自転車用おすすめのセンタースタンドをご紹介。スポーツバイクで気軽に寄り道しよう!

自転車用おすすめのセンタースタンドをご紹介。スポーツバイクで気軽に寄り道しよう!

スポーツバイクでコンビニやカフェに立ち寄るとき、愛車を立てかけられず、苦労した経験はありませんか?そんなときには、センタースタンドがあると便利ですよ。

こちらでは、駐輪に便利なセンタースタンドの種類や選び方、おすすめの製品を紹介します。

目次

アイキャッチ画像出典:Flickr/chinnian

センタースタンドを使うと、荷物があっても安定します

センタースタンドがついた自転車と荷物

出典:Flickr/Umberto Brayj

自転車の中心で車体を支えるセンタースタンドは、後輪付近につけるサイドスタンドより安定します。

風がある日や、買い物など荷物を載せている時も倒れにくいでしょう。

平らな場所で本領発揮

センタースタンドは、斜面では倒れやすいですが、平面ではしっかり自転車を支えられます。駐輪する時は、平らな場所を選びましょう。

センタースタンドの選び方

センタースタンドは、種類も使い方もいろいろあります。選ぶ時のポイントをまとめました。

ガタつかない2本足・スタイリッシュな1本足

荷物を載せた自転車
出典:Flickr/Cat Burston

センタースタンドの足は1本、もしくは2本です。オーソドックスな2本足は、安定感があるため、多少荷物があっても安心ですね。一方、1本足タイプは、スッキリとした外観で、軽量な製品が多いですよ。

高さや角度を調節できるタイプも

長さ調節ができる自転車スタンド

出典:Amazon

足の長さが調節できるタイプだと、微調整することで、よりしっかり支えられるでしょう。角度が調整できると、クランクと当たらないところで固定できますね。

荷物を載せるなら、耐荷重もチェック

3台のスポーツバイク

出典:Flickr/Russ

自転車にたくさんの荷物を積むなら、耐荷重も確認しましょう。2本足の場合、30kgくらいまでOKな製品が主流で、なかには50kg以上載せられるスタンドもあります。

買い物や泊まりがけのサイクリングなら、耐荷重に余裕があるスタンドだと、安心ですね。

定番の2本足センタースタンドなら、コレ!

センタースタンドの定番は2本足。人気のメーカーを中心に、おすすめの製品を選んでみました。

GIZA PRODUCTS アジャスタブル ダブル レッグ センタースタンド

日本メーカーの「GIZA PRODUCTS」。こちらはスタンドの角度を変えられるため、自転車本体と接触しにくいでしょう。丈夫なアルミ合金製で、30kgまでの荷物を載せられます。20~28インチの自転車に取り付けられますよ。

カラーブラック、シルバー
素材アルミ合金
対応可能サイズ20~28インチ
地面から取りつけ位置までの高さ275~330mm
最大荷重30kg
重量560g

MASSLOAD CL-KA56

台湾メーカーの「MASSLOAD」。CL-KA56は、スタンドを跳ね上げると、片側のフレームにまとまって格納でき、すっきりした見た目になります。

カラーブラック、シルバー
素材アルミ合金
使用可能サイズ24~28インチ
重量540g

MASSLOAD CL-KA47

足についている赤いボタンを押して、かんたんに長さ調節できるスタンド。耐荷重50kgで、キャンプツーリングや、自転車旅行で荷物を、多く積みたい人にもおすすめです。

カラーブラック、シルバー
素材アルミ合金
対応可能サイズ24〜27インチ(650〜700c)
取付可能チェーンステー厚35mmまで
耐荷重50kg
重量535g

野口商会 Wレッグスタンド

自転車パーツを中心に取り扱う「野口商会」。こちらのスタンドは、足の長さを7段階に調節できます。24~28インチの自転車に対応しています。

カラーブラック、シルバー
素材アルミ
対応可能サイズ24~28インチ
フレーム接置部サイズ約45x約25mm ※フレーム形状によって、取り付けできない場合あり

SOMA FABRICATIONS ダブルキックスタンド

サンフランシスコに拠点をおく自転車メーカー「SOMA  FABRICATIONS」。デザイン性の高いフレームの自転車が人気ですが、センタースタンドも作っています。丈夫なアルミ製で、フレームとなじみやすいカラー。足の長さ調節もできます。

カラーシルバー
素材アルミ
重量860g

スタイリッシュな1本足のセンタースタンド

1本足のセンタースタンドは、軽量な製品が多いですよ。スッキリした見た目なのに、タフなおすすめの製品を紹介します。

GIZA PRODUCTS アジャスタブル センタースタンド CL-KA76

地面から取り付け位置までの高さを、230〜280mmで調節できるスタンド。調整ノブで、簡単に伸ばすことができます。フレームやパーツのカラーに合わせやすい、ブラックとシルバーの2色展開です。

