• 更新:2019.07.09
  • 作成:2019.05.14

自転車のペダル交換を詳しく紹介!工具や手順を確認しよう

シティサイクルだとペダル交換をあまり行いませんが、クロスバイクやロードバイクの場合、デザインや走行性能アップにペダル交換を考える人も多くなってきます。自転車やペダルの種類で、使う工具や手順が異なるペダル交換を、今回は2種類の工具を使って、その方法をわかりやすくご紹介します。

目次

  • どんな時にペダルを交換するのか
  • 交換するペダルの確認ポイント
  • 交換方法は2種類
  • 準備したいもの
  • ペダル交換の手順
  • ベダルを取り外す
  • 新しいペダルの取り付け

どんな時にペダルを交換するのか

お洒落なペダルや機能的なペダルにカスタマイズ!

出典:楽天市場

シティサイクルだと、ペダル交換を行う場面は少ないですが、クロスバイクやロードバイクの場合「ビンディングペダルで速く走りたい」「お洒落なペダルをつけてカスタマイズしたい」など、ペダル交換を考えるユーザーも多いのではないでしょうか。

ペダル交換を覚えると、乗るシーンに合わせた自転車の楽しみ方が増えるので、ぜひ挑戦してみましょう。

 

交換するペダルの確認ポイント

まずは交換作業に入る前に、新しいペダルを用意する時の確認ポイントです。

ネジの大きさ

ネジの大きさ

ペダルのねじサイズは一般的なシティサイクル、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクであれば、ほぼ9/16インチです。ですが、BMXやビーチクルーザーなどの一部のペダルのサイズは、より細い1/2インチです。新しいペダルを用意する際、今ついているペダルを確認して車体にあったペダルを選びましょう。

ペダルは左右で違う

ペダルは左右で違う

右側のペダルは一般的なねじと同様、時計回りで締まり反時計回りで緩みます。左側のペダルは、その逆で、時計回りに回すと緩み、反時計回りに回すと締まる、いわゆる「逆ねじ」になっています。

その為、左右を間違えて取り付けようとすると、入らないだけでなく、ねじ山が潰れるなど破損の原因になります。ナット部分等に「R」(右)と「L」(左)などが、刻印されていたりするので、良く確認しましょう。

 

交換方法は2種類

交換方法は工具によって2種類あります。持っている工具や車体に合う方法でペダル交換をしましょう。

方法①:ペダルレンチを使う

ペダルのねじ元をレンチを使って回す方法です。自転車のペダル交換の場合、レンチのサイズは15mmのサイズが必要です。15mmは少し特殊なサイズで、汎用的な工具セットの中に無いことも多いので、お手持ちの工具を確認してみましょう。またヘッド部分の厚みも重要で、あまり厚いとナット部分にレンチのヘッドが入らないこともあるので注意が必要です。

そんな時におすすめなのが、自転車専用のペダルレンチ。サイズや厚さ、強度などがペダル交換の作業に適した設計になっているので、一つ持っておいても良いでしょう。

ITEM
ホーザン(HOZAN) ペダルレンチ
●製品サイズ:(約)全長310mm
●製品重量:(約)330g

方法②:アーレンキー(六角棒レンチ)を使う

スポーツバイクなどのピンディングペダルは、アーレンキーを使った方法でも、ペダル交換が可能です。ビンディングペダルはねじ元のレンチをかける面が無い場合もあり、その際は、アーレンキーを使ってペダル交換を行います。用意するアーレンキーは、長めのサイズが力が入れやすいのでおすすめ。ペダル部分は、6mm、8mmなどの対辺サイズが多いですが、事前に自分の自転車を確認して用意しましょう。

ITEM
ガレージ・ゼロ L字六角レンチ 9本セット
サイズ:1.5/2/2.5/3/4/5/6/8/10mm(ボールポイント)
材質:CR-V

準備したいもの

グリス

取り付けるペダルのねじ部分に塗るためのグリスです。グリスを塗らないと固着して、取りづらくなってしまう可能性があるので使用をおすすめします。

ITEM
SHIMANO シマノ DURA-ACE デュラエースグリス 100g Y04110200
■ 内容量:100g

潤滑スプレー

屋外で保管されていた自転車などは、ペダルのねじ部分がサビ等で固着してしまい、ハズレにくい場合があります。その時は潤滑スプレーを吹き付けた後に、数分放置し浸透させると外しやすくなりますので、必要に応じて準備しましょう。

