全国のマウンテンバイクパーク18選!関東・関西のおすすめスポットを紹介

【全国版】マウンテンバイクパークおすすめ14選|初心者OKの関東・関西人気スポットまとめ

スピード感、ジャンプ、走りやすさ ──。

マウンテンバイクの醍醐味を思いきり味わいたいなら、専用に整備された「マウンテンバイクパーク」へ!

初心者でも安心して走れるコースから、上級者向けの本格セクションまで、パークごとに個性はさまざま。レンタル用品が整った施設も多く、手ぶらでチャレンジできるのも魅力です。

この記事では、マウンテンバイクパークの魅力や選び方、関東・関西エリアのおすすめスポットまで、まるごとご紹介。

次の週末、あなたもパークデビューしてみませんか?

目次

マウンテンバイクを存分に楽しむなら「パーク」へ!

マウンテンバイクパークとは、MTB専用に整備されたコースや施設のこと。自然の地形を活かしたトレイルや、軽快なダウンヒル、ジャンプ台、パンプトラックなど、さまざまなセクションを楽しめます。

パークは大きく分けて「常設型パーク」と「ゲレンデ型パーク」の2種類。常設型は、自然の地形を活かして常設されたパークで、周回コースやパンプトラックなどを備えているのが一般的。難易度が比較的やさしい施設も多く、初心者やファミリー層にも人気です。

一方、ゲレンデ型はスキー場を夏季に開放して運営され、リフトやゴンドラで山の中腹や頂上まで上がり、そこから一気にダウンヒルで駆け降りるスタイル。高低差のある本格的なコースで、スピード感を味わえるのが醍醐味です。

料金体系はそれぞれで異なり、常設型は2時間・半日・1日などの時間制が中心。ゲレンデ型はリフト券にコース利用料が含まれ、1日中楽しめることが多いですが、トレイル型に比べて料金はやや高めです。

マウンテンバイクパークの魅力

なんといっても、気兼ねなくマウンテンバイクを思いっきり楽しめること。通常の山道や林道は私有地だったり、自転車の走行が禁止されていることも多く、「ここ、走っていいのかな…?」と気を使う場面も少なくありません。

その点、パークは“マウンテンバイクで走るための場所”。決められたルールのもと、余計な心配をせずにライドに集中できます。

さらに、コースもマウンテンバイクの楽しさを引き出すよう設計されているため、初心者でも「気持ちよく走れた!」「マウンテンバイクって楽しい!」と感じられることが多いです。

レンタル品(バイク・ヘルメット・グローブ・プロテクターなど)が充実している施設も多く、気軽にマウンテンバイクの世界に触れられる環境が整っています。

マウンテンバイクパークの選び方

「どのパークに行けばいいか分からない」 ── そんなときは、いくつかのポイントを押さえて選ぶのがコツです。

コースのレベル感やリフトの有無、レンタル用品、設備の充実度など、パークによってその特徴はさまざま。自分のライドスタイルに合った場所を選べば、より快適に、より楽しくマウンテンバイクを楽しめます。

自分のレベルにあったコースがあるか

マウンテンバイクパークを選ぶときは、自分のレベルに合ったコースがあるかをチェックしましょう。

多くのパークでは「初級者向け」「中級者向け」「上級者向け」といった形で、さまざまなレベルのコースが整備されています。ただし、なかには初級者専用だったり、逆に上級者向けに特化したパークも存在します。

基本的に、どのパークにも初心者向けのコースは用意されていることが多いため、ビギナーでも安心してチャレンジできます。

とはいえ、特にゲレンデ型パークは高低差が大きく、難易度の高いコースも多いため、事前に公式サイトなどでコースの内容を確認しておくと安心です。

リフトの有無や食事スポットなどの設備

パークを選ぶときは、リフトの有無や施設設備もチェックしておきたいポイントです。

ダウンヒルを本格的に楽しみたいなら、リフトで山頂まで上がれる「ゲレンデ型」がおすすめ。一方で、まだそこまで上達していない場合や、気軽に走りたい場合は「常設型」でも十分楽しめます。

