クランクブラザーズのペダルには、専用クリートを

撮影:編集部
カルフォルニア生まれのブランド「クランクブラザーズ」。特徴的な見た目も多いビンディングペダルは多くのファンから支持されています。
そんなクランクブラザーズのビンディングペダルのクリートですが、大手のシマノのSPDクリートとは互換性がありません。クランクブラザーズのペダルを使う時は「クランクブラザーズのクリート」を使いましょう。
2つのリリース角度が選べる
クランクブラザーズのクリートは、ペダルから外す時の足首をひねりに必要な回転角度を、10℃もしくは15℃から選べます。
脱着が難しいときは、10℃の「イージーリリース」を試すべし!
ビンディングの着脱を簡単にしたいなら、「イージーリリース」がおすすめ。ペダルを外しやすいように、リリース角度が浅めの10℃になっています。
15℃のクリートは、イージーリリースより、足を5℃分、しっかり外にひねる必要がありますが、その分走行中は安心感があると言えますよ。
フロート角は、0℃と6℃から選ぼう
また、ペダリング中の許容される靴の動きの角度「フロート角」も、0℃か6℃から、選ぶことができます。
ダイレクトな乗り心地なら「0℃フロート」

遊びがまったくない「0℃フロート」は、力を効率よくペダルに伝えてることができます。走行中のパワー伝達を重要視したい方は、こちらがおすすめ。
遊びがあり、足首にやさしい「6℃フロート」

靴が少し動くので、0℃よりも足首や膝への負担が減ります。足首などを痛めやすい人はもちろん、ツーリングなどゆったり走りたい人にもおすすめ。初心者も、6℃フロートから始めてみましょう。
クランクブラザーズのおすすめクリートをご紹介
ここからは、クランクブラザーズのおすすめのクリートを紹介します!ペダルの仕様や、自分の好みの角度から、ぴったりのクリートを見つけてくださいね。
外しやすい!まず試したい「イージーリリースクリート」
リリース角度が10℃と、着脱しやすい「イージーリリースクリート」シリーズ。フロート角度は、0℃と6℃から選べます。初めてビンディングにチャレンジする人、ビンディングの着脱に不安がある人にもおすすめです。
ITEM
イージーリリース クリートキット
●リリース角度:10度
●フロート角度:0度、6度
クロスカントリーには、「ゼロフロートクリート」
1周6kmほどのオフロードのコースを走る「クロスカントリー(XC)」には、フロート角0℃の「ゼロフロートクリート」がおすすめ。踏み込んだ力がダイレクトにペダルへ伝わるため、自在にペダルをコントロールできるでしょう。
ITEM
ゼロフロートクリート
●フロート角度:0度
●調整幅:左右2.2mm、合計5mm
スタンダードな「プレミアムクリート」もチェック!
リリース角度を15℃の定番のクリート。フロート角は6℃なので、足首にもやさしいですよ。シマノのSPD2ホールシューズにも対応しているので、ロードバイクなどでSPDペダルを使っている人もチェックしてみてください。
ITEM
プレミアムクリート
●リリース角度:15度/20度
●フロート角度:6度
●適合ペダル:クランクブラザーズのすべての4面ビンディングペダル
ロードバイク用シューズのためのアダプタもあるよ
クランクブラザーズのクリートは、基本、2つ穴用です。ロードバイクの定番、シマノの「SPD SL」などの、3つ穴シューズには対応していません。
ただし、「3ホールクリートキットロードクワトロ」というクリートを使えば、3つ穴シューズでも、クランクブラザーズのペダルが使えますよ。
ITEM
3ホールクリートキットロードクワトロ
●フロート角度:6度
●リリース角度:15度/20度
●対応シューズ:LOOK3ホールロードシューズ
クリートと一緒に!ペダルもチェックしてみよう

クランクブラザーズのビンディングペダルは、4面でキャッチできるなど、特徴的ですよね。またデザインが個性的で、ロードバイクやクロスバイクのファッションとして楽しむ人もいます。クリートと一緒に、ペダルも改めてチェックしましょう。
▼▼関連記事はこちら▼▼
ぴったりのクリートを見つけよう!

クランクブラザーズのペダルを使うなら、自分に合ったリリース角度、フロート角のクリートを選びましょう。スムーズに着脱できて快適にペダルを回せる、ぴったりのクリートを見つけたいですね。
クランクブラザーズ公式サイトはこちら