• 更新:2019.06.07
  • 作成:2019.05.28

バーテープの巻き方を覚えよう!巻き方の手順を画像で紹介

ロードバイクのドロップハンドルに巻かれているバーテープは、見た目も乗り心地も左右するパーツの一つ。バーテープを変えたいけど、難しそうと考えるユーザーも少くないはず。巻き方のコツを覚えてしまえば、六角レンチ等も使わずシンプルな作業です。バーテープの素材、その他必要なアイテムなども含め、バーテープの巻き方をご紹介します。

バーテープとは

バーテープとは

バーテープは、ロードバイクなどのハンドルに巻くテープ状のパーツで、ハンドルの保護やすべり止め、衝撃吸収を目的としています。手が直接、触れる部分なのでライディングへの影響が大きいパーツです。

バーテープには、ダイレクトに路面を感じられるタイプや、衝撃を吸収して体への負担を軽減するタイプなど、ライディングのシチュエーションに合わせ多くの素材があります。また多彩なカラーリングやデザインがあるので、ロードバイクを好みのビジュアルに変えることもできます。

バーテープの価格は1,000円ぐらいからで、手頃な費用で乗り心地と見た目を変えられるバーテープの交換は、カスタマイズの初めの一歩におすすめの作業です。

 

バーテープの種類

バーテープは素材によって、様々な特徴があります。巻き方を覚える前に、各素材の特徴を見ていきましょう。

コルク

80年代に登場し、現在まで定番の素材のひとつです。ややハンドルが太くなりますが、握り心地がよく衝撃吸収性、吸湿性に優れています。

ITEM
シルバ バーテープ コルクシリーズ [SILVAマーク]
●素材:コルク

EVA素材

EVAは軽量で柔らかく弾力があり、紫外線にも強いのでロードバイクに適した素材です。サンダル底やマット・パソコンカバーなどショックを、やわらげる用途にも使われています。

ITEM
GIZA VLT-001 EVA カラー バーテープ
●素材:EVA
●サイズ:幅30mm x 長さ2000mm

ポリウレタン

靴底やスポーツウェア、自動車部品のバンパーやサスペンションやエンジンマウントにも使われる素材です。表面は柔らかくしっとりとした手触りが特徴です。

ITEM
GP(ギザプロダクツ) エラスティック バーテープ【PU(ポリウレタン+シリコン ゲル】
●素材:PU + シリコン ゲル
●サイズ:幅30mm x 長さ2,000mm

ポリエチレン

素材は薄く、硬めの握り心地と高耐久性・低伸縮性が特徴の素材。路面の状況をダイレクトに感じることができるため、レース志向のモデルとして扱われます。

ITEM
OGKカブト BT-06 薄手タイプバーテープ

ジェル

ロングライドモデルに多く、ジェル層を作ることで路面からの衝撃を大きく緩和するが、素材は厚くなるため巻いた状態は太めになります。

ITEM
プロロゴ ワンタッチジェル バーテープ

レザー

バーテープとしてはもっとも高価な部類となり、本革を使用するためメンテナンスも非常に大切です。実用性よりも、ロードバイクのビジュアルに合わせ選ばれるユーザーが多くいるのではないでしょうか。

ITEM
ブルックス レザーバーテープ
● 材質:レザー
●サイズ :2,000mm ×30mm

用意するもの

バーテープ

用意するもの

バーテープには、バーテープ本体の他にエンドキャップ、フィニッシュテープ、ブラケット部の隠しテープが付属しています。

 

はさみ

はさみ

バーテープ、フィニッシュテープを切るときに使います。

 

テープ(ビニールテープ・自己融着テープなど)

ビニールテープ

アウターケーブルをハンドルに留めるとき、バーテープの末端を留めるときに使います。自己融着テープが糊を使われていないので、気温が高くなっても糊が流れ出ず、ベタつきません。

 

巻き方の手順

バーテープの巻き方のコツですが、常に一定の力で張りながら均等に巻くことが、綺麗に仕上げるポイントです。途中でミスをしても巻き直せるのでリラックスして作業を行いましょう。

 

古いテープをはがす準備

古いテープをはがす準備

まずは、ブラケットカバーをまくりましょう。

 

エンドキャップを外す

エンドキャップを外します。エンドキャップが固いときは、マイナスドライバーなどを差しこんで外しましょう。

 

古いバーテープを剥がす

古いバーテープを剥がす

フィニッシュテープ・ビニールテープをハンドルを傷つけないようはさみなどで切り、ステム側から古いバーテープを剥がします。

 