ただし、注意したいのは営業期間。ゲレンデ型はグリーンシーズン(春〜秋)だけの営業が基本で、冬季はスキー場として使用されるためクローズします。また、常設型も積雪地域では冬に休業するケースがあるため、事前に確認しておきましょう。

ゲレンデ型パークはスキー場の施設を活用しているため、レストランや売店などが併設されていることが多いですが、常設型パークには食事スポットがない場合がほとんど。

長時間滞在するなら、事前に食事や飲み物の準備をしておくと安心です。

レンタル装備が充実しているか

すでにマウンテンバイクやヘルメット、グローブなどの装備を持っている人は気にする必要はありませんが、まだ何も持っていない場合は、レンタル用品の充実度をチェックしておきましょう。

パークによってレンタル品のラインナップはさまざま。バイクやヘルメット、グローブ、プロテクターと一式を借りられるところもあれば、「グローブは別途購入が必要」といったパークもあります。どこまでレンタルできるかを事前に押さえておくと、当日の動きもスムーズです。

関東で人気のマウンテンバイクパーク8選

まずは、関東エリアの人気マウンテンバイクパークをピックアップしました。施設ごとの特徴や営業期間などもチェックして、お気に入りのパークを見つけてみてください!

※この記事に記載している情報は、2025年4月時点のものです。営業時間や料金は変更される場合がございますので、ご来場前に最新情報を公式サイト等でご確認ください。

山梨県南都留郡鳴沢村 「ふじてんリゾート」

出典:Fuji,Can,Go

富士山と河口湖を望む絶景のゲレンデで、思いきりダウンヒルが楽しめる「ふじてんリゾート」。国内外で活躍するプロライダー・高橋大喜氏がコースプロデュースを手がけており、そのスケール感は国内でも指折りです。都内からのアクセスも良好で、車ならおよそ2時間ほど。

出典:Fujiten

芝生のゲレンデを駆け下りる初級者向けコースから、ビッグジャンプや連続ドロップが待ち構える超上級者向けのラインまで、レベル別に多彩なセクションを完備。ジャンプやコーナリングを練習できるスキルパークも併設されているため、「これから本格的にMTBを始めたい」という人にも最適な環境です。

おすすめポイント

  • レベル別に多彩なコースを完備。初級者から上級者まで楽しめる
  • 爽快なダウンヒルを体験できる
  • 都心から車でおよそ2時間と、アクセスも良好
所在地山梨県南都留郡鳴沢村字富士山8545-1
利用料金1日2,500円
営業時間9:00~17:00
営業期間例年5月上旬頃~10月中旬頃
フィールドカテゴリーダウンヒル / クロスカントリー / スキルアップパーク / ジャンプ
難易度初級者~超上級者
リフトあり ※ただし、2025年は運休
食事施設あり(営業日は公式サイトで要確認)
レンタルの有無あり
駐車場あり
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※2025年4月~11月はリフト架け替え工事のため、リフト乗車はできません。コースは自走での登坂となり、リフト券は不要。コース使用料(1日2,500円)のみで全コースおよびスキルパークを利用できます。


長野県諏訪郡富士見町 「富士見パノラマリゾートMTBパーク」 

出典:富士見パノラマリゾート

国内最大級のスケールを誇る、マウンテンバイクの聖地「富士見パノラマリゾート」。最長約8km、標高差730mのロングダウンヒルコースを筆頭に、ジャンプトレイルやスキルアップエリアなど、初級〜上級まで多彩なラインが揃っています。

出典:富士見パノラマリゾート

富士山や八ヶ岳を望む絶景をバックに、ゴンドラで山頂まで一気に上がってからのライドは爽快そのもの。レンタル用品(バイクやヘルメットなど)はもちろん、初心者向けのスクールも用意されていて、どんな人でも楽しめる間口の広いマウンテンバイクパークです。

