ロードバイクのパーツを”いじる”の、楽しいですよね
ロードバイクは走るだけではなく、いじる楽しみもあります。
メンテナンスをすると、ロードバイクのいろいろな事がわかり「このパーツを変えるといいんじゃないか」「ここをいじるとカッコいいんじゃないか」と思うようになりますよね。
でも、どうやっていじるのか?どこまで自分でやっていいのか?そもそも変えていいパーツなのか悩んでしまうもの。そこで今回は、ロードバイクのパーツの解説やパーツ交換など、ご紹介します。
パーツを変える目的は、見た目?走行性能?
軽量化や乗り心地、快適に走るためのパーツ交換もありますが、何より乗っていて気分が良くなるように変えたいですね。
性能のためのパーツ交換はもちろん気に入ったビジュアルのパーツ交換も、とっても、おすすめです。
カスタムで「走りの違い」を実感できるパーツ4選
パーツを変えると性能が変わりますが、ここでは特に変化の大きい4つのパーツをご説明します。
走りに大きく影響する「タイヤ」
タイヤは簡単に交換できて、効果を実感しやすいパーツです。
特に大きく変わるのは、タイヤのサイズを太くしたときの乗り心地で、太いほどクッション性が上がり、乗り心地も快適になります。
逆に細いタイヤに変えると、路面の状況がダイレクトに伝わり、路面抵抗も少なくなるので高速走行をしやすくなります。
レースやヒルクライムでは23~25Cの太さ、ロングライドや街乗りでは25C~の太さがいいでしょう。
▼▼ロードバイクのタイヤの詳しい記事はこちら▼▼
こぎ出しが軽く、グングン進む「ホイール」
タイヤと並んで、走りに大きな変化を感じられるのがホイールです。
完成車についているホイールは重いエントリーグレードモデルが多いですが、ミドルグレード以上のホイールは軽量なモデルが多く、漕ぎだしが滑らかで、走りの軽さを体感できるでしょう。
リムの形状でも大きく変わり、ディープリムホイールは、慣性が大きくなって速度のキープがしやすくなります。
▼▼ロードバイクのホイールの詳しい記事はこちら▼▼
ロードバイクならではの「ペダル」
最初のパーツ交換でおすすめしたいもののひとつがペダルです。
ロードバイクといえば、ペダルとシューズを固定するビンディングペダルですが、固定させることでペダリングが安定し、無駄な動きが減って疲れにくくなります。
でも、ビンディング用のシューズは歩きにくく、デザインもスポーティーなモデルが多いので、街乗りでカジュアルに乗るときはおしゃれなフラットペダルに変えるのもいいですね。
▼▼ロードバイクのペダルの詳しい記事はこちら▼▼
乗り心地とビジュアルを決める「サドル」
ロードバイクに乗っていて、お尻や手が痛いというときは、サドルを交換すると改善されることがあります。
ロードバイクのサドルは硬く細いものが多いですが、少し大きなクッション性の高いモデルに変えると、座ったときの痛みが減り、腕にも余計な力が入らなくなります。
何より、ビジュアル的にも目立つパーツなので、乗り心地がよくカッコいいサドルがいいですよね。
▼▼ロードバイクのサドルの詳しい記事はこちら▼▼
手軽におしゃれを楽しめるパーツ3選
次は、見た目にも大きくかかわるパーツをご紹介します。
バーテープ
ロードバイクに乗っているときに、常に目に入っていて、ビジュアル的にも印象が強いのがバーテープです。
バーテープはタイプ・カラーリングも豊富で、握りやすいものや好きなカラーなど、自分の好みを出しやすいパーツですね。
▼▼バーテープの詳しい記事はこちら▼▼
コラムスペーサー
大きいパーツではありませんが、ちょっとしたビジュアルのアクセントになるコラムスペーサーです。
カラーのほか、素材やデザインも選べたり、重ねてグラデーションをつけてみるのもいいですね。
バルブキャップやワイヤーキャップ
ホイールやフレームのアクセントに、バルブキャップ・ワイヤーキャップ交換もおすすめします。
バルブキャップはデザイン性の高いモデルも多く、ワイヤーキャップはカラーリングも豊富なので、他のパーツと揃えて統一感を出したり、ワンポイントにしたりできますよ。
メンテナンスや交換が必要なパーツ4選
これらのパーツは消耗品でもあり、定期的なメンテナンス・交換が必要になります。
タイヤ
ロードバイクの乗り心地に、一番影響があるのがタイヤです。
空気圧が高すぎると乗り心地が悪く、路面のギャップで不安定になるので危険です。逆に低すぎるとペダルが重く走りにくくなるので、推奨値を参考に空気圧チェックを行いましょう。
また、タイヤはゴムで作られた消耗品なので、「すり減りや傷がある」、「3000~5000㎞走った」、「1~2年使ったもの」は交換しましょう。
タイヤ交換はタイヤレバーがあれば、慣れると10数分で行えるので、最初に覚えておくといいですね。
パナレーサー タイヤレバーセット 3本入り(PTL)
▼▼タイヤ交換の詳しい記事はこちら▼▼
チェーン
ロードバイクのなかで、一番汚れるパーツがチェーンです。
走っていると、チェーン本体がすり減って鉄粉がついたり、外では埃や排ガスで真っ黒になってしまいます。
定期的な注油と、チェーン洗浄・チェーン伸びのチェックを行いましょう。交換には「チェーンカッター」という工具が必要ですが、ぜひ用意をして古くなったチェーンは交換しましょう。
シマノ TL-CN28
対応する変速 | 11~8速 |
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対応チェーン | HG-EV・HG-X・HG・IG・UG |
パークツール チェーンインジケーター
▼▼チェーンの関連記事はこちら▼▼
ブレーキパッド
ロードバイクに乗っているときは、安全のために確実な減速・停車をするのでブレーキを頻繁につかいます。
ブレーキパッドは使うたびにすり減り、摩耗して効きが悪くなっていきます。
安全のために定期的なチェック・交換を行いましょう。
ブレーキパッドには交換時期のサインがあるので、チェックしておくといいですね。
▼▼ブレーキの関連記事はこちら▼▼
バーテープ
常に手で握っているバーテープは汚れやすく、すり減りやすいパーツです。
すり減ると手が滑ってしまったり、汚れがひどい・破れているバーテープは、ビジュアル的にも綺麗ではありませんよね。
バーテープを変えると握りやすくなったり、好きな色にすれば気分も上がります。
バーテープ交換は、ハサミとカッターがあれば出来るので、ぜひチャレンジしてみましょう。
▼▼バーテープ交換の関連記事はこちら▼▼
パーツをいじって、ロードバイクを楽しもう!
自分の力で遠くまで行けるロードバイクは、乗っているだけでも楽しいものです。でも、愛車に手をかけて自分だけのロードバイクになれば、もっとモチベーションがあがりますね。
パーツ交換やメンテナンスで、自分好みのロードバイクにして、もっと楽しみましょう!