ジロ・デ・イタリアとは?レースの特徴から2020年のコースまで解説します!

ジロ・デ・イタリアは、イタリア最大の自転車レースで、最近ではツール・ド・フランス同様日本でも人気が高まりつつあります。そんなジロ・デ・イタリアの基本的な大会情報から、2020年のコースなども含めて、全てわかりやすく解説します!

目次

  • 世界3大自転車レースの1つ「ジロ・デ・イタリア」
  • ジロ・デ・イタリアってどんな大会?
  • 厳選!レース観戦の2つの見どころ
  • 2020年はハンガリーからスタート
  • 長いから面白いジロ・デ・イタリア観戦
アイキャッチ画像出典:Flickr/diego

世界3大自転車レースの1つ「ジロ・デ・イタリア」

世界3大自転車レースの1つ「ジロ・デ・イタリア」

出典:Flickr/Maarten

イタリア全土を舞台にして行われる自転車のロードレース「ジロ・デ・イタリア」。自転車が国民的なスポーツのイタリアでは、開催期間中は国中がこの話題で持ちきりになります。

 

また、ジロ・デ・イタリアは、3大グランツールの1つ。グランツールとは、世界3大自転車レースとも言われ、その他の2つは日本でも知名度が高いフランスの「ツール・ド・フランス」と、スペインの「ブエルタ・ア・エスパーニャ」です。ジロ・デ・イタリアはそれほど、大きな自転車レースのイベントなんです。

 

100年以上の歴史がある伝統のイベント

100年以上の歴史がある伝統のイベント

出典:Flickr/Stefano

ジロ・デ・イタリアが始まったのは、1909年と約100年以上も前。スポーツ新聞である「La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)」を発行しているRCSスポルト社が主催をしています。

 

オフィシャルカラーはピンク。街もピンク色に。

オフィシャルカラーはピンク。街もピンク色に。

出典:flickr/Wessel Blokzijl

ジロ・デ・イタリアのオフィシャルカラーはピンク。これは、主催の「ガゼッタ・デロ・スポルト」の紙面が、ピンクだからです。そのため、5月のジロ・デ・イタリアの季節になると、コースに指定された都市を、ピンクでライトアップしたりなど、あちこちにピンクの照明が灯り、レースを盛り上げます。

 

ジロ・デ・イタリアってどんな大会?

ジロ・デ・イタリアってどんな大会?

大会は毎年5月に開催

ジロ・デ・イタリアは、毎年5月に、約3週間かけて争われるレースです。開催期間は、毎年変わりますが、だいたい5月10日前後から月末、または6月の初旬ぐらいに行われます。

 

場所(コース)はイタリア全土

場所(コース)はイタリア全土

ジロ・デ・イタリアのジロは、Giroと書き、イタリア語で「周遊」や「1周」という意味。しかし、毎年コースが変わるので、場合によっては、サルデーニャがはずれたりなど、すべての地域を網羅しているわけではありません。

 

また最近のジロ・デ・イタリアは、出発地がイタリア国外ということも多くなっています。2020年もハンガリーからスタート。イタリア国外のコースは、今までにないコースを選手が走る新鮮さが魅力です。

ステージレースで競うジロ・デ・イタリア

ステージレースで競うジロ・デ・イタリア

出典:Flickr/J.M.

ステージレースは、複数のステージ(3〜20ステージ)を競って、合計タイムの短さを競うレース方法です。合計タイムを競う総合順位のほか、各ステージごとで順位を決めたり、コース上のポイント通過順位でも、得点が加算されたりするなど、観戦者を飽きさせない工夫が随所にあります。

 

難易度高めの多彩なステージ

難易度高めの多彩なステージ

出典:Flickr/nuestrociclismo.com

ジロ・デ・イタリアは、全部で21ステージあり、全長は3,500㎞にも及びます。1つのステージの長さは、8㎞〜250㎞。山や海沿いの道など風光明媚な場所も多く、平坦ステージ、山岳ステージの他、個人やチームでのタイムトライアルステージなど、多彩なステージが用意されています。

