【愛知・蟹江】高性能ミニベロをレンタルしてサイクリング!ブロンプトンとバーディーを2日間乗り比べ

【愛知・蟹江】高性能ミニベロを気軽にレンタル!BromptonとBirdyを乗り比べた2日間が楽しかった

愛知県蟹江町では、サイクリストから注目される高性能ハブブランド「GOKISO」のハブを搭載した、折りたたみ自転車のBrompton(ブロンプトン)とBirdy(バーディー)のレンタサイクルがスタートしました。BromptonもBirdyも、モデルによっては購入価格が30万円を超える高級な折りたたみ自転車です。そんな自転車を気軽にレンタルして、実際の走りを体験できるのはうれしいですね。

今回は2日間にわたって、1日目はBromptonで蟹江の町並みやグルメを楽しみ、2日目はBirdyで日光川沿いを走ってみました。水郷の風景や昔ながらの町並み、おいしいものを楽しみながら、高性能ミニベロの乗り心地をレポートします。

目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

高性能ミニベロをレンタルしていつもと違うサイクリング!

愛知県蟹江町に登場した「高性能ミニベロレンタサイクル」は、JR蟹江駅を拠点に、GOKISO(ゴキソ)ハブを搭載したBrompton(ブロンプトン)とBirdy(バーディー)をレンタルできるサービスです。2026年10月1日にスタートしました。

レンタルサービスの詳細

蟹江ミニベロレンタルポスター
撮影:筆者

予約は「蟹江体験」の専用サイトから行います。予約完了後に届く暗証番号を使って自転車を取り出す仕組みなので、スタッフとの受け渡しは不要です。駅に着いたら、すぐにサイクリングを始められます。

利用料金は1日1,000円。高級な折りたたみ自転車を丸一日試せると考えると、購入を検討している人にとっても、単純に自転車旅を楽しみたい人にとっても、利用しやすいサービスではないでしょうか。

ヘルメットやフロントライト、ワイヤー錠なども用意されているので、必要な装備を一からそろえなくても利用できます。またロッカーの中には空気入れも用意されていました。

ただし、携帯ポンプや工具、予備チューブなどはレンタルに含まれないため、必要に応じて持参しましょう。

なお、付属ヘルメットのサイズは車両ごとに異なるため、予約時に確認しましょう

詳細を簡単にまとめておきます。

◆レンタル料:1日千円
◆利用可能時間:予約日の5:00〜23:30
◆貸出・返却:JR蟹江駅南口の専用収納ボックス
◆予約・決済:専用サイト「蟹江体験」から予約/クレジットカード決済のみ(予約は前日23:45が締め切り)
◆利用方法:予約時に発行されるPINコードでスマートロックを解錠し、専用収納ボックスから貸出・返却

予約状況や利用条件は変更される場合があるため、利用前に公式サイトで確認してください。

借りられるBrompton・Birdyの車種紹介

今回レンタルできるのは、イギリス生まれのBromptonと、ドイツ生まれのBirdyです。どちらも人気の折りたたみ自転車ですが、それぞれ異なる個性を持っています。現在、用意されているのは、Birdy2車種とBrompton2車種の合計7台です。

◆Birdy

独特の前後サスペンション構造を持つ折りたたみ自転車です。小径車でありながら、舗装路から多少荒れた路面まで、幅広い走行シーンに対応できるのが特徴です。

Birdyの伝統的な丸型フレームのCLASSIC EVO2台、スタイリッシュに進化したモノコックフレームのGV Plus2台が用意されています。

CLASSIC EVO(2台)Birdy_ClassicEVO丸型レトロフレームに太めのタイヤ、機械式ディスクブレーキ
GV Plus(2台)Birdy_GVPlusモノコックフレームに太めのタイヤ、油圧キャリパーブレーキ
画像出典:蟹江体験

◆Brompton

コンパクトに折りたためる独自の構造が高い人気を誇る折りたたみ自転車ブランドです。折りたたみ時のコンパクトさと、街なかでの扱いやすさが特徴。安定感のある乗り心地で、街の散策、日常使いから長距離の旅まで幅広く活躍します。

20インチのホイールを採用し、フルサイズの自転車に近い乗り心地を目指したG-Lineが2台、Bromptonの定番モデル、16インチのMハンドルのC-Lineが1台が用意されています。

