【走破せよ!】シクロクロスのタイヤの選び方とおすすめ11選

シクロクロスにおすすめのタイヤを紹介します。定番のオールラウンドのほか、ドライ、ウェットまで、ジャンル別にまとめました。チューブラータイヤはもちろん、初心者でもメンテナンスがしやすいチューブレスタイヤもピックアップしましたよ。走りたいルートに合わせて、ぴったりのタイヤを見つけましょう。

制作者

高橋智宏

10代の頃からロードバイク・MTBなど自転車を楽しみながら、現在は東京都自転車競技連盟普及委員として、スポーツバイクの普及活動もしています。 皆さまへお役に立つ情報をお届けし、スポーツバイクを末永く楽しむお手伝いができれば嬉しく思います。 保有資格:JCF3 級公認審判員

高橋智宏のプロフィール

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目次

  • シクロクロスのタイヤ選び、ポイントをご紹介!
  • 路面ごとに、適したタイヤがあります
  • 初心者の方や、迷った時にはオールラウンドタイヤを
  • おすすめのオールラウンドタイヤ5選
  • クリンチャーオールラウンドタイヤおすすめ3選
  • ドライタイヤのおすすめ3選
  • クリンチャードライタイヤおすすめ3選
  • マッドタイヤのおすすめ3選
  • クリンチャーマッドタイヤおすすめ3選
  • 【豆知識】シクロクロスは、空気圧も重要です
  • 自分好みのタイヤで、シクロクロスを始めてみよう
アイキャッチ画像出典:flickr/Dave Haygarth

シクロクロスのタイヤ選び、ポイントをご紹介!

シクロクロスのタイヤ選び、ポイントをご紹介!

出典:flickr/Dave Haygarth

シクロクロスで走るコースには、泥道や林道、芝や砂地など様々なコンディションがあります。荒れた坂道など、タイヤがとられて、走行不能な場所では、車体を担いで自分の足で走ることも。

 

そんな、多くのシチュエーションを走るシクロクロスは、タイヤの種類も多く、どれを選べばいいか悩むこともあるでしょう。

 

今回はシクロクロス用のおすすめのタイヤと、選び方をまとめました。

 

太さは、32C・33Cが主流

シクロクロスのタイヤは、競技規定で33mm幅までに指定されています。未舗装路が中心なので、25Cなど細いタイヤを使う人は少なく、32Cと33Cが主流です。

 

レース以外では乗り心地重視で35C以上のタイヤを使う人もいますよ。

 

 

路面ごとに、適したタイヤがあります

それでは、シクロクロスのタイヤの選び方をご紹介していきましょう。大きく種類が3つあり、それぞれ得意なシーンがあります。

 

ドライな路面には「ファイルタイヤ」

ドライな路面には「ファイルタイヤ」

出典:Amazon

タイヤ中心のセンタードットがヤスリ(ファイル)のようなパターンになっているタイヤ、「砂目」とも呼ばれています。乾いた路面を速く走れるほか、砂が抜けやすく砂路面も得意です。

 


ドライもウェットもこなす「オールラウンドタイヤ」

ドライもウェットもこなす「オールラウンドタイヤ」

出典:Amazon

「インターミディエイト」「ミックス」とも呼ばれるオールラウンドタイヤで、サイドノブ(タイヤ表面の突起部分)にドットパターンがあり、グリップ力に優れています。多少の雨、ウェットな路面にも向いていて、森林を走るコースにもぴったり。

 


泥やぬかるんだ路面には「マッドタイヤ」

泥やぬかるんだ路面には「マッドタイヤ」

出典:楽天市場

高さのある「ノブ」があり、泥が詰まらないよう、ノブの間隔が開いています。ノブが地面をとらえて、滑りにくく、ぬかるんだ道でも走れるでしょう。

 


舗装路がメインなら「スリックタイヤ」も

舗装路がメインなら「スリックタイヤ」も

出典:楽天市場

レースでは使われませんが、舗装路メインでのサイクリングやロングライドなら「スリックタイヤ」もおすすめです。シクロクロスは、太いサイズのタイヤもセットできることも多く、ロードバイクでは味わえない、快適な乗り心地の街乗りもできますよ。

 

初心者の方や、迷った時にはオールラウンドタイヤを

初心者の方や、迷った時にはオールラウンドタイヤを

出典:flickr/Korey Hopkins

一度に、全てのタイプのタイヤを揃えるのは大変なので、迷った時には、もっとも汎用性がある「オールラウンドタイヤ」がおすすめ。スピードと走破性のバランスが取れていて、様々なオフロードを走れるでしょう。

 

おすすめのオールラウンドタイヤ5選

最初に、初心者にもおすすめのオールラウンドタイヤを紹介します。迷ったら、とりあえずここから!

