花の丘から、海の見えるカフェへ。国営ひたち海浜公園は自転車で巡ると楽しい

【広い園内もスイスイ】国営ひたち海浜公園で秋の自転車さんぽ。紅葉から砂丘、海まで

茨城県ひたちなか市にある、国営ひたち海浜公園でのサイクリングの楽しみ方や魅力をご紹介します。

東京ドーム約50個分の園内には見どころがたくさんあり、総延長約13kmのサイクリングコースを走ると次々と景色が変わります。花の丘、海と砂丘、遊園地など、7つのエリアごとの見どころや特徴を徹底解説。

実際に走ってみて感じた楽しみ方のポイントや注意点も解説します。

目次

ひたち海浜公園を自転車で楽しむ!自転車専用コースで広い園内をスイスイ

ひたち海浜公園に自転車を持ち込む
撮影:編集部

ひたち海浜公園には全長約13kmの専用サイクリングコースがあり、広い園内を自転車で回るのに向いています。まずは自転車で回る魅力や便利さをご紹介します。

広い園内も自転車なら、多くのスポットを楽しめる

ひたち海浜公園のサイクリングコースを走る筆者
撮影:編集部

ひたち海浜公園の面積は東京ドームに換算すると約50個分。とても広い公園で歩いて回るのはなかなか大変ですが、自転車に乗れば行きたい場所へスムーズにアクセスできます。

ひたち海浜公園の駐輪場
撮影:編集部

全長約13kmのサイクリングコースが各エリアをつなぎ、23か所の駐輪場で見どころや食事スポットの近くまでアクセス可能。

駐輪場に自転車を停めて足を運べば、全行程を徒歩で回るより楽に目当てのスポットへたどり着けます。

レンタサイクルなら手ぶらでOK!大人用・子ども用・タンデムまで選べる

ひたち海浜公園のレンタサイクル
撮影:編集部

レンタサイクルが利用できるのも、ひたち海浜公園の魅力です。

自転車を借りることができる「サイクルセンター」は西口、中央、海浜口、南口の4か所にあり、貸し出し用の自転車は合計約1,450台。

ひたち海浜公園のレンタサイクルの車種
撮影:編集部

自転車は大人用のほか、子ども用、幼児用、子ども乗せ用、2人乗りのタンデム車、電動アシスト付きまで、様々な種類があり、借りる人にあった1台を選べます。

また、サイクルセンターやゲートなど園内にはコインロッカーがあるので、手荷物を預けて手ぶらでサイクリングできるのもうれしいポイント。

料金と受付の流れは、後述の「サイクリングの料金と受付方法」で紹介します。

ひたち海浜公園の基本情報

実際にひたち海浜公園を訪れる前に、開園日や時間、ゲートと駐車場の位置関係や公共交通機関のアクセスを押さえておきましょう。

基本情報|開園時間や4つの入口

ひたち海浜公園の住所や問い合わせ先の電話番号、休園日は下記の通りです。

住所〒312-0012 茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
電話番号029-265-9001(ひたち公園管理センター)
休園日毎週火曜日(火曜日が祝日にあたる場合は直後の平日)
12月31日、1月1日
2月の第一火曜日の前日から直後の金曜日まで

ただし、ハイシーズンにあたる下記の期間は毎日開園しています。

時期期間
春期3月26日から5月31日まで
夏期7月21日から8月31日まで
秋期10月1日から10月31日まで
冬期12月25日から30日まで、1月2日から7日まで

また、開園時間は期間によって異なるため、事前にチェックしておきましょう。

期間開園時間
3月1日から7月17日まで9時30分から17時00分まで
7月18日から8月31日まで9時30分から18時00分まで
9月1日から10月31日まで9時30分から17時00分まで
11月1日から2月末日まで9時30分から16時30分まで

休園日や開園時間は都合により変更になることもあるため、訪問前に、公式サイトの開園カレンダーで確認するのがおすすめです。

ひたち海浜公園の西口翼のゲート
撮影:編集部

また、ひたち海浜公園には4つの入口(ゲート)があります。

ゲート近いサイクルセンター(貸出台数)駐車場近いエリア
西口・翼のゲート西口(約400台)西駐車場西口エリア
中央ゲート中央(約450台)南駐車場プレジャーガーデンエリア
南口・赤のゲート南口(約300台、土日祝のみ営業)南駐車場南口エリア
海浜口・風のゲート海浜口(約300台)海浜口駐車場砂丘エリア

