“サドル沼”はまってます?私は、セライタリア「FLITE 1990」で沼を抜けました。

自転車を趣味にしていると「サドル沼」という言葉を耳にすると思います。身体の大部分を預けるサドルは重要なパーツであり、どのサドルを使うかで、快適さが大きく変わってきます。 サドル沼にはまっている方、これからはまるかもしれない方へ、筆者がサドル沼で悩んだ末に「FLITE1990」にたどり着いた経験をご紹介します。

制作者

高橋智宏

10代の頃からロードバイク・MTBなど自転車を楽しみながら、現在は東京都自転車競技連盟普及委員として、スポーツバイクの普及活動もしています。 皆さまへお役に立つ情報をお届けし、スポーツバイクを末永く楽しむお手伝いができれば嬉しく思います。 保有資格:JCF3 級公認審判員

高橋智宏のプロフィール

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目次

  • サドル沼にはまったサイクリストの皆さまへ
  • ところでサドル沼ってなんですか?
  • たどり着いたフライト!
  • おすすめフライトサドルをご紹介
  • サドルを探し求める、皆さまへ
アイキャッチ画像撮影:筆者

サドル沼にはまったサイクリストの皆さまへ

selleitalia Flite1990

撮影:筆者

たくさんのサドルを試しているのにまだ決まらない、そんなサイクリストの方々も多いかと思います。かくいう筆者もサドル沼に、どっぷりハマり、いろいろなサドルを試してきました。

 

そんな中で行き着いたのが、超定番サドル「セライタリアのFLITE 1990」

 

定番すぎて敬遠していたのですが、何気なく使ってみたところ、サドル沼から脱出。めでたくフライト収集沼に移ることができました(笑)

 

すべての方に合うわけではないかもしれませんが、サドル選びに悩んでいたら一度お試しいただきたい、筆者の愛してやまないフライトをご紹介したいと思います!

 

selleitalia FLITE1990ってどんなサドル?

selleitalia Flite1990

 

出典:FaceBook/Selle Italia

革サドルをメインに生産していた「セライタリア」は1897年に創業したサドルメーカーで、1980年にレーシングサドルの原点となる「TURBO」、1990年に名器「FLITE」を発表しました。

 

「TURBO」「FLITE」は再販され現在も当時のデザインのまま販売されている他、「FLITE」シリーズは1990以外にも最新のデザインを施し、「SLR」とならぶセライタリアの代名詞となっています。

 

ところでサドル沼ってなんですか?

「具体的にサドルのどこか。。。」という理由もなく、悩みはじめる方も多いかと思います。

 

私の場合は当時のロードバイクに乗り込むうちに、デフォルトのサドルを柔らかく感じ、取替え始めたところから始まりました。

 

数モデルを試し、「まだ評価の高いサドルを試そう」「他にもっとマッチするサドルがあるかもしれない」と考えながら迷い込んでしまいました。

 

しかもサドルは、ある程度乗り込まないと判断がつかないため、おのずと長期戦になっていきます。

 

改めて、自分のライディングスタイルを振り返ってみた

改めて、自分のライディングスタイルを振り返ってみた

自分がどんなタイプを考えたところ、私は強い脚力を維持できるレーサーではなく、負荷は軽くしケイデンスを高めに走るエンジョイ派であると考えました。

 

高負荷のペダリングはサドルとペダルに体重が分散されますが、負荷を抑え高ケイデンスで走るとサドルへの体重の配分が高くなります。

 

そのため高負荷をかけるライダーよりも、サドルへの負担が高い私の場合は、硬いサドルではロングライドなどで、痛みが出ていました。

 

レビュー評価の高い硬いサドルも試しましたが、硬いサドルでは当然、痛みも顕著にあらわれ、そこを理解せずに評判のレーシングサドルを渡り歩いてしまったのが、遠回りの原因と思います。

 

たどり着いたフライト!

たどり着いたフライト!

撮影:筆者

いくつかのサドルを渡り歩いた末、当時ワゴンセールになっていた「FLITE 1990」を、たまたま購入。

 

FLITE 1990でロードバイクに乗っていると、不思議なほどサドルに対するストレスが無くなっていくのが実感でき、ロードバイクだけではなく、マウンテンバイクやシクロクロスでも違和感なく使うことができました。

 

なぜ、最適解だったんだろう?

なぜ最適解だったんだろう?

