マグネットジッパーのトップチューブバッグがアップデート

「片手で瞬時に荷物が取り出せるバッグ」として人気の、ORUCASE(オルケース)のマグネットジッパー式トップチューブバッグが、さらに進化して新登場。
オルケースは、2012年にアメリカで創業した自転車用バッグブランド。日本の折り紙から着想を得て開発した、コンパクトに自転車を収納できるバイクケースが原点です。
使い勝手とデザイン性を両立したオリジナリティあふれる製品の数々は、多くのサイクリストから支持されています。中でもマグネットジッパー式のトップチューブバッグは、画期的なアイデアで、オルケースを代表する製品と言えるでしょう。

今回はスタイリッシュなデザインもアップデートし、街乗りからサイクリング、レースシーンまで幅広く使えるおしゃれなバッグに仕上がっています。それでは実際に使ってみて、レビューしていきます!
ORUCASE(オルケース) Top Tube Bag
容量 | 1L |
---|---|
重量 | 110g |
ディティールをチェック
サイクリングシーンでの使い勝手をチェックする前に、オルケースのトップチューブバッグの特徴や機能、デザインを確認していきましょう。
片手で出し入れできるマグネットジッパー

オルケースのトップチューブバッグ最大の魅力は、片手でサッと荷物が出し入れできるマグネットジッパー。複数の細かいマグネットが使われているジッパー部は、指の力だけでどこからでも簡単に開けられます。

手を離すと複数のマグネットが一瞬で吸い付き、ジッパーがスムーズかつ自然に閉じてくれます。一般的なジッパーとは一味違う感覚と音は、つい何度も開け閉めしたくなる魅力がありますよ。
本体はしっかりした造り

本体は、開け閉めのしやすさと頑丈さのバランスを考慮し、上下で異なる素材が使い分けられています。素材は耐久性に優れた600Dポリエステルを使用。
上部にはTPUコーティングが施され、耐水性も備えています。格子状に織り込まれたリップストップ生地は、さりげないアクセントとなり、滑らかな肌触りで高級感を感じさせてくれます。

下半分はしっかりとした造りで、中身が少ない状態でもバッグが型崩れしません。上半分はやや柔らかい素材で、マグネットジッパーの開閉がスムーズ。中身を出し入れしやすく工夫されているように感じます。
自転車に合わせやすいカラーラインナップ

カラーラインナップはBLACK・GLAUCOUS・COYOTEの3色展開で、どのような自転車・服装にも合わせやすそうです。

シンプルでスタイリッシュなBLACKは、どんなカラーのフレームとも合わせやすく、上下の素材切り替えで、単色でも変化のあるデザインに仕上がっています。

COYOTEは、ブラウン系が好きな方にはたまらない絶妙なカラー。リップストップ生地の格子模様が、さらに質感を高めています。

さわやかなブルー系のGLAUCOUSは、ビビッドすぎない色合いで、どんな自転車やウェアにも合わせやすそうですね。
2種類の取り付け方法に対応
オルケースのトップチューブバッグは、ベルクロ・ボルトオンの2種類の取り付け方法に対応しているのも特徴です。

ベルクロストラップは、しっかりとした素材で本体のスタイリッシュなデザインを損なわない質感です。
注目すべきは、トップチューブにしっかりとフィットするよう湾曲した底面。この湾曲によってトップチューブに、しっかりとフィットします。
さらに、トップチューブにダボ穴がある自転車なら、底面の穴と付属のワッシャーを使ってスマートに固定できるのも嬉しいポイントです。購入時には、底面に穴の位置が表示されていますが、穴は空いていません。ドライバーなどを使って自分で穴を開けて使用しましょう。
容量は1リットルで小物入れにぴったり

トップチューブバッグとしては中間的な1リットルの容量は、サイクリングの小物入れにぴったり。間仕切りがないシンプルな1室構造ですが、入れる物の種類や量を考えると、かえって使いやすそうです。
ケーブルポートでスマホの充電が可能

前面には、ケーブルポートを装備。バッグに入れたモバイルバッテリーから、スマホやサイクルコンピューター、充電式のライトなどを充電できます。ホコリやゴミを防ぐカバー付きで、ケーブルの根元も隠れるため、スタイリッシュなデザインを損ないません。