おすすめポイント

  • 最長約8km、標高差730mと国内最大級のスケール
  • レベル別に多彩なコースを完備。初級者から上級者まで楽しめる
  • レンタル用品や初心者向けスクール、食事施設まで揃う充実ぶり
所在地長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703
利用料金1日5,500円(ゴンドラ・リフト利用込)/スキルアップエリアのみ2,500円
営業時間9:00〜16:00(季節により変動あり)
営業期間例年4月下旬〜11月下旬ごろ
フィールドカテゴリーダウンヒル / クロスカントリー / スキルアップパーク / ジャンプ
難易度初級者~上級者
リフトあり(ゴンドラ・第1・第4リフト運行)※運休日あり、要カレンダー確認
食事施設あり(営業日は公式サイトで要確認)
レンタルの有無あり(バイク・ヘルメット・グローブ・プロテクターなど)
駐車場あり
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長野県北安曇郡白馬村 「岩岳MTB PARK」

出典:白馬村観光局インフォメーション

北アルプスの絶景を背に、極上のフロートレイルを満喫できる「岩岳MTB PARK」(フロートレイルとは、滑らかな路面と傾斜のついたコーナーで、流れるように下れるコース)。1990年代後期に突如としてコースが閉鎖されたものの、2015年に復活。今では日本を代表するパークとして、多くのライダーを魅了しています。

出典:白馬岩岳 MTB PARK

標高1,272mの山頂まではゴンドラで一気にアクセス。そこからスタートするダウンヒルコースは、緩やかな「アルプスダウンヒル」から、玄人好みの「カミカゼダウンヒル」までレベルに応じて選べるラインナップ。さらに、クロスカントリーエリアやパンプトラックもあり、1日では走りきれないほどのバリエーションが楽しめます

おすすめポイント

  • ゴンドラで山頂までアクセス&絶景ダウンヒルが楽しめる
  • レベル別に多彩なコースを完備。初級者から上級者まで楽しめる
  • コースのほぼすべてがフロートレイル
所在地長野県北安曇郡白馬村北城12056
利用料金1日5,800円(全コース・ゴンドラ・リフト込)
営業時間9:00〜16:00
営業期間例年4月下旬〜11月上旬ごろ(残雪で変動あり)
フィールドカテゴリーダウンヒル / クロスカントリー / スキルアップパーク / ジャンプ
難易度初級者~上級者
リフトあり ※運休日あり、要カレンダー確認
食事施設あり(営業日は公式サイトで要確認)
レンタルの有無あり(バイク・ヘルメット・グローブ・プロテクター)
駐車場あり


長野県伊那市 「C.A.B. Trail(キャブトレイル)」

出典:C.A.B. Trail

「誰でも気軽にMTBを楽しめる」をコンセプトに整備されたC.A.B. Trail。前半は急勾配のないゆるやかな登坂で、ポタリング気分で気持ちよく走れます。後半はバーム形状のコーナーやウッドラダーが続く下り区間で、前後左右への荷重移動を通してMTBを“操る楽しさ”を味わえる設計です。

出典:C.A.B. Trail

敷地内にはキックバイク専用のパンプトラック「のってみらっし」も併設。ヘルメットの無料レンタルもあり、小さな子どもの初ライドにもぴったりです。

おすすめポイント

  • 初級者から上級者まで楽しめるコースラインナップ
  • ヘルメットの無料レンタルあり
  • キックバイク専用のパンプトラックも併設
所在地長野県伊那市西箕輪羽広3900-103
利用料金1日2,800円/1時間1,200円
営業時間9:00〜16:00(最終受付15:00)
営業期間4月〜11月(木曜定休・臨時休業あり)
フィールドカテゴリートレイルライド/パンプトラック(キッズ向け)
難易度初級者〜中級者向け
リフトなし
食事施設近隣に「みはらしファーム」内の飲食施設あり
レンタルの有無あり(バイク・ヘルメット)※グローブは販売
駐車場あり
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神奈川県小田原市 「フォレストバイク」

出典:Forest Bike

小田原の豊かな自然の中で楽しめるマウンテンバイクパーク。初回はインストラクターによる講習が必須となっており、操作の基礎から安全な楽しみ方までしっかり学んでからトレイルに入るため、ビギナーの方でも安心してチャレンジできます。

出典:Forest Bike

ジャンプセクションが続く上級者向けコース「龍神トレイル」などもあり、初心者だけでなくベテランライダーも満足できるコースラインナップ。電動アシスト付きのE-MTBレンタルも用意されているため、体力に自信がない人でも、気軽にMTBを楽しめる環境が整っています。

