楽しみ方は様々!フルサスのマウンテンバイク、おすすめモデルや選び方を紹介

前後にサスペンションを装備するマウンテンバイクを「フルサス」と呼びます。そんなフルサスのマウンテンバイクの楽しみ方、選び方、おすすめモデルなどをご紹介します!

目次

  • "フルサス"こと、フルサスペンションのマウンテンバイク
  • 山を走破するフルサスのマウンテンバイク
  • フルサスのマウンテンバイクを選ぶポイント
  • デメリットもある?
  • フルサスのマウンテンバイクのおすすめ8台

“フルサス”こと、フルサスペンションのマウンテンバイク

出典:flickr/grolli77

マウンテンバイクで前輪・後輪にサスペンションを装備しているモデルを「フルサス(フルサスペンションの略)」と呼びます。サスペンションは、地面からの衝撃を吸収するクッションのような役割をするパーツです。フルサスのマウンテンバイクなら、山道や荒れた道の走行でも、地面からの衝撃が軽減されるので、快適に走ることができます。

 

ちなみに、その他に、前輪のみサスペンション装備の「ハードテイル」、サスペンション装備がない「フルリジット」と呼ばれるマウンテンバイクがあります。

 

▼▼MTBの種類の詳しい記事はこちら▼▼

 

山を走破するフルサスのマウンテンバイク

マウンテンバイクの中でも衝撃吸収性が最も高いフルサスのマウンテンバイクは、山中などでの走行を前提に開発されています。「山のどの場所を、どのように走るか」で、カテゴリが分かれてくるので、確認しましょう。

代表的なカテゴリに、以下の3つのカテゴリがあります。

 

●ダウンヒル(DH)

●クロスカントリー(XC)

●トレイル

 

斜面を駆け下りる「ダウンヒル(DH)」

出典:flickr/Rino Peroni

斜面を駆け下りるように走行するダウンヒル。駆け下りながら、時にはジャンプする事もあるため、自転車への衝撃がとても大きい走り方です。

 

ですので、ダウンヒルモデルは、剛性が高いフレームやサスペンションのストローク量の多いモデルが多く、もっともフルサスの性能が発揮されるカテゴリと言えます。

 

アップダウンのあるオフロードを走破する「クロスカントリー」

出典:flickr/Shawn McAfee

「XC」とも書き、アップダウンのある山道を走り抜けるスタイルのクロスカントリー。オリンピック種目にもなっています。ダウンヒルと違って、登りや下り、悪路などもあるので、軽量かつ剛性のあるカーボンフレームのマウンテンバイクが多いカテゴリです。いかに速く山中を駆け抜けるか、競技性があるモデルと言えるでしょう。

 

山中を快適に走る「トレイル」や「オールマウンテン」

こちらもクロスカントリーと同じように山中を走り抜けるスタイルですが、クロスカントリーより競技性が低いカテゴリです。

 

山中の様々な場面での走破性はもちろん、快適な走行性が重視されます。サスペンションのストローク量が多かったり、リラックスした乗車姿勢のジオメトリ(フレーム形状)など、荒れた道でも快適に走る工夫があるため、レジャーとして楽しみたい方におすすめです。

 

次ページから選び方をご紹介していきます!

フルサスのマウンテンバイクを選ぶポイント

フルサスのマウンテンバイクを選ぶ時の、チェックポイントをご紹介します。

どのように楽しむか

マウンテンバイクをどように楽しむか

 

まずは、前述した「走り方のスタイル」含め、どんな楽しみ方をしたいか考えましょう。タイムを競うレースを走るのか、レジャーとして走るかなど、マウンテンバイクの使い方で、選び方が変わってきます。

 

とは言うもののマウンテンバイクが未経験で、まだ、どんなライドがしたいかわからない方などは、「トレイル・オールマウンテン」向けが、オールマイティに走行できるのでおすすめです。

 

フレーム素材

MTBのフレーム素材

出典:flickr/Glory Cycles

車体のフレーム素材は、主にカーボン、アルミ、クロモリがあります。どの素材も一長一短ありますが、ラインナップで多い素材は、アルミとカーボンです。

 