各ゲートの様子は、後ほど「楽しみ方ガイド」で詳しく紹介します。行きたいスポットに近いゲートを選ぶなど、園内での過ごし方に合わせて、どこから入園するか検討しましょう。

車でのアクセスと駐車場

ひたち海浜公園の車でのアクセスマップ
出典:国営ひたち海浜公園

ひたち海浜公園への車でのアクセスは、常陸那珂有料道路の「ひたち海浜公園」インターチェンジが最寄りとなります。ハイシーズンは駐車場への出入りで渋滞することもあるようで、公式サイトにおすすめの来園・帰宅ルートが掲載されています。

車で訪れる際はそちらもチェックしてみてください。

ひたち海浜公園の西駐車場
撮影:編集部

駐車場は西駐車場、南駐車場、海浜口駐車場と3か所あります。料金は1日あたり普通車600円で、二輪車は300円です。

駐車場近いゲート台数キャッシュレス
西駐車場西口・翼のゲート2,000台利用可
南駐車場中央ゲート、南口・赤のゲート2,000台利用可
海浜口駐車場海浜口・風のゲート350台利用不可(現金)

台数が多いのは西駐車場と南駐車場で、キャッシュレス決済も可能です。

どのゲートを利用するかや台数も踏まえて、駐車場を選びましょう。また、公式サイトに各駐車場へのアクセス方法も記載されているので、そちらもチェックしてみてください。

電車で行くなら|勝田駅からバスで約15分

勝田駅の外観
撮影:編集部

電車でアクセスする場合は、JR常磐線の勝田駅からバスに乗りましょう。

勝田駅からひたち海浜公園へ向かうバスの2番線乗り場

勝田駅東口の2番乗り場からのバスに乗ると、西口まで約15分、プレジャーガーデン前まで約25分、南口まで約30分で到着。

勝田駅からひたち海浜公園への直行臨時バスの看板
撮影:編集部

取材した10月下旬は直通バスも運行されていました(乗り場は4番)。

運行日や時間は変更になることもあるようなので、茨城交通(029-272-7311)への確認が必要です。

阿字ヶ浦駅
撮影:編集部

ちなみに、勝田駅からひたちなか海浜鉄道湊線に乗り換え、阿字ヶ浦駅からアクセスする方法もあります。

勝田駅から阿字ヶ浦駅までは約30分。阿字ヶ浦駅からひたち海浜公園西口へは、バスで約10分、南口へは徒歩で約20分です。

阿字ヶ浦駅に停まる電車
撮影:編集部

勝田駅からバスで向かうよりも時間はかかりますが、レトロな単線の旅を楽しみたい方には、選択肢のひとつになります。

入園からサイクリングまでの受付方法と料金

ひたち海浜公園でのサイクリングは、自転車を持ち込むなら入園料のみで楽しめます。レンタルする場合は、入園料に加えて自転車のレンタル料金がかかります。

ゲートで入園料を支払い入場

ひたち海浜公園の券売機
撮影:編集部

まず各ゲートで一般の入場客と同じように入園チケットを購入します。料金は大人450円ですが、コキアやネモフィラの季節料金期間は350円加算されます。

取材した日はちょうど季節料金期間だったため、800円を支払って入場しました。

区分通常季節料金
(春季2026年4月3日〜5月6日)
(秋季2026年10月9日〜11月3日)
大人(高校生以上)450円800円
シルバー(65歳以上)210円560円
中学生以下無料無料

ひたち海浜公園の券売機
撮影:編集部

入園チケットの券売機は現金支払以外のクレジットや電子マネーなどのキャッシュレス決済に対応しています。

レンタサイクルの料金と車種

西口サイクルセンター
撮影:編集部

自転車を借りる場合は、入園後に各サイクルセンターで受け付けをします。

レンタサイクルは3時間が基本料金ですが、電動アシスト自転車とタンデム自転車以外は期間限定で一日券もあります。

区分基本料金(3時間)延長(30分ごと)一日券
大人(高校生以上)600円100円800円
小人(中学生以下)300円50円400円
大人(アシスト付き)900円200円なし
タンデム車(2人乗り)1,500円200円なし

