クロスバイクで、気持ちよく通勤通学!
自転車で通勤や通学をすれば、景色が楽しめたり、風が心地良かったり、いつもの時間も違って感じられるかもしれません。特にクロスバイクは、速さと快適さを兼ねたスポーツバイクで、毎日乗るのにぴったり。
筆者も、2年以上クロスバイクで通勤していました。渋滞の心配もなく、軽い運動にもなるので一石二鳥。朝から気持ちよく仕事を始めて、帰るときにはプチ・サイクリング気分。通勤時間が、大事なリフレッシュタイムになっていました。
シティサイクルよりも、通勤通学向きです

クロスバイクは、シティサイクル(ママチャリ)より、速く走る性能に優れています。一方で、本格的なロードバイクなどに比べると、姿勢もラクに乗れて、小回りが効いたり、街中を快適に移動できる自転車です。スタイリッシュなデザインが多いのも、いいところ。
通勤通学用のクロスバイク、どう選ぶ?
日常生活に便利なクロスバイクは、無数にあります。どう選べばいいか迷うときには、フレームに使われている素材やブランドなどから絞ってみましょう。毎日乗るからこそ、最後は見た目で選んじゃうのも、アリですよ!
フレーム素材は「アルミ」か「クロモリ」がおすすめ

クロスバイクのフレーム素材にどんな素材が使われているを注目しましょう。このフレーム素材によって、性能も価格も大きく変わってきます。そのフレーム素材で、もっともおすすめなのは「アルミ」! サビにくく、軽くてお手ごろ価格なモデルが多いですよ。
もうひとつおすすめが、合金素材の「クロモリ」。丈夫なのに細身のシルエット。クラシカルな印象のモデルが見つかるでしょう。
また「カーボン」素材のクロスバイクもありますが、高性能で価格も高くなりがち。通勤、通学なら、アルミかクロモリが良いですよ。
泥よけ、スタンドがつけられると便利

スポーツバイクは、ライトやカゴ、ベルなど、シティサイクルなら当たり前のパーツがないことがほとんど。一方で普段使い用のクロスバイクなら、必要なパーツが揃っていることもあります。泥よけやスタンドは、オプションでつけられることが多いので、チェックしてみてくださいね。
定番メーカーなら、アフターケアも安心

人気があり、自転車作りの実績が高いメーカーから探すのも一つの方法です。
海外メーカーでは、「Bianchi(ビアンキ)」、「GIANT(ジャイアント)」、「TREK(トレック)、「RALEIGH(ラレー)」などが有名です。
国内なら、「BRIDGESTONE(ブリヂストン)」、「NEST(ネスト)」などが挙げられるでしょう。
定番メーカーは、走行性能の良さはもちろん、BAAなどの安全規格をクリアした自転車の取り扱いも多く、アフターサービスも手厚く受けられますよ。
最後は、やっぱり見た目!

スペック等で比較して「結局、どれが良いんだろう。。」と、悩んじゃうこともありますよね。最後の最後は、見た目で選んでみましょう。
スーツや制服で乗るなら、太めのフレームやスポーティーなビビッドカラーも似合います。休日にも走るなら、カジュアルな服がなじむ、シックな色も良いですよね。
これから紹介するおすすめのバイクも、ぜひ参考にしてみてください。
通勤通学にぴったり!定番のクロスバイク
定番ブランドのなかでも、特に通勤通学に便利なクロスバイクを紹介します。走行性能にハズレなし!安心感のあるモデルを集めてみました。
GIANT(ジャイアント)/ESCAPE R3

世界最大級のスポーツバイクメーカー「ジャイアント」は、その性能と比べて、お手ごろ価格なバイクが多いことでも知られています。こちらのエスケープシリーズは、クロスバイク界のベストセラー。
丈夫なアルミフレームで、握りやすい「エルゴ形状」のハンドルや、クッションの利いたサドルなど、スポーツバイク初心者にもやさしい設計。小柄な女性にぴったりのサイズもあります。
参考価格:52,000円(税抜)
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Bianchi(ビアンキ)/ROMA1 DISC
「ビアンキ」は、「チェレステ」という爽やかなブランドカラーが有名なイタリアの老舗自転車ブランド。ROMAシリーズは、コンポなどがロードバイクと同等の仕様で、ちょっと速く、颯爽と通勤したい人にもおすすめです。
なかでもROMA1 DISCは最上位モデル。路面が濡れていてもしっかり利くディスクブレーキもついていてで、雨の日も安心ですね。
ITEM
Bianchi(ビアンキ)/ROMA1
●タイヤ:700 x 28C
●カラー:CK16/Black
●サイズ:46、50、54
TREK(トレック)/FX 1 Disc

