カジュアルにかぶれる、おしゃれなヘルメットがほしい!

自転車用のヘルメットの種類は、ロードバイクなどのスポーツバイク用でなくても、いまやさまざま。帽子感覚でかぶれてカジュアルなコーデにもあう、街乗りにぴったりのデザインも見つかりますよ。
ヘルメットはかぶるべき?
速度が出なくても、どの自転車でもヘルメットをかぶることをおすすめします。
義務ではありませんが、サイクリング中のもしものとき、大切な頭を守ってくれるのはヘルメットだけ。自転車は種類に関係なく、車道の左側を走ることになっています。車の近くを走るため、どれだけ気をつけても事故に巻き込まれてしまうこともあります。もしものため、かぶって乗るようにしましょう。
女性向けのヘルメットを選ぶなら、これをチェック!

個性豊かなヘルメットのなかから、女性にもぴったりのモデルを探してみましょう。こんなところを見ておくと、いいヘルメットに出会えますよ。
試着して頭にあうか確かめよう
ヘルメットは欧米人用につくられることも少なくありません。そこで日本人の頭にあうアジアンフィットモデルから探すと、ちょうどいいモデルを見つけやすくなりますよ。気になったらサイズを調べて、お店で試着してみましょう。痛みや、ヘルメットが浮いた感じがしないかが購入前にわかると安心ですね。
軽いヘルメットなら小旅行にもかぶって行ける!
ちょっと長い距離や小旅行でも自転車に乗るなら、重さも見ておきましょう。ロードバイク用は200gくらいからありますが、カジュアルなモデルでも300g台なら気持ちよく走れるはず。日常使いでも軽いほど快適なので、迷ったら軽い方をチョイス!
髪のみだれにくさも大切

女性にとってヘルメットのプチお悩みと言えば、髪型でしょう。髪のみだれを防ぐ秘訣は、ヘルメットに湿気をこもらせないこと。風が通るフォルム、メッシュのインナーなど通気性がよくて汗対策になるデザインなら、ヘアアレンジの幅も広がりますよ。
女性にはポニーテールが出せるタイプも人気

女性のためにポニーテール対応のモデルも登場してしますよ。結び目にあわせて後ろのアジャスターの位置を調整できるため、髪を結ぶ予定の人は確認してみてくださいね。
やっぱり好きなデザインで!
サイズ、軽さ、通気性で絞ったら、最後はやっぱり見た目。いくつか試着して、お出かけが楽しみになる、心ときめくヘルメットを見つけてみましょう。
乗っている自転車の種類でヘルメットを選ぼう