4時間を超えて乗るなら、延長料金より一日券の800円のほうが割安です。ただし、春と秋の繁忙期の土日祝日は一日券がないため、訪れる前に確認しましょう。(繁忙期の期間は年によって変動)

西口サイクルセンターの車種
撮影:編集部

レンタサイクルは、幼児用から大人用、2人乗り用まで全8種類あり、サイズ展開も豊富です。

車種対象・サイズ
幼児用16〜18インチ(補助輪付き・なしが選べる)
子ども用20〜24インチ
子ども用マウンテンバイク20〜24インチ(ジュニアサイズのみ)
大人用22〜26インチ
子ども乗せ用120インチから。1〜3歳かつ体重15kgまで
子ども乗せ用220インチから。2〜5歳かつ体重20kgまで
タンデム車(2人乗り)前座席155cm以上、後座席140cm以上
電動アシスト付自転車高校生以上

取り扱う車種や台数はサイクルセンターごとに異なるため、借りたい車種が決まっている場合は、事前に確認しておくとよいでしょう。

西口サイクルセンターの貸し出しヘルメット
撮影:編集部

ヘルメットも用意されていて、無料で借りることができます。安全にサイクリングするために、ヘルメットも借りましょう。

なお、レンタサイクルは借りた場所へ返却する必要があります。返却期限は閉園時間の30分前なので、余裕を持って返却できるように行動しましょう。

自転車を持ち込む流れと条件

ひたち海浜公園の西ゲート
撮影:編集部

自分の自転車を持ち込む場合も、一般の来園者と同じゲートから入場します。

持ち込みの場合、特別な手続きはなく、入園料だけでサイクリングできます。筆者も、愛用のクロスバイクを押して西口ゲートを通りました。ゲートの入り口は自転車専用に分かれていないため、一般の来園者との接触に気をつける必要があります。

また、自分の自転車をサイクリングコースに持ち込む場合は、事前に条件をチェックしましょう。

  • ブレーキ・ペダルを装着していること(ペダルなしのストライダーなどはサイクリングコース持ち込み不可。保護者同伴の場合に限り園路で利用可能)
  • 特殊自転車は全長230センチメートル以下、全幅70センチメートル以下

持ち込めるのは、一般的な自転車と電動アシスト付き自転車です。マウンテンバイク、BMXなどの特殊自転車は、ブレーキがあり、全長230cm以下、全幅70cm以下であることが条件です。

ひたち海浜公園の自転車押し歩きの看板

また、ゲートによってはサイクリングコースまで少し距離があり、自転車を持ち込む場合は押して歩きます。一般の来園者が通る場所なので、周囲に注意しながらコースまで押し歩きしましょう。

7つのエリアを網羅!自転車での楽しみ方ガイド

みはらしの丘と自転車
撮影:編集部

ここからは、ひたち海浜公園の7つのエリアごとの特徴やスポット、自転車での楽しみ方について解説します。

筆者が実際に各エリアを自転車で回って感じたことや魅力を、写真と共にお伝えします。なお、全エリアの主要スポットを効率良く回りましたが、食事や休憩などを含めて約5時間かかりました。

順番に全エリアを制覇するのも楽しみですが、下の目次から気になるエリアを先にチェックして行き先を絞るのもおすすめです。ぜひ参考にしてください。

西口エリア|サイクリングのスタート地点におすすめ

ひたち海浜公園の西ゲート
撮影:編集部

ひたち海浜公園の玄関口にあたる西口エリアには、池や花々を楽しめるスポットのほか、食事や休憩ができる場所もそろっています。

サイクリングコース内にある駐輪場は「P●●」という表記で番号が付けられていますが、西口の近くからP1が始まっているため、サイクリングコースのスタート地点にすると分かりやすいです。

種類主な施設
見る西池、スイセンガーデン
食事・休憩レイクサイドカフェ、テラスハウス、記念の森レストハウス
アクティビティたまごの森フラワーガーデン、ぴょんぴょんたまご
借りる西口サイクルセンター