アルミは安価で剛性もあるので、エントリーグレードから、ミドルグレードまで幅広くあります。

 

カーボンは剛性としなやかさなど優れているのですが、価格が高くなってきます。またカーボンは、転倒したりして一点に強い力が加わると、クラックといって亀裂が入ったり、割れたりすることもあります。

 

▼クロモリのマウンテンバイクの詳しい記事はこちら▼

ブレーキの種類

出典:flickr/Shri Rashnish

ブレーキは、ディスクブレーキとVブレーキの2種類がありますが、最近の主流はディスクブレーキです。

 

●ディスクブレーキ:雨天や悪路でも制動力が安定しています。Vブレーキより価格は高め。

●Vブレーキ:基本的な制動力は高いが、雨や泥道などではブレーキ力が下がります。

 

タイヤの大きさ

ロードバイクなどでは700Cのサイズ、ほぼ一択ですが、マウンテンバイクのタイヤの大きさは、26、27.5、29インチなど、選択肢があります。

 

●26インチ:コンパクトで操作性が良い

●27.5インチ:操作性と走破性のバランスが良いタイプ

●29インチ:走破性の高さとスピードが出しやすい

 

木の根や石など障害物が多い山のライドでは、小さめのタイヤの方がマウンテンバイクをコントロールしやすく走れるでしょう。そのためマウンテンバイク初心者には、27.5インチなどの小さめのタイヤがおすすめです。

 

メーカーはどこがおすすめ?

出典:flickr/Chinnian

マウンテンバイクのメーカーは、Cannondale(キャノンデール)、Specialized(スペシャライズド)、Kona(コナ)、TREK(トレック)、GTなど、北米の有名メーカーが多いのが特徴です。

 

欧州のメーカーでは、世界最古の自転車メーカーと言われるBianchi(ビアンキ)や、スイスの元々はスキー用ストックメーカーだったScott(スコット)、フランスの老舗メーカーLapierre(ラピエール)などがあります。

 

アジアでは、台湾のGiant(ジャイアント)やMerida(メリダ)などが、有名で、性能だけではなくコストパフォーマンスが高いモデルを製造しています。

 

デメリットもある?

フルサスのマウンテンバイクは、良い所だけではなく、デメリットも、もちろんあります。

重量が重くなりがち

前後にサスペンションを装備すると、どうしても車重は重くなりがちです。相対的に前輪のみサスペンション装備のハードテイルの方が、軽い車体は多いと言えるでしょう。

 

平坦な舗装路は、なかなか進まない

ショック吸収性が高いフルサスモデルは、舗装路などの平坦な道を走る場合、ペダルを漕ぐ力も緩和されてしまうので、スピードが出しづらいマウンテンバイクと言えます。

しかし最近は、サスペンションを固定するシステムがついたタイプもあるので、選ぶ時は、この機能があるモデルがおすすめです。

 

価格が高い

マウンテンバイクの各カテゴリの中でも、最も高価格帯なのがフルサスです。各メーカー、フラッグシップのモデルもフルサスモデルが多いようです。最低でも20万円以上することも多く、最初の1台には少しハードルが高い価格です。

 

フルサスのマウンテンバイクのおすすめ8台

それではフルサスのおすすめモデルとして、北米の3ブランド、8台をご紹介します!

GT(ジーティー)

出典:Facebook/GT

GTは1976年創立のアメリカブランドで、マウンテンバイクのパイオニア的な存在。GTは、マウンテンバイクの他に、グラベルロードバイクやBMXなどのラインナップが多いのも特徴です。

 


 

ヴァーブエリート

ヴァーブエリートの1番の魅力は、何と言っても手頃な価格で高性能のフルサスであること。フレームは軽量で耐久性に優れた6061アルミ合金を採用、サスペンションの動きを固定するロックアウト機能もついているので、街乗りでもおすすめできるマウンテンバイクと言えるでしょう。

ITEM
GT/ヴァーブエリート
フレーム:6061アルミ合金
カラー:グリーン

 


 

センサースポーツ

センサースポーツはトレイルバイクで、上りや下りもアグレッシブに走りたい人にぴったりの1台。FLIP CHIPシステム搭載で、場所や走行スタイルによって、ペダリングしやすいトレイル向きとアグレッシブな高速ダウンヒルの2つの乗り方が選べます。

ITEM
GT/センサースポーツ
フレーム:Sensor アルミ
カラー:ディープティール

 


 

フォースコンプ

フォースコンプは、オールマウンテン向けのシリーズで、新しいLTSサスペンションは、コントロールしやすく、スムーズなライディングが期待できます。このモデルもFLIP CHIPシステム搭載でダートや激しい下りもジオメトリーを調整することができます。

ITEM
GT/フォースコンプ
フレーム:Forceアルミ
カラー:ガンメタル

 

▼▼GTの詳しい記事はこちら▼▼

 

KONA(コナ)

出典:Facebook/KONA

KONAはカナダ発のブランド。ダンとジェイクの2人によって設立され、プロレーサーと共同開発を積極的に行うことで、存在感のあるMTBを作っているブランドです。サスペンションの種類だけでなく、ダウンヒル、XC、トレイルなどMTBのラインナップも豊富。

 


 

ヘイヘイ

ヘイヘイはXCレース用バイクとして作られ、快適性はもちろん、短めのステムや12速ドライブトレインなど、レースに勝つために必要な装備が揃っている1台と言えるでしょう。レースに出たいという人にもおすすめです。

ITEM
KONA /ヘイヘイ
フレーム:6061アルミ合金
カラー:オレンジ

 


 

プロセス 153

プロセス153は、トレイルからダウンヒルまで、どんな道でも走れる走破性を持っています。トレイルに便利なドロッパーシートポスト、ブレーキにはGuide T4ピストンモデルが導入されていて、どんな天候や地形でも確実かつ、素早いブレーキングが可能です。

ITEM
KONA /プロセス 153
フレーム:6061アルミ
カラー:チャコールブルー

 


 

プロセス 165

プロセス165は、エンデューロ向けの自転車で、下りをメインとするライドには心強い1台。サスペンションは強力な衝撃吸収力のコイルリアショック。また、ダウンヒルに適した強力なグリップ力の専用タイヤを装着していますので、下りを最高に楽しむことができます。

ITEM
KONA/プロセス165
フレーム:6061アルミ
カラー:マットウォームグレー

SPECIALIZED(スペシャライズド)

出典:Facebook/SPECIALIZED

SPECIALIZEDは、カリフォルニア発のブランドで、マウンテンバイクはもちろん、ロードバイクなどでも有名なブランドです。また、快適に乗るためのサドルにも、多くのファンがいます。

 


 

STUMPJUMPERST ALLOY 27,5

STUMPJUMPERST ALLOY 27,5

出典:SPECIALIZED
 フレーム  アルミニウム
 タイヤ  27.5インチ
 参考価格  242,000円

 

Stumpjumper STは、世界で初めて量産型マウンテンバイクとして発売されたモデルです。トレイル向けの安定性とハンドリング性を備えた1台と言えるでしょう。

 


 

EPIC COMP EVO

EPIC COMP EVO

出典:SPECIALIZED
 フレーム  アルミニウム
 タイヤ  29インチ
 参考価格  325,600円

 

EVOは、29インチタイヤを装備し、走破性を持ったXC向けのバイク。ハンドリングしやすい長めのハンドルバーや、ドロップパーシートポストなど、バックカントリーライドに最適なパーツで安定性の高い走行が期待できるでしょう。

SPECIALIZED公式サイトはこちら

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小竹 綾子
小竹 綾子

自転車好きな旦那の影響で、MTBやロードバイクに乗り始めて数年。まだまだ若輩者ですが、その分初心者にもわかりやすく、自転車の楽しさを知っていただけるような記事を書いていきたいです。またイタリア在住ということを活かしたイタリアの自転車事情なども発信していきます!