G-Line(2台)Brimpton_G-Line20インチ、極太タイヤのグラベル仕様
C-Line(1台)Brimpton_C-Line16インチタイヤのブロンプトンの定番モデル
画像出典:蟹江体験


GOKISOとは?世界が注目する高性能ハブの魅力

GOKISOのミニベロ用前ハブ
撮影:筆者

GOKISOは、愛知県蟹江町に本社を置く近藤機械製作所が手がけるブランドです。航空機部品の製造で培った精密加工技術を自転車の分野にも生かし、高性能なハブを開発しています。

ハブとは、自転車の車輪の中心にある、車輪の回転を支える部品です。GOKISOは、独自のベアリング配置や衝撃吸収構造によって、滑らかな回転性能を追求した高性能ハブを開発。サイクリストから注目を集めています。

そんなGOKISOの本社がある蟹江町で始まったのが、GOKISOハブを搭載した高性能ミニベロのレンタサイクル事業です。Bromptonやバーディーといった人気の折りたたみ自転車をレンタルして、その走りを気軽に体験できるのが魅力です。

【1日目】Bromptonで蟹江川へ。昭和レトロな町並みをのんびり走る

レンタルしたブロンプトン
撮影:筆者

Brompton C-Lineをレンタルし、水郷の街、蟹江をゆったりした巡ります。

蟹江を流れる代表的な川、蟹江川から日光川に回るコースでサイクリングしたあとは、アメリカンなハンバーガーと、愛知県で唯一「日本名湯百選」に選ばれた天然温泉を楽しみます。およそ8.6km、高低差はほとんどありません。

まずは蟹江町観光交流センター「祭人」でサイクルマップを入手

蟹江町観光交流センター祭人前
撮影:筆者

サイクリングの前に立ち寄りたいのが、蟹江町観光交流センター「祭人(さいと)」です。

ここでは、蟹江町の観光情報を入手できるほか、特産品やオリジナル商品の物販スペース、カフェスペースも利用できます。須成祭に関する展示もあり、町の文化に触れられる施設です。

訪れたのは、昼どきに近い時間でした。地元の人たちでにぎわっていて、地域に親しまれている場所なのだと感じました。

今回はサイクルマップを入手し、これから走るルートを確認しました。

蟹江サイクルマップ
撮影:筆者

知らない町を自転車で巡るときは、見やすく、スポットが明記された地図があると心強い。この地図を見ながら、街を巡ってゆきます。

アイスみたいな「くずバー」で英気を養う!

くずバー
出典:筆者

店内を出ようとして目についたのは、地元の老舗和菓子店・司雀(つかさすずめ)の「くずバー」です。葛を使った、ひんやりとしたお菓子です。これは地元ならでは。出発前で、1ミリも疲れていませんが、見過ごせません。

包みを取ったくずバー
撮影:筆者

一見するとアイスバーのようですが、葛(くず)でできているので、シャリっとした中に、もちっとした弾力があるのが特徴です。温度が変わっていくにつれ、変わっていく食感も楽しめます。そして、溶けても垂れにくいので、食べやすい。周りの景色を楽しみながら、のんびり頂きました。

冷たいくずバーでひと息ついたら、いよいよ出発です。

蟹江川沿いを南下。瓦屋根の家々と昔ながらの町の風景

蟹江川スタート地点
撮影:筆者

祭人を出発し、蟹江川沿いを南へ向かいます。

川沿いの道は、広々としたサイクリングロードというより、地域の暮らしに溶け込んだ生活道路といった雰囲気です。道幅はそれほど広くなく、車も通るため、周囲に気を配りながらゆっくり走ります。

沿道には寺社が点在し、瓦屋根の家々が続きます。昔ながらの町の風景が残り、どこか懐かしさを感じさせてくれます。

蟹江川ぞいの街並みとブロンプトン
撮影:筆者

印象に残ったのは、線路を横切る小さな踏切です。

蟹江川の踏切
撮影:筆者

自転車や歩行者が通る道の規模に合わせた、こぢんまりとした造りが新鮮でした。

速く走ることよりも、町の空気を感じながらのんびり進む。Bromptonでのサイクリングには、そんな楽しみ方もよく似合います。

蟹江川沿いの酒蔵を訪ねて。歴史ある佇まい

甘強酒造本社社屋
撮影:筆者

蟹江川沿いを走っていると、歴史を感じさせる建物が目に入ります。そのなかでも存在感を放っていたのが、甘強酒造の旧本社事務所。

文化庁の登録有形文化財に登録されているとのことで、彫刻が施されたレトロな雰囲気が歴史を感じさせます。

甘強酒造は、みりん作りからスタート、昔ながらの本みりんを作り続けているそうです。また現在は日本酒も製造しているとのこと。小売はしていないので、酒蔵での買い物はできませんでしたが、外観を楽しみながら、この地のみりん・酒造文化に思いを巡らせます。

