ブレードロックおすすめモデルや選び方をご紹介。ABUSには軽量タイプもあります!

ブレードロックのおすすめモデルや選び方をご紹介。ABUSには軽量タイプもあります!

ブレードロックは頑丈な上に、U字ロックにはない地球ロックのしやすさや、コンパクトさを持っています。今回は、ブレードロックが気になっている方に向けて、ABUSのブレードロックをご紹介。軽量なモデルもあるので、重さが気になるローディも必見、上手に自分にあったブレードロックを選びましょう!

目次

アイキャッチ画像:Flickr/ABUS Security Tech Germany

ブレードロックとは?

自転車 ブレードロック

出典:Amazon

ブレードロックは、金属のプレートを連結し、折りたためるようにした鍵です。頑丈な鍵と言えばU字ロックですが、U字ロックは形が変わらないので、地球ロックがしにくく、持ち運びにくいという弱点があります。その弱点を解決したのがブレードロックなのです。

ブレードロックのここが良い!

ブレードロックの良い点は、どんなところにあるのでしょうか?具体的に見て行きましょう。

頑丈なうえにコンパクト!

ブレードロック コンパクト

出典:Flickr/ABUS Security Tech Germany

金属プレートで頑丈なのに、コンパクトに折りたたむことができるので、カバンやポケットにも収納しやすく、持ち運びに便利です。

地球ロックしやすい!

自転車 駐輪 ブレードロック

U字ロックは太いものだと、地球ロックすることが難しいです。またU字の形状によっては施錠する際に手間取ってしまうことも。その点、ブレードロックなら細長く伸ばすことができるので、地球ロックに向いています。

専用ホルダーで、自転車に取り付けできる!

自転車 ブレードロック 専用ホルダー取付
出典:楽天市場

専用のホルダーを使えば、自転車の車体に取り付けることもできます。コンパクトなのでスッキリと収まり、見た目も良いし、鍵をカバンから取り出すちょっとしたストレス感も無くなります。

こんな点は少しマイナス

ブレードロックのマイナス点も押さえておきましょう。

やっぱり、重たい

スチールプレート 原材料

出典:Flickr/Turkish Suppliers

見た目はコンパクトなのですが、金属プレートなので、やはり重量があります。コンパクトなだけに思った以上にズッシリと重たく感じてしまうかもしれません。

関節部分が弱い

自転車 駐輪 ブレードロック 持つ

出典:楽天市場

ブレードロックはプレートをつなぐ関節部分が弱いと言われます。コンパクトに折りたためる構造上、仕方ないのですが、メーカーによる技術力の差もありそうです。信頼できるメーカーの製品を選んだ方が安心です。

選ぶポイントは?

ABUS 展示会 ディスプレイ

出典:Flickr/ABUS Security Tech Germany

コンパクトになるブレードロックですが、防犯性能が高いものは2kg近くなるものもあります!少しでも荷物を軽くしたい自転車にとって、持ち運ぶには非現実的な重さです。

「重さ=防犯性能」なので、自分が鍵を使うシチュエーションを考えた上で、重さと防犯性能のバランスが取れたブレードロックを選びましょう。考慮する点を挙げてみます。

自転車に乗る目的

ロードなど、狙われる(高価な)自転車か

駐輪する時間はどれくらいか

駐輪する場所はどこか

例えば、ロードで走ることが目的で、自転車を離れるのはコンビニくらい、ということであれば、なるべくコンパクトで軽量な鍵が良いですし、自宅マンションの駐輪場にスポーツ自転車を保管する場合には、とにかく頑丈な鍵が必要になります。

以上を総合的に考えて、想定されるリスクに備えつつも、自転車に乗る楽しさを妨げない鍵を選びましょう。

自宅の室内保管が難しく、屋外で保管する場合には強力なU字ロック、駐輪する時間が短い場合は携帯性に優れたチェーンロックやワイヤーロックなど、他の種類の鍵を検討するのも良いですね。

ブレードロックならABUS製品がおすすめ

ABUS 本社 受付

出典:Flickr/ABUS Security Tech Germany

ブレードロックを選ぶなら、1924年創業のドイツの老舗の鍵メーカー「ABUS(アブス)」の製品がおすすめです。2005年、世界に先駆けてブレードロックの販売を開始したABUS、ブレードロックの信頼性については断トツではないでしょうか。そんなABUSの製品の中から代表的な6種類のブレードロックをご紹介します。重量級から、軽量なものまでセレクトしました。

【長時間の駐輪向け】おすすめブレードロック3選

駐輪時間が長い場合は、容易には破壊されない頑丈な鍵が必要です。ABUSの設ける15段階によるセキュリティーレベルによると、駅などの長時間駐輪にはレベル8以上が推奨されています。その基準をクリアする3選です。