ケーブルポートからハンドル回りまでの取り回しがスッキリまとまり、ごちゃごちゃした印象にならずスマートです。
1点気になったのは、ケーブルポートの穴が少し小さめ(中にホコリや水滴が入らないような工夫)で、ケーブルを通す際は少し苦労しました。
サイクリングで使い勝手をチェックしてみた
実際にロードバイクにトップチューブバッグを取り付けて、サイクリングシーンでの使い勝手をチェックしてみました。
脱着が簡単でしっかり固定できる

筆者のロードバイクはダボ穴がないためベルクロでトップチューブに固定。工具なしで迷うことなく簡単に取り付けられました。底面が湾曲していてトップチューブにぴったりフィットし、本体もしっかりしているので、ぐらつかずにしっかりと固定できそうです。

ステムとトップチューブバッグを固定するドローコードも引っかけやすく、細身なので目立ちにくくデザインの邪魔にならないのもうれしいポイントです。
補給食の出し入れがラクちん

実際に自転車で走りながらマグネットジッパーを使ってみると、サッと補給食を取り出せる利便性の高さを感じます。

今回は、サイクリングシーンを想定して下記のアイテムを実際にトップチューブバッグに入れてみました。
アイテム
- タイヤレバー
- ワイヤーロック
- 補給食
- 携帯工具
これくらいのアイテムを入れても容量は十分で、中身をしっかり確認でき、出し入れしにくくなることもありません。

片手でサッと補給食を取り出せて、手を離せばマグネットジッパーが自然に閉まるので、他の物が飛び出す心配がありません。マグネットジッパーの固定力はしっかりしており、段差などで中身が上下しても、飛び出す心配は少なそうです。
ジッパーの取っ手の位置を確認したり、開け閉めで手を大きく動かす必要がないため、走行中でもバランスを崩しにくく、ロードバイク初心者の方でも使いやすいバッグだと感じました。
膝に当たらない絶妙なサイズ感

本体幅はスリムに設計されているため、トップチューブからはみ出すことはありませんでした。自転車のサイズや服装にもよりますが、膝への干渉が少なく、効率の良いペダリングができそうです。
普段使いはもちろん、ロングライドやレースシーンでもストレスなく使えそうですね。
自転車に馴染む洗練されたデザイン

トップチューブバッグはロードバイクの中でも目立つ位置にあるため、おしゃれなカラーと洗練されたデザインは、停車時でも走行時でも気分を高めてくれます。細身のクロモリフレームにも良く合い、おしゃれな街乗りにもマッチしそうです。

絶妙なサイズ感とシンプルな形状は、バイクのデザインを邪魔せす、さりげないアクセントになっています。カジュアルウエアでの街乗り、サイクルジャージを着てのロングツーリングやレースなど、シーンを選ばずマッチするデザインだと感じました。
普段使いだと容量が足りないかも

使い勝手の良い1Lのサイズですが、通勤通学や街乗りなどの普段使いの持ち物をすべて収納するには少し容量が不足するかもしれません。
各アイテムのサイズにもよりますが、スマホ・お財布・カギ・モバイルバッテリーをすべて入れようとすると、上記の写真の通りです。
普段使いの場合、サイズが大きくなければスマートフォン単体で収納できるので、出し入れ頻度の高いものだけを入れて使うのが良さそうです。
マグネットジッパーは街乗り・サイクリング・レースどのシーンにもおすすめ!

マグネットジッパーの使い心地と、おしゃれなデザインを両立したオルケースのトップチューブバッグは、あなたの自転車ライフをさらに快適にしてくれるでしょう。小物をサッと取り出したい方、ぜひ検討してみてください。
ORUCASE(オルケース) Top Tube Bag
容量 | 1L |
---|---|
重量 | 110g |
※記事内で紹介している商品を購入した際、売上の一部がCYCLE HACKに還元される場合があります。
※各商品に関する情報は、実際に商品を使用したうえでの見解に加え、ブランド・ECサイトなどの情報を参照して記載しています。
※掲載されている情報は、記事執筆時点でCYCLE HACKが独自に調査したもの、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し、自動で生成しているものです。 掲載価格の変動や登録ミスなどの理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細などについては、各ECサイト・販売店・ブランドよりご確認ください。