ぴょんぴょんたまごのような子ども向けのアクティビティや、今回は立ち寄りませんでしたがバスケットコートなどもあります。

ひたち海浜公園の西口ゲート
撮影:編集部

西口エリアのゲートは、大きな翼の形をした立派なゲートです。西駐車場から近く、看板が出ていて分かりやすいです。

ひたち海浜公園の西池と水のステージ

ゲートをくぐると正面に西池が広がり、入口から見える水のステージも、開放感があります。

西口サイクルセンターとサイクリングコースの看板
撮影:編集部

途中に西口サイクルセンターとサイクリングコースへの看板が立っているので、初めて訪れた筆者でも迷わずにたどり着けました。

ひたち海浜公園の西口サイクルセンターの受付
撮影:編集部

西口サイクルセンターは、サイクリングコースの入り口のすぐ近くにあります。受付で利用料金を支払ってから、自転車を選びます。

ひたち海浜公園の西口サイクルセンターの内部
撮影:編集部

約400台の自転車を備え、園内4か所のサイクルセンターの中でも規模が大きいです。大人用から子ども用まで、さまざまな種類の自転車がずらりと並んでいます。

ひたち海浜公園のレイクサイドカフェ
撮影:編集部

西池のほとりにはレイクサイドカフェがあり、飲み物や軽食などを販売しています。

レイクサイドカフェのオープン席
撮影:編集部

カフェの向かい側には西池が広がり、テイクアウトしてオープン席で景色を楽しみながら食事や休憩ができます。

ひたち海浜公園の西池の噴水
撮影:編集部

西池の北側には噴水もあり、天気や時間帯によっては虹がかかることもあるのだとか。

ひたち海浜公園の森のレストハウス
撮影:編集部

森を見ながらコーヒーや軽食を楽しめる記念の森レストハウスもあり、休憩スポットとして良さそうです。14時ごろはかなり混雑していました。

たまごの森フラワーガーデン
撮影:編集部

たまごの森フラワーガーデンには、遊具やアートが並びます。トランポリンのようなアトラクションのぴょんぴょんたまごでは、子どもたちが元気に飛び跳ねて遊んでいました(大人は利用不可)。

また、4月中旬には色とりどりのチューリップが咲く景色も楽しめます。

プレジャーガーデンエリア|遊園地やBMXコースなどアクティビティが充実

ひたち海浜公園のプレジャーガーデンエリア
撮影:編集部

プレジャーガーデンエリアは、遊園地やBMXコースなどのアクティビティやレストランなども充実しているエリアです。

親子サイクリングの目的地、気分転換や長めの休憩におすすめです。

種類主な施設
見る大観覧車、常陸ローズガーデン
食事・休憩ガーデンレストラン
アクティビティ遊園地、ファミリーパークゴルフ、BMXコース、水遊び広場
借りる中央サイクルセンター

このエリアは、南駐車場のすぐ近くに中央ゲートがあるため、自転車を持ち込む場合でも入場しやすい立地です。

撮影:編集部

自転車を持ち込む場合は、人通りが多いガーデン内を避けて移動できる動線が設けられています。

プレジャーガーデンの中央サイクルセンター
撮影:編集部

中央ゲートを入って左手に進むと、中央サイクルセンターがあります。ゲートから少し距離がありますが、途中に看板があるので分かりやすいです。

ここは自転車保有台数が約450台と園内で最大で、大人用から子ども用までさまざまな車種を借りることができます。

プレジャーガーデン内のアトラクション
撮影:編集部

プレジャーガーデン内には観覧車など、いろいろなアトラクションがあり、小さなお子さんはもちろん、友達やカップルでも楽しめそうです。

プレジャーガーデンのパターゴルフ
撮影:編集部

パターゴルフやファミリーパークゴルフは、ゴルフをしたことがない大人から子どもまで体を動かしながら一緒に楽しめます。

ひたち海浜公園のBMXコース
撮影:編集部

自転車好きの方ならぜひ挑戦してほしいのが、本格的なBMXコースです。コースの利用、BMXやヘルメット・プロテクターのレンタルも無料で、手ぶらで気軽に体験できます。

プレジャーガーデンのBMXコース
撮影:編集部

レースにも使われるメイントラック、初心者向けのサブトラックの2つのコースに分かれています。

メイントラックを利用できるのはBMXレース競技者やスクール経験者のみです。未経験でも満5歳以上の方なら、一般利用者としてサブトラックを走行可能です。

BMXで走る筆者
撮影:編集部

サブトラックは大きなこぶがないので初心者の方でも走りやすく、BMXの楽しさをしっかり体験できるコースになっています。初心者スクールも定期的に開催されているので、これからBMXを本格的に始めたい方にもおすすめ。