おすすめポイント

  • 初回はインストラクターによる講習が必須なため安心
  • 初級者から上級者まで楽しめるコースラインナップ
  • E-MTBのレンタルもあり
所在地神奈川県小田原市荻窪
利用料金初回講習:4,000円
フリーライド:半日3,000円/1日4,000円
営業時間水・土・日・祝
10:00〜16:00(開場9:00/閉場16:30)
営業期間通年
フィールドカテゴリートレイルライド/ジャンプ/パンプトラック
難易度初級者〜上級者向け
リフトなし
食事施設なし
レンタルの有無あり(バイク・E-MTB・ヘルメット)
駐車場あり
SNSInstagram


東京都稲城市 「スマイルバイクパーク」

出典: 【公式】Smile Bike Park|X

東京都内で唯一、常設のマウンテンバイクパークとして運営されているスマイルバイクパーク。初心者でも気軽に楽しめるパンプトラックから、上級者向けのジャンプセクションまで揃っています。

コースの距離はそれほど長くはありませんが、そのぶん反復練習に最適。基本テクニックをじっくり磨きたい人にぴったりのフィールドです。

おすすめポイント

  • 東京都内で唯一、常設のマウンテンバイクパーク
  • 上級者向けのジャンプセクションまで揃う
  • 反復練習に最適
所在地東京都稲城市坂浜734番地
利用料金<土日祝>大人1日 3,300円/3時間 2,200円
<平日>大人1日 2,700円/3時間 1,700円
営業時間火・水・土・日・祝(不定休あり)
8:30〜16:30
営業期間通年
フィールドカテゴリークロスカントリー/ジャンプ/パンプトラック
難易度初級者〜上級者向け
リフトなし
食事施設なし
レンタルの有無あり(バイク・ヘルメット・プロテクターなど )
駐車場あり
SNSX
Instagram


山梨県甲府市 「昇仙峡MTB PARK」

出典:YAMANASHI MTB 山守人

日本有数の景勝地・昇仙峡に誕生した、ロープウェイを活用したマウンテンバイクパーク。「麦坂道」と呼ばれた古道を活かし、富士山や南アルプスを望む爽快なダウンヒルを体験できます。

出典:YAMANASHI MTB 山守人

初級者向けと中上級者向け、2つのツアーが用意されており、いずれもロープウェイで山頂までアクセス。

初級者向けツアーでは、基本操作を学んだあと安心して本格トレイルへ。ガイドによる丁寧なレクチャーと、パワフルなレンタルE-MTBのサポートで、技術に自信がない方も、この土地ならではの雄大な自然を心ゆくまで満喫できます。

おすすめポイント

  • ガイド付きツアーなので初心者も安心
  • ツアー内容には、E-MTB(電動)のレンタルも組み込まれている
  • 富士山や南アルプスを望む爽快なダウンヒル
所在地【初級者ツアー】山梨県甲府市山宮町片山3371(武田の杜 健康の森)
【中上級者ツアー】山梨県甲府市猪狩町441(昇仙峡ロープウェイ仙娥滝駅)
利用料金【初級1日】
1名 44,000円/2名 27,000円/3名 23,000円/4名以上 21,000円
【中上級 半日】
1名 41,000円/2名 24,000円/3名 20,000円/4名以上 18,000円
※バイク持込で5,000円引き/保険代別途600円
営業期間通年(事前予約制・4日前までに申込)
フィールドカテゴリートレイルライド/パンプトラック(初級講習)
難易度初級者〜上級者向け
リフトロープウェイ利用
食事施設ランチ代別途・各自手配(提供なし)
レンタルの有無あり(E-MTB・ヘルメット・プロテクター)※料金込み
駐車場不明
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山梨県西八代郡市川三郷町「市川公園MTBフィールド」

出典:YAMANASHI MTB 山守人

甲府盆地と富士山を望む山間に広がる、初心者やキッズ向けコースを中心としたマウンテンバイク専用フィールド。無料の初心者講習に加え、レンタル用品も充実しており、手ぶらでも気軽にチャレンジできます

