小田原とe-bikeの相性がバツグン
最近盛り上がっているe-bikeで、小田原を走ってきました!
e-bikeとは、電動アシスト自転車のことです。ママチャリからMTB(マウンテンバイク)まで、e-bike化が進んでいます。今回は電動マウンテンバイクであるe-MTBで小田原を楽しむことがテーマです。
森の中のトレイルコース、海の見える景色、山の上のコーヒーなど、盛りだくさんの内容をご紹介していきます!
豊かな自然と、アクセス抜群な「小田原」
小田原は、神奈川県西部に位置しており、東には相模湾が、西には箱根の山々があり、自然に囲まれています。海も山も楽しめる場所です。
また、マウンテンバイク専用コース(MTBパーク)で、MTBが楽しめたり、小田原城を中心とした歴史を感じる街並みも、とてもきれいです。
無理なく自転車で回れる距離内に、これまでバリエーションに富んだスポットがあるエリアも、そうそうないでしょう。
また、交通の便もいいです。中心街のすぐ2kmに小田原ICがあり、東京方面や静岡方面から、車でのアクセスも抜群です。
そして小田原駅は、東海道新幹線/JR在来線2路線/私鉄3路線が集まるターミナル駅です。東京から1.5時間で行ける上に、地域の違う友人らと集まりやすいことは小田原の強みですね。
さて、自転車でたくさんまわって、楽しんできた様子をお届けしましょう!
スペシャライズドさんのツアーに参加
今回、SPECIALIZED(スペシャライズド)さんが主催するツアーに参加してきました。マウンテンバイク専用コースを走り、小田原の街を観光し、グルメも楽しむという贅沢なプランです。
全行程で約40kmほど。小田原のおいしいモノ、綺麗なスポットを知り尽くしたSPECIALIZEDスタッフさんが、楽しいスポットをセレクトしてくれました。
今回乗るe-bikeはこれだ!
今回の旅のお供の、バイクはこちら。
SPECIALIZED TURBO LEVO SL EXPERT CARBON (スペシャライズド ターボ リーヴォ エスエル エキスパート カーボン)。近年盛り上がってきている「e-MTB」です。
山やトレイルを走るためのマウンテンバイク。ペダルを踏むだけではなかなか進まないところも、e-MTBは電気の力でアシストしてくれます。一体どれだけ電動アシストをしてくれるのか…その実力が気になります!
さて、今回お借りするSPECIALIZED Levo SLのポイントを紹介しましょう。
最初に驚いたのが、そのスタイリッシュな見た目です。e-bikeは、バッテリーやモーターなどを積むため、ゴツイ印象になりがちです。しかしこのLevo SLは、どこにバッテリーがあるか分からないぐらい、シルエットがきれいなバイクです。
電動なしの既存のMTBが約13㎏に対して、こちらは約18kgとe-MTBと、さすがに重くなるものの、e-bikeとしては、かなり軽いのではないでしょうか。軽量なフルカーボンフレームに、悪路を走破できる前後サスペンションが搭載されています。
また、コンポはSRAM Eagle X01ドライブトレイン、 Rovalホイール、FOXサスペンション…など。使われているパーツを見ても、かなりのハイスペックMTBです。これだけでなく、さらに電動アシストまでついています。
しかも電動アシスト機能は、スマフォにインストールしたアプリと連携できます。ついに時代はここまで来ましたか。
アプリと連携すれば、アシスト力などの、細かな設定をカスタマイズできます。
残り距離を入力すれば、バッテリー残量を自動的に管理することが可能で、ライドが終わるまで、バッテリーを切らさないよう制御してくれます。
これだけハイスペックな一台で、税込み99万円の超高級自転車です。スゴすぎます!
さて、ここからe-MTBで楽しむ小田原を、紹介していきましょう!
その①:MTBパーク(フォレストバイク)を楽しむ
ツアーの最初で訪れたのは、マウンテンバイク専用パークの「フォレストバイク」です。
小田原駅から約4kmと、ほどよい距離にあり、森の中にマウンテンバイクで走れるコースが整備されています。
広い山を活かしたアップダウンコースがたくさんあるのが特徴です。
MTBが初めてでも、安心のMTBパーク
初めてフォレストバイクを走る方は、インストラクターさんからマウンテンバイクの操作方法やコースの走り方などの講習を受けてから、コースに入ります。
何をしたら危ないか、どう走れば楽しめるのかも教えてくれるので、初心者の方でも安心して走ることもできます。筆者も初めてのトレイル体験でしたが、丁寧な講習だったこともあり不安なく走り出すことができました。
講習の後は、フリーライドです。登って、下って、急カーブを曲がりと…舗装路にはないトリッキーな道を走り抜けます。
急な登り坂が多いコースでしたが、さすがはe-MTB。電動の力でスイスイ登れます。
ライダーが踏み込んだパワーの最大2倍を出す強力なアシストのおかげで、目いっぱいコースを楽しめます。電動アシストがなかったら、30分で疲労困憊になってしまいそうです。体力を気にしないで走り回れるなんて、新しい遊び方です。
圧倒的にラクで、安心感があり、体力がなくてもおおいに楽しめます。ターボモードにすれば、平地を走っているような感覚で登れちゃいます。下り坂で頑張って、登り坂でラクをするという、自転車とは思えない遊び方ができてしまいます。「電動アシストがはこんなにも進化していたのか…!」と驚くことばかりです。
初めてのトレイルコースを走る、または体力に自信のない方なら、e-MTBという選択肢が一番ではないでしょうか?