日光川沿いは工事区間に注意。市街地を巡るルートに変更

日光川通行止め
撮影:筆者

蟹江川を楽しんだあとは、日光川へ合流して北上する予定でした。ところが、実際に走ってみると、日光川沿いには工事区間が多く、思い描いていたようには進めないことがわかりました。

右岸側では防災道路の整備工事による通行止めが見られ、対岸も未整備の区間では砂利や伸びた雑草が目立ち、走りやすいとはいえない状況でした。(2026年10月の取材時点)

未整備の日光川沿い道路
撮影:筆者

そこで、無理に川沿いを進むのはやめ、市街地を通るルートに変更しました。

サイクリングでは、事前に地図で確認していても、現地で初めてわかることがあります。特に河川沿いは、工事や路面状況によって走りやすさが大きく変わります。

川沿いを楽しむつもりが、思いがけず町なかを巡ることになりましたが、それも自転車旅の一部です。予定にこだわりすぎず、その日の状況に合わせて走ることも大切ですね。

おしゃれなコンテナで味わう!アメリカンなハンバーガー

蟹江のアメリカンコンテナダイナーPUBRLIC
撮影:筆者

ランチに選んだのは、尾張温泉の向かいにある「public fruits&BBQ Kanifornia(パブリック カニフォルニア)」です。

蟹江の町を走っていると、突然、アメリカンな雰囲気のコンテナスタイルの店が現れます。店名の「カニフォルニア」も、蟹江とカリフォルニアを掛け合わせたようでユニークです。

川沿いに位置しているので、天気のよい日はテラス席で過ごすのも気持ちよさそうです。カフェメニューやフルーツを使ったパフェ、BBQなども楽しめます。

今回注文したのは、メニューのトップを飾る「アメリカンBBQバーガー」です。

PUBLICのハンバーガー
撮影:筆者

ボリュームのある粗挽きビーフのうま味に、トマトやレタス、玉ねぎといった野菜の存在感も抜群です。ひと口ごとに肉の味わいと野菜の食感が広がり、走ってきたあとのランチにぴったりでした。

川沿いの町並みを巡ったあとに、こんなアメリカンな空間でハンバーガーを味わう。蟹江の意外な一面に出合えた気がしました。

「尾張温泉東海センター」で源泉かけ流しの湯を満喫

尾張温泉センターの建物全体像
撮影:筆者

1日目の締めくくりは、「尾張温泉東海センター」で温泉を楽しむことにしました。ハンバーガーを食べたpublic fruits&BBQ Kaniforniaの向かいに位置します。

こちらは、源泉100%かけ流しをうたう天然温泉施設です。愛知県内で唯一、『日本名湯百選』に選ばれた天然温泉です。

日本名湯百選の案内板
撮影:筆者

浴場は内湯も露天風呂も岩風呂で、落ち着いた雰囲気です。ぬるめの湯から熱めの湯まであり、露天風呂やサウナも楽しめるので、好みに合わせてゆっくり過ごせます。

自転車で町を巡り、おいしいものを食べたあとは、温泉でひと休み。走るだけでは終わらない、旅らしい時間を過ごすことができました。

温泉でリフレッシュしたら、1日目のサイクリングは終了です。翌日はBirdyで、日光川沿いの道を走ってみることにします。

【2日目】Birdyで日光川へ。整備された防災道路を走る

蟹江高性能ミニベロバーディークラシックEVO
撮影:筆者

2日目はBirdy CLASSIC EVOに乗り換え、日光川沿いの防災道路を中心に走ることにしました。防災道路は自動車も走る道路ですが、川沿いを走ることができます。1日目とは趣向を変え、町並みの散策よりも、自転車で走ることを楽しむライドです。