アメリカのブランド「トレック」は、レースでの実績も豊富な実力派。クロスバイクでは、スポーツバイク初心者向けのFXシリーズが定番です。
特にFX1 Discは丈夫なアルミフレーム、濡れた路面でも利きのいいディスクブレーキなど、通勤にもぴったりのスペックでおすすめですよ。
参考価格:55,000円(税抜)
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NESTO(ネスト)/LIMIT 1
街で乗るカジュアルな自転車づくりが得意な、国産スポーツバイクブランド「ネスト」。LIMITシリーズは重さわずか9.3kgほどで、軽量なクロスバイクです。
最上位モデルのLIMIT1には、ロードバイクで使われるコンポのシマノ「SORA」が使われていて、快適にスピードが出るでしょう。ベル、スタンド、ライトなどが標準装備なのも嬉しいポイント。
ITEM
NESTO(ネスト)/LIMIT 1
●重量:9.3kg
●サイズ:400、440、480
●タイヤ:700×28C
●付属品:ライト、ベル、リフレクター、スタンド、バルブアダプター
BRIDGESTONE(ブリヂストン)/シルヴァ FR16
シティサイクルでもお馴染みのブリヂストンは、街で乗るのに便利な機能も充実したスポーツバイクを開発しています。コンポなど、ロードバイク仕様のパーツが組まれたシルヴァは、ラインナップのなかでも走りの性能が高いシリーズ。
このFR16も、シマノ「CLARIS」で変速が16段と、ちょっと遠回りして通勤したくなるスペックです。
ITEM
BRIDGESTONE(ブリヂストン) /シルヴァ FR16
●重量:11.1kg~11.3kg
●サイズ:390、440、490、540
●タイヤ:700×28C
オフにもぴったり!クラシカルなクロスバイク
通勤通学はもちろん休日もクロスバイクを楽しむなら、クラシカルな細身のクロスバイクもおすすめ。スポーティーなバイクよりもいろんな服装に合うので、お出かけ、ショッピングにも気軽に乗って行けそうですね。
RALEIGH(ラレー)/ RFL-S(Radford-Limited-S)
1888年にイギリスで誕生した「ラレー」は、細身の美しいスポーツバイクづくりが得意。
通勤通学におすすめしたいのは、RFL-S。耐パンクのタイヤで、毎日ガンガン走れますよ。色は深みのあるクラブグリーンや、爽やかなアクアマリンブルーなど全6種類。
ITEM
RALEIGH(ラレー)/RFL-S(Radford-Limited-S)
●重量:11.5kg
●コンポーネント:SHIMANO ALTUS 8×3speed
●カラー:ミスルトーカーキ、パールホワイト、ノッティンガムレッド、アクアマリンブルー、クラブグリーン、ダークシルバー
FUJI(フジ)/STROLL
1928年に日本で生まれた「フジ」は、ストリート向けのシングルスピード(変速のないスポーツバイク)などで、人気のブランドです。
フジといえば、スポーティーなデザインですが、STROLLは細身のシングルスピード。ペダルの力がダイレクトに伝わる感覚が、やみつきになるかもしれませんよ。
ITEM
FUJI (フジ)/STROLL
●サイズ:43、49、52、54、56
●重量9.7kg
●カラー:Lavender、Cool Gray、White
tokyobike(トーキョーバイク)/TOKYOBIKE SPORT 9s
東京の街並みに似合うようなバイクをつくる「トーキョーバイク」は、マットなやさしいカラーリングが印象的。
こちらのSPORT9sも、落ち着いた4色展開です。650Cの小さめのタイヤで、小回りがしやすいでしょう。コンポはロードバイク仕様なので、遠くの勤務先でもスイスイ通えそうですね。
ITEM
TOKYOBIKE SPORT 9s
●フレームサイズ:S(47cm)、M(53cm)、L(57cm)
●重量:10.5kg
●タイヤ:650×25C
ショップで試乗してみよう

クロスバイクはネットでも買えますが、試乗してサイズを確かめたいなら、やっぱり実店舗。特に、スポーツバイクが初めての人は、ギアの変速方法や、メンテナンスのポイントなども店員さんに教えてもらえるので、実際のショップで試乗してみることをおすすめします。
一緒に揃えておきたい、アイテム
シティサイクルと異なり、ライトなどのアクセサリがついていないことが多いクロスバイク。すぐに乗るなら、一緒に必要なアクセサリを確認して揃えておくと便利ですね。
鍵・ベル・ライトは必須です

まず必ず用意したいのは、鍵、ベル、ライト。ライトは前後に1つずつ必要です。日中だけ走る場合も、雨などで見通しが悪いときのために、つけておきましょう。
また鍵の装備がないクロスバイクが多いので、鍵も必要です。チェーンになったタイプが安心感がありますが、持ち運びやすいワイヤー錠も便利ですね。
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通勤通学には、カゴ・泥よけ・スタンドも!

カバンを持っていくなら、カゴは欠かせませんね。泥よけは、地面から跳ね上がった雨水で服が濡れるのを防いでくれるので、スーツや制服で走る時もあると安心ですよ。
そのほか、スタンド、ボトルホルダー、後ろキャリアなどのアクセサリがあるので、必要に応じて買い揃えていきましょう。
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安全に乗るためにも、ヘルメットを

クロスバイクに乗る時、安全のために装備したいヘルメット。競技用ではない、スーツや制服にも似合うカジュアルなデザインのヘルメットもあるので、よかったら参考にしてみてくださいね。
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速くて快適なクロスバイクで、通勤通学しませんか?

ちょっとした移動の時間が楽しくなるクロスバイク。ブランドやパーツをチェックして、何年も大切にできるようなモデルを見つけてみましょう。気分転換、気楽なエクササイズにもなるクロスバイク通勤を、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね!