快適なサイクリングに必須アイテム「ボトルケージ」

ロードバイクでのサイクリング時など、水やスポーツドリンクは必ず用意しますよね。ボトルケージ(ドリンクホルダー)を取り付ければ、バッグなどからボトルを取り出す必要もなく、乗車中でもこまめな水分補給が可能になります。快適なサイクリングや、万が一の脱水症状予防にもボトルケージは、とても便利なアイテムです。
ボトルケージの種類は2つ。サイクルボトル用がおすすめ
ロードバイク用のボトルケージの種類は、大きく分けると2つあります。
サイクルボトル用のボトルケージ

自転車専用のドサイクルボトルに対応しているボトルケージです。形、デザイン、カラー共に種類豊富です。
ペットボトル用のボトルケージ

市販のペットボトルに対応しているタイプのボトルケージです。500mlだけでなく、1.5Lに対応しているサイズもあります。
いくつかあるボトルケージの素材
ボトルケージを選ぶ基準として素材があります。素材は大きく分けて「カーボン素材」「樹脂系のプラスチック素材」「金属」があります。それぞれ特徴があり、価格帯も異なってくるので、参考にしましょう。
カーボン素材

3つの素材の中で最も軽量。シックなデザインのものも多く、高級感があります。取り付け時に締付けが強すぎると、破損の可能性もあるので気をつけましょう。
●参考価格帯:2,000円〜4,000円
プラスチックなどの樹脂素材

価格、軽さ、耐久性とバランスが良いボトルケージ。初心者でもベテランでも、使いやすいでしょう。
●参考価格帯:1,000円〜2,000円
金属素材

クラシカルな見た目が特徴の金属製のボトルケージ。クロモリフレームと相性が良く、取り扱いも簡単です。3つの中で最も耐久性がある素材です。
●参考価格帯:1,000円前後
購入前に気をつけたいポイント
自分に合ったボトルケージかポイントを確認しましょう。
メインで使用するボトルのタイプ

前述したように、自転車用のサイクルボトルを用意するのか、市販のペットボトルを使うのか確認しましょう。
小さい車体は縦方向の収納が難しい

多くのボトルケージは、上からボトルを抜き差しします。ですが車体が小さく、特にフレーム部分が小さいと、ボトルがトップチューブに干渉して使用しづらくなってしまいます。その場合、横からボトルを差し込めるタイプがおすすめです。
車体のデザインと合うか

ボトルケージは自転車を飾るアイテムの一つでもあります。車体と合わせたカラーでデザインを統一したり、またはアクセントの色で選んだりと、自分なりのデザインを楽しみましょう。
ボトルケージのおすすめ6選
ボトルケージは様々なメーカーから販売されていて、どのモデルを選べば良いのか迷ってしまいますよね。それでは、おすすめのボトルケージをご紹介!
TOPEAK(トピーク)のボトルケージ
各種サイクル用品を販売する大手メーカー「TOPEAK」。このモデルの最大の特徴はサイズ調節が可能ということ。調節方法も裏側のボタンを押すだけなので簡単。ボトルのホールド部分には滑り止めが付いているので、凸凹道でも安心です。コストパフォーマンスが高いモデルです。
ITEM
TOPEAK(トピーク) モジュラー ケージ 2
●素材:エンジニアリングプラスチック、アルミ合金
●対応ボトル:63〜74mmボトル
スパカズのボトルケージ
個性的なデザインが魅力のスパカズのボトルケージ。素材はアルミを使用していて、18gという軽量化も実現。耐久性と軽さを兼ね備えた美しいボトルケージです。
ITEM
スパカズ FLY CAGE ANO オイルスリック ボトルケージ
●素材:アルミ
●重量:18g
レザインのボトルケージ
機能性が優れたレザインのボトルケージ。樹脂製で耐久性があり、自転車ツールまで収納できる、珍しいタイプです。しっかりとボトルを保持するのに縦方向、右サイドから抜き差しが可能です。
ITEM
LEZYNE(レザイン)収納ケースつきボトルケージ FLOW STRAGE CAGE ブラック
●素材:マトリクスコンポジット樹脂
●取り出し方法:右サイド、縦
エリートのボトルケージ
ガラス繊維のグラスファイバー素材のエリートのボトルケージ。スリムな形状で、シックなデザインはカーボンロードバイクやシンプルな車体と合わせやすいでしょう。ボトルのホールド感がしっかりしていると評判です。
ITEM
ELITE(エリート) CUSTOM RACE PLUS
●素材:グラスファイバー
●対応ボトル:ボトル径74mmノーマルボトル対応
MINOURAのボトルケージ
航空機の材料としても使用されているジュラルミンを採用した、MINOURAのボトルケージ。ジュラルミンの特徴は、丈夫で軽量であること。ロードバイクで長距離を走る人に特におすすめのボトルケージです。カラーバリエーションも豊富なので、自転車に合ったカラーを選べるでしょう。
ITEM
MINOURA(ミノウラ)/ボトルケージ
●素材:ジュラルミン
●対応ボトル:ボトル径73mm
Blackburnのボトルケージ
自転車のツーリングアイテムメーカーの「Blackburn」。付属のストラップで、ボトルだけではなく様々なアイテムが取り付けられるケージなので、工夫次第で色々な使い方ができるボトルケージです。
ITEM
Blackburn(ブラックバーン) OUTPOST CARGO CAGE
●素材:アルミニウム
●重量:2,164g(ストラップ含む)
【ボトルケージを買ったら】取り付け方を解説

最後に、ボトルケージの取り付け方も簡単にご紹介!
ボトルケージを装着する場所

ボトルケージを取り付ける箇所は、「フレームのダウンチューブ」と「シートチューブ」の2箇所です。サドルの後ろに取り付けるタイプもあります。
装着は2本のボルトで留めるだけ

フレームのダウンチューブにもシートチューブにも、ボトルケージを取り付けることができる2本のボルトが付いています。そのボルトをアーレンキー(六角レンチ)などで外し、ボトルケージを合わせて再び2本のボルトを留めれば、装着完了です。
自分の自転車に合うボトルケージを見つけよう

ロードバイクなど、スポーツバイクを乗る時は、ボトルケージを使ってこまめな水分補給を心がけましょう。素材やデザイン、自分の自転車に合うボトルケージを選んでサイクリングを更に充実させましょう!