 

Vittoria(ヴィットリア)/Terreno Mix  G2.0タイヤ

イタリアのタイヤメーカー「ヴィットリア」は、ロードバイクやMTBのタイヤでも知られています。

 

このモデルは、シクロクロス用のシリーズで、チューブラーのほか、チューブレスレディもあります。ポリエステル芯の周りをコットンで包み込む、高密度の「コアスパンケーシング(繊維)」で、滑らかながらグリップ力も安心感のある走りを叶えるでしょう。

ヴィットリア/Terreno Mix  G2.0タイヤ

●サイズ:31−28”、33-28”
●重量:460g

 


MAXXIS(マキシス)/All Terrane

台湾で最大級のタイヤメーカー「チェンシンゴム」が立ち上げたブランド「マキシス」。

 

独自の素材で、耐パンク性能。強度を向上させたオールテレーン。オールラウンドですが、ノブが高めなので、傾斜がきついキャンバーセクションも、地面にがっつり食い込んで走破できます。

マキシス/オールテレーン

●サイズ:700x33c
●重量:420g

 


challenge(チャレンジ)/Grifo

イタリアの「チャレンジ」は、柔軟性と粘着性の高い天然ゴム製の「トレッド」を採用した、ハンドメイドのタイヤメーカー。

 

グリフォは、ブランドでも定番のオールラウンドタイヤ。天然素材のコットンをケーシングに使い、グリップ力を増した「ソフトコンパウンド素材」を採用しています。レースでも使われているので、高みを目指すなら見逃せませんね。

チャレンジ/Grifo

●サイズ:700x32、700x33
●重量:405g

 


HUTCHINSON(ハッチンソン)/ブラックマンバCX

1853年創業のフランス老舗タイヤメーカー「ハッチンソン」。

 

ブラックマンバCXは、プロのMTB選手と共同開発された、ドライ路面を速く走るためのタイヤです。サイドノブは、「レースリポスト・コンパウンド」でグリップ力も保たれつつ、全体として軽量で高速走行に向いた仕様になっています。

ハッチンソン/ブラックマンバCX

●サイズ:700x32
●重量:400g

 


Panaracer(パナレーサー)/CG CX TLC

パナレーサーは、開発と生産拠点ともに日本にあるメーカー。

 

こちらはチューブラーでなく、チューブレスコンパーチブルという、パナレーサーの新型CXタイヤです。天候に関係なく、抜群のグリップ力を発揮します。耐パンク性や転がり性能も高く、快適さもばつぐん。

パナレーサー/CG CX TLC

●サイズ:700x33
●重量:360g

 

クリンチャーオールラウンドタイヤおすすめ3選

続いて、クリンチャータイプのオールラウンドタイヤです。

vittoria(ヴィットリア)/TERRENO MIX

転がり抵抗を軽減するセンターリッジと、グリップ力の高いショルダーを組み合わせ、あらゆるコンディションに対応、ヴィットリア独自のコンパウンド「グラフェン2.0」を採用し、ウェットコンディションでのグリップ性も高めています。

 

Vittoria/Terreno MIX

●サイズ:700×31・700×33・700×38C
●重量:420g(700×33)

MAXXIS(マキシス)/AII Terrane

多くの高いブロックが、走行性・コントロール性を高めて、様々なコンディションに対応するモデル。ブロックの配置間隔は広く、タイヤの泥を素早く排出し、路面にしっかりとグリップします。

 

クリンチャーの他にチューブラーモデルも用意されています。

MAXXIS/ALL TERRANE

●サイズ:700×33C
●重量:375g

Panaracer(パナレーサー)/ALBIT

耐久性・耐摩耗性の高いコンパウンドを採用し、新開発のドレッドパターンはドライ路面からマッドまで幅広く対応、転がり抵抗の低さとグリップを両立させたチューブレスコンバーチブルモデルです。

Panaracer/ALBIT

●サイズ:700×33C
●重量:330g

 

ドライタイヤのおすすめ3選

乾いた道、硬めの路面を走ることが多いなら、ドライタイヤですね。多少の雨、柔らかめの路面も走破できる、オールラウンドに近いモデルもまとめました。

 

TUFO(トゥフォ)/Flexus Dry Plus

チェコの「トゥフォ」は、1991年創業のメーカー。ハンドメイドで作られるタイヤは、品質の高さに定評があります。

 

「フレクサス・ドライプラス」は、トレッド(地面との接触面)に「シリカ+VP Si 363」が使用され、転がり抵抗の軽減と高いグリップ力を実現。耐パンク性も高く、多少ウェットな路面でも、安心して走れますよ。

TUFO/Flexus Dry Plus

●サイズ:700x32c
●重量:300g

challenge(チャレンジ)/Dune

汎用性が高いトレッドロールとグリップで、砂利道なども、スムーズに走れるでしょう。転がり抵抗が小さく、乾いた硬い路面での走行を得意としています。

チャレンジ/Dune

●サイズ:700x33
●重量:400g

 


CLEMENT(クレメン) /LAS TUBULAR

クレメンは、古くからプロレーサーたちに親しまれているタイヤブランド。

 

こちらは、センターからサイドに向かって高くなるノブを使用した、ドライ向けチューブラータイヤ。サイドとセンターノブの境が、なだらかなので、コーナリングもスムーズに行えますよ。

クレメン /LAS TUBULAR

●サイズ:700x33
●重量:360g

 

クリンチャードライタイヤおすすめ3選

ドライタイヤのクリンチャータイプもご紹介していきます!

