• 更新:2019.05.24
  • 作成:2019.03.06

京都は自転車で走るのが大変!?安心して楽しめるサイクリングロード

面積の約7割が山地や丘陵地帯になっている京都は、自転車で走るのが大変です。サイクリングロードは主に観光スポットの周りに整備されているので、初心者でも無理なく走ることができます。長い距離を持ったサイクリングコースもあるため、上級者でも飽きることは少ないのではないでしょうか。今回は京都で安心して楽しめるサイクリングコースのルートや特徴、周辺のおすすめスポットを紹介します。

京都のサイクリングロードの特徴

京都サイクリングロード

京都のサイクリングロードは、市街から少し離れた場所に整備されているのが特徴。たとえば天橋立や日吉ダムのように、自然に囲まれた観光スポットの周辺にはいくつかのルートがあり、アウトドア的な気分で自転車を楽しむことができます。また、川沿いには大規模な自転車道が整備されており、少し遠出をしてみたいというニーズにも対応しています。

しかし京都を自転車で走るのは、なかなか大変です。特に、福知山や舞鶴のような北部へ向かう場合は山の中を進んでいくことになるため、補給食やパンク修理ツールの準備が欠かせません。また、いざという場合に備えての輪行袋も携帯しておくことが推奨されます。慣れないうちは公共交通機関に近い道をルートに設定しておくことや、最寄り駅周辺でレンタルサイクルのサービスを利用するのもおすすめです。

京都の自転車標識

観光名所が多い京都市内は、1年を通して交通量が非常に多く、京都市内を回るのは意外と気疲れしてしまいます。特に、京都最大の繁華街である河原町周辺では、自転車走行の禁止区間があるため、ルートが引きにくいという難点もあります。違法駐輪への取り締まりも厳しく、単純に観光目的で京都へ行くのであれば自転車は避けたほうが賢明かもしれません。

京都でおすすめのサイクリングロード4選

京都八幡木津自転車道線

京都八幡木津自転車道線

撮影:筆者

北は嵐山、南は木津川市までを結ぶ、全長約45kmの長大なサイクリングロード。車止めがほとんど無く、主に小高い堤防の上に整備されているため、空の広さを感じながら気持ちよく走ることができます。距離は少し長いものの、ルート上にはゴール地点までの距離を示した目印が点在しているなど、初心者でもペースを掴みやすいコースだといえるでしょう。ルートのほぼ中間地点にある御幸橋から木津川市までの間には、所々に休憩できるベンチが用意されています。

サイクリングロードの道幅は少し狭いので、歩行者や対向する自転車には注意が必要です。また、御幸橋から嵐山までの区間は一般道に出る箇所もあり、初めて走る場合は迷ってしまうかもしれません。あらかじめルートをしっかり確認しておくようにしましょう。

さくらであい館

撮影:筆者

ルート途中の御幸橋には、さくらであい館があります。大規模なサイクルラックのほかに、自動販売機やトイレが完備。簡単な軽食も販売しているので、ちょっとした補給ポイントに活用するのも良いでしょう。展望塔からは桜の名所として有名な背割堤が一望できます。

その他に、テクノパンというサイクリスト御用達のパン屋があります。定番のあんバターやデニッシュのほかに、みそカツパンやウインナーロールなど、さまざまな種類のパンを展開。走り疲れたサイクリストの胃袋を満たしてくれます。イートインスペースも設置されているので、ルート後半に臨む前にここでしっかり補給しておくのもおすすめです。

田井大垣自転車道線(栗田半島天橋立シーサイド自転車道線)

田井大垣自転車道線

京都の北端、日本海に面した宮津湾沿いを走る全長約22kmのサイクリングロード。このルートの最大の魅力は、なんといっても日本三景のひとつである、天橋立を眺めながらのサイクリングができるという点。自転車であれば、全長3.6kmの長さを誇る天橋立の魅力をさまざまな角度から楽しめます。すぐ近くには京都丹後鉄道が走っているので、輪行でアクセスしやすいのも魅力のひとつ。なお、天橋立付近ではレンタルサイクルのサービスも実施されているので、自転車を持たずに身ひとつで行っても楽しむことができます。

