【速くてかっこいいぞ!】ディープリムホイールの魅力と、価格別おすすめモデルを紹介

ロードバイクに乗りなれてくると、気になってくるパーツのひとつ「ディープリムホイール」。今回はおすすめのディープリムホイールをご紹介します。機能を追求して作られたカッコよさが魅力のディープリムホイールの機能や特徴などをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

制作者

高橋智宏

10代の頃からロードバイク・MTBなど自転車を楽しみながら、現在は東京都自転車競技連盟普及委員として、スポーツバイクの普及活動もしています。 皆さまへお役に立つ情報をお届けし、スポーツバイクを末永く楽しむお手伝いができれば嬉しく思います。 保有資格:JCF3 級公認審判員

高橋智宏のプロフィール

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目次

  • 速さを追求するホイールの「ディープリムホイール」
  • ディープリムホイールが速く走れるのは、なぜ?
  • 少しマイナスな点も知っておこう
  • ディープリムホイールはこんな人におすすめ!
  • 10万円以下のおすすめディープリムホイール
  • 10~20万円のおすすめディープリムホイール
  • 20万円以上のおすすめディープリムホイール
  • セミディープリムホイールもあるよ
  • 速さを追求するなら、ディープリムホイール!
アイキャッチ画像出典:Flickr/Glory Cycles

速さを追求するホイールの「ディープリムホイール」

速さを追求するホイールの「ディープリムホイール」

 

出典:Flickr/Glory Cycles

プロのロードレーサーなどのロードバイクを見ると、特に目立つのが大きなリムのディープリムホイールですね。リムの高いホイールは「ディープリムホイール」、逆にリムの低いホイールは「ロープロホイール」と呼ばれています。

 

ディープリムホイールは、基本的にカーボン素材で、高速域での走行を想定して作られているホイールです。

 

「カッコイイ!」。だから、選ぶ人もいます

「カッコイイ!」。だから、選ぶ人もいます

出典:Flickr/Glory Cycles

レースで使用されるディープリムホイールですが、見た目の存在感も抜群なのも、人気の秘密です。

 

エアロ効果の高いカーボンフレームのロードバイクには、ディープリムホイールが抜群にマッチして、ビジュアル面でも使ってみたくなるホイールですよね。

 

ディープリムホイールが速く走れるのは、なぜ?

速く走ることができるディープリムホイールは、誰でも速く走れる魔法のホイールというわけではありません。ディープリムホイールならではの、特徴をおさえましょう。

高速走行時での空気抵抗を減らす効果

高速走行時での空気抵抗をおさえる

ロードバイクで速さを左右する、大きな要素の空気抵抗。特に高速走行時は、多方向からの気流で、ホイールの中にも空気の渦が発生し、その空気の渦も大きな負荷にもなります。

 

ディープリムホイールは、高いリムハイトが空気の流れを正して、その負荷を軽減します。高速域の安定性を高くするのが、ディープリムホイールです。

 

剛性が高く、たわみも少ない

剛性が高くたわみが少ないディープリムホイールは、ペダルの力がきちんと伝わるホイールです。

 

ロードレースでは、一瞬の加速が勝敗を分けることもありますので、スプリンターにとっては剛性が高く、たわみの少ないホイールが必要になってきます。

 

スピードに乗ったら、スピードを維持しやすい

ディープリムホイールは、ホイールの外周が重くなる形状をしています。外周が重いと、慣性が大きくなるので、速度が維持しやすくなる特徴があります。

 

少しマイナスな点も知っておこう

少しマイナスな点も知っておこう

出典:FaceBook/Vision
良いことばかりではなく、以下のポイントも知っておきましょう。

横風を受けやすい

ディープリムホイールは横面の面積が大きいため、横や斜めからの風が強い場合は、風の影響を大きく受けてしまいます。横からの風を、まともに受けると、ロードバイクのコントロールが難しくなります。

 

通常のホイールよりも重く、走り出しにパワーが必要

ディープリムホイールは、リムの面積が広いので、カーボン素材と言ってもロープロホイールより重くなってしまいます。

 

高速走行が安定するメリットがありますが、普段の街乗りや、ストップ&ゴーの多い走行では、デメリットにもなってしまいます。

 

ディープリムホイールはこんな人におすすめ!