整備終了区間は4.2km、往復すると8.4kmを一気に走ることができそうです。対岸が走れるようなら、走ってみたい。そのあたりは、状況によって判断することにしました。

蟹江駅から市街地を抜けて。日光川を目指す

日光川に向かう市街地
撮影:筆者

昨日走って分かった通り、蟹江駅近くの日光川沿いは工事区間が多いのですが、東名阪自動車道を越えた鹿伏兎橋(かぶとばし)あたりから、整備が終わった防災道路を走ることができるようです。そこで、市街地を走って鹿伏兎橋を目指します。

鹿伏兎橋から日光橋まで。整備された約4.2kmの防災道路を走る

日光川鹿伏兎橋付近
撮影:筆者

東名阪自動車道を越えると、鹿伏兎橋(かぶとばし)から日光橋まで続く、整備が済んだ約4.2kmの防災道路を走ることができます。

舗装された道は走りやすく、川の流れを横目に進んでいくと、開けた景色が気持ちよく感じられます。市街地を抜けてきたぶん、視界が広がる開放感もひとしおです。

黒いカワウでしょうか、白いコサギでしょうか。仲良く並んでいる風景に心癒されます。

日光川のカワウと白サギ
撮影:筆者

左に目を向けると、見事な里山。散歩したくなります。

日光川から見える里山
撮影:筆者

こうした川沿いの道では、景色を楽しみながらも一定のペースで走る時間が心地よいものです。

そして、日光橋に到着。4.2kmの整備完了区間が終了です。その先は工事区間となっていました。ここからは対岸に渡り、行けるところまで走ってみます。

日光川日光橋付近
撮影:筆者

帰りは対岸へ。両側を「水」に挟まれる不思議な走行感

日光橋で対岸へ
撮影:筆者

日光橋を渡ります。対岸は車の通れない堤防の上の道。行きと帰りで岸を変えると、同じ川沿いでも見える景色や道の雰囲気が変わります。往復するだけでは気づかなかった風景に出合えるのも、川沿いサイクリングの面白さです。

少し走ると、左手に水路が見えてきました。右手に川、左手に水路と、左右に水面を感じながら走るのはとても新鮮な感覚でした。

川と水路に挟まれた堤防サイクリングロード
撮影:筆者

途中で目に入る橋や川の景色を楽しみながら、気持ちよくBirdyのペダルを回します。

日光川堤防道路
撮影:筆者

途中で少しお尻が痛くなってきましたが、体重移動で凌げるレベルで良かった。少し休憩して先に進みます。

御贄橋(おにえばし)からは対岸・防災道路へ戻る

日光川御贄橋付近
撮影:筆者

御贄橋まで来ると、その先は工事区間となりました。結局、堤防上の道を走ることができたのは、日光橋から御贄橋(おにえばし)までのおよそ3kmでした。

Google MAPで自転車モードで検索すると、うまくコースが表示されないので、地図は徒歩モードで表示しています。自転車での通行可否や工事による規制は、現地の標識・案内に従ってください。

左岸の堤防の上の道を離れ、御贄橋を渡ります。

日光川御贄橋
撮影:筆者

対岸の防災道路へ戻り、出発地点の鹿伏兎橋を目指します。Google Mapによると、残りはおよそ1.6kmです。

天候もなんとか持ちこたえてくれて、無事スタート地点の鹿伏兎橋に戻ってきました。

日光川・鹿伏兎橋に戻る
撮影:筆者

このように川沿いを走るコースは、どこまでも続いているように見えても、工事などで通行できない区間があります。現地の状況を確認しながら、走れる場所をつないでいくのがポイントです。

今回は昨日の教訓をもとに、日光川の整備工事状況を調べておいたので、整備された防災道路と堤防上の道を組み合わせて快適にサイクリングを楽しめました。

日光川沿いを走る場合は、工事の進み具合によってルートが変わる可能性もあるので、出発前に最新の通行情報を確認しておきたいですね。

地元で人気のパン、「明太バゲット」で蟹江をしめくくる

蟹江町のパン屋ポンレヴェック
撮影:筆者

サイクリングの最後に立ち寄ったのは、蟹江町で人気のベーカリー「ポンレヴェック(Pont-l’Eveque)」です。

人気の「明太バゲット」をいただくことにしました。今回はイートインでひと休みしながら、走ったあとの小腹を満たします。

ポンレヴェックの明太バゲットとアイスコーヒー
撮影:筆者

硬そうなバゲットの中には、明太子色のとろりとしたフィリングがたっぷり入っています。

明太バゲットの中身
撮影:筆者

食べるのに苦労しそうにも思えましたが、実際に食べてみると、その心配はまったく不要でした。

生地は硬いけれどしなやかで、噛み切ってしまえばもちもちとした食感。中身がはみ出すこともなく、思いのほか食べやすいのです。明太子のうま味とパンの食感の相性もよく、最後までおいしくいただきました。