天橋立ビューランド

サイクリング後は、天橋立ビューランドへ立ち寄ってみるのも良いでしょう。リフトもしくはモノレールを利用して向かう、小高い山の上にある小さなテーマパークです。園内には天橋立を眺めながら食事ができるレストランのほかに、観覧車やゴーカートといったアトラクションもあります。また、園内にある股のぞき台はぜひ訪れておきたい有名な場所のひとつです。台に立って股の間から天橋立をのぞき見ると、まるで龍が空へ登っていくような景色が見られます。

加悦岩滝自転車道線

加悦岩滝自転車道線

与謝郡与謝野町滝と岩滝を結ぶ、全長約12kmのサイクリングロード。河川の堤防を利用したルートになっており、見通しの良い道が続きます。田井大垣自転車道線からもごく近い場所にあるため、ぜひ両方のサイクリングルートを一度に回っておきたいところです。

加悦鉄道SL広場

加悦岩滝自転車道線のルート上には、かつてこの地に存在した加悦鉄道の跡が見られます。そのひとつである旧加悦駅舎は加悦鉄道資料館として現在も活用されており、鉄道の歴史や実際のSL車輌を眺めることが可能。その他、現在の与謝野町観光協会となっている旧加悦町役場など、古い建物が点在している点も見逃せません。当時の丹後半島の歴史に思いを馳せながら、ノスタルジックな気分で走ることができるでしょう。レトロな建物や町並みが好きな人に取っては見逃せないルートです。

ルートの起点近くには宿泊ができる温泉施設、リフレかやの里があります。一般の温泉のほかに、薬用浴やシルク湯、ミストサウナが用意されており、サイクリングの疲れをここで癒やしていくのもおすすめです。また、併設しているレストランでは地元の食材を活かしたさまざまなメニューをビュッフェ形式で提供。五感をフルに使って丹後の魅力を楽しめます。

日吉ダム周回コース

日吉ダム周回コース

近畿圏でも最大級のダムである、日吉ダムの湖をぐるっと回るコース。個性的な円形展望橋を横目に、巨大な放流ゲートやダム湖を眺めながらのサイクリングは非日常感でいっぱい。自然と人工物の雄大さを感じ取ることができます。

少し山奥にあるため、脚に自信が無い場合は車に自転車を積載するのが良いでしょう。なお、JR日吉駅で行っているレンタルサイクルを利用するのもおすすめです。ルート上はアップダウンが多いものの、コースによってはショートカットもできます。また、ダムのすぐ近くにはキャンプフィールドも展開しているので、キャンプを主目的としてサイクリングも楽しむ、というプランもおすすめです。

道の駅スプリングひよし

日吉ダムに併設している道の駅スプリングひよしは、ぜひ訪れておきたい複合温泉施設です。ダムの形をしたダムカレーをはじめとするメニューのほかに、温泉やプール、岩盤浴が楽しめるなど、多くの観光客が訪れる一大レジャースポットになっています。そして、巨大な日吉ダム上の通路から見下ろすダムの姿はまさに絶景。何もかも巨大な人工物の姿に、ただただ圧倒されてみてください。

京都のサイクリングロードで少し遠くまで

京都自転車

観光地やレジャースポットと一緒に回ることのできる、京都のサイクリングロード。少し遠くまで脚を伸ばしたいときに、ぜひ活用したいものです。もちろん、現地には自走や輪行でスポーツバイクを持ち込むだけではなく、レンタルサイクルを利用するのもおすすめ。うまくプランを計画して、自分だけの楽しみ方を見つけてみましょう。

 

GateOS
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自身の生活を大きく変えた自転車!週末にはロードバイクで100~200km程度のロングライドに駆け出す日々!記事を通じて、自転車の魅力をひとりでも多くの方に知っていただきたく、有益な情報を発信できるよう心がけます。