出典:YAMANASHI MTB 山守人

園内ではマウンテンバイクのほかに、キャンプやBBQ、昆虫採集や散策も楽しめるため、ベースキャンプとして滞在しながら、周辺トレイルへと繰り出すスタイルにもおすすめです。

おすすめポイント

  • レンタル用品が非常に充実しており、手ぶらでMTBを体験できる
  • ベースキャンプとして滞在し、周辺トレイルへと繰り出すスタイルに最適
  • キッズ向けのコースが多く、家族でMTBを楽しめる
所在地山梨県西八代郡市川三郷町印沢947-3
利用料金【初回登録料(初回講習付)】一般2,000円/町民1,000円
【コース利用料】
半日1,300円・1日2,000円(町民:半日700円・1日1,000円)
15歳以下:半日700円・1日1,000円(町民:半日300円・1日500円)
営業時間不明
営業期間不明
フィールドカテゴリースキルアップコース
難易度初級者〜中級者向け
リフトなし
食事施設なし
レンタルの有無あり(バイク・E-MTB・ヘルメット・プロテクターなど )
駐車場あり
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関西・中部で人気のマウンテンバイクパーク6選

続いては、関西エリア・中部エリアの人気マウンテンバイクパークを6選をご紹介!

※この記事に記載している情報は、2024年4月時点のものです。営業時間や料金は変更される場合がございますので、ご来場前に最新情報を公式サイト等でご確認ください。

兵庫県豊岡市 「アップかんなべ」

出典:アップかんなべ

関西で唯一、マウンテンバイク専用リフトを導入している「アップかんなべ」。フィールドの監修は、国内外で活躍するプロライダー・阿藤寛氏。「これからMTBに挑戦したい人」も「もっと上達したい人」も、それぞれのレベルに合わせてチャレンジできるようコースが設計されています。

出典:アップかんなべ

レンタルバイクやプロテクター類も完備しているので、手ぶらでもOK。関西エリアで本格的なダウンヒルを体験したいなら、ぜひ訪れたいフィールドです。

おすすめポイント

  • 関西で唯一、マウンテンバイク専用リフトを導入するパーク
  • レベル別に多彩なコースを完備。初級者から上級者まで楽しめる
  • E-MTBのレンタルもあり
所在地兵庫県豊岡市日高町栗栖野59-78
利用料金1日 4,400円/半日 3,300円
1回券 700円
回数券(7回分)4,500円
営業時間9:00〜16:30
営業期間春〜秋のグリーンシーズン(詳細未掲載/要確認)
フィールドカテゴリーダウンヒル/スキルアップコース
難易度初級者〜上級者向け
リフトあり
食事施設あり(グリーンシーズンの営業は要確認)
レンタルの有無あり(バイク・ヘルメット・ゴーグル・グローブ・プロテクター)
駐車場あり
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奈良県吉野郡 「吉野マウンテンバイクパーク」

出典:筆者撮影

奈良盆地の南端・吉野郡大淀町に位置する、関西屈指の常設マウンテンバイクパーク。大阪・和歌山からは車で約1時間、京都からも1時間半とアクセスも良好。

出典:吉野マウンテンバイクパーク

施設内には、初心者向けのコースやパンプトラックに加え、上級者向けのテクニカルなラインも揃っており、体力の続く限り1日中楽しめるボリュームです。無人運営のため、事前申し込み制での利用となっています。

おすすめポイント

  • コースラインナップが豊富で、1日中楽しめる
  • 利用料金が1日2,000円と比較的安価
  • 大阪・和歌山・京都からのアクセスも良好
所在地奈良県吉野郡大淀町薬水862
利用料金1日 2,000円/年間 18,000円
営業時間9:00〜16:00
営業期間通年(不定休。最新情報は公式サイトを要確認)
フィールドカテゴリーダウンヒル/トレイル/パンプトラック
難易度初級者〜上級者向け
リフトなし
食事施設なし
レンタルの有無あり(バイク・ヘルメット)※レンタル可能日は要確認
駐車場あり
SNSfacebook


滋賀県栗東市 「トレイルアドベンチャー・栗東」

出典:トレイルアドベンチャー

林業用作業道を再生したレイアウトが特徴の、滋賀県栗東市にある常設マウンテンバイクフィールド。パンプトラックやスキルアップエリアをはじめ、初心者から上級者までレベルに応じたコースを完備。コースは周回型で構成されており、反復練習によって自然とスキルアップできる設計になっています。

コース利用前には、安全講習(ブリーフィング)の受講が必須。基本操作や施設ルールを学べるため、マウンテンバイクが初めての方やご家族でのレジャー利用でも安心です。

おすすめポイント

  • レンタル用品が豊富なため、手ぶらでMTBを楽しめる
  • コース利用前に安全講習が必須で安心
  • 初心者から上級者までレベルに応じたコースを完備
所在地滋賀県栗東市観音寺459-20
利用料金2時間 2,500円
※1DAY利用は+1,000円(マイバイク持込限定)
営業時間9:00〜日没まで(季節により変動)
営業期間通年
(※水曜定休・雨天休業あり/夏休み・大型連休は毎日営業、冬季休業あり)
フィールドカテゴリートレイル/パンプトラック/スキルアップエリア
難易度初級者〜上級者向け
リフトなし
食事施設なし
レンタルの有無あり(バイク、e-MTB、ヘルメット、グローブ)
駐車場あり
SNSInstagram


 京都府相楽郡和束町 「湯船 TOPEAK MTB LAND」

京都府和束町に位置する「湯船 TOPEAK MTB LAND」は、クロスカントリーやダウンヒルなど多彩なコースを備えた、ボリューム満点の常設マウンテンバイクパーク。初心者から上級者まで楽しめる内容で、レンタルバイクも完備しています。

おすすめポイント

  • 利用料金が安価ながら、ボリューム満点のコース内容
  • レベル別に多彩なコースを完備。初級者から上級者まで楽しめる
  • 大阪・京都・奈良からのアクセスも良好
所在地京都府相楽郡和束町湯船
利用料金入園料:1,500円
営業時間不明(詳細は公式facebookを要確認)
営業期間不明(詳細は公式facebookを要確認)
フィールドカテゴリークロスカントリー/ダウンヒル/パンプトラック/スキルアップ
難易度初級者〜上級者向け
リフトなし
食事施設なし
レンタルの有無あり(バイク・ヘルメット)
駐車場あり ※駐車代500円
SNSfacebook


大阪府堺市 「大泉緑地 サイクルどろんこ広場」

出典:大阪公園協会

大阪府堺市にある「大泉緑地 サイクルどろんこ広場」は、BMXやマウンテンバイク向けの本格的なパンプトラックコース。利用料は無料です。そこまで大きな施設ではありませんが、基礎練習を重ねるにはぴったりの環境。レンタル用品はないため、バイクやヘルメットなど必要な装備は各自で持参しましょう。

おすすめポイント

  • 利用料金が無料
  • 基礎練習を重ねるには最適
  • 大阪都心から自走でアクセスできる
所在地大阪府堺市北区金岡町128
利用料金無料
営業時間【3月~10月】9:30~17:00
【11月~2月】9:30~16:30
営業期間通年
※4月・6月・8月・10月の第4月曜を含む週の月・火・水曜日、5月・7月・9月・11月の第4月曜日は利用不可
※祝日・雨天時は順延する場合あり
フィールドカテゴリーパンプトラック中心
難易度初級者〜中級者向け
リフトなし
食事施設なし
レンタルの有無なし
駐車場あり
SNSInstagram


愛知県豊田市 「あさぎりトレイル」

出典:あさぎりトレイル

三河高原キャンプ村に隣接。大部分がスムースな土の路面で、初心者向けの「のびのびエリア」から、中級者向けの「チャレンジエリア」まで、レベルに応じたラインナップが揃っています。パンプトラックもあり、基礎練習にも最適。セルフ受付・無人運営というスタイルで、気軽にライドを楽しめる環境が整っています。

おすすめポイント

  • 初心者から上級者までレベルに応じたコースを完備
  • セルフ受付・無人運営という気軽なスタイル
  • マウンテンバイクとキャンプの両方を楽しめる
所在地愛知県豊田市東大林町半ノ木2
利用料金1日 1,500円
営業時間9:00〜16:30(受付は15:30まで)
※繁忙期以外は木曜日定休
営業期間例年3月上旬頃~12月中旬頃
フィールドカテゴリートレイル/パンプトラック
難易度初級者〜上級者向け
リフトなし
食事施設なし
レンタルの有無なし
駐車場あり

