ツール・ド・東北

もうすぐエントリー!「ツール・ド・東北 2019」の魅力をおさらいします

宮城県を舞台に毎年9月に開催される『ツール・ド・東北』は、東北の豊かな自然を感じながら走る、国内屈指の人気ファンライドイベントです。間もなくエントリーが始まりますが、今年はエントリーが先着から抽選方式に変更。「始めて参加してみたい」というライダーも「今年はどのコースにしようかな」というライダーも、エントリー前にじっくり『ツール・ド・東北2019』をおさらいしましょう。

目次

アイキャッチ画像提供:ヤフー株式会社

『ツール・ド・東北』は誰もが楽しめるファンライドイベント

スタート地点

提供:ヤフー株式会社

『ツール・ド・東北』は、株式会社河北新報社とヤフー株式会社が、2011年に起きた東日本大震災の復興支援と震災の記憶を未来に残していくことを目的に、2013年から開催されている自転車イベントです。今年は7回目を迎え、9月14日(土)と15日(日)に開催されます。

ツール・ド・東北は、タイムを競うレース形式ではなく、ファンライド形式のイベント。よくタイムを競うイベントと勘違いしている方もいますが、参加して楽しむことが目的です。コースの沿道の地元の方から声援をもらったり、各コースのエイドステーションで地元東北のグルメが満喫できたりと、ライダーが楽しむ要素が満載。毎年多くの芸能人・著名人も一般ライダーと一緒に、レースに参加しています。

初級者から上級者まで様々な自転車好きが、完走を目指して景色やグルメを楽しむイベントが『ツール・ド・東北』です。

南三陸を中心に走るコースは全部で6コース

開催されるコースは全部で6コース。スタート地点は、コースによって石巻市の石巻専修大学、仙台市、気仙沼市と3地点。ゴールはすべて石巻専修大学を目指します。それぞれ自分の走力に合わせた距離と、走りたいコースを事前にチェックして、エントリーしよう。

気仙沼フォンド:210km

気仙沼フォンド

提供:ヤフー株式会社

このコースは大会最長の210km。石巻専修大学をスタートし、三陸海岸沿いを北上、気仙沼湾で折返して、ゴールの石巻専修大学を目指すコースです。獲得標高は約2,380m。去年までの石巻発210km「気仙沼フォンド」、石巻発170km「南三陸フォンド」の完走経験者、または同等のロングライドを完走経験があるライダーを参加条件としていて、もっとも実力者が集まるコースと言えます。

南三陸フォンド:170km

ツール・ド・東北2018の様子

提供:ヤフー株式会社

気仙沼フォンド同様に石巻専修大学を出発し、三陸海岸を北上、気仙沼市本吉町で折り返す、170kmを走破するコースです。獲得標高(上り)約2,160mを走り切るコースで、こちらも走力・体力に自身のあるライダーにおすすめのコースです。

北上フォンド:100km

北上フォンド

提供:ヤフー株式会社

リアス海岸を体感できるコースを、景勝地・神割崎を折り返しとして100kmを走破します。獲得標高(上り)は約1,080m。走りに自信がついてきたライダーは、ツール・ド・東北で100kmに挑戦してみましょう。

女川・雄勝フォンド:65km

女川・雄勝フォンド

提供:ヤフー株式会社

最も距離が短い65kmを走破するコース。山あいを駆け抜ける爽快感、女川湾や雄勝湾の海の景色を満喫できるコースで、獲得標高(上り)は約550mです。雄勝のエイドステーションでは、焼きホタテが毎年振る舞われており、名物エイドとなっています。

気仙沼発・気仙沼ワンウェイフォンド:100km

ツール・ド・東北2018の様子

提供:ヤフー株式会社

気仙沼市内をスタートし、南三陸町を縦断して南下、神割崎を経て北上川沿いを走り、ゴールの石巻専修大学を目指すコース。獲得標高(上り)は約1,030m。210kmの気仙沼フォンドの走破は厳しいけれど、100kmなら走れるライダーはワンウェイで気仙沼から石巻までを満喫できるオススメのコースです。

仙台発・奥松島グループライド(※詳細は5月発表予定)

ツール・ド・東北2018の様子

提供:ヤフー株式会社

本コースの詳細は5月に発表予定ですが、仙台市中心部をスタート、塩釜港でフェリーに自転車を積み、松島湾をクルージング。その後、奥松島に向かったあと、ゴールの石巻専修大学を目指すコースが予定されています。昨年度の仙台発のコースでは、フェリーでクルージングを楽しめることもあり、注目が集まりました。また本コースはグループライドで、グループで走る楽しさを味わえるコースです。

※各コースの情報は道路の工事状況などにより、変更になる場合があります。

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