カラーブラック、シルバー
素材アルミ合金
対応可能サイズ24~29インチ
地面から取付位置までの高さ230~280mm
重量305g

ESGE オプティマフレックス

スイスのPLETSCHER社が展開する「ESGE」。1本足ですが、耐荷重50kgのタフなスタンドです。小径車はもちろん、最大29インチの自転車にまで対応しています。地面にしっかりとグリップする、滑りにくいレッグキャップ付き。

カラーブラック、シルバー
地面から取りつけ位置までの高さ375mm
対応可能サイズ29インチにも対応
耐荷重50kg
重量340g

MASSLOAD ターンアジャスト・シングルレッグセンタースタンド

こちらの1本足スタンドは、誤ってスタンドを解除しないよう、セーフティロックがついています。足の長さの調節は、ひねってスライドさせるだけ。24〜27インチの自転車に対応しています。

カラーブラック、シルバー
素材アルミ
対応可能サイズ24~27インチ、650~700C
チェーンステー厚35mmまで
重量345g

BBB シティキック BKS-05

「BBB」は、オランダの自転車総合パーツメーカー。シティキックは、バイクをしっかり支える特殊な形状と、接地面積が大きいフットレストのおかげで、安定感バツグン。スタイリッシュなデザインの、1本足スタンドです。

カラーブラック
対応可能サイズ26〜29インチ

NUVO アルミセンタースタンド NH-KC21AA

長さをカットすることで、様々なサイズの自転車に対応できるセンタースタンド。一度カットすると、自由に調節することはできませんが、合うスタンドが見つからない時は、ぜひチェックしてみてくださいね。

カラーブラック、シルバー
素材アルミ
対応可能サイズ20-26インチ、700C

センタースタンドの取り付け方法

センタースタンドは主に3つの取り付け方法があります。それぞれの方法をまとめました。

①台座に取り付け。隙間をチェックしよう。

自転車のスタンド取り付け位置

出典:Amazon

もっともメジャーな取り付け方は、台座をつけて装着する方法。チェーンステーとシートチューブの間の、後輪とペダルとの隙間に台座を取り付けます。

男性で指2〜3本、女性で3〜4本分くらいの幅があれば、取り付けられるでしょう。この幅が十分にあるか、事前確認をお忘れなく。

②:BBに取り付け。スッキリしたデザインが特徴。

BBに取り付けるタイプ

出典:Amazon

BBとは「Bottom Bracket」の略で、クランクの根元にあるパーツのこと。BBに挟んで、センタースタンドを取り付けます。

スタイリッシュなデザインが多く、横から見るとスッキリと収まります。ただしBBのサイズは自転車によって異なるため、注意しましょう。

③チェーンステーに取り付け。装着が簡単です。

チェーンステーに取り付けるタイプ

出典:Amazon

ペダル根元と後輪につながる、フレームの「チェーンステー」に取り付けるタイプのスタンドは、装着がかんたん。しっかり固定される製品が多いですよ。

一方でフレームが傷つきやすく、フレーム素材によっては使えないこともあるため、仕様を確認しておきましょう。

取り付ける時の注意点を、チェックしよう

自転車のサイズ確認以外にも、いくつか注意点があるので、紹介します。

ワイヤーやチェーンに干渉しないかチェック

自転車のフレーム

出典:Amazon

スタンドを取り付けられても、ワイヤーやチェーンに接触していたらNG。パーツが壊れたり、事故に繋がることもあります。スタンドをつけたら、一度ペダルを回して、スタンドがワイヤーなどに干渉していないか確認しましょう。

カーボンフレームには対応していないスタンドも

台座を取り付けるタイプなど、カーボンフレームには取り付けできないスタンドもあります。フレームの種類を確認して、適正なタイプか確認しておきましょう。

純正ならより安全に使える

安心して取り付けたいなら、対応モデルがはっきりしているスタンドや、自転車メーカー純正のスタンドを選ぶ方法もあります。自分の自転車に対応したスタンドがあるか探してみても良いですね。

不安なら、ショップで取り付けてもらおう

自転車ショップ

出典:Flickr/Todd Fahrner

メンテナンスが苦手な人など、スタンド装着に不安がある人は、ショップに相談してみましょう。工賃はかかるかもしれませんが、取り付け作業をお願いすれば、手間もかからず安心ですね。

センタースタンドで、自転車をもっと便利に

センタースタンドがついた自転車

センタースタンドは、自転車で買い物、一息つくときに便利なアイテム。さっと駐輪できて、より走る楽しみが増えるかもしれませんね。

センタースタンドを活用して、サイクリングの楽しみの幅を広げましょう。