マウンテンバイクパークに行くときの注意点

安全に、そして気持ちよくMTBパークを満喫するためには、守るべきルールや最低限の準備があります。

ここでは、パークデビュー前に押さえておきたい注意点を紹介します。

ヘルメットやグローブは必ず準備しよう

マウンテンバイクは、想像以上にリスクの高いアクティビティです。骨折や打撲はもちろん、転倒の衝撃によっては、取り返しのつかない重大事故につながることもあります。

そのため、ヘルメットやグローブ、プロテクターの着用は必須。これらを持っていない場合は、レンタル品を利用してでも必ず装備を整えましょう。

また、多くのパークでは、ヘルメットやグローブを着用していないと走行そのものが許可されていません。安全のため、そしてルールを守るためにも、装備は万全にして挑むようにしてください。

ルールや走行禁止エリアなどの確認

マウンテンバイクパークでは、「追い越し禁止」「一方通行」「火気厳禁」など、さまざまなルールが設けられています。安全に楽しむためにも、事前にコースマップや現地の掲示をしっかり確認しておきましょう。

また、パーク内には立ち入り禁止に指定されているエリアがある場合もあるので、注意が必要です。誤って入ってしまうと、事故やトラブルの原因になりかねません。

さらに、休憩や停止をするときは、コース中央を避け、必ず端に寄るのが基本マナーです。自分自身の安全はもちろん、周囲のライダーにも配慮することが、パークを存分に楽しむための第一歩となります。

自分のレベルに合った走りを

マウンテンバイクパークには、ジャンプやドロップ、バームなど、テンションの上がるセクションが盛りだくさんです。しかし、まず大切なのは“自分のスキルに合った走り”を心がけること。

「ちょっと無理そうだな」と思ったら、無理せずスルーするのも立派な判断です。初心者向けのラインから少しずつ挑戦していきましょう。

バイクの点検は念入りに

マウンテンバイクの点検やメンテナンスは、普段から習慣づけておきたいものですが、パークに行く前は特に念入りに確認しておきましょう。ブレーキやサスペンション、タイヤなどに不具合があると、走行中のトラブルや怪我につながる危険性があります。

また、せっかく時間をかけてパークまで足を運んでも、バイクが不調では思いきり楽しめません。しっかり点検を済ませ、万全のコンディションでライドに臨みましょう。

マウンテンバイクパークに関するよくある質問

それでは最後に、マウンテンバイクパークに関するよくある質問と、それに対する回答を見ていきましょう。

MTBパークとトレイルって何が違うの?

マウンテンバイクパークは、MTBを思いきり楽しむために整備された有料の施設です。

一方、トレイルは自然の山道を指しますが、私有地だったり、登山者への危険性を考慮して、MTBの走行を禁止している場所も少なくありません。日本では、MTBで自由に走れるトレイルは限られているのが現状なのです。

もし近くにMTB走行可能なトレイルがない場合は、パークデビューを検討するといいでしょう。

雨の日は走れる?

雨天時の対応は施設によって異なります。コンディション次第でクローズにするパークもあれば、通常どおり営業するところもあります

当日の営業状況は公式サイトやSNSで案内されることが多いので、出発前に必ず確認しておきましょう。

子どもでも楽しめる?

はい、楽しめます

パークによっては、初級者向けの周回コースやパンプトラック、キッズ専用エリアが用意されているところもあります。小学生くらいから参加できる施設が多いので、家族で気軽にチャレンジしてみてください。

マウンテンバイクパークで、最高のMTBライフを!

パークは、“マウンテンバイクで走るための場所”。整備されたコースだからこそ、初心者でも安心して、思いきりマウンテンバイクを楽しめます。

レンタル用品やスクールを用意している施設も多く、気軽にチャレンジできるのも魅力。もし近くにMTBで走れるトレイルがないなら、ぜひパークデビューを検討してみてください。

あなたのライドスタイルにぴったりのパークを見つけて、最高のMTBライフを!