川沿いのサイクリングの途中、地元のパン屋さんに立ち寄る。そんな寄り道も、自転車で町を巡る楽しみのひとつです。蟹江ならではのおいしいパンで、2日間のライドを締めくくりました。

BromptonとBirdyに2日間乗って感じたこと

同じ折りたたみミニベロでも、BromptonとBirdyでは乗車姿勢や走りの感覚が違うので、異なる楽しみ方ができるかもしれません。個人的な感想ではありますが、実際に2日間乗り比べて感じた、それぞれの魅力を紹介します。

Bromptonで感じた、安定した走り

公園に止めたブロンプトン
撮影:筆者

今回乗ったC-Lineで印象に残ったのは、16インチであるにも関わらず、小径車であることをあまり意識させない、安定した走りでした。

小径車は、車体やポジションによってはハンドル操作に敏感に感じられることもあります。しかし、今回のブロンプトンでは、そうした不安を感じることなく、落ち着いて走ることができました。

ハンドル位置は高めで、前傾姿勢がきつくありません。前方の道だけでなく、周囲の町並みや景色にも自然と目が向きます。観光地を巡りながら、気になる風景があれば立ち止まる。そんなゆったりしたポタリングには申し分ない乗り心地です。

また、停車したときの車体の安定感も印象的でした。写真を撮ったり、お店をのぞいたりするために自転車を止める場面でも、扱いやすさを感じました。

蟹江のように、昔ながらの町並みや酒蔵、地元のお店などを巡るサイクリングでは、走ることだけでなく、途中で気軽に立ち止まれることも大切です。Bromptonは、そんな寄り道の多い自転車旅によく似合う一台でした。

走るのが楽しい!Birdy

堤防道路とバーディー
撮影:筆者

2日目に乗ったBirdyは、Bromptonとはまた違った楽しさがありました。ペダルをグングン踏んで走りたくなる、そして、走るのが楽しい感覚がありました。

今回のCLASSIC EVOは、Brompton C-Lineよりも前傾気味の乗車姿勢です。以前Birdyの前身モデルBD-1に乗っていたこともあり、個人的にはなじみのあるポジションでした。

一方で、今回の車体は太めのタイヤと幅広のハンドルバーを備えたグラベル寄りの仕様です。以前乗っていたBD-1とは違う雰囲気が新鮮でした。

変速は10速あり、道の状況に合わせてギアを選びながら走れるのも楽しいところです。整備された防災道路を気持ちよく走るのはもちろん、舗装路が突然、未舗装の砂利道に変わっても、タイヤの太さが心強く感じられました。

もちろん、どんな未舗装路でも問題なく走れるというわけではありません。路面の状態を確認しながら走る必要はありますが、多少路面が荒れていても、必要以上に神経質にならずに進めるのはうれしいですね。

一方、停車時の安定感については、Bromptonのほうが扱いやすく感じました。Birdyを止めるときは、車体の状態を確認し、倒れないように注意したいところです。

高性能ミニベロをレンタルで手軽に体験してみよう

おてらのウダツとバーディー
撮影:筆者

BromptonとBirdy、それぞれに違った乗り味があり、実際に乗り比べることで新たな魅力を発見できました。高価な折りたたみ自転車を、レンタルで気軽に試せるのがうれしいところです。

蟹江町には、昔ながらの町並みや酒蔵、川沿いの風景に、地元グルメや温泉まで、サイクリングと一緒に楽しめるスポットが点在しています。さらに、少し足を伸ばせば木曽川方面へのロングライドも楽しめるなど、走り方の幅が広がるのも魅力です。

町なかをのんびり巡るもよし、川沿いを長く走るもよし。お気に入りの一台をレンタルして、蟹江町からいつもとはひと味違うサイクリングに出かけてみませんか?