「走り×旅」を楽しむ自転車、スポルティーフ
旅を楽しむ自転車のスポルティーフは、楽しみ方の幅が広いスポーツバイクです。旅する自転車は「ランドナー」も有名ですが、より速さを重視している自転車と言えるのが、スポルティーフです。
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速い走りが得意
「スポルティーフ」と「ランドナー」どちらも、旅の自転車として有名ですが、以下のような特徴があります。
ランドナー:積載能力や安定性重視
スポルティーフ:走行性重視
もちろん普段使いや通勤にも、たくさん荷物を載せられるスポルティーフはおすすめです。
スポルティーフの車体の特徴
そんな、スポルティーフの車体にはどんな特徴があるのか、細かい部分を見ていきましょう。
大きなホイールと細めのタイヤ
ランドナーは悪路や凸凹の道でも、安定して走る650Bのタイヤ、スポルティーフはスピードを上げて走行しやすい700cが良く使われています。
タイヤの太さは、ロードバイクより、少し太めの25~28cが主流で、スピーディーかつ乗り心地もよいので、日本の整備された道路にぴったりですね。
荷物の積載性も◎
前後にキャリアをつけて旅をするランドナーに対して、スポルティーフはフロントキャリアにバッグを付ける方法が定番です。
スポルティーフの積載能力は、1~2泊のキャンプなどの短めの旅や、普段使いにも相性が良いですよ。
クロモリフレームが主流
スポルティーフにはクロモリフレームが多く使われています。ロングライドをするための自転車なので、ほどよくしなるクロモリフレームが主流となっています。
スポルティーフの有名な自転車メーカー
それでは、伝統的なスポルティーフを作る2つのメーカーをご紹介します!
ARAYA(アラヤ)
国内で初めて自転車用リムを生産し、高品質な自転車を作り続けるARAYA。アメリカで生まれたばかりのMTBにもいち早く着目したメーカーです。日本に風土に合うツーリング車を追求するスポルティーフ・ランドナーの代名詞的なメーカーです。
Panasonic(パナソニック)
おなじみの電化製品メーカーのPanasonic。Panasonicのロードバイクの、オーダーシステム「POS」はカスタムオーダーからフルオーダーまで取り扱い、クオリティの高い車体を送り出しています。
スポルティーフのおすすめ3選
それでは、おすすめのスポルティーフ、厳選の3台です!
ARAYA DIA ARAYA Diagonale
フランス語で対角線を意味する「ディアゴナール」、フランス全土を使って対角線に走るブルべであり、その名を冠した正統なスポルティーフといえます。
フレーム | クロモリ |
---|---|
サイズ | 460・500・540mm |
カラー | ライトベージュ・ダークグレー |
重量 | 13.0㎏(460mm) |
丸石 エンペラーツーリングコンダクター
「ハンマードアルミフェンダー」というアルミを叩き出して成形した泥除けとラージハブは往年のスポルティーフを思い出させるクラシックスタイル、飽きのこないデザインは長く使える1台になるでしょう。
フレーム | クロモリ |
---|---|
サイズ | 510・540・560mm |
カラー | ネイビー・ホワイト |
重量 | 12.2kg(510mm) |
PANASONIC(パナソニック)/FSS8
パナソニックオリジナルのクロモリチューブを使ったカスタムオーダーモデル、サイズ4種・カラー34色から信頼できる自分だけの1台を作ることができます。
スポルティーフのDNAを感じられるモデル3選
スポルティーフとコンセプトを共通にしながら、現代にもマッチする3モデルをご紹介します!
Raleigh CLB Club Sport
クラシックな佇まいのバーハンドルモデル、スポルティーフの雰囲気を街乗りにもという方におすすめです。ラシックな佇まいのバーハンドルモデル、スポルティーフの雰囲気を街乗りにもという方におすすめです。
フレーム | クロモリ |
---|---|
サイズ | 450・510mm |
カラー | クラブスポーツ・アガトグリーン |
重量 | 12.3kg(480mm) |
MASI(マジィ)/GIRAMONDO 700C
前後キャリアに懐かしさを感じるバーエンドシフターは、ネオクラシックなスポルティーフともいえるでしょう。2020年モデルなので、気になる方は在庫を探してみてはいかがでしょう。
DABOS(ダボス)/D-604
長距離のライディングを考えたツーリングバイク、ケージを取付けるためのダボを多く配置し、フルフェンダーにも対応した現代風スポルティーフといえるでしょう。
オーダーメイド(完組)も選択肢の1つです
現在、スポルティーフは、完成車で販売されているモデルが少なく、購入が難しくなっているのが現状です。下記のメーカーではスポルティーフをはじめとしたツーリング車をフルオーダーから受注しているので、購入を考えている方は検討してみてはいあkがでしょうか。
GRAND BOIS(グランボア)
ランドナーなどツーリングバイクを得意とするオーダーメイドブランド、オリジナルパーツの制作・販売やレストアも行っています。
CHERUBIM(ケルビム)
斬新な発想を持つ、ハンドメイドのフレームメーカー「ケルビム」、ロードレーサーからピストまで手掛けています。
東叡社
創業が上のなことから東叡山寛永寺にちなんで名づけられた「東叡社」、スポーツサイクル制作の中でもツーリング車の最も得意としています。
スポルティーフで、休日を最高に楽しもう!
競技から生まれた、スポルティーフは、ピュアなスポーツバイクと言える自転車。現代の技術とパーツで進化したスポルティーフは、きっと快適な長旅を約束してくれますよ。