ディープリムホイールはこんな人におすすめ

出典:Flickr/Glory Cycles

ディープリムホイールは、レース用のモデルも多く、競技でないと、使い勝手が悪いと感じてしまう人もいるかもしれません。

 

ディープリムホイールを検討しているなら、こんな方がおすすめです。

 

●平地をメインに走る

●重いペダルを踏める脚力がある

●高速走行をする

●高身長など、体格がよい

 

もちろん、こうでなければ使えないというワケではありませんし、オフロードを走るシクロクロスでもリムに泥が残りにくいので好まれています。

 

 

それでは、プロレースでもよく見る定番ブランドから、知る人ぞ知るホビーレースでも人気のモデル、普段の街乗りまで使えるモデルまで

 

●10万円以下

●10~20万円

●20万円以上

 

の3つの価格帯に分けてご紹介します。

 

10万円以下のおすすめディープリムホイール

アルミ素材がメインですが、使いやすく軽量・コストパフォーマンスの高いモデルが揃っている価格帯です。

TOKEN(トーケン)/EC40A Resolute

手頃な価格で高品質な製品を提供する、クラフトマンシップに溢れたメーカーTOKENの作るアルミディープです。40mmリムで1,800gを切る軽量なモデルです。

TOKEN/EC40A Resolute

●リムハイト:40mm
●リム素材:アルミ
●対応タイヤ:クリンチャー
●対応ブレーキ:リムブレーキ
●参考重量:1796g

ALEXRIMS(アレックスリム)/RXD3

コストパフォーマンスの高いホイールを多くラインナップするALEXRIMS。後述する「セミディープリムホイール」のジャンルになります。30mmのセミディープは使い勝手が良く、アルミながら1550gという超軽量ホイールです。

ALEXRIMS/RXD3

●リムハイト:30mm
●リム素材:アルミ
●対応タイヤ:クリンチャー・チューブレス
●対応ブレーキ:ディスクブレーキ
●参考重量:1550g

3T(スリーティー)/DISCUS C35 PRO

3Tの上位モデルと同様の性能を持つアルミディープホイールです。クイックリリース・スルーアクスルどちらにも対応するディスクブレーキ仕様で、シンプルなビジュアルは最新のエアロフレームにもマッチします。

3T/DISCUS PRO C35

●リムハイト:35mm
●リム素材:アルミ
●対応タイヤ:クリンチャー
●対応ブレーキ:ディスクブレーキ
●参考重量:1810g

 

10~20万円のおすすめディープリムホイール

各メーカーのミドルグレードをカバーする価格帯で、50mm以上のディープホイールも多くラインナップされています。

TNI(ティーエヌアイ)/Dragon50 TU

数十社にカーボンホイールの技術を提供しているPaul Lew との共同開発で生まれたDragonホイール。極限まで肉抜きされたパーツとチューブラーリムはレース用としても十分に機能を発揮します。

TNI/Dragon50 TU

●リムハイト:50mm
●リム素材:カーボン
●対応タイヤ:チューブラー
●対応ブレーキ:リムブレーキ
●参考重量:1385g

FULCRUM(フルクラム)/WIND 55 DB

くり返し行われた屋外テスト・風洞実験で最適な設計がされたWIND。エアロダイナミクスを求め、横風の影響を最小限に抑えたディープリムホイールです。

FULCRUM/WIND 55 DB

●リムハイト:55mm
●リム素材:カーボン
●対応タイヤ:クリンチャー・チューブレス
●対応ブレーキ:ディスクブレーキ
●参考重量:1680g

ALEXRIMS(アレックスリムズ)/ALX850

55mmという高いリムハイトで1350gの軽量カーボンディープリムホイールです。軽量で強度のあるアルミ合金ハブと、リアには4つのシールドベアリングを使用し、滑らかで軽い回転を実現しています。