プレジャーガーデンのガーデンレストラン
撮影:編集部

サイクリングやアトラクションで体を動かしてお腹がすいたら、ガーデンレストランで食事と休憩を取りましょう。茨城県産の食材を使ったメニューなど、昼食メニューが充実しています。

筆者はランチでカツカレーをいただきました。取材した10月は外で食べるのも気持ちいいですが、室内のレストランなので夏や冬でも快適に食事できるのがいいですね。

ガーデンレストランのコキアソフト
撮影:編集部

レストランの外の売店ではドリンクやデザートなども販売していて、期間限定のコキアソフトをいただきました。ちょうど見ごろを迎えるコキアがモチーフになっていて、さっぱりした味わいでとてもおいしいです。

撮影:編集部

食後は、常陸ローズガーデンでバラの花を眺めながら休憩するのがおすすめ。見ごろは10月下旬〜11月上旬で取材時はまだ咲き始めでしたが、時期が合えば華やかな景色が期待できます。

南口エリア|人通りが少なく静かに過ごせる場所

ひたち海浜公園の南口エリア
撮影:編集部

南口エリアは見どころの数こそ多くないものの、人通りが少なく静かに過ごせる場所として使いやすいエリアです。

種類主な施設
見るメタセコイアの並木道、泉の広場フラワーガーデンなど
借りる南口サイクルセンター(土日祝のみ営業)
ひたち海浜公園の南口ゲート
撮影:編集部

南口の「赤のゲート」はほかの場所に比べると人の出入りが少なめで、混雑を避けたい場合に向いています。車でアクセスする場合は南駐車場が最寄りなので、中央ゲートが混雑している場合はこちらから入場するのもアリですね。

ひたち海浜公園の南口サイクルセンター
撮影:編集部

ゲートのすぐ右手にサイクルセンターがあり、自転車をレンタルする場合も分かりやすいです。

ただし、南口サイクルセンターの営業は土日祝日のみとなっています。平日に訪れて自転車をレンタルする場合は、ほかのゲートを利用しましょう。

ひたち海浜公園の泉の広場フラワーガーデン
撮影:編集部

泉の広場フラワーガーデンは、噴水を中心に広がる静かな場所です。リナリアやコスモスなど、季節によっては花の景色も見られるようです。

メタセコイアの並木道
撮影:編集部

南口エリアからプレジャーガーデンエリアに続くメタセコイアの並木道は、SNS映えする写真を撮りたい方におすすめのスポット。11月下旬ごろからはメタセコイアの紅葉も見られます。

砂丘エリア|海を眺めながらひと休み

ひたち海浜公園の砂丘エリアから見える海
撮影:編集部

砂丘エリアは、海と砂丘の景色や動植物などが楽しめるエリアです。自転車で走りながら海が見える区間もありますが、休憩と散策をセットにするのがおすすめです。

種類主な施設
見る海の見える丘、大砂丘、砂と海の林、海浜散策路、砂丘ガーデン、砂礫ガーデン、ロックガーデン、香りの谷
食事・休憩グラスハウス、サイレントギャラリー
借りる海浜口サイクルセンター
ひたち海浜公園の海浜口ゲート
撮影:編集部

砂丘エリアの入り口である海浜口ゲートは、園内の海側に位置し、海浜口駐車場と隣接しています。西ゲート・中央ゲートより人通りが少なめなので、車でアクセスするならここから入場するのもアリですね。

海浜口サイクルセンター
撮影:編集部

海浜口サイクルセンターは、ゲートの正面方向にあり分かりやすい場所です。ゲートからサイクリングコースのスタート地点も近いので、小さなお子さんとの親子サイクリングにも使いやすいですね。

