パーツだけじゃない!「シマノ」はシューズもおすすめ
自転車パーツメーカーとして世界に展開する、日本ブランド「シマノ」。サイクルシューズも、ロード用のSPD-SL対応シューズから、MTB用のSPD対応シューズ、そしてフラットペダル対応シューズまで、幅広くラインナップしています。
今回は、そんなシマノのサイクルシューズの特徴と、おすすめモデルをご紹介していきます。
信頼と実績の「シマノ製」

シマノのシューズの強みは、ペダルと一体となったシューズ設計にあります。大きなシェアがあるシマノ製「ペダル」を通して、ペダルからシューズまで、トータルでシューズ開発をしています。
また、欧米ブランドだと、幅狭・甲高で日本人の足型に合わないシューズもありますが、日本ブランドのシマノなら、多くの日本人の足型にあった作りでフィット感も抜群。また、コスパの高いモデルも多くラインナップされていますよ。
独自の技術で、効率的なペダリングをサポート

シマノのサイクルシューズには多くの独自技術が採用されています。足全体を包み込んでフィットする「サラウンドラップアッパー」や「シームレスミッドソール構造」、ペダリングロスにつながる脚の緊張を抑える「ダイナラスト」などがあり、効率的なペダリングをサポート。トップモデルはもちろん、エントリーモデルまでその技術が生かされています。
最新モデルはグラフィックもおしゃれ

以前はシマノのシューズは、黒や白のデザインが主流でしたが、最新モデルではカラーやデザインも様々なモデルがあります。シマノのシューズは、ド派手で目立つというより、シンプルなグラフィックでどんなウェアにも合わせやいデザイン。さりげなくおしゃれを決めるのぴったりです。
目的別にあったモデルも豊富

