日々の頼もしい味方「ママチャリ」

ママチャリと呼ばれる「シティサイクル」や「軽快車」は、スカートを履いた女性でも、足をあげて跨がずに、手軽に乗れる自転車のこと。買い物やお子さんの送り迎え、通勤・通学など、日常の足として活躍してくれますよね。
ママチャリ選びは、ココをチェック!
自分に合ったママチャリを選ぶためのポイントを確認していきましょう。
買い物?送り迎え?使い方で見るポイントが変わる!

買い物、送り迎え用など、ママチャリが必要な理由はいろいろですよね。特にいつ乗ることが多いかによって、チェックしたいところが変わります。
●買い物:後ろキャリアがあると大荷物でも安心。前カゴは、幅広で浅めだと買い物袋が入れやすい。
●子どもの送り迎え:前のチャイルドシートは1〜4歳くらいの子ども、後ろは2〜6歳くらいの子ども用。シートの設置がOKかチェック。
●通勤通学:指定のカバンがある場合、前カゴに入るか確認。暗くなると自動で点灯する「オートライト」が安心。
坂が多いなら、変速機能も確認

変速機能があると、坂道を登るときや、漕ぎ出しもラクになります。坂が多い道を良く走るのであれば、変速機能があるかチェックしておきましょう。
安心のBAAマーク

「BAA」は、Bicycle Association Approvedの略で、一般社団法人自転車協会の安全基準です。その基準をクリアした自転車のみが、BAAマークを貼ることができます。BAAマークの自転車は、品質を選ぶ際の基準になるので、目安にすると良いでしょう。
タイヤの大きさ

ママチャリのタイヤは、以下の3つの大きさが多く、選ぶときの参考にしてくださいね。
●20インチ:小型のタイヤ、小回りが効き、足がつきやすいので、乗り降りが多い場合に便利
●24インチ:一般的なタイヤより少し小さいサイズ、安定性と乗りやすさは抜群、背の低い人にもおすすめ
●26インチ:一般的なタイヤサイズ、男性も乗る場合や、走行距離が長い、坂がある場合に最適
予算も大事ですよね

ママチャリの価格も、1万円から10万円を越えるものまで、様々です。
1番人気は2〜3万円前後
ママチャリで人気なのが、3万円以内という価格帯です。種類も多く、コストパフォーマンスにすぐれた1台をみつけたいですよね。
5万円前後なら、機能も充実しています
5万円まであれば、スペックやスタイルの選択肢の幅が増えるでしょう。
電動アシストつきは、6万円以上が多い

