スペシャライズドは、シューズもつくっていますよ
スペシャライズド(SPECIALIZED)は、1974年、カリフォルニアで創業したアメリカの自転車総合ブランドです。日本では、略して「スペシャ」と呼ばれることも。ロードバイク、MTBなどの車体だけでなく、パーツやアクセサリ、そして今回ご紹介するシューズも取り扱っています。
初心者からプロまで!おすすめしたいラインナップ
ロードバイク用シューズのラインナップは、
初・中級者向けの「TORCH(トーチ)」と、
上級者・競技向けの「S-WORKS(エス・ワークス)」の2種類。
入門用モデルのTORCH 1.0は、1万円以下。性能も見た目も上位モデルと大きく変わらないところがポイントです。プロも愛用するS-WORKSモデルは、実績もお墨付き。
カラーバリエーションが豊富
おしゃれなアパレルも販売する、スペシャライズドならではのカラーラインナップ。TORCH 1.0やS-WORKS 7なら、自分の好みやウェアに合わせて、豊富なカラーバリエーションから選べますよ。
もちろん「フィット感」も抜群
シューズは何と言っても、フィット感が大事ですよね。スペシャライズドのシューズは、人間工学を基にした「Body Geometry」の技術が活かされています。また「Boa」のダイヤルや、ベルクロなどの調整機能で、しっかりフィットしますよ。抜群のホールド感と、快適さを兼ね備えていて、ワンランク上のライドが楽しめるでしょう。
最新ラインナップと選び方
「TORCH」シリーズ、「S-WORKS」シリーズ、それぞれの最新ラインナップや選び方を紹介します。
初心者~中級者向けの「TORCH」シリーズ
Body Geometryの技術で、快適さも満足の「TORCH」シリーズ。ハイエンドモデルと同じ仕様のデザインも多く、スタイルが美しいです。ソールはハイエンドモデルと比べると柔らかめで、ロングライドやカジュアルライドにぴったり。上位グレードから「3.0」、「2.0」、「1.0」の3モデルがあります。
上級者、レース志向の人には「S-WORKS」シリーズ
スペシャライズドの技術が凝縮された、上級者やレース志向の人向けの「S-WORKS」。最新のシリーズには、「VENT」、「7」、「EXOS」の3モデルがラインナップされています。共通してハードなソールで、脚のパワーを無駄なくペダルに伝えることが可能。それぞれ明確なターゲットをもつ、スペシャルなモデルといっていいでしょう。
サイズや、パターン選びも重要
もちろん、シューズのフィッティングにはサイズ選びが重要ですよね。スペシャライズドのシューズは、モデルによっては「ハーフサイズ」や「ワイドサイズ」があるので、サイズのほか、自分の足の形に合わせたパターンを確認しておきましょう。
「TORCH」シリーズの最新モデル3選
まずは、初心者から中級者向けのロードシューズ、TORCHをご紹介しましょう。
TORCH 1.0 ROAD SHOE
TORCH 1.0は、1万円を切るモデルです。エントリーモデルというと、ベルクロ式で、見た目もイマイチなことが多いのですが、TORCH 1.0は、ダイヤル式のBoaクロージャを備え、見た目も上位グレードと同様スタイリッシュ。射出成型のナイロン複合素材製ソールは、剛性指数6.0と、中程度の剛性でとても軽量。長時間のライドでも足に優しい踏み心地で、快適でしょう。
TORCH 2.0 ROAD SHOE
レベルアップしたい中級者にぴったりな、TORCH 2.0。アッパー100%メッシュのTPU(熱可塑性ポリウレタン)構造という、履き心地の良い素材に、Boaダイヤルのクロージャーがついています。ソールは剛性指数7.0と、中剛性のカーボンソール。パワーの伝達性にも優れています。パフォーマンスと快適さを両立した、一日中走り回りたくなるようなシューズです。
TORCH 3.0 ROAD SHOE
TORCH 3.0は、シリーズのトップモデル。2つのBoaダイヤルで、微妙な調整でも、すばやく行うことができますよ。「FACT」という独自技術のカーボン複合素材のソールと、トーションボックス構造で、方向性のある剛性(剛性指数8.5)を持たせています。アッパーは3種類の素材を熱圧着して作られており、ホールド感と快適性を両立。パワーを確実に伝えたいライダーに、価格は抑えた最高のイノベーションをどうぞ。
「S-WORKS」シリーズの最新モデル3選
上級者やレース志向の人向けのS-WORKSシリーズから、最新モデル3種類をご紹介します。
S-WORKS 7 ROAD SHOE
「力の最後の一滴までをペダルに伝える」レーシングシューズ、S-WORKS 7。もっとも軽量かつ高剛性(剛性指数15.0)のPowerlineカーボンソールと、航空宇宙産業で用いられるDyneemaメッシュアッパーにより、足をパワフルな位置にホールドし、最大の力をペダルに伝達することができます。またCNCアロイのBoaカスタムダイヤルは、ミリ単位の正確な調整が可能です。カラーバリエーションも豊富なので、バイクの色に合わせたくなりますね。
S-WORKS EXOS
S-WORKS EXOSは、Boaダイヤルを搭載した、ブランド最軽量のサイクリングシューズです。その重さはわずか150g(片足)。そして「FACT Powerlineカーボンソール」は剛性指数13.0と、パワー伝達を最大限まで高めてくれます。ただ軽いだけでなく、S-WORKSにふさわしい剛性を備えたS-WORKS EXOSは、ヒルクライムからロードレースまで、パフォーマンスをアシストしてくれるでしょう。
S-WORKS VENT ROAD SHOE
日本の夏にぴったりなのが、S-WORKS VENTです。つま先部分の「ベンティッド・マウスポート・トゥボックス(通気口)」や新設計のメッシュアッパーにより、優れた通気性を発揮。汗の蒸発を促します。ソールはS-WORKS EXOSと同じ「FACT Powerlineカーボンソール」で、剛性も十分。メッシュで覆われた通気口を備えた構造は、冷却効果だけでなく、軽量化にも貢献しています。炎天下でも、あらゆるライディングやレースに対応できます。
MTB用のシューズも充実
ロード用シューズをご紹介しましたが、スペシャライズドのシューズはMTB用も充実しています。
「S-WORKS Recon」や、「Recon 3.0」、「Recon 2.0」などのMTBモデルは、ペダルを踏むだけでなく、歩き走ることもあるMTB向けに、最適な設計がされています。MTBはもちろん、グラベルロードにもピッタリ。ただし、クリート、ペダルはロード用とは異なるので注意してくださいね。
【今更聞けない】S-WORKSって何!?
「S-WORKS」は、スペシャライズドのハイエンド向けシリーズ。機材を供給している「ワークスチーム」向けに開発された、高機能なモデルが揃います。今回ご紹介したシューズはもちろん、ロードバイクやMTBの自転車本体、ハンドルやサドル、タイヤにも、S-WORKSモデルがありますよ。
フィッティングシステムも活用しよう
全国のコンセプトストアや正規ストアなら、実物を見るのはもちろん、フィッティングシステム(RETUL)も利用できます。専用の機材で足の形状や荷重の掛かり方を測定し、最適なシューズサイズを教えてくれますよ。
自分好みのスペシャライズドのシューズを!
初・中級者向けの「TORCH」シリーズと、上級者向け「S-WORKS」シリーズの2シリーズ、全6モデルが揃うスペシャライズドのロードバイク用シューズ。ライドスタイルやバイク、ウェアに合わせて、自分好みのシューズを見つけよう!