担となるかもしれません。

一方、ポリカーボネート製のソフトシェルは、薄くても強度があり、軽量。こちらはロードバイクに乗る人が使っています。サイズにもよりますが、重いハードシェルの製品で400g以上、軽いソフトシェルの製品だと200g程度と、倍ほどの差が出ます。お子さんの年齢や体格に合ったものを選びましょう。

頭のサイズ・形に合っているか

ヘルメットを被った男の子の後ろ姿

ヘルメットには、対応する頭のサイズや年齢がありますが、各メーカー独自の指標であり、あくまで目安なので、実際に被ってみてサイズ感を確認することが大切。

事前にお子さんの頭のサイズを測っておくと、試着するときの目安になるでしょう。サイズを測る場所は、額・後頭部のでっぱり・両耳の上の4点を結ぶ線上です。

また、ヘルメットの帽体が丸型、細長など、メーカーによって異なります。一般的に、国内メーカーは丸く、海外メーカーは細長い傾向があります。

SGマークなど、安全性を確認しよう

ヘルメットの安全基準シール

撮影:筆者

ヘルメットの安全性も大事なポイント。第三者機関の安全性能基準をクリアしたヘルメットには、専用のシールが貼られています。

日本で流通しているキッズヘルメットのほとんどは、日本のSG、アメリカのCPSC、ヨーロッパのCE EN1078のいずれかの規格をクリアしています。あまり聞いたことがないメーカーの場合、特に安全基準のシールの有無を確認しましょう。

アジャスターが使いやすいか

ヘルメットのサイズ調整ダイヤル

出典:Flickr/Nenad Stojkovic

ダイヤル式、マジックテープ式など、サイズ調整の仕組みは、ヘルメットによってさまざま。成長に合わせて調節し、フィットさせることが大切なので、実際に操作して、使いやすい製品を選びましょう。

ハーフフェイスのほか、フルフェイスもあります

フルフェイスのヘルメットで自転車に乗る子ども

出典:Flickr/Eli Christman

ストライダーには、ストライダーカップという公式レースもあります。レースに出場する場合には、頭だけでなく、あご周りから顔全体をカバーする「フルフェイス」のヘルメットが必要になるでしょう。あごの部分を取り外せるヘルメットなら、レース以外でも使いやすそうですね。

【国内メーカー】おすすめのヘルメット8選

国内メーカーは、日本人向けの商品開発が行われているので、日本人の頭の形に合う丸型の帽体の製品が多いです。

OGK Kabuto(オージーケーカブト) パイン(PINE)

毎回の調整が不要なアジャスター、「フィットバンド」のおかげで、被せやすいヘルメットです。外側のソフトシェルと、内側の衝撃吸収用ライナーが一体化したインモールド成形のため、軽くて丈夫。洋服にも合わせやすい落ち着いたツートンカラーです。

価格オープン価格
タイプソフトシェル
サイズ47〜51cm
重量230g
年齢のめやす1〜3才くらい
カラー8色
規格SG基準

オージーケー カブト(OGK KABUTO) FR-KIDS

後頭部のアジャスターダイヤルで、簡単にサイズ調整ができます。ズレにくいので、動きを妨げません。ストリート系のインパクトのあるグラフィックで、子どもにも喜んでもらえるかもしれませんね。頑丈なハードシェルタイプ。

価格6,050円(税込)
タイプハードシェル
サイズ50〜54cm未満
重量375g
年齢のめやす4〜6才くらい
カラー4色
規格SG基準

BRIDGESTONE(ブリヂストン) colon(コロン)

名前のとおりに、コロンとした形に北欧テイストのデザインが、かわいらしいヘルメットです。ダイヤル式のアジャスターで、サイズ調整もラクラク。ムレにくいようにベンチレーションもついています。

価格4,719円(税込)
タイプハードシェル
サイズ46〜52cm
重量約370g
カラー5色
規格SG基準

BRIDGESTONE(ブリヂストン) Beak(ビーク)

ハードシェルながら310gと軽量なモデル。ひさしが一体化したデザインがオシャレですね。内部ライナーに「掘り込み」を入れることによって、通気性をアップさせています。

価格5,566円(税込)
タイプハードシェル
サイズ51〜57cm未満
重量約310g
カラー5色
規格SG基準

mont-bell(モンベル)/サイクルヘルメット Kid’s 48-52

mont-bell(モンベル)/サイクルヘルメット Kid’s 48-52

出典:mont-bell

カラフルでデザインも楽しい、軽量ヘルメットです。軽さの秘密は、アウターシェルとインナーシェルを一体成形するインモールド製法。軽量ながら強度もヨーロッパ規格をクリアしています。ベンチレーションがたくさん設けられているので、蒸れにくいでしょう。同モデルの50〜54サイズもあります。

 価格 3,850円(税込)
 シェルタイプ ソフトシェル(インモールド)
 サイズ 48〜52cm
 重量 225g
 年齢のめやす 記載なし
 カラー 3色
 規格 ヨーロッパ規格(EN1078)

モンベルオンラインショップはこちら


nicco(ニッコ) Le Chik(ルシック)

「帽子みたいな、シンプルでかわいいヘルメットを被せたい」そんなママの声をヒアリングして生まれたヘルメット。成形、塗装、組立てを日本国内の自社工場で行なっている、安心のメイドインジャパンです。オプションで、おでこ用のインナークッションもつけられますよ。取り外して水洗いできるので、清潔に保てるでしょう。ワンサイズ下(46〜50cm)の展開もあります。

価格5,500円(税込)
タイプソフトシェル
サイズ47〜52cm
重量320g
年齢のめやす1〜3才くらい
カラー6色
規格CE EN1078

nicco(ニコ) BEAT.le Kids(ビートル キッズ)

衝撃吸収力が非常に高い、ハイグレードなABS樹脂を使ったハードシェルです。ハードシェルでありながら、スポーティー過ぎないシンプルなデザイン。マット仕上げですが、車のボディに使われる塗料と同じで耐久性が高い上に、キズが付きにくい加工がされているのも高ポイントです。Lサイズ(52-56cm)の展開もあります。

価格5,830円(税込)
タイプハードシェル
サイズ49〜54cm
重量420g
年齢のめやす年少〜低学年
カラー6色
規格CE EN1078

ides( アイデス) Cappy Peti( キャッピープチ)

220gと、とにかく軽量で通気性も良いので、初めてのヘルメットに最適。薄手の調整パッドが付いているので、成長に合わせて付け替えて長く使えるでしょう。サイズの微調整も、面ファスナーなので簡単。すっきりしたデザインです。

価格4,378円(税込)
タイプソフトシェル
サイズ44〜50cm
重量220g
年齢のめやす1〜4才くらい
カラー3色
規格SG基準

【海外メーカー】おすすめのヘルメット10選

何と言っても目を引く個性的なデザインが、海外メーカーの魅力。頭の形が細長い製品が多いので、フィット感を確認しましょう。

bern(バーン) TIGRE(ティグレ)

1〜2歳用の軽量ベビーヘルメット。日々の成長に合わせてフィットするよう、伸縮可能なゴム素材を使ったインナーシステムを採用しています。bernらしいスタイリッシュなフォルム、ポップなカラーリングがかわいらしいですね。

価格7,480円(税込)
タイプソフトシェル
サイズXXS(47-51cm)
重量280g
年齢のめやす1〜2才くらい
カラー7色
規格SG、CPSC、EN 1078

bern( バーン ) NINO 2.0(ニーノ2.0)

人気のキッズヘルメット、NINOシリーズ。オリジナルのNINOに対し、安全性はそのまま、さらに軽量になり、通気性も格段にアップしています。バイザーを取り外せば、お洗濯できますよ。

価格12,650円(税込)
タイプハードシェル
サイズS(52〜55.5cm)M(55.5〜59cm)
重量320g(S)、325g(M)
年齢のめやす2〜6才くらい
カラー6色
規格CPSC、EN 1078

BERN(バーン) NINA( ニーナ)

NINOが男の子向けとするなら、NINAは女の子向け。ポップなカラーリングとデザインに仕上がっています。個性的な9つのデザインがあるので、お子さんもひとつを選ぶのに迷ってしまうかもしれません!NINOと同じく、バイザーは取り外し可能。サイズ調整もベルクロで簡単に行えます。

価格10,450円(税込)
タイプハードシェル
サイズXS〜S(48〜51.5cm)、S~M(51.5-54.5cm)
重量325g (XS〜S)、340g(S〜M)
年齢のめやす2〜6才くらい
カラー9色
規格CPSC、EN 1078

BELL(ベル) LIL RIPPER(リルリッパー)

アウターとインナーシェルが一体成型されたインモールド成型により、軽量化されたヘルメット。頭をすっぽりと包むスケータータイプなので、安全性が高く、同時にムレにくいようにベンチレーションも設けられています。ノーピンチサイドバックルで着脱も簡単。お子さんが自分で被りたくなるかもしれませんね。

価格8,250円(税込)
タイプソフトシェル
サイズT (45-51cm)、UC(47〜54cm)
重量174g(T)、223g(UC)
年齢のめやす1〜3才くらい
カラー9色
規格CE EN1078

BELL(ベル) ZOOM2 (ズーム2)

BELLのキッズラインの中でも、定番のシリーズ。非常に軽量でサイズ調整がしやすいモデルです。特に耳周りのストラップ調整は、カムロックレバーを開くだけでできる簡単仕様。虫の侵入を防ぐバグネットも装備されています。

価格4,620円(税込)
タイプソフトシェル
サイズXS/S(48-54cm)、M/L(52〜56cm)
重量205g
カラー8色
規格CE EN1078

NUTCASE (ナットケース) BABY NUTTY(ベビーナッティー)

NUTCASEは自転車、カヌー、スノースポーツなど、さまざまなスポーツ用のヘルメットを販売していて、ポップなデザインの製品が見つかるでしょう。もちろん、デザインだけでなく機能もバッチリ。ベビーナッティーは、自転車のチャイルドシートでも邪魔にならない、コロンとした形状。11カ所のベンチレーションでムレを防いでくれます。

価格8,580円(税込)
タイプハードシェル
サイズXXS(48〜52cm)
重量250g
カラー19色
規格SG基準

NUTCASE(ナットケース) LITTLE NUTTY(リトルナッティ)

30種類ものデザインの中から、お気に入りを選ぶことができます。安全性も高く、発泡ポリエチレン(EPS)製のインナーシェルで、万が一転倒しても、強い衝撃から頭を保護してくれます。

価格9,130円(税込)
タイプハードシェル
サイズXS(48〜52cm)
重量385g
年齢のめやす3才以上
カラー36色
規格SG基準

triple eight (トリプルエイト ) LITTLE TRICKY (リトルトリッキー)

triple eightは、スケートボードやスケートで人気のメーカー。CPSCだけでなく、世界最大の工業規格、ASTM規格もクリア。高品質なヘルメットには定評があります。インナーが2サイズ付属、S・M(48〜50cm)と、L・XL(51〜53cm)に対応します。

価格7,700円(税込)
タイプハードシェル
サイズ48〜53cm
重量470g
年齢のめやす1〜3才くらい
カラー4色
規格CPSC、ASTM

triple eight(トリプルエイト) WIPEOUT(ワイプアウト)

ヘルメットに自由にお絵かきができる、専用のマーカーとステンシルシートがセットになったユニークなヘルメット。描いた絵を消すのも自由自在です。自分でデザインした世界に一つのヘルメット、愛着が湧いて、自然と被りたくなるでしょう!

価格5,500円(税込)
タイプハードシェル
サイズ47〜49cm
カラー4色
重量370g
規格CPSC、CE

KPLUS(ケープラス) SPEEDIE(スピーディー)

空力モデリングの形状で、スピード感あるスタイリッシュなデザイン。韓国メーカーなので、アジアンフィットの帽体が採用されています。マグネットバックルは、近づけるだけでカチッとハマるので、お子さんも自力で着脱できますね。

価格9,328円(税込)
タイプソフトシェル
サイズXS(47〜52cm)、S(52〜56cm)
重量215g
カラー3色
規格CE-EN1078、CNS認証

フルフェイスのヘルメット2選

ストライダーの大会に出場するなら、フルフェイスのヘルメットが必要です。

TETE(テテ) Fortia (フォルティア)

TETEは徳島県の自転車メーカー、徳島双輪(株)のヘルメットブランドです。Fortiaはバイザー、あごガードが着脱できるので、大会以外のシーンでも使いやすいでしょう。インモールド一体成型の軽量コンパクトなヘルメットです。