 

CONTINENTAL(コンチネンタル)/SPEED KING CX RACE SPORT

自動車タイヤなども総合的に扱うドイツのメーカー。自転車タイヤは創設時から生産していて、競技での実績もある信頼のメーカーです。

 

センタートレッドは転がり抵抗を抑え、硬く乾いた路面では強い味方になるでしょう。ブラックチリコンパウンドを採用し、サイドのパターンでスピードとグリップを両立させています。

Continental/SPEED KING CX RACE SPORT

●サイズ×700×32c
●重量:290g

IRC TIRE(アイアールシータイヤ)/SERAC CX SAND TUBELESS

砂地でスタックしにくい、ダイヤ状の砂目でデザインされたパターンのモデルです。

 

適度な大きさのダイヤ目は、芝や草地などでもグリップ力が高く、走行抵抗を減らしています。

●IRC/SERAC CX TUBELESS SAND

●サイズ:700×32C
●重量:380g

vittoria(ヴィットリア)/TERRENO DRY

魚の鱗のようなセンターデザインは、傾斜があり、速い転がりを実現させています。

 

グラフェン2.0コンパウンドと、鋭いサイドエッジはコーナーリング時に路面を捉え、耐久性・グリップ性など高いパフォーマンスを発揮します。

Vittori/Terreno DRY

●サイズ:700×33C
●重量:410g

 

 

マッドタイヤのおすすめ3選

ぬかるんだ道もチャレンジしたい人は、マッドタイヤを相棒にしましょう。泥道までがっつり走れるモデルを中心に集めました。

 

MICHELIN(ミシュラン)/POWER CX MUD

グルメガイドでも有名な、ミシュランは、自転車や自動車のタイヤを製造するメーカーです。

 

こちらは、ぬかるんだ路面向けパターンを採用したタイヤ。新開発の「グリーンコンパウンド素材」を使い、低圧走行用にコットン素材で強化しています。泥道だけでなく、柔らかめ路面にもおすすめ。

MICHELIN/POWER CX MUD

●サイズ:700x33
●重量:380g

 


KENDA(ケンダ)/CHOLLA

2種類のコンパウンドを組み合わせて成形された「デュアル・トレッド・コンパウンド」で、泥はけがよくトラクションのかかりやすいパターンが使われています。マッドコンディションに最適なタイヤです。

KENDA/CHOLLA

●サイズ:700×33C
●重量:427g

IRC(アイアールシー)/Serac CX Tubeless MUD

こちらは、チューブレスのマッド路面用タイヤ。専用パターンで、排泥性とグリップ力があり、マッドな路面でも力強いパフォーマンスを発揮します。チューブラーと比べてメンテナンスも簡単なので、初心者にもおすすめ。

IRC/Serac CX Tubeless MUD

●サイズ:WO 700x32c
●重量:380g

 

クリンチャーマッドタイヤおすすめ3選

最後に、クリンチャータイプのマッドタイヤのおすすめです。

MICHELIN(ミシュラン)/パワーシクロクロスマッド

グリーンコンパウンドに耐パンク性能が高いPROTEKベルトを前面に配置。やわらかい路面に刺さり、泥はけの良いパターンを施しています。低圧での使用ができるチューブレスレディ、チューブレスがラインナップされています。

MICHELIN/POWER CYCLOCROSS MUD

●サイズ:700×33C
●重量:390g

MAXXIS(マキシス)/Raze

泥や雪にも対応し、オールラウンドタイヤとしても高い性能を持つタイヤです。センターリッジは転がり抵抗を低減、サイドの開いたブロックは泥つまりを解消します。

MAXXIS/Raze

●サイズ:700×33C
●重量:355g

HUTCHINSON(ハッチンソン)/TORO CX

高サイドブロックで、荒れた路面でもグリップ力を発揮し、ぬかるみを走破できるでしょう。チューブレスレディ・チューブレスモデルを揃え、重量を限界まで下げながらも耐パンク性を高めています。

HUTCHINSON/TORO CX

●サイズ700×33・700×47(チューブレスレディ)700×32(チューブラー)
●重量:390g(700×32C)

 

 

【豆知識】シクロクロスは、空気圧も重要です

【豆知識】シクロクロスは空気圧も重要です

出典:楽天市場

シクロクロス用のタイヤの空気圧は、走る道によって変える必要があります。ロードバイクなら6.0~8.0で入れる方が多いと思いますが、オフロードを走るシクロクロスでは、グリップ力を上げ車体が跳ねるのを防ぐため、空気圧を下げる必要があります。

 

初めてオフロードを走るなら「クリンチャー」では2.0~2.5くらいに設定しましょう。上級者が多く使う「チューブラー」は、空気圧を下げやすいというメリットも人気の要因の1つです。

 

自分好みのタイヤで、シクロクロスを始めてみよう

林道からぬかるみまで、様々なオフロードを走るシクロクロス。シーンにあったタイヤを探して、どんな道でも、快適に走破しましょう。

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