ITEM
クレ CRC 5-56
内容量:320mL

自立スタンド

シティサイクルやクロスバイクなど自立できるスタンドがあれば必要ないですが、スタンドがないロードバイクなどでは作業時に自立させるスタンドがあると良いでしょう。

ITEM
AZ(エーゼット) 自転車用ワークスタンド 折りたたみ式Ⅱ

 

ペダル交換の手順

では、交換の方法を手順を追って、ご紹介します。

まずは自転車を倒れないようにセット

まずは自転車を倒れないようにセット

作業に入る前に、自転車を自立させます。作業しやすい場所を確保して、自転車スタンド等でセッティングしましょう。

 

ベダルを取り外す

では、ついているペダルを取り外していきましょう。ペダルはきつく締められていますので、工具を使って緩めていきます。ペダルレンチ、アーレンキーを使ったそれぞれの方法を紹介します。

ペダルレンチで緩める場合

●レンチをかける位置を確認

ペダルの軸のクランク寄りのレンチをかける位置を確認しましょう。

 

●レンチをかける

位置を確認したら、レンチをかけます。この時、力が入れやすいレンチの角度やペダルの位置に合わせて、レンチをかけましょう。

 

●力が入る位置でナットを回して緩める

●力が入る位置でナットを回して緩める

ペダルレンチをナットにかけたら、体重をかけながらナットをゆっくりと回しながら緩めて行きます。右足のペダルは反時計回り、左足のペダルは時計回りに緩めます。この時、左手で逆側のペダルを抑えるなどし、ゆっくりと力をかけて回して緩めていきましょう。

また、固くて回らない場合は潤滑スプレーをねじ部分に吹き付けてもよいかもしれません。

 

アーレンキーで緩める場合

次にアーレンキーを使う方法です。

 

●アーレンキーを入れるナット位置を確認

アーレンキーで緩める場合は、クランクのペダル側の反対側を確認して、六角穴の位置を確認しましょう。

 

●力が入る位置でナットを回して緩める

●力が入る位置でナットを回して緩める

アーレンキーをナットにセットしたら、ゆっくりと体重をかけながらナットを回し緩めて行きます。ペダル側から見て、右足のペダルは反時計回り、左足のペダルは時計回りに緩めます。

 

ナットが緩んだら、手でクランクを回して外すのが簡単!

②ナットが緩んだら、手でクランクを回して外すのが簡単!

ペダルレンチもしくはアーレンキーでねじが緩んだら、そのまま工具を回して、最後までねじを緩めてペダルを外しても良いですが、ペダルの軸を手に持って、進行方向にクランクを回すと簡単に外れます。

ペダルの取り外しが完了!

③ペダルの取り外しが完了!

ぐるぐるペダルを回すと、ペダルが取り外されます。左側のペダルも同様の手順でナットを緩めて、外していきましょう。

新しいペダルの取り付け

いま付いているペダルが外れたら、次は新しいペダルを取り付けて行きます。

取り付けるペダルのねじ山にグリスを塗る

①取り付けるペダルのネジ山にグリスを塗る

新しく取り付けるペダルのねじ部分には、たっぷりグリスを塗りましょう。はみだしてしまったグリスは拭き取ってしまえば問題ないので、多めに塗るのがポイントです。また、クランク側のねじ穴に付着している古いグリスを、布なので拭き取ってしまいましょう。

 

まずは手で取り付けていく

②まずは手で取り付けていく

取り付けるペダルの左右を確認します。左右の確認ができたら、ペダルのねじをクランクのネジ穴に手でセットし、最初は指先でくるくる回してねじ穴に入れましょう。

 

ペダルを手に持ち、クランクを回して締めていく

③ペダルを手に持ち、クランクを回して締めていく

ねじ穴にペダルがはまったら、クランクを回して締めていきます。外す時と逆まわり(反時計回り)にクランクをまわして、締めていきましょう。

ある程度回し、クランクを回すだけでは締まらなくなったら、最後は工具で締めていきます。

 

④しっかり工具で締め付ける

最後はレンチもしくはアーレンキーを使って、しっかりと締めましょう。

 

●『ペダルレンチ』で締め付け

●『ペダルレンチ』で締め付け

 

●『アーレンキー』で締めつけ

●『アーレンキー』で締めつけ

 

ペダル交換作業が完了!

⑤ペダル交換作業が完了!

工具できつく締め上げたら、ペダルの取り付けが完了です!慣れてしまえばとても簡単な作業なので、ぜひ自分で作業してみましょう!