砂丘エリアの砂丘散策路
撮影:編集部

砂丘観察園路は、砂丘の動植物を観察したり、海を眺めたりしながら、散策を楽しめるスポットです。

砂丘エリアのグラスハウス
撮影:編集部

おしゃれなガラス張りの「グラスハウス」は海を見ながら軽食を楽しめるスポット。

グラスハウスから見える海の眺め
撮影:編集部

ドリンクやスイーツにくわえて、ピラフなどの食事メニューもあるため、窓越しの海を眺めながらのランチも楽しめます。

砂丘エリアの砂礫ガーデン
撮影:編集部

砂丘エリアの奥には砂礫ガーデンが広がっていて、砂丘の植物の生態を学びながら観察できます。

砂丘エリアのサイレントギャラリー
撮影:編集部

砂礫ガーデンの隣にあるサイレントギャラリーは、静かに休める穴場的な休憩所といった印象です。円形の建物から空を眺めながら、ベンチに腰掛けてゆっくり休めます。

砂丘エリアの香りの谷
撮影:編集部

香りの谷は、ハーブをはじめ、さまざまな植物が育つ谷間のガーデンです。季節によって、セージやローズマリー、ラベンダーなどの香りや花を楽しめます。

草原エリア|開放的な大草原でアスレチックやBBQも楽しめる

ひたち海浜公園の草原エリアの風景
撮影:編集部

草原エリアは、開放的な大草原を中心に、ファミリーで過ごしやすい施設がそろうエリアです。

種類主な施設
見る大草原、大草原フラワーガーデン
アクティビティ林間アスレチック広場、バーベキュー広場、ディスクゴルフコース

大草原エリアの芝生と観覧車
撮影:編集部

一面に芝生が広がる大草原は、思わず寝転びたくなる気持ちよさがあります。

プレジャーガーデン側の観覧車も見え、お昼寝やおやつの時間にちょうどよいスペースです。

林間アスレチック広場
撮影:編集部

林間アスレチック広場にはいろいろな遊具があり、親子サイクリングの立ち寄り先にもぴったりです。

大草原のディスクゴルフコース
撮影:編集部

大草原の周辺にはディスクゴルフコースが整備されています。無料でディスクの貸し出しがあるので気軽に楽しめます。

ひたち海浜公園のバーベキュー広場
撮影:編集部

バーベキュー広場には、複数の区画が用意されています。食材や調理器具、炭を持参する必要があるため、サイクリングの途中で利用するのは難しそうですが、バーベキューを楽しめる場所として覚えておきたいですね。

みはらしエリア|コキア・ネモフィラ・コスモスが美しいフォトスポット

ひたち海浜公園のみはらしの丘
撮影:編集部

みはらしエリアは、みはらしの丘に咲くコキアやネモフィラなどが主役で、園内でも多くの人が集まる人気スポットです。

種類主な施設
見るみはらしの丘、ウェルカムガーデン、みはらしの里
食事・休憩園内の売店、出店

みはらしの丘のコキア
撮影:編集部

取材した10月22日は、みはらしの丘一面にコキアが広がり、平日にもかかわらずかなりの人出でした。地元の方によると、ちょうど見ごろでギリギリのタイミングだとのことです。

4月中旬から5月上旬にかけてはネモフィラのシーズンで、また違う景色が見られるようです。

丘の上からはコキアとキバナコスモスとの色の対比も楽しめ、黄色と赤のコントラストがきれいでした。

みはらしの丘から見える海
撮影:編集部

みはらしの丘はひたちなか市で一番標高が高く、コスモス越しに海を眺めることもできます。青い空と海、黄色いコスモスの組み合わせがきれいな景色でした。

みはらしの丘の最寄り駐輪場P20
撮影:編集部

みはらしの丘はどのゲートからも徒歩だと10分以上かかりますが、自転車ならスムーズにアクセスできます。最寄りの駐輪場はP20で、レンタサイクルを中心に自転車で訪れている方がかなり多かったです。