1番の特徴は山岳ステージや急勾配が多い

1番の特徴は山岳ステージや急勾配が多い
出典:Flickr/Sjaak kempe

また、ジロ・デ・イタリアは「山岳ステージが多い」ことが特徴です。ツール・ド・フランスに比べると、圧倒的に勾配が厳しい山岳ステージや、5月だと雪が残っている場所もあり、かなり厳しいレースになることから、世界最高のレースとの呼び声も高いのです。

 

参加選手は世界各国から

出場選手は世界各国から、参加します。参加人数は、年によっても違っていますが、2019年は約180の選手がエントリー。UCIワールドチームやプロコンチネンタルチームの他、主催者招待枠であるワイルドカードに選ばれたチームをあわせ、25〜28チームほどが参加します。

 

気になる賞金総額は?

ジロ・デ・イタリアで、総合優勝に輝いた場合の賞金総額は、約3,200万円。2位は約1,600万円、3位は800万円です。賞金の額は違いますが、1位から20位までの選手が賞金を手に入れます。

また、総合優勝の賞金のほか、各ステージ優勝や、マリア・ローザ(区間賞)、山岳賞、ポイント賞、新人賞など、様々な賞金があります。

 

厳選!レース観戦の2つの見どころ

厳選!レース観戦の2つの見どころ

出典:Flickr/Marsel Minga

ジロ・デ・イタリアの見どころは、たくさんあるのですが、おすすめは下記の2つのポイントです。

最高傾斜19%!きつい山岳コースがもりだくさん

最高傾斜19%!きつい山岳コースがもりだくさん

出典:Flickr/Sjaak kempe

ジロ・デ・イタリアは、山道など傾斜が10%以上という急斜面やきついカーブ、登り降りが続きます。風景も美しいのですが、急斜面を登っている選手をみると、見ている方も思わず手に汗にぎります。

マリア・ローザなど個人賞のチェックも醍醐味

マリア・ローザなど個人賞のチェックも醍醐味

出典:Flickr/nuestrociclismo.com

ジロ・デ・イタリアには、マリア・ローザと呼ばれるピンク色のジャージがあります。それは、個人総合1位の人が翌日に着る権利を与えられる栄光のジャージ。レース観戦している人も、一発で見つけることができるので、顔で覚えられない人は、ピンクのジャージをチェックすれば簡単です。

2020年はハンガリーからスタート

2020年はハンガリーからスタート

すでに発表されている2020年のコースを、ご紹介しましょう!

5月9日ブダペストから開催

出典:You tube/Giro d’italia 2020

2020年のジロ・デ・イタリアは、ハンガリーのブダベストがスタートです。最近は、イタリア国外が多いのですが、ブダベストは初めて。イタリアでは、ジロ・デ・イタリア関連のニュースとしてブダベストを紹介したりなど、もう今から準備に入っている感があります。

上記の動画は、2020年のジロ・デ・イタリアのコースを紹介したものです。海側山側などグラフィックでわかりやすくなっているので、どんなコースを自転車で通るのか、見てみるのも面白いですよ。

 

イタリアのステージはシチリアから北上するコース

イタリアのステージはシチリアから北上するコース

ブダベストのステージが終わると、今度はシチリアに入り、ギリシャ神殿で有名なアグリジェントや、活火山で有名なエトナ山を見ながら、イタリア本土に入り、北上していくコースです。

 

長いから面白いジロ・デ・イタリア観戦

ジロ・デ・イタリアは、有名選手もたくさん出ますし、魅力的なコースも多く、自転車ファンにはたまらないレースの1つです。

今まで見たことがないという人なら、ぜひ1度は見てみると良いですよ。その楽しさに、ハマること間違いなしです!

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小竹 綾子
小竹 綾子

自転車好きな旦那の影響で、MTBやロードバイクに乗り始めて数年。まだまだ若輩者ですが、その分初心者にもわかりやすく、自転車の楽しさを知っていただけるような記事を書いていきたいです。またイタリア在住ということを活かしたイタリアの自転車事情なども発信していきます!