シマノのシューズは、ロードやMTBのプロも使用するレーススペックモデルから、歩きやすさを重視したカジュアルなモデルまで、幅広いラインナップがあります。
また、ワイドタイプ(幅広)やレディース用などのモデルもありますので、目的やレベルに応じて自分に合ったものを選びましょう。
ロード用おすすめビンディングシューズ4選
SPD-SL対応のロード用ビンディングシューズは、上位モデルから順にRC9/7/5/3/1と5モデルが展開されています。基本的に上位モデルほどソールが硬く、ダイレクトにペダルに力を伝えやすくなっており、逆に下位モデルはソールが柔らかく脚にやさしい設計になっています。
フラッグシップモデル/RC9
シマノのロード用シューズのフラッグシップモデルがRC902。「360°サラウンドラップ構造」のアッパーにより、優れたフィット感を実現。またシューズのねじれを防止する新型ヒールカップによりサポート力を強化し、最適なフットポジションを維持することで、無駄なくペダルにパワーを伝えます。レースでの成績やワンランク上の走りを求める方におすすめです。
ITEM
シマノ RC9(SH-RC902)
●タイプ:SPD_SL
ホビーユーザーに人気のハイパフォーマンスモデル/RC7
セカンドグレードのRC701は快適性とペダリング性能を追求したハイパフォーマンスモデルです。カーボンコンポジットソールで剛性と軽量性を両立し、ダイレクトにペダルへ力を伝達。一方でRC9よりは若干ソールが柔らかい分、脚への負担も軽くなります。初級者脱却からホビーレーサーを目指す方にピッタリのモデルです。
ITEM
RC7(SH-RC701)
●タイプ:SPD_SL
初中級向けのミドルグレード/RC5
RC9、RC7に続くミドルグレードをカバーする高性能ロードシューズがRC500です。フラッグシップモデルのRC9のテクノロジーを継承し、サラウンドラップ構造の包み込むようなフィット感と、低いスタックハイトのミッドソールによる安定感が特徴。お求めやすい価格で、初級者~中級者におすすめです。
ITEM
RC5(SH-RC500)
●タイプ:SPS_SL
初めてのビンディングシューズにおすすめ/RC1
シリーズで最も手の届きやすいエントリーモデルとなるのがRC100。上位モデルと同様のサラウンドラップ構造を採用し、ピッタリとしたフィット感が得られます。硬すぎず脚に優しいカーボンファイバー入りナイロンソールや、シンプルな3本ベルクロで、初めてのビンディングシューズとして最適です。
ITEM
RC1(SH-RC100)
タイプ:SPD_SL
アウトドアや街歩きにも使えるシューズ2選
ロード用ビンディングシューズの最大の難点が歩きにくいこと。コンビニの床で滑ってコケそうになったことがある方も多いでしょう。ここではペダリングの一体感はそのままに、歩きやすさも考慮したアウトドアや街歩きにも使えるSPDタイプのシューズをご紹介します。
軽量グラベルシューズ/RX8
ロード用とMTB用の機能が組み合わさった、グラベル向け軽量シューズがRX800。ロード用のようなスタイリッシュさや軽さと、MTB用のようなソールの突起やSPDクリートが特徴です。SPD-SLクリートのロード用シューズの「超絶あるきにくい」を緩和したシューズともいえるでしょう。ロードでの「走り」はそのままに、足での「歩き」も考慮した、街乗りや輪行移動が多い方におすすめです。
ITEM
RX8(SH-RX800)
●タイプ:SPD
バックパッキングや通勤にも対応/MT7
山間部のツーリング、バックパッキング、通勤のために設計された多用途サイクルシューズがMT701です。ダイヤル式BOAクロージャ―で足の締め付けの調整も簡単。見た目はビンディングシューズには見えないおしゃれなデザインで、ソールも適度な柔らかさを持っています。バイクに乗っている時はもちろん、それ以外の時も快適に過ごせるサイクルシューズです。
ITEM
MT7(SH-MT701)
●タイプ:SPD
カジュアルなサイクルシューズ3選
見た目も機能もカジュアルなサイクルシューズもあります。普段使いや通勤通学にもおすすめなサイクルシューズを3つご紹介します。
スニーカー感覚で履けるビンディングシューズ/CT5
ビンディング機能を付けたスニーカーともいえる、多用途シューズCT500。シューレース(靴ひも)式で、足首回りは厚手のクッションがついており、履き心地と見た目はスニーカーそのもの。SPDクリートがソールから出っ張らないため、歩くときにカツカツという音が出にくくなっています。街中ではスニーカー感覚で、自転車に乗ったらサイクルシューズと、カジュアルに自転車使いする方におすすめです。
ITEM
CT5 (SH-CT500)
●タイプ:SPD
SPDペダル対応サンダル/SD5
サンダルでありながらビンディング付きなのが、SPDサイクルサンダルSD501です。サンダルなので素足で履いても快適!涼しい!もちろん、クリート取り付け部はグラスファイバーで補強されているので、ビンディングシューズとしての機能も備えています。暑い季節のカジュアルライドに最適ですね。ただし、足の甲の日焼けには注意です!
ITEM
SD5(SH-SD501)
●タイプ:SPD
フラットペダルやe-bikeにも対応/ET3
ET300はビンディングシューズではなく、フラットペダル(フラペ)に対応したツーリングシューズ。クリートがついていないため、足をペダルに固定することはできませんが、フラペで効率的なペダリングを実現するための機能をソールに備えています。ペダリング効率と歩行時の快適性を両立させたET300は、通勤通学やポタリングにおすすめです。
ITEM
ET3(SH-ET300)
●タイプ:フラットペダル
サイクルシューズの2つのタイプ、SPDとSPD-SLについて知っておこう
シマノにはシューズ/ペダルに2つのタイプ、SPDとSPD-SLがあります。この2つのタイプの間に互換性はありません。
SPDのシューズにはSPDのクリートしか取り付けできませんし、SPDペダルにしか固定できません。同様にSPD-SLシューズはSPD-SLクリート、ペダルだけです。シューズを選ぶ際は、自分のバイクのペダルにあったシューズにするか、ペダルも一緒に交換するか、注意しましょう。
取り扱い店舗も多いのも◎
シマノのシューズは多くのスポーツバイクショップで取り扱われています。シューズは実際の履き心地を確認したいですよね。ぜひショップに行って、自分に合ったモデルを見つけましょう。
シマノの取扱い店舗一覧はこちら
SPD-SL/SPDペダルとの相性も抜群、シマノのシューズはいかが?
ペダルメーカーであるシマノのシューズは、ペダルと一体化したシステムとして設計されているので、ペダルとの相性も抜群。さらに目的やレベルに合わせて、幅広いラインナップから選ぶことができます。信頼と実績の日本ブランド「シマノ」のシューズはいかがですか?