みはらしの里の古民家
撮影:編集部

丘のふもとにはみはらしの里があり、江戸時代に建てられた「旧土肥家住宅」を見学できます。

旧土井家の内部

当時の趣きが残る建物の内部は見ごたえがあり、歴史を感じられるスポットです。

みはらしの里から見たコキアの丘
撮影:編集部

みはらしの里にも季節の花が植えられており、こちら側から眺めるコキアの丘も見ごたえがある風景です。

樹林エリア|冒険気分で森歩きや自然観察

ひたち海浜公園の樹林エリア
撮影:編集部

樹林エリアは、本格的な森の道を冒険気分で歩けるエリアで、自然を感じながら動植物を観察したい方におすすめです。

種類主な施設
見るひたちなか自然の森、観察池、沢田湧水地、ヤマザクラ巨木林
休憩森の広場
アクティビティ沢田湧水ネイチャーハウス

樹林エリアのサイクリングコース
撮影:編集部

樹林エリアは広く、歩いて回ると時間がかかるため、気になるスポットを絞って自転車で巡るのがおすすめです。

また、静かな森の中をサイクリングコースが通っているので、気持ち良く自転車で走りたい方にも訪れてみてほしいですね。

沢田湧水地の入り口
撮影:編集部

沢田湧水地は、地中にしみ込んだ雨水が湧き出している様子や、さまざまな動植物を観察できるスポットです。

沢田湧水地
撮影:編集部

沢田湧水地は水がきれいで、地中から湧き水が出る様子は海や川とは違った趣があります。

撮影:編集部

樹林エリアの中間にある森の広場は、トイレ休憩や散策の拠点に使いやすいです。春にはヤマザクラの風景も楽しめます。サイクリングコースは、ここから西口までの間は一方通行になり、引き返すことができないため注意しましょう。

樹林エリアのヤマザクラ巨木林
撮影:編集部

一方通行のサイクリングコースを進んだ先には、ヤマザクラ巨木林があります。

気軽に冒険気分の森歩きを楽しみたい方におすすめですが、足元はかなり悪いため注意が必要です。3種類の野生の桜が生えていて、取材時は桜の時期ではありませんが、気持ち良い森林浴を味わえました。

ひたちなか自然の森
撮影:編集部

ひたちなか自然の森は、自然のアカマツやクロマツを活かした里山エリアです。観察池ではカワセミなどの水鳥も見られるそうです。西口エリアから近いため、手軽に自然を感じたいならおすすめ。

走ってみて分かった!ひたち海浜公園サイクリングの魅力と楽しみ方

実際に筆者が1日走ってみて感じた、ひたち海浜公園のサイクリングを楽しむためのコツをご紹介します。

まずは入場ゲートでガイドマップを入手

ひたち海浜公園のガイドマップ
撮影:編集部

どのゲートから入場する場合でも、まずはガイドマップを入手して行き先を確認するのがおすすめです。

ひたち海浜公園にはさまざまな見どころがあり、ただ自転車で走るだけでも楽しいですが、かなり広いので計画的に回りたいところです。各スポットの近くにバランス良く駐輪場が配置されているため、マップを上手く使うと効率的に観光できます。

あらかじめガイドマップで見たい場所をリストアップして、近くの駐輪場の番号や回る順番を確認するとスムーズです。

ひたち海浜公園のガイドマップ置き場
撮影:編集部

ガイドマップは公式サイトにも掲載されておりスマートフォンでも確認できますが、紙のマップの方がサッと取り出して確認しやすいですよ。

どのゲートにもガイドマップが置いてあったので、入場するときにチェックしてみてください。

手ぶらでもOK!景色が次々に変わる魅力

ひたち海浜公園の観覧車と自転車
撮影:編集部

ひたち海浜公園のサイクリングは、いろいろな景色やアクティビティ、グルメを一度に満喫できるのが魅力だと感じました。

ひたち海浜公園のサイクリングコースから見える海
撮影:編集部

園内の7つのエリアはそれぞれ特徴があり、花畑や砂丘、海や森、遊園地など、景色が次々と変わり飽きさせません。グルメやお土産の店、BMXなどのアクティビティも園内にそろうため、さまざまな方が楽しめる場所だと思います。