古いバーテープを剥がす

剥がす時は、巻きながら剥がしていくと捨てやすく、再利用もしやくなります。ハンドルに糊の後が残りそうなときはドライヤーであたためると、糊も剥がしやすくなります。剥がしたバーテープの再利用は、チェーンステーやトップチューブ、サイクルメーターのマウント部に巻き、フレームの保護材としても活用できます。

 

残った糊をとりきれいに

残った糊をきれいに

もし糊が残ってしまった時は、ディグリーザーや市販のシール剥がし材で除去することができます。カッターなどで削ってしまうとハンドルに傷をつけるので注意しましょう。

 

新しいバーテープを巻く前の準備

新しいバーテープを巻く前の準備

アウターケーブルを留めるテープも取り替えるときは、ビニールテープなどで留めなおします。

 

新しいバーテープを巻く前の準備

ワイヤーガイドの溝があるハンドルは、ゴムなどで溝を埋めると握った時の違和感がなくなります。市販のゴムをカットしてスペーサーに、または剥がしたバーテープを紐状に切っても溝埋めに使えます。

 

 

隠しテープの切り出し

ブラケット部の隠しテープ用に、最初に10~12cmほど切り出しておきましょう。製品によっては、隠しテープが付属している製品もあります。

 

裏面の保護テープを剥がす

バーテープの保護テープは全て剥がし、バーテープを巻き戻しておくと、糊の粘着力が弱まり、次回のバーテープ交換時にハンドルに糊が残りづらくなります。素材によっては表面を傷つけてしまう可能性があるので、末端などで試してから巻き戻すようにしましょう。

 

ハンドル末端から巻き始める

ハンドル末端から巻き始める

握ったときに力が入る方向に合わせ、外側から内側にむかって巻きはじめます。エンドキャップをつけるため、バーテープ幅の1/2~1/3をエンドからはみ出させ、巻くときには常に一定のテンションをかけましょう。

 

ハンドル下部の巻きかた

ハンドル下部の巻きかた

バーテープの1/3を重ねながら均等に巻いていきます。下ハンドル部分はカーブにあわせて、外側は薄く重ね、内側は厚く重ねます。

 

ブラケットまわりの巻きかた

ブラケットまわりの巻きかた ブラケットまわりの巻きかた

ブラケットまわりは、たすきがけなどの巻き方もありますが、今回は難易度の低い隠しテープを使った巻き方をします。事前に用意した隠しテープをブラケットのバンドに貼り、ブラケット周りを巻いていきます。

 

トップ部の巻き方

トップ部の巻きかた

ドロップハンドルの肩の部分はカーブがきついので、内側は2/3ほど重ね外側は1/4ほど重ね、幅が均等になるように巻きましょう。

 

バーテープ末端の処理

バーテープ末端の処理

バーテープ末端の処理

バーテープの末端の位置を決め、ハンドルと直角になるようにバーテープを斜めに切ります。

 

バーテープの末端をビニールテープで留めましょう

バーテープの末端をビニールテープで留めましょう

切ったバーテープの末端の位置をビニールテープで留めましょう。末端まで巻いたら、上からビニールテープまたは自己融着テープで留めますが、その時はバーテープの端面が隠れるようにテープを巻くと末端の保護になります。

 

フィニッシュテープを貼りましょう

ビニールテープの上に付属のフィニッシュテープを貼りましょう。

 

テープ類の末端は角を落とすと剥がれにくくなります

テープ類の末端は角を落とすと剥がれにくくなります。

 

隠しテープのカットとエンドキャップの取りつけ

隠しテープのカットとエンドキャップの取りつけ

隠しテープをカットし、ブラケットカバーを戻します。

 

エンドキャップを入れます

はみ出しているエンド部のバーテープを内側に押し込み、エンドキャップを入れます。きついときはプラスチック製などのハンマーなどで入れ、ゆるいときはエンドキャップの太さをビニールテープなどで調整しましょう。

 

最後に全体に緩みがないか確認をして、完成です

最後に全体に緩みがないか確認をして、完成です!

新しいバーテープでモチベーションアップ!

バーテープ交換でモチベーションアップ!

新しいバーテープにする事で、カラーリングやデザインを楽しめたり、乗り心地が改善するなど、ロードバイクに乗るモチベーションアップにつながることでしょう。バーテープの交換作業は、比較的に安価で短時間、自分で手軽に行えるメンテナンスなので、巻き方を覚えてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

高橋智宏
高橋智宏

10代の頃からロードバイク・MTBなど自転車を楽しみながら、現在はスポーツバイクの普及活動をしています。 皆さまへお役に立つ情報をお届けし、スポーツバイクを末永く楽しむお手伝いができれば嬉しく思います。