さっそくヘルメットを見ていきますが、ここでは自転車の種類ごとにぴったりのモデルを紹介します。乗っている自転車の項目から見てみてくださいね。
- ●シティサイクル(ママチャリ)
- ●クロスバイク
- ●ロードバイク
- ●ミニベロ
シティサイクルには普段着にあうカジュアルなタイプ
ママチャリには帽子感覚でかぶれる、よりカジュアルなタイプが似合いますね。つば付きなら日焼け対策としても活躍してくれますよ。
OGK KABUTO(オージーケーカブト)/シクレ
日本人にもあう形のヘルメットをつくる国産ブランドOGK KABUTO。シクレは見た目が上品な帽子のようですね。自転車の安全基準SG規格をクリアしていて、電動アシスト自転車との相性もばっちり。日よけの広めのつばは走行中もバタバタしにくく、視界を遮りにくくなっています。
ITEM
OGK KABUTO(オージーケーカブト)/シクレ
サイズ:54〜57
カラー:3色
kumoa/デイリーユースキャップ
安全な子ども用ヘルメットをつくるメーカーとデザイン会社が開発した、純国産のヘルメット。日本人の頭にあうフォルムですが、パッドを入れて好みに調整できますよ。艶消しでアンニュイな色合いがおしゃれな印象な一方、ヨーロッパの安全規格CEマークも取得している丈夫なつくりです。
ITEM
kumoa/デイリーユースキャップ
サイズ:フリーサイズ(56〜60cm)
カラー:4色
重量:390g
Capor(カポル)/ヘルメット オークアクアブルー
国産ブランドCaporは、帽子部分を着せ替えられるヘルメットを取り扱っています。こちらはキャップタイプ。スポーティーなコーデにもあわせやすいですね。帽子が洗いやすく、CEマーク付きで安全性もばっちり。
ITEM
Capor(カポル)/ヘルメット オークアクアブルー
サイズ:S、M、L
カラー:1色
重量:-
クロスバイクは通勤や街乗りにあうおしゃれなタイプ
通勤や通学、そして街乗りにも人気のクロスバイク。制服でも、カジュアルな服装でもあうようなデザインのヘルメットを選んでみました。
bern(バーン)/MELROSE
アメリカのおしゃれで安全なヘルメットブランド。女性向けのMELROSEは通気性がよく、通年で使いやすいですよ。ダイヤルをクルクル回すだけでサイズ調整できるboa®︎システムが入っていて、フィット感もあるでしょう。
ITEM
bern(バーン)/MELROSE
サイズ:XS-S、M-L
カラー:4色
重量:327g
XS(エックスエス)/スカイライン
XSはカナダの女性2人によるブランドで、女性向けのデザインが得意。スカイラインは服に合わせやすい6色のバリエーションで選びやすいですね。サイズ調整できるアジャスターつき。
ITEM
XS(エックスエス)/スカイライン
サイズ:XS/S、M/L
カラー:6色
重量:440g
ABUS(アバス)/アーバンナチュラル
ABUSはドイツでカギをつくっているブランドですが、その技術を活かし、精密で安全性の高いヘルメットも手がけています。こちらはシンプルながら、二重構造で丈夫なつくりのアーバンナチュラル。通気孔を開閉すれば、季節にあわせて使えますよ。
ITEM
ABUS(アブス)/URBANAUT L
サイズ:M、L
カラー:2色
重量:400g
ロードバイク向けなら機能的で軽いもの
ロードバイクには、スポーティーな見た目のヘルメットがぴったり。安全性と軽さを両立したモデルを紹介します。
SMITH(スミス)/シグナル
SMITHは、アメリカのアウトドア用品ブランド。シグナルは軽くて、衝撃を分散して頭を守るMIPSシステムを備えたヘルメット。JCF公認でレースにも使えますよ。SMITHらしい、おしゃれなカラーラインナップにも注目!
ITEM
SMITH(スミス)/シグナル
サイズ:M、L
カラー:5色
重量:300g
LAZER(レーザー)/BLADE PLUS アジアンフィット
すっきりしたデザインのヘルメットが人気のベルギーのブランドです。LAZERでは珍しいアジアンフィットモデルで、スタイリッシュながら快適にすごせますよ。サイズ調整のダイヤルが高い位置にあるため、ポニーテールでもかぶれますね。
ITEM
LAZER(レーザー)/BLADE PLUS AF アジアンフィット
サイズ:S、M、L
カラー:10色
重量:260g
KASK(カスク)/モヒートX
アジアンフィットでなくても日本人の頭にあわせやすい、イタリアのKASK。モヒートXはもともとプロチームSKYからのリクエストで生まれた、KASKの定番で安全性の高いモデルです。大きなダイヤルで、走行中も簡単にサイズ調整できますよ。カラーラインナップも豊富!
ITEM
KASK(カスク)/モヒート X
サイズ:S、M、L、XL
カラー:12色
重量:220g
ミニベロには街中になじむアーバンタイプ
小回りのきく小さなタイヤで、街乗りにもぴったりのミニベロ。かわいらしい自転車のデザインにあわせたくなるヘルメットと探してみました。
OGK KABUTO(オージーケーカブト)/コーフー
コーフーは「風を愉しむ」がコンセプトのOGKオリジナルブランド。軽くてムレにくく、まさに風を切って快適に街乗りできるモデルです。バイザーやインナーパッドは気候にあわせて取り外しできますよ。
ITEM
OGK(オージーケーカブト)/コーフー
サイズ:M/L
カラー:5色
重量:235g
Giro(ジロ)/アスペクト サイクリング ヘルメット
アメリカの自転車用品ブランドGiroの、街乗りにぴったりのヘルメットです。頭の上が少し浮くようにデザインされ、通気がよくムレにくい構造。つばはマジックテープで簡単に取り外しできます。ポニーテールでもかぶれますよ。
ITEM
Giro(ジロ)/アスペクト サイクリング ヘルメット
サイズ:M、L
カラー:4色
重量:278g
GORIX(ゴリックス)/カスク ヘルメット
自転車初心者にやさしいアイテムを展開する大阪のゴリックス。カスクはキャップのようなフォルムで、カジュアルなコーデにもぴったり。汗や雨に強い合皮素材で仕立てられていて、汚れもすぐ落ちるためお手入れも簡単。
ITEM
GORIX(ゴリックス)/カスク ヘルメット
サイズ:M
カラー:3色
重量:250g
ヘルメットと帽子を組み合わせたYAKKAY(ヤッカイ)がおしゃれ!

帽子のように気軽にかぶれるヘルメットのブランド、ヤッカイも要チェック。ヤッカイはデンマーク生まれ。北欧らしい柄や華やかなカラーのほか、普段着になじむシックなモデルもつくっています。ベースになるヘルメットはそのまま、カバーを付け替えておしゃれを楽しめますよ。
ヘルメットはそのまま使うこともできますし、カバー単品でも買うことができます。
ITEM
YAKKAY/ヘルメット ニュースマートツー
サイズ:M、L、XL
カラー:4色
重量:310g
難しくない!髪のみだれ対策

ヘルメットをかぶると髪がぺたっとなったり、みだれることもありますよね。そこで、対策をまとめてみました。
- ●シャンプーなどで皮脂を落とす
- ●ワックスやハードスプレーを使う
- ●通気性のいいヘルメットを選ぶ
- ●インナーをつける
- ●エアーヘッドをつける
頭の皮脂はベタつきの原因にもなるため、乗る前にはシャンプーとブローで頭皮を清潔にしておきましょう。ヘルメットにシリコンのデコボコしたシート「エアーヘッド」をつける方法も有効。ヘルメットに髪がくっつきにくく、空間ができて通気性もよくなりますよ。
安全でおしゃれなヘルメットを探してみよう!
安全のためのヘルメットも、今ではもっと気軽にかぶれるようなデザインが増えてきました。通販や自転車屋さんで、カジュアルなコーデにもあうヘルメットを見つけやすくなっているので、ぜひ探してみてくださいね。