タイヤの空気圧が適正だと、自転車は楽しい!
自転車を乗るうえで、タイヤの空気圧を適正に保つことは、とても大切です。快適に自転車に乗るためにも、タイヤの空気圧に気を配るようにしましょう。
適切な空気圧で、自転車に乗ると、様々なメリットがあります。
楽にスムーズに走れる
空気を入れてタイヤが膨らむと、タイヤと地面との接地面が少なくなります。接地面が減ると、地面との摩擦が少なくなるので、スピードが出しやすくなりますよ。
パンクの予防に
タイヤの空気が足りないと、パンクがしやすい状態になります。その状態で、段差などを乗り越えようとすると、衝撃でタイヤの中のチューブに穴があいてしまうことも。適正な空気圧にすれば、パンク予防につながりますよ。
適切な空気圧の数値と単位を、タイヤの側面でチェック!
適切な空気圧はタイヤによって異なります。タイヤの側面に、適正なタイヤの空気圧の数値が記載されているので、チェックしましょう。
例えば、「〇〇~〇〇psi /△△~△△bar」や、「max.〇〇psi /△△bar」と記載があります。空気圧の単位はいくつか種類がありますが、基本のbarとpsiを押さえておきましょう。
【空気圧の単位】
●bar(バール)
⇢MTBなどの太いタイヤに使われることが多い単位。ヨーロッパで多く使われる圧力を表しています。
●psi(ピーエスアイ)
⇢「Pound per Square Inch」の略。アメリカでよく使われることが多い単位です。
●kpa
⇢「キロパスカル」のことで、1Bar=100kpaになります。
空気圧計付きのポンプで数値を確認
空気を入れる時に、適正な空気圧で空気が入っているか、空気圧が計れる「空気圧計付きのポンプ」を使うのがおすすめです。
どれくらいの頻度で空気を入れるのが理想?
自転車の種類によってタイヤも変わって来ます。それぞれ、空気を入れる頻度も変わってくるので、タイミングを把握しておきましょう。
シティサイクル(ママチャリ)
2週間から1ヶ月に1度は空気を入れると良いでしょう。空気が少ないと感じる前に空気を入れて、適正な空気圧を保つようにしましょう。
ロードバイク、クロスバイク
ロードバイクやクロスバイクは、タイヤが細く空気の減りが早いため、1週間から2週間に1回は空気を入れるようにしましょう。特に空気圧が低い状態だとパンクのリスクも高くなるので、こまめに空気を入れるのが大切です。
マウンテンバイク
マウンテンバイクの場合、タイヤが太く頑丈なので2週間に1回ほどのタイミングで空気を入れるようにしましょう。
タイヤの空気圧を測るための、便利なアイテム
アイテム購入時は、自分の自転車のバルブタイプ(英式・米式・仏式)は必ず確認しましょう。
空気圧付きのフロアポンプ
空気圧計がついたフロアポンプなら、空気を入れながら空気圧を計測できるので、適正な空気圧を保てますね。
自転車用のエアーゲージ
空気圧の計測だけなら「エアゲージ」がおすすめです。バルブにさし込むことだけで、空気圧が測れる便利なアイテムです。
【応用編】空気圧を微調整して乗る
タイヤに記載されている適正空気圧は、数値の幅があったり、最大空気圧だったりします。この数値内で、乗り心地の好みなども調整できますよ。
例えば、スピードを出したい時は、高めの空気圧で速く走る。乗り心地を良くしたい場合は、少し空気を抜いて走るなど、自分好みの空気圧を探すのも面白いですよ。
適正な空気圧で、快適に走ろう
自転車のタイヤは、空気圧によって走り心地やスピードの出しやすさ、パンクするリスクが変わるので普段から気をつけたいですね。最適な空気圧で快適に自転車を楽しみましょう。
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