価格13,824円(税込)
タイプソフトシェル
サイズS(46〜51cm)、M(52〜57cm)
重量340g(S)、390g(M)
年齢のめやすS(1〜3才頃)、M(4才〜10才頃)
カラー8色
規格CE

CRATONI(クラトーニ) C-MANIAC (シーマニアック)

ランバイク界で圧倒的な支持を集めるのがCRATONI。フルフェイスでありながら約380g(S・M)と非常に軽量で、首への負担が少ないでしょう。後部のアジャスターだけでなく、高さも3段階調整できるので、しっかり頭をホールドすることができます。バイザーとあごガードは取り外しでき、ハーフキャップとしても使えます。

価格14,080円(税込)
タイプソフトシェル
サイズS-M(52〜56cm)、M-L(54〜58m)
重量380g(S-M)、420g(M-L)
カラー4色
規格CE EN1078

プロテクターも用意しよう!

ヘルメットにプラスして、プロテクターも準備すると安心。スピードが出る分、勢いよく転倒してしまうこともあります。大きなケガにならないよう、ぶつけやすい箇所もしっかりガードしたいですね。

BRIDGESTONE(ブリヂストン) キッズプロテクター

手首と手のひら、ひじ、ひざの3点をしっかりガード。小さいお子さんにもピッタリ装着できるプロテクターです。持ち運びに便利なメッシュ袋入り。

価格1,980円(税込)
対象年齢5〜9才
セット内容グローブ、ひじ用パッド、ひざ用パッド

BELL(ベル) キッズプロテクター3点セット

こちらもケガをしやすい手やひじ、ひざをしっかりと保護してくれます。ベルクロで、お子さん一人でも装着しやすいでしょう。手はグローブ型になっています。

価格2,750円(税込)
対象年齢4〜8才
セット内容グローブ、ひじ用パッド、ひざ用パッド

ショップへ行って、試着してみよう!

子ども用ヘルメット

撮影:筆者

ストライダーを売っているお店なら、ほとんどヘルメットが用意されているので、一緒に購入できるでしょう。自転車店のほか、スポーツ用品店(ムラサキスポーツ、モンベルなど)、ビッグカメラなど家電量販店でも取り扱っている場合があります。このようなストライダーの正規取扱店は全国に100以上あります。

ストライダー公式サイトはこちら

そのほか、ストライダーを扱っていなくても、スポーツ専門店なら子ども用ヘルメットが置いてあることも多いです。スケボーやスノボ、カヌーなど、他のスポーツ用ヘルメットも、選択肢になるでしょう。

そして、子ども服でお馴染みの西松屋でも独自のキックバイクを販売しており、ヘルメットも取り扱いがあるようです。安全基準もSG規格を満たしているようなので、コスパに期待できますね!

西松屋公式サイトはこちら

子どもがヘルメットを嫌がったら?

ヘルメットを嫌がる子ども

出典:Flickr/wwwuppertal

ヘルメットを被ることを嫌がって困る、という声も聞きます。そんなとき、無理は禁物。「被ってみようかな…」という気持ちになるよう、上手に誘導しましょう。経験者はこんな工夫をしているそうです。

  • ●好きなシールをヘルメットに好きなように貼らせる
  • ●周りの家族も被る
  • ●「カッコいいヘルメットだね!」とモチベーションをあげて、被ったら「似合うね!ステキだね!」と褒めちぎる

何より、ストライダーというカッコいい乗り物に乗れるんだ!というワクワクを育てるのが大切。お兄ちゃん、お姉ちゃんが乗っているところを見せたり、YouTubeなどで一緒に動画を見て、盛り上がってみてください。ストライダーに気持ちが乗ってくれば、ヘルメットもスムーズに被ってくれるでしょう!

お気に入りのヘルメットでストライダーデビュー!

ストライダーに乗った女の子

出典:Flickr/trickofthelight

ストライダーは、子どもが初めて体験する乗り物であり、スポーツと言っても良いかもしれません。ぜひお子さんと一緒にお気に入りのヘルメットを選んで、安全に新しいチャレンジを楽しみましょう!

▼▼関連記事はこちら▼▼