様々なコースで楽しめるフォレストバイク
また、フォレストバイクは、初心者~上級者向けのバラエティに富んだコースが設計されています。
山の中にコースがあるフォレストバイクの魅力は、緑あふれるコース。ゆったりまわるだけでも楽しく、自然とリラックスしてしまいます。山歩きが好きな人なら、きっとハマる遊び方だと思います。
大きいパンプトラックのコースでは、MTBの練習にはもってこいのポイント。何度も、周回して、MTBのスキルを磨けます。
逆にスリリングなコースでは、下り坂を疾走するのも、とても気持ちいいです。楽しくって、思わず笑っちゃいます。
自然の中でマウンテンバイクをたっぷり堪能できるフォレストバイク。マウンテンバイクに興味あれば、一度訪れてみてはいかがでしょうか?
その②:オシャレなグルメも堪能
走るだけじゃなく、グルメも楽しんできました。食べ歩き、ランチ、カフェのスポットも紹介していきますね。
小田原駅から自転車で10分ほどに「かまぼこ通り」という食べ歩きスポットがあります。小田原の名物のかまぼこですね。今回はここでおやつをいただきました。
鱗吉さんで⾃然薯棒(じねんじょぼう)をいただきます。
「串に刺さっているタイプ」なので、食べ歩きには嬉しいですね。
ランチは小田原駅の近く「SAKANA CUISINE RYO」さんへ。
お刺身と天ぷらメインの和食ランチ。
小田原漁港で水揚げされたお魚でしょうか。刺身がとても新鮮でおいしいです。相模湾がすぐ近くにあり、美味しい海鮮が食べられるのはうれしいです。
天ぷらもサクサクで、ものすご~くおいしいです。旅先で食べるご飯ってなんでこんなにもおいしいんでしょうか?ボリュームもあり満足感が高いランチでした。
午後は、「⼀夜城ヨロイヅカファーム」さんでコーヒーブレイク。
小田原駅から南に約4kmの箱根方面に、レストランとパティスリーの「⼀夜城ヨロイヅカファーム」さんがあります。標高200mと小高い場所なので、テラス席からは海も見えます。
山の上に立つお店なので、かなりの坂を登っていきました。ただ今回はLevo SLという「最高にラクができる」電動バイクなので、坂を上るのも全く苦じゃありませんでした。
おっきなシュークリーム「シューペイザンヌ」をいただきます。
たっぷりのクリームとナッツの組み合わせが最高です。糖分が身体を駆け巡っていくのを感じます。あぁ、おいしい。
今日は食べてばかりな気がします。電動アシストの自転車なので、全然カロリー消費ができてません。「もしかするとカロリーオーバーかも?」と思いましたが、考えるのをやめました。
海も山も、絶景ぞろいのサイクリングを堪能
市街地をサイクリング後、山を登った先にはこんな景色が待っていました。街を見下ろせるスポットです。空もひらけていて、雲が近くに感じられます。
遠くには相模湾も見えています。「もっと登ればさらにいい景色が見られるのでは?」と期待が高まります。
上まで登ると、この絶景です。圧倒されました。
どこまでも広がる青い海が視界いっぱいに映ります。ずっと奥には三浦半島も見えます。アップダウンがある、海や山の小田原絶景ポイントを、快適に楽しめるのもe-MTBならではですね。
最後はやっぱり温泉でしめる
ツアーの最後は温泉で締めくくりました。
小田原駅すぐの「万葉の湯 小田原」で、1日の汗を流しました。
1日中遊びまわった後に入る温泉は格別に気持ちよかったです。温泉以外にも、レストランやリラックスルームもあり、宿泊もできる複合施設です。ここで一泊するプランで、小田原を楽しんでみるのもいいですね。
遊び方は無限大!e-MTBの魅力が、すごかった
こうしてツアーは無事に終わりました。
「小田原×e-MTB」というテーマ通り、小田原の楽しいスポットと、e-MTBの遊び方をたっぷり堪能できました。
トレイルコースを走るのも楽しく、また街乗りとの相性の高さには驚きました。信号の多い街中でもスムーズに発進してくれました。長い坂道もパワフルなアシストを発揮してくれました。自転車の楽しい部分だけを味わって、苦労するところは全部自転車に助けてもらう、という「おいしいところだらけ」のライドスタイルは、これからの自転車遊びの1つの楽しみ方になるのではないでしょうか?
小田原という街のポテンシャルも高く、そこに自転車というエッセンスが加わると、これだけ濃密で楽しい時間が過ごせるものなのか、と素直に思いました。
「街中のあらゆるスポットを、e-MTBで」
こんな遊び方は、いかがでしょう?
今回試乗したSPECIALIZED Levo SLカーボンモデル限定キャンペーンが、SPECIALIZEDで開始されています。購入を検討されている方には必見のキャンペーンです。
期間:2021年11月1日(月)-12月31日(金)