サイクリングコースはスムーズに走れて、行き先もわかりやすい

サイクリングコースのサークル
撮影:編集部

ひたち海浜公園のサイクリングコースには複数のサークルが設置されていて、流れを止めずスムーズに行きたい場所に向かえるようになっています。

「はまかぜサークル」「常陸野サークル」「まつかぜサークル」など名前が付いているため、マップと照らし合わせて現在地を把握しやすいのも特徴です。

ひたち海浜公園のサークルの看板
撮影:編集部

また、サークルの分岐に行き先が書かれた看板が設置されているので、初めて訪れても迷いにくくなっているのもうれしいポイントです。

ただし、サークルタイプは日本の公道では見慣れない方式のため、進行方向を確認して逆走しないよう注意が必要です。

行く前に知っておきたい注意点

ひたち海浜公園でサイクリングをする前に、走れる場所やルール、路面や混雑状況などの注意点を押さえておきましょう。

自転車の乗り入れはサイクリングコースのみ

ひたち海浜公園の自転車乗り入れ禁止の看板
撮影:編集部

園内はサイクリングコースと歩行者ゾーンが分かれていて、自転車では乗り入れできない場所も少なくありません。

特に入場ゲートからサイクリングコースまでの区間は、歩行者と同じ場所を通るため周囲に注意しながら必ず自転車を押して歩きましょう。

また、サイクリングコースと歩行者ゾーンが交差する場所には、自転車乗り入れ禁止の看板があります。間違えて歩行者ゾーンに立ち入らないように注意してください。

走行ルール|追い越し・並走・逆走は禁止、ヘルメットも着用を

サイクリングコースのスピード注意の標識
撮影:編集部

ひたち海浜公園のサイクリングコースでは、追い越し、並走、逆走、速度の出しすぎ、競争が禁止されています。

コース内は対面通行の場所が多いため、すれ違いに気をつけて走りましょう。特に下り坂はスピードが出やすいため、ブレーキを使いながら安全に走ってください。

サイクリングコースの横断歩道と止まれ
撮影:編集部

また、サイクリングコース内は自転車専用ですが、歩行者用通路と交差する部分に横断歩道が設置されているところもあります。必ず一時停止して周囲を確認してから通行しましょう。

ヘルメットをかぶってひたち海浜公園のサイクリングコースを走る筆者
撮影:編集部

ヘルメットについては、公園側から着用をお願いするアナウンスがあります。安全のためにもなるべく着用しましょう。レンタサイクルの場合はサイクルセンターでヘルメットを借りることができますが、持ち込みの場合は自分で用意しましょう。

松葉や木の根で路面が荒れた場所がある

松の葉が積もったサイクリングコースの路面
撮影:編集部

自然の中にあるサイクリングコースのため、松葉や木の枝などが落ちている場所もあり、走行時は注意が必要です。筆者が走った日は松葉で滑ることはありませんでしたが、ハンドル操作には注意が必要でした。

スピードを出しすぎずに、いつでも止まれるように走りましょう。

自転車から離れるときは施錠を忘れずに

自転車に施錠する様子
撮影:編集部

駐輪場に停めて自転車から離れるときは、短時間でも必ず施錠しましょう。ひたち海浜公園のサイクリングでは、駐輪場に停めて歩く場面が多く、公園も施錠をお願いしています。

また、レンタサイクルは、カゴと鍵に車両番号が記載されているため、乗り間違いにも気をつけましょう。自転車を持ち込む場合は、ワイヤーロックなどを用意してください。

歩きやすい靴と風よけの服装を用意

樹林エリアの不整地路面を歩く
撮影:編集部

ひたち海浜公園をくまなく探索すると、自転車を下りて歩くシーンが多いため、歩きやすい靴と風よけの服装を用意していくのがおすすめです。砂丘エリアや樹林エリアの森歩きなど、舗装されていない場所も少なくありません。スニーカーなど歩きやすい靴で行きましょう。

ウインドブレーカー
撮影:編集部

また、取材日の気温は20℃前後でしたが、風が吹く時間帯は肌寒く感じました。風を通しにくいウインドブレーカーを持っておくのがおすすめです。

ハイシーズンや週末は混雑しやすい

混雑しているみはらしの丘のコキア
撮影:編集部

花の見ごろやイベント開催時などのハイシーズン、土日祝日などは駐車場や園内が混雑しやすい点にも注意が必要です。

取材した10月22日はコキアの見ごろで、平日でしたがみはらしの丘を中心に混雑が見られました。ハイシーズンは入場ゲートやトイレ、食事スポットなどの混雑が発生する可能性があるため、早めの行動や余裕のあるスケジュールが必要です。

ひたち海浜公園を自転車で探索してみよう

ひたち海浜公園の持ち込み自転車
撮影:編集部

東京ドーム約50個分の広さを誇るひたち海浜公園は、自転車でスムーズに観光するのがおすすめ。園内にはたくさんの見どころやアクティビティ、グルメがあり、サイクリングの楽しみ方もさまざまです。

筆者もほぼ1日かけて園内を回りましたが、見切れなかった場所もあります。季節によって花の種類や見え方も変わるので、何度も訪れてみるのも楽しそうですね。

次のお休みは、自転車でひたち海浜公園を訪れてみてはいかがでしょうか。

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