撮影:筆者

当初は「大きい・厚い・重い」で、コンフォートサドルほどやわらかくなく、レーシングサドルほど硬くないという印象でしたが、使ってみると、様々な問題点が改善され、100Km前後から起こる痛みもなくなりました。

 

何がそこまで良かったのか、自分なりに考察してみました。

 

●ほどよい硬さとクッション性がああるので、長距離も乗り続けられる。

 

●凹型のアーチのフィット感がよく、荷重がサドル全体に分散されるのでは。

 

●高さがあり、ベースもしっかりしていうるので安定感がある。ペダリングのときに縁が擦れにくい。

 

●使ってるとフィット感がよくなる(気がする)。

 

他にも、多くのレーサーが使用し勝利してきたという説得力と、ロードにもマウンテンバイクにもマッチする使用感・デザインも気に入った理由です。

 

筆者主観の、こんなサイクリストにおすすめ!

筆者主観のこんなサイクリストにおすすめ!

撮影:筆者

プロレーサーも愛用するFLITE 1990ですが、初心者の方にも、相性が良いサドルだと思います。

 

ロングライドで手が痛むという方は、サドルが硬く痛みがあるので、手に体重をかけてしまっている場合があります。硬すぎず安心して座れるFLITE 1990なら、しっかりと手と腰に体重を分散できるので、お気に入りになるかもしれませんね。

 

また、デザインも独特かつシンプルなので、ロードバイク・マウンテンバイク・グラベルなど、どんな自転車にも合わせたい方にもおすすめできます。

 

個人的に、気になるところ

個人的に、気になるところ

撮影:筆者

FLITE 1990に限る話ではないのですが、特にレザーを使用しているFLITE 1990は表面が傷つきやすく、擦れると破けることもあります。

 

ベースはほどよくしなる感じがありますが、使い込むうちに、座っているあたりのしなりが、少なくなってきたように感じます。

 

また、今の軽量サドルと比べると大きく、重量があるのをデメリットと感じる方もいるでしょう。

 

おすすめフライトサドルをご紹介

フライトシリーズは、サイズ・硬さなど違いますが、近いフィーリングで使うことができます。自分の好み、用途に合わせたフライトを使ってみてはいかがでしょうか!

 

FLITE 1990

多くのアマチュア・トップライダーに愛されてきた元祖FLITEのレプリカモデルです。シンプルながら特徴のあるシルエットは、使い心地だけではなくビジュアルでもあらゆるバイクにマッチします。

FLITE 1990

●座面:Leather
●レール:7mmチタニウムチューブ
●重量:230g
●幅:146×280mm

 


FLITE BOOST TM

サドルポジションを前に出すため、サドルの全長を縮めた「BOOST」を採用したモデル。今までのフライトの面影を残しながら、エアロダイナミクスに優れたデザインです。

FLITE BOOST TM

●座面:Soft-Tek
●レール:7mmマンガンチューブ
●重量:S/240g・L/243g
●幅:S/135×248mm・L/145×248mm

 


FLITE BOOST TM スーパーフロー

FLITE BOOST TMのスーパーフロー(穴あき)モデルです。ノーマルモデルと比べ柔軟性があるので、快適性を求める方におすすめです。

FLITE BOOST TM S.FLOW

●座面:Soft-Tek
●レール:7mmマンガンチューブ
●重量:S/230g・L/233g
●幅:S/135×248mm・L/145×248mm

 


MAX FLITE GEL スーパーフロー

従来の全長である290mmのゲル内蔵、スーパーフローモデルです。ライディング中にサドルポジションを前後に移す方、柔らかく快適なサドルをお探しの方におすすめです。

MAX FLITE GEL SUPER FLOW

●座面:Fibra-Tek
●レール:7mmTi316チューブ
●重量:330g
●幅:146×290mm

 


MAX FLITE BOOST GEL スーパーフロー

コンフォートからロングライドまでをカバーするモデルです。ゲル仕様なのでやや厚めながら、スポーティーなフライトのシルエットを残しています。

MAX FLITE BOOST GEL SUPERFLOW

●座面:Fibra-Tek
●レール:7mmTi316チューブ
●重量:234g
●幅:155×248mm

 

サドルを探し求める、皆さまへ

サドルを探し求める、皆さまへ

撮影:筆者

FLITE 1990は、多くのサイクリストにフィットするオールマイティなサドルの一つだと思います。今回は筆者お気に入りの「FLITE 1990」をピックアップしましたが、サイクリストの数だけ、それぞれに合うサドルがあります。

 

私が悩み、遠回りした経験がサドル沼にはまっている方々の手助けになれば嬉しく思います。

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