記事内画像提供:ホダカ株式会社
ジヤトコの自動車技術が電動アシスト自転車に、THIRDBIKESから「FESGLIDE」が登場

ホダカ株式会社のスポーツバイクブランド「THIRDBIKES(サードバイクス)」は、自動車用トランスミッションメーカーのジヤトコ株式会社が開発した電動アシスト自転車用ドライブユニット「GLIDE AXCEL(グライドアクセル)」を搭載した電動アシスト自転車「FESGLIDE(フェスグライド)」を、2026年4月22日に発売しました。
ジヤトコといえば、自動変速機(AT)や無段変速機(CVT)の設計・生産を手掛ける自動車部品メーカーで、CVTにおいては世界トップシェアを誇ります。そのジヤトコが50年以上の自動車部品開発で蓄積してきた技術を、電動アシスト自転車のドライブユニットに応用したのが「GLIDE AXCEL」です。
両社は2022年頃から共同で量産化に向けた取り組みを進めており、2024年9月のプロトタイプ公開を経て、このたび量産モデルとして正式発売に至りました。


- 製品名
- FESGLIDE(フェスグライド)
- 希望小売価格
- 169,400円(税込)
- 重量
- 19.4kg
- カラー
- サンドベージュ、マットガンメタル
- サイズ
- 160cm~
- フレーム
- アルミフレーム(フォーク:スチール)
- ユニット
- ジヤトコ製ドライブユニット「GLIDE AXCEL」(定格出力:250W)
- 変速
- 内装3段変速(ジヤトコ製)
- タイヤサイズ
- 27.5×1.75
- 走行可能距離 ※
- 54km(モード 1:ECO)
- バッテリー
- リチウムイオン電池(定格電圧:36V、定格容量:6.8Ah、充電時間:約3~4時間)
- 取扱店舗
- 全国の THIRDBIKES 取扱店
※走行可能距離は、使用環境や用途、道路状況などにより変動します。表記の値は、下記基準で測定した値であり、1 充電あたりの走行可能距離を保証するものではございません。
※一般社団法人自転車協会が定める「電動アシスト自転車の走行距離の測定方法に関する基準」に準拠したテスト条件にて測定。
電動クロスバイク「FESGLIDE」の主な特徴
モーターと変速機を一体化、ジヤトコ製「GLIDE AXCEL」

FESGLIDEの核心となるのが、ジヤトコ製の2-in-1ドライブユニット「GLIDE AXCEL」です。250Wのアシストモーターと内装3段変速機を一つのユニットに統合した後輪駆動方式で、部品点数を抑えたコンパクトな構造を実現しています。

出典:ホダカ株式会社
後輪を直接駆動する方式により、モーター出力を効率よく路面に伝えられるため、停車からの発進や登坂時でも力強いアシストを発揮します。
変速は、ジヤトコ独自設計の内装3段変速を採用しており、ペダルに負荷がかかった状態でもショックが少なく滑らかにギアが切り替わります。ワイドなギア比設計により、坂道では軽く、平地の巡航時はケイデンスを上げずに走行ができます。
専用アプリで、細かなアシスト特性の調整が可能

出典:ホダカ株式会社
FESGLIDEは専用のスマートフォンアプリと連携することで、スピードや航続距離といった走行情報をリアルタイムで確認できます。アシストモードは6段階から選択でき、「乗り心地設定」から好みに合わせて細かくアシスト特性を調整することも可能です。
ユニークなのが「脂肪燃焼モード」です。走行データからユーザーの心拍数を予測し、脂肪燃焼効果を促すよう制御してくれる機能で、移動手段としての使い方にとどまらず、日常の健康づくりにも活用できます。ちょっとした通勤・買い物が、そのままフィットネスになるのはうれしいポイントです。
太めのタイヤで安定感のある走行感

出典:ホダカ株式会社
タイヤサイズは27.5×1.75(幅約45mm)と、一般的なシティサイクルより太めのサイズを採用しています。路面からの振動を吸収しやすく、段差や荒れた路面でも安定した走りが期待できます。
また、直進安定性を高めるロングホイールベース設計と、体に負担のかかりにくいアップライトな乗車姿勢を組み合わせることで、長時間乗っても疲れにくい仕様になっています。「急いで移動する」というよりも、景色を眺めながらマイペースにサイクリングを楽しむスタイルにフィットした設計です。
7つのブランドを持つ総合自転車メーカー「ホダカ」
ホダカ株式会社は、1972年創業・埼玉県越谷市に本社を置く総合自転車メーカーです。スポーツサイクルの「KhodaaBloom」「NESTO」「THIRDBIKES」、シティバイクの「Marukin」など7つのブランドを展開しており、FESGLIDEを手掛けるTHIRDBIKESもそのひとつです。
「日本の道路・使用環境にフィットした自転車づくり」を掲げ、国内の生活スタイルに合わせた製品開発に取り組んでいます。2022年に創業50周年を迎え、現在もスポーツ庁のスポーツエールカンパニー認定を受けるなど、自転車を通じた健康づくりや新しいサイクリング文化の普及を推進しています。