ALEXRIMS/ALX850

●リムハイト:55mm
●リム素材:カーボン
●対応タイヤ:チューブラー
●対応ブレーキ:リムブレーキ
●参考重量:1370g

 

20万円以上のおすすめディープリムホイール

定番ブランドのトップグレードが揃い、プロレースでも使用されるモデルが多くあります。

CORIMA(コリマ)/WS Black

カーボンホイールのパイオニア的メーカーのひとつであるCORIMA。WS Blackは32・47・58mmのリムがあり、それぞれにクリンチャーとチューブラーを用意している。前後別売りとなるため、リム高の違うモデルを組み合わせて購入も可能です。

CORIMA/47mm WS Black フロント

●リムハイト:47mm
●リム素材:カーボン
●対応タイヤ:クリンチャー
●対応ブレーキ:ディスクブレーキ
●参考重量:830g

CORIMA/47mm WS Black リア

●リムハイト:47mm
●リム素材:カーボン
●対応タイヤ:クリンチャー
●対応ブレーキ:ディスクブレーキ
●参考重量:925g

SHIMANO(シマノ)/DURA-ACE WH-R9100-C60-CL

SHIMANOのトップグレードであるDURA-ACEは、ロープロからディープまで幅広いラインナップがされています。C60はフルカーボンのチューブラーモデルに対し、クリンチャーモデルはハードなブレーキングにも耐えるカーボンコンポジットを採用しています。

SHIMANO/WH-R9100-C60-CL

●リムハイト:60mm
●リム素材:カーボン・アルミ
●対応タイヤ:クリンチャー
●対応ブレーキ:リムブレーキ
●参考重量:1851g

MAVIC(マヴィック)/COSMIC PRO CARBON UST DISK Tour de France

Tour de FranceオフィシャルホイールであるMAVICの、Tour de Franceの名を冠したモデルです。COSMICのクオリティはそのままに、リムにはTour de Franceで巡る代表的なステージのグラフィックが施されています。

出典:MAVIC
 リムハイト  45mm
 リム素材  カーボン
 対応タイヤ  クリンチャー・チューブラー
 対応ブレーキ  ディスクブレーキ
 参考重量  1650g

 

 


CAMPAGNOLO(カンパニョーロ)/BORA WTO 60 2WAY 294000

1998年の発表以来、レースホイールの代名詞として高いパフォーマンスと信頼性を誇るBORAシリーズ。ウィンド・トンネル・オプティマイズドを意味するWTOは、新しいエアロダイナミックを持つディープリムホイールです。

CAMPAGNOLO/BORA WTO 60 2WAY

●リムハイト:60mm
●リム素材:カーボン
●対応タイヤ:クリンチャー・チューブラー
●対応ブレーキ:リムブレーキ
●参考重量:1496g

 

セミディープリムホイールもあるよ

セミディープリムホイールもあるよ

出典:FaceBook/Vision

主に50mm以上のホイールをディープリムとホイールと呼びますが、ディープリムとロープロリムの特徴をあわせ持った「セミディープリムホイール」と呼ばれるホイールもあります。

 

ロープロはリム高24mm以下ですが、セミディープは30~40mmが多く、ディープリムホイールほど風の抵抗を受けず、ロープロよりも剛性が感じられる、オールマイティに使いやすいホイールです。

 

速さを追求するなら、ディープリムホイール!

速さを追求するなら、ディープリムホイール!

出典:FaceBook/SCOTT JAPAN

難しく機能を説明すると、敷居が高いホイールと感じるかもしれませんが、愛車のビジュアルが良くなれば楽しくなりますし、プロレーサーのようなロードバイクに憧れますよね。

 

一般的なホイールに比べ、扱いが難しい点も理解して、存分にディープリムホイールを楽しみましょう!

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