ABUS BORDO GRANIT X-PLUS 6500/85 SH

5.5mm厚のスチールブレードが、あらゆる攻撃から自転車を守ります。ABUSセキュリティーレベルによると、レベル15という最高レベルなので、切断は困難を極めます。頑丈なU字ロック並みの防犯性能を持っています。そのため、重さが1.7kg以上という超重量級です。持ち運びが難点です。

ABUSセキュリティレベル15
タイプキー式
カラーブラック
全長850mm
ブレード厚5.5mm
重量1,760g
付属品専用ホルダー付属

ABUS BORDO 6000/90

GRANIT6500より、スチールブレード厚を若干スリムな5mmにすることで1.2kgに軽量化されています。切断には大型の道具やある程度の時間が必要と思われるので、日中の人通りのある場所であれば、かなり高い防犯性能が期待できそうです。

ABUSセキュリティレベル10
タイプキー式
カラーブラック
全長900mm
ブレード厚5mm
重量1,220g
付属品専用ホルダー付属

ABUS BORDO ALARM 6000A 90/5 SH

Bordo 6000に世界初の3Dセンサーアラームを搭載。 振動の種類を感知しアラームが作動し、最大100dBのアラームが15秒鳴り続け盗難を防ぎます。ちなみに、100dBの騒音の目安は、「電車が通り過ぎるときのガード下」レベルだそうです!

ABUSセキュリティーレベル10
タイプキー式、3Dセンサーアラームシステム
カラーブラック
全長900mm
ブレード厚5mm
重量1,450g
付属品専用マウント付属

【短時間の駐輪向け】おすすめブレードロック3選

日中、人通りがある場所に短時間駐輪するような場合には、軽量な鍵を選びたいですね。鍵だけに頼らず、駐輪場などトータルに気を配ることで防犯効果を高めましょう。1kgを切る軽量なブレードロック3選です。

ABUS U GRIP BORDO 5700/80 SH

BORDOシリーズを代表するロングセラーモデル。 スリムでコンパクト、セキュリティレベルと重量・価格のバランスに優れたABUSブレードロックのベストセラーです。重量830gを許せるかどうかが選択のポイントとなります。

ABUSセキュリティーレベル7
タイプキー式
カラーブラック、レッド
全長800mm
ブレード厚5mm
重量830g
付属品専用ホルダー付属

ABUS BORDO LITE 6055/85 SH

長さがしっかり85cmあるのに、重さがわずか500g、ペットボトル1本程度というブレードロックとしては驚異的な軽さを実現しました。その秘密は板状の鉄ではなく、スチールフレームを使用したブレードです。軽くなったとはいえ、レベル7を確保しています。同社の800gを超える6mmのチェーンロックがレベル6なので、軽さと防犯性を兼ね備えていると言えそうです。

ABUSセキュリティレベル7
タイプキー式
全長800mm
カラーブラック、レッド
ブレード厚5mm
重量500g
付属品専用ホルダー付属

ABUS BORDO LITE MINI 6055/60

長さ60cm、重量400g、折りたたむと手のひらに収まるサイズのブレードロックです。長さが60cmなので、太い固定物と地球ロックするのは難しそうですが、軽さ重視の方におすすめです。こちらもセキュリテーレベル7、小さくても頼りになる鍵です。

ABUSセキュリティーレベル7
タイプキー式
カラーブラック、レッド、モビスター
全長全長:600mm ●ブレード厚:5mm ●重量:400g ●専用ホルダー別売
ブレード厚5mm
重量400g
付属品専用ホルダー別売

ABUSなら、万が一の盗難の時の保証も

ABUSの販売代理店であるダイアテックは、「ABUS 盗難見舞金制度」を設けています。ABUSのセキュリティーレベル5以上のサイクルロックを正しく使用中に盗難にあった場合、新車購入代金に対する見舞金が支払われるという制度です。品質に自信があるからこそできることですね!

なお、この盗難見舞金制度には細い規定があるので、興味のある方はこちらをご覧ください。

ダイアテック株式会社公式HPはこちら

自分にあったブレードロック で、盗難を撃退しよう!

自転車 駐輪 ダブルロック

盗難が心配で重量級のロックを買ったものの、重さが苦痛に感じるようでは、自転車に乗る楽しみが削がれてしまいます。そんなことにならないように、自分の乗り方に合ったレベルのブレードロックを選びましょう。

ブランド力の高いABUSのブレードロックを使えば、それだけでも盗難抑止になる可能性があります。けれども盗難のリスクがゼロになることはありません。なるべく長時間の駐輪は避ける、駐輪する際はダブルロックにするなど、標的にならないよう気を配って、大切な愛車を盗難から守りましょう!