坂が多い、お子さんを乗せる、など電動アシストつき自転車を選択をする人も多いでしょう。電動自転車は、5万円くらいからありますが、お子さんと2、3人乗りの場合は、10万円くらいの電動アシスト自転車が主流になっています。
【もっとも人気!】3万円以下のおすすめ3選
用途にあわせて、いろいろなタイプを集めましたので、順番にご紹介します!
パンクに強く買い物に便利な「ブリヂストン/エイブリッジU」
エブリッジUは、買い物など乗り降りが多くてもラクなU字型フレーム。パンクに強いタイヤなので、毎日の移動も安心ですね。後ろにカゴや、お子さんを乗せるチャイルドシートを取り付けできます。
タイヤ:24インチ
BAA:あり
変速機:なし
カラー:6色
乗り降りしやすいデザインの「あさひ/ラジェンヌ」
落ち着いたトラディショナルカラーが特徴の「ラジェンヌ」。暗い夜道でも安全な、自動点灯LEDライト付きです。
タイヤ:26インチ
BAA:一般用自転車
変速機:外装6段
カラー:3色
子供づれでも楽々の「Lupinus/後子供乗セット」
耐久性がある高級アルミフレームの人気自転車「ルピナス」の中でも、チャイルドシートがセットになったシリーズです。チャイルドシートは、安心の首までしっかりとカバーするヘッドレスト付き。
Lupinus LP-266UA-K-KNRJ後子供乗セット
タイヤ:26インチ
BAA:なし
変速機:6段変速
カラー:7色
【便利な機能が充実】5万円以下のおすすめ5選
様々な装備や個性的なママチャリなど、選択の幅も広がります。
3人乗りもOKの「あさひサイクル/コアラ203」
「コアラ203」は、前後同時に子どもを乗せる3人乗りにも対応。段差やわだちも越えられるよう、幅と厚みがある中太な20インチタイヤなので、お子さんを乗せていても、安定した走行ができます。スタイルもオシャレで◎。
タイヤ:20インチ
BAA:あり
変速機:内装3段変速
カラー:2色
くるピタロックが秀逸な「Fides/子供乗せ自転車」
後部にチャイルドシートが付属する自転車です。ハンドルを簡易固定して、ぐらつきや転倒を防止する「くるピタロック」や、軽く踏んで立ち上がる「楽々スタンド」、ヘットレストつきのチャイルドシートなどが標準装備されています。
タイヤ:20インチ
BAA:あり
変速機:外装6段変速
カラー:5色
大型カゴとスタピタが便利な「パナソニック/シナモンJP」
シナモンJPは、サビに強いステンレスパーツを採用。大容量の前バスケットで、大きなバッグや買い物袋もすっぽり入ります。また駐輪時に倒れにくくなる「スタピタ機能」や、後輪とワイヤー錠でWロックする「ツインロック」など、装備が充実しています。
タイヤ:26インチ
BAA:あり
変速機:なし
カラー:3色
オートライトや頑丈ロックで安全対策!「ミヤタ/アルミスターU」
国内の老舗自転車メーカーのママチャリです。またぐ部分が低く、乗り降りしやすいですよ。暗くなると自動点灯するオートライトで、夕方に乗るときも安心。鍵は壊されにくい「頑丈ロック」で、出先での盗難対策になるでしょう。
タイヤ:26インチ
BAA:あり
変速機:3段変速
カラー:4色
レトロでかわいい!買い物に便利な「サイマ/グランディーノ」
落ち着いた色のフレーム、バイカラーのサドルなど、かわいい見た目も嬉しい自転車。レトロな編み込みカゴは、折り畳み傘など小物も落ちなくて便利ですよ。両立スタンドで、重い荷物を載せていても、駐輪でハンドルが倒れにくいでしょう。
タイヤ:26インチ
BAA:なし
変速機:6段変速
カラー:3色
電動アシスト自転車のおすすめ3選
普通の自転車に比べると、価格は高めの電動アシスト自転車ですが、坂道やお子さん連れでもぐっと快適に走れるでしょう。
安心のお子さん前乗せタイプ「ブリヂストン/Bikke Polar e」
ブリヂストンの「bikke(ビッケ)」シリーズは最も人気がある電動アシスト自転車の1つ。お子さんがゆったり乗れるシートに、バッテリー容量15.4Ah搭載で、週に1回の充電で63km(オートモード)走れます。
Bridgestone Bikke Polar e
タイヤ:20インチ
BAA:あり
変速機:3段変速
カラー:7色
3人乗りにも対応「パナソニック/ギュット・アニーズDX」
3人乗り対応の電動アシスト自転車。長身の方も乗りやすい26型です。4〜5時間の充電時間で、ロングモードなら96km走れますよ。スタンドを立てると同時にハンドルが固定される「スタピタ機能」つきで、お子さんを乗せても安心です。
タイヤ:26インチ
BAA:あり
変速機:3段変速
カラー:3色
安定感抜群の「ヤマハ/PAS Kiss mini un」
3つのセンサーによって快適な走行をアシスト。幅広のタイヤを装着しているので、安定感があるでしょう。スタンドをかけるとハンドルもロックされる「スタンド連動式ストッパー」搭載で、重たい荷物があってもハンドルがふらつきません。
YAMAHA PAS Kiss mini un SP
タイヤ:20インチ
BAA:あり
変速機;内装3段変速
カラー:6色
電動アシストあり?なし?どちらを選ぶ?

お子さんを乗せることが多い人や、買い物など、荷物が増えることが多い人は、電動アシストありか、なしかで迷うところ。そこで、両方のメリットとデメリットをまとめました。
電動アシストありのメリット・デメリット
●メリット:坂道でもラク、長距離でも疲れにくい
●デメリット:車体が重い、走行中にバッテリー切れすると大変
電動アシストなしのメリット・デメリット
●メリット:リーズナブルな価格、軽い、充電不要
●デメリット:お子さんや荷物を乗せて走るのは大変、坂道がつらい
電動アシスト自転車は、走行性能は高いですが、「充電の手間」や「車体が重さ」がネック。荷物をたくさん載せることが少ないなら、電動アシストのない自転車が便利でしょう。
店頭とネット、どちらで買うのがおすすめ?

自転車を買う方法は、店頭とネットの2つがあります。それぞれ特徴があるので、自分にあった買い方でママチャリを購入しましょう。
●店頭購入のメリット:実物を見て購入できる、実際に触ったり、試乗ができる場合もある
●ネット購入のメリット:豊富な種類から選べる、ECサイトのポイントがつく
大手自転車シャップ「サイクルベースあさひ」など、ネットで注文してお店で受け取りが出来るサービスもあります。ネットでじっくり選んで、安心してショップで受け取ることができるので、